ジャパンディスプレイ(JDI)は26日、筆頭株主のいちごトラストが保有するB種優先株式とD種優先株式をすべて同日付で普通株式に転換したと発表した。
いちごトラストの議決権比率は49.28%から56.7%に上昇する。転換により流通株式比率が下がり、2023年3月末時点で東京証券取引所のプライム市場の上場基準である同比率35%以上を満たさなくなる見通し。
JDIはプライム上場維持の特例を活用するため、基準適合に向けた計画を23年6月までに公表するとしている。
JDIの普通株の発行済み株式総数は6億5800万株増え、約19億5416万株となった。B種とD種の優先株はこれまですべていちごトラストが保有しており、普通株にいつでも転換できる状態だった。JDIの優先株はほかにA種、E種があり、いちごトラストとINCJが保有している。
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