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Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

C_CPT

20 Sep

更生手続き申し立ての中華映管、破産宣告

台湾の中小型パネルメーカーで、裁判所に会社更生手続きと保全処分を申し立てていた中華映管(CPT)は18日に開いた董事会(取締役会)で、破産宣告を決議した。債権者が同社資産の強制差し押さえ執行を裁判所に申し立て、事業継続が困難と判断した。

CPT haggles with creditors

Debt-ridden flat-panel maker Chunghwa Picture Tubes Ltd (CPT, 中華映管) yesterday said that its creditors, including LCD material supplier Echem Solutions Corp (新應材), have submitted requests to the Taoyuan District Court that CPT execute its obligations. As the company’s restructuring plan was rejected by the court, it faces an imminent risk of having its assets liquidated if the court approves the creditors’ requests. CPT continues to negotiate with creditors to repay its debts, the company said in a filing with the Taiwan Stock Exchange.



2 Sep

中華映管廃業へ、全従業員の解雇発表

経営危機の中小型液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)は29日、全従業員約2,100人の解雇を決定したと発表した。事実上、廃業に等しい決定だ。創業48年、台湾メーカーとして初めて大型パネルを量産した同社は、中国勢の台頭による業界競争の激化によって、初めて市場から姿を消す台湾パネルメーカーとなる。30日付経済日報などが報じた。

同社の29日発表によると、経営悪化で受注がゼロとなり、全従業員の解雇決定に至った。今後、労働基準法(労基法)など関連法令に基づいて全従業員の解雇手続きを行う。解雇日は正式には60日後となる。今回の大量解雇によって工場生産が完全に停止し、廃業への手続きに移るとみられる。

 同社は昨年12月、経営悪化が明らかとなり、今年3月には当時の従業員の55%に当たる2,500人を解雇していた。第6世代工場での少量生産に注力し、第4.5世代工場を閉鎖、売却する計画だった。



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5 Aug

中華映管、解散の可能性濃厚に

経営危機にある中堅液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)が、桃園地方法院(地裁)より会社更生手続きを巡る抗告を棄却された。債権行使の差し止め請求も期限を迎え、再延長はできないため、同社は解散を迫られる可能性が濃厚となった。1日付経済日報などが報じた。

中華映管は今年2月、更生手続きの申し立てが桃園地裁に棄却されたため抗告を行ったが、今回はこれが認められない結果となった。桃園地裁は、最大債権銀行の台湾銀行(台銀)が更生手続きへの賛否を明確にしておらず、陽信商業銀行(サニーバンク)など残りの債権行も賛成していないと棄却理由を説明した。中華映管は31日、臨時董事会で対策を協議したが結論は出なかった。きょう1日も引き続き検討を行う。



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13 Mar

中華映管が大リストラ、従業員を半分以下に

経営再建を目指す中小型液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)は11日、従業員全体の55%に当たる2,500人を5月10日に解雇すると発表した。台湾パネル業界で過去最大の人員削減となる。経営悪化が明るみに出たことで顧客離れが起き、売上高が激減する中、大型リストラに取り組まざるを得なくなった。12日付経済日報などが報じた

解雇対象となるのは、桃園市の楊梅工場と龍潭工場の台湾籍の従業員で、台湾人従業員全体の約7割に当たる。同社の全従業員数は4,500人。既に桃園市政府労働局に大量解雇計画書を提出、18日に初回の労使協議を行う予定だ。

 業界関係者によると、解雇手当の支出額は10億~20億台湾元(約36億~72億円)に上る見通し。これに対し、同社の退職金用積立額は9億元にとどまる。財務体質の悪化した同社にとって大きな負担となりそうだ。



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19 Dec

「早期の稼働再開目指す」、中華映管が再建意欲強調

00cpt_2 裁判所への会社更生手続き申し立ての発表後、工場の稼働が止まった中華映管(CPT)は17日、顧客とサプライチェーンの協力の下で生産再開を目指す考えを表明した。ただ、液晶パネルのサプライチェーンは規模が膨大で、いったん止まった生産ラインの再稼働には困難が伴い、今後1週間が鍵になるとの指摘が出ている。18日付工商時報などが報じた。

 中華映管は、支払い能力を懸念したサプライヤーが原材料供給を停止した結果、桃園市の龍潭第6世代工場と楊梅第4.5世代工場が稼働を停止した。林盛昌総経理は17日、従業員向けのメールで、顧客とサプライチェーンの支持を取り付けて、早期の稼働再開を目指すと表明した。そして、会社再建のためには徹底した改革とスリム化推進が必須で、そうしてこそ債権銀行団の支持が得られると強調した。



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19 Dec

経営破綻の中華映管、龍潭・楊梅工場が稼働停止

経営破綻で裁判所への会社更生手続き申請を決めた中小型パネルメーカー、中華映管(CPT)の、桃園市の龍潭第6世代工場と楊梅第4.5世代工場が15日、突然稼働を停止した。売掛金回収に懸念を抱いた窒素メーカーが供給を止めたためと伝えられている。同社は、生産停止は一部のみで、2~3日後に出荷を再開すると強調した。一方、債権銀行団は17日に予定される会議で、会社更生手続きではなく債務再編交渉を主張するもようだが、認められる可能性は低いようだ。17日付工商時報などが報じた。

中華映管の台湾の生産拠点は両工場のみ。鍾兆其副総経理は、一部稼働停止はサプライヤーが原料供給を止めたことで影響を受けたと説明した。

 同社のある中間管理職者によると、この企業は製造工程の鍵となる窒素を供給する聯華気体工業で、中華映管による支払い能力を懸念して、契約違反を承知しつつ14日夜に供給をストップしたという。



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14 Dec

【台湾報道】 CPT(中華映管)、会社更生手続き申請

00cpt_2大同集団傘下の中小型液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)が13日、中国子会社が銀行債務を返済できず、本社も支援能力がないことから、裁判所に会社更生手続きと保全処分を申請することを決めた。台湾の液晶パネルメーカーが会社更生手続きを行うのは同社が初めてだ。14日付工商時報が報じた。

(関連記事:  Taipei Times "Unable to pay back debts, CPT plans to file for restructuring")

同社の黄世昌財務長によると、今年はパネル供給過剰と米中貿易戦争でパネル価格が大幅に値下がりし、経営環境が悪化した中、出資比率26.37%の中国子会社、華映科技が延滞分20億人民元を含む計33億人民元(約550億円)の債務を抱え、12月4日に2位株主の福建省電子信息集団と共に返済催告を受けていた。また、傘下の海外持ち株会社、中華映管(バミューダ)も中国民生銀行香港支店からの5,300万米ドルの債務が返済不能となったことから、裁判所に会社更生手続きと保全処分を申請して従業員と債権者、株主の権益を守ることを決めた。



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26 Jan

CPT系列、中小型パネルの受注満杯、春節連休も生産

中華映管(CPT)傘下の中小型液晶パネルメーカー、凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)と中小型パッシブマトリックス型有機発光ダイオード(PMOLED)パネルメーカー、智晶光電(ワイズチップ・セミコンダクター、WSI)は、台湾の工場で春節(旧正月、今年は2月8日)連休9日間を返上して出荷を急ぐ。
両社とも受注が満杯で供給が追い付かないことを受けての措置だ。25日付経済日報が報じた。
パネル市場は大型製品が主力の群創光電(イノラックス)や友達光電(AUO)がオファー価格の下落で減産を迫られている一方、スマートフォンに使用される中小型パネルのオファー価格は1月に1~3%上昇と反転。4~5インチ製品の上昇幅が特に大きかった。



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8 Jan

CPTがGiantPlusへ生産ラインを譲渡

2015年10月30日、Chunghwa Picture Tubes Ltd. (CPT) は、同社の4世代a-Si TFT生産ラインをGiantPlus Technology Co., Ltd.へ18億NTDで譲渡する旨を発表した。
公式な生産ラインの譲渡は2016年1月を予定しており、2015年12月時点で両社は人員の転籍などを徐々に行っている。なお、土地は売却対象に含まれていない。
GiantPlusはCPT傘下の子会社であるが、両社の運営は別々に行われている。親会社であるCPTは、中核事業であるスマートフォン向けセル販売が価格下落に見舞われており、厳しい財務状況が続いている。



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16 Dec

CPT,Hannstar、11月売上が前年比で急落

CPTは11月の売上がNT$3.754 billion(US$114.4 million)と対前月比で9.3%、対前年比で23.7%と急落した。
11月までの2015年通年では、NT$44.08 billionと対前年比で15.1%低下となった。
Chunghwa Picture Tubes (CPT) has reported its revenues for November 2015 reached NT$3.754 billion (US$114.4 million), down 9.3% on month and down 23.7% on year.
For January-November 2015 the company reported a 15.1% on-year decline in revenues at NT$44.08 billion.



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9 Nov

中華映管(CPT)が無給休暇3千人、パネル業界にも波及

中小型液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)の林盛昌総経理は5日、解雇しないという前提の下で、来週10日から14カ月間、週1~2日の無給休暇を導入することを明らかにした。対象は間接人員(管理職、事務職、工場のエンジニア)で、3,000人近い。今回のパネル不況を受けて、業界の先頭を切っての無給休暇実施となる。6日付経済日報などが報じた。
中華映管は、当局に無給休暇の届け出は済んでおり、6日から従業員に同意書へのサインを求めると説明した。直接人員は3組2交替制を4組2交替制に切り替え、労働時間を減らす。会社と従業員が一体となって、パネル不況を乗り切りたいと表明した。
 桃園市政府労働局の潘鴻麟局長は同日夜、無給休暇の届け出はまだ出ていないが、上限は1回3カ月だとくぎを刺した。



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4 Oct

CPT、福建に第6世代工場 17年9月量産

中小型パネルの台湾CPT(華映)の中国子会社、華映科技は2015年9月26日、中国政府の資金を含め120億元(1元=約18.8円)を投じて福建省莆田市に第6世代パネル工場を建設すると正式に表明した。
17年9月に量産を本格化する計画。台湾紙『経済日報』(9月28日付)が報じた。
17 Jul

[台湾報道] 中華映管、タブレット用パネルで世界2位に

中小型液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)は5月のタブレット端末用パネル出荷量が約300万枚で、世界2位に躍進した。サムスンディスプレイ、LGディスプレイ(LGD)を抜き、首位の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)に続いた。5インチ以上の大画面スマートフォン「ファブレット」の人気からタブレット需要に陰りが見られる中、中華映管の林盛昌総経理は、量より利益重視で製品を選別し、今後は車載用パネルを強化すると方針を示した。16日付電子時報が報じた。
中華映管は5月、タブレット用パネル市場でシェアが16.9%に拡大した。7インチパネルの出荷急増が主因だ。主な顧客は華碩電脳(ASUS)、中国のホワイトボックス(ナショナルブランド以外の総称、中国語は白牌)とみられる。
 一方、首位のBOEは出荷量400万枚でシェア23.9%、サムスンとLGDはそれぞれ出荷量200万枚余りでシェア14.3%、13%だった。


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25 Jun

台湾メディアを駆け巡るCPTとInnolux合弁の噂

記事概要ですが、CPTとInnoluxは合弁すべきという株主の要望が根強いという噂が台湾メディアを駆け巡っている。
CPTがFOXCONN傘下のInnoluxに合弁されたほうが、同系列のサプライチェーンに参画できることと今後発展が見込まれるロボットやIndustry 4.0 サービスに加われるとしている。
CPTはこのような噂を否定していて単独でも健全な経営を維持できるとしている。
(原文記事は次ページ以降)


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7 Jun

FlexEnable Partners CPT on Flexible AMOLED Displays

flex_display
FlexEnable, the leader in the development and industrialisation of flexible organic electronics, has partnered with Chunghwa Picture Tube (CPT), a renowned display maker, to drive the penetration of truly flexible AMOLED displays, a market predicted to explode to $16 billion by 2020, according to IDTechEx.
プラスチック基板を使った低温プロセスによる有機ELパネルを英国のFlexEnableと台湾CPTがSIDで紹介しました。ビデオレート60Hzで駆動し厚さは125μm。
現存のOLED量産工程に最低限の改造を加えることで生産可能で低価格の製品化が見込まれるとしています。
両社はパートナーシップを組んで製品化に向けて開発を進めると表明しました。
Move to full article (英文)


6 Jun

中小型パネルのCPT、福建に6世代工場 資金は全額中国で調達

中小型パネルの台湾CPT(華映)は2015年6月2日、120億元(1元=約20円)を投じて、中国福建省莆田市に第6世代工場を設立する計画を明らかにした。また、資金は全額、中国で調達すると表明した。
台湾の経済紙『工商時報』(6月3日付)が報じた。
3 Jan

CPT、台湾北部にあるBa-De工場の土地と建物の一部を売却

DigiTimesによると、台湾Chunghwa Picture Tubes(CPT)は台湾北部にあるBa-De工場の土地および建物の一部を売却するという。売却額は合計28億1400万台湾ドル(約92億円)。売却するのは土地6.14ha、総床面積2万9275m2の建物。
Ba-De工場には月産7万シートの生産能力を持つ第4世代(4G)ラインがあり、本社機能を備える。今回の売却による、同工場の生産への影響はないという。また、今後はLung-Tan工場に本社機能を移す模様。
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