return_to_forever

Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

J_日本

31 Mar

有機ELの更なる進化を支える若き女性技術者とは? - 世界最高レベルの『idemitsuブルー』誕生の背景に迫る

Screenshot 2023-03-31 07.34.24突然ですが、皆さんは「出光興産」と聞いて何をイメージしますか?

多くの方が「ガソリンスタンド」と答えるのではないでしょうか。たしかに、出光興産は石油事業をメインとする老舗企業で、ガソリンスタンドのイメージが強いこともうなずけます。しかし実は、地球環境保全のため「省資源」を目標に掲げ、「地球環境にやさしい素材」の開発に取り組んでいる企業でもあるんです!

さらに、中期経営計画では大卒の女性採用比率50%を目標に掲げ、男女の別なく活躍できる企業へと更なる進化を遂げようとしています。
そこでこの記事では、実際に出光興産で働く社員の方にインタビューし、“出光興産ならではの省資源”への取り組みを紹介します。





続きを読む »
29 Mar

JOLED生産拠点閉鎖「期待裏切られた」 石川県能美市長「順調と聞いていた」

JOLED能美市能美市に有機ELパネルの開発・製造拠点を持つJOLED(ジェイオーレッド、東京)が民事再生法の手続きを申請し、能美事業所を閉鎖することが明らかになった27日、石川県内にも動揺と落胆が広がった。世界初の技術を発信する工場として期待を集め、県や能美市は多額の助成金を出して支援しており、行政や地元経済関係者からは「裏切られた」「工場はどうなるのか」と不安の声が聞かれた。

 「何も聞いていない。こちらからは何とも言いようがない」。JOLED能美事業所の従業員は北國新聞社の取材に、困惑を隠さなかった。  

日本のディスプレー事業浮上の足がかりとして期待されていたJOLED。その基幹工場である能美事業所が閉鎖されることに対し、地元能美市のショックは大きい。





続きを読む »
28 Mar

【日本化学会 第28回技術進歩賞受賞】東レ、 「高耐久性有機蛍光体の研究・開発と広色域液晶ディスプレイ用波長変換シートへの展開」で受賞

2023-03-27_toray 東レは、『高耐久性有機蛍光体の研究・開発と広色域液晶ディスプレイ用波長変換シートへの展開』について、日本化学会より「第28回(2022年度)技術進歩賞」を受賞した。

 このたびの受賞は、高色純度・高効率を実現しつつ、飛躍的に耐久性を向上した有機蛍光体を開発した点、さらに、開発した有機蛍光体を用いて液晶ディスプレイの広色域化に貢献し、かつ毒性元素を含まない、環境に配慮した波長変換シートを創出した点が評価されたもの。
 有機蛍光体は、エネルギーを光に変換する有機材料であり、設計自由度や発光特性の点で優れることから蛍光標識や増感剤として用いられており、近年では電子情報分野やエネルギー分野などのさまざまな先端分野で適用が検討されている。しかしながら、無機蛍光体と比較して耐久性の点で劣ることが多くの用途で実用化の壁になっていた。





続きを読む »
22 Mar

地域共創パートナー契約 締結のお知らせ

OLED青森日頃より、ヴァンラーレ八戸へ厚いご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。

 この度、ヴァンラーレ八戸では、OLED青森株式会社様と地域共創パートナー契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。





16 Mar

市場を開拓し、低欲望社会を乗り越えるマーケティングの考え方――LGエレクトロニクス・ジャパン 宇佐美夕佳インタビュー

LG Japan世界シェアNo.1の有機ELテレビなど注目の製品を取り揃えるLGエレクトロニクス・ジャパン。最近では市場をゼロから開拓して成功した衣類ケア家電のLG Styler(スタイラー、スチームウォッシュ&ドライ)が売り上げを伸ばしているとして話題になっています。

そのLGエレクトロニクス・ジャパンでマーケティング統括責任者を務めるのが宇佐美夕佳さんです。 同社の成長を牽引する立役者の一人として活躍する宇佐美さんは、どのような人物で、どんなマーケティングで売り上げやマーケットシェアを拡大してきたのでしょうか。

 今回はLGエレクトロニクス・ジャパン マーケティング統括責任者の宇佐美夕佳さんを取材しました。





続きを読む »
15 Mar

折り曲げ可能、ガラスに電池内蔵…進化続ける太陽光発電 メーカー各社、しのぎ削る開発競争

太陽光発電 脱炭素社会の実現に向けて普及が進む太陽光発電。都会のビルなどでは、屋上に発電設備が設置されるのが一般的だが、最近は太陽電池を内蔵した窓ガラスなど垂直面での発電も可能に。
さらに、薄く軽量で柔軟性のある次世代太陽電池への期待も高まっており、メーカー各社が量産に向け、技術の開発にしのぎを削っている。

進学校として有名な荒川区の開成学園。2年前に完成した新校舎に、太陽電池を挟んだ窓ガラス66枚を導入した。





続きを読む »
28 Feb

ドコモ、折りたたみ式の「DIGNO ケータイ KY-42C」を3/10発売

DOCOMO 20221006160602_512_NTTドコモは、2023年3月以降の発売を予定していてた、2022-2023冬春モデル「DIGNO ケータイ KY-42C」(京セラ製)の発売日を決定。3月10日より発売する。

「DIGNO ケータイ KY-42C」は、メインディスプレイに約3.4型FWVGA液晶(480×854ドット)を搭載したモデル。カメラ機能は、アウトカメラが約800万画素(F2.4)。インカメラは非搭載だ。

 機能面では、画面の色彩を高める「みやすさ調整」、はっきりとした振動で着信に気がつきやすい「でかバイブ」、聞き取りやすい音質の「でか着信音」、通話終了後に直前の通話内容を保存できる「通話後録音」などを装備する。





続きを読む »
21 Feb

成田空港に「世界最大級の太陽光発電所」建設へ CO2排出量“実質ゼロ”を目指して

Narita AP成田空港に世界最大級の太陽光発電所などを建設します。東京ガスは成田国際空港と共同出資して、新会社を設立すると発表しました。  

成田空港で使用するエネルギーから排出されるCO2の排出量を2050年に実質ゼロにすることを目指し、世界最大規模となる180MW(=一般家庭およそ7万世帯分)の太陽光発電所を空港の敷地内に建設します。





続きを読む »
21 Feb

ワイエイシイホールディングス---連結子会社のワイエイシイデンコーがワイエイシイテクノロジーズを吸収合併

ワイエイシイホールディングスは、17日、連結子会社であるワイエイシイデンコーとワイエイシイテクノロジーズが合併することを決議した。

 ワイエイシイデンコーとワイエイシイテクノロジーズは、それぞれ加熱処理装置とドライエッチング装置を主体とし、同じフラットパネルディスプレイ業界向けに装置の製造販売を行っている。





続きを読む »
17 Feb

南海 関西空港駅 透明ディスプレイ字幕翻訳 実証実験

透明ディスプレイ南海電気鉄道は、「透明ディスプレイを活用したユニバーサルコミュニケーションサービス」の実証実験を実施。利用者と係員の会話を音声認識エンジンで自動翻訳のうえ、ディスプレイに字幕で表示。実施期間は、2023年2月21日(火)~3月22日(水)。実施場所は、関西空港駅の「南海チケットオフィス」。対応言語は、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字)など計15か国語。





続きを読む »
13 Feb

細野秀雄栄誉教授が2022年のエドワード・ライン テクノロジー賞を受賞

IGZO 2023東京工業大学の細野秀雄栄誉教授が2022年のエドワード・ライン テクノロジー賞を受賞しました。

この賞は発明家であり、数多くのノンフィクションの著者であった故エドワード・ライン氏にちなんで1972年に設立されたエドワード・ライン財団が授与する国際賞で、情報工学の基礎に関する研究や開発で大きなインパクトを有する卓越した業績を挙げた研究者を対象としています。
1979年以来、毎年1件の授与があります。
細野栄誉教授の受賞タイトルは「ディスプレイ用金属酸化物薄膜トランジスタの発明」です。
授賞式と記念講演は、コロナのため1年延期され2023年6月にドイツで開催されます。

この賞の過去の受賞者には磁気共鳴イメージングの基本原理を最初に提案したポール・クリスチャン・ラウターバー博士(2003年ノーベル医学・生理学賞)や、有機ELの発明者のチン・タン博士、DFBレーザを発明した本学元学長の末松安晴栄誉教授をはじめ情報科学と工学の分野で著名な人達が名を連ねています。





続きを読む »
13 Feb

チッソの4-12月期 生産調整で液晶材料は出荷低調

チッソは9日、2023年3月期第3四半期(4-12月期)の連結業績を発表した。
売上高は前年同期比9%増の1084億円、営業利益21%増の61億円、経常利益7%減の82億円、純利益67%減の41億円となった。





8 Feb

住友電工、再エネ向け寿命2倍の蓄電池 北米に新工場

風力など再生可能エネルギーの蓄電用途に向く大型電池で、住友電気工業が米国市場の開拓に向けて新工場を北米に建設する。充放電を繰り返しても劣化しにくいタイプで、寿命は約20年とリチウムイオン電池の2倍になる。米国は政府や州レベルで再エネ導入を進めており、2035年には北米の蓄電池だけで1兆円超の市場が立ち上がる。現地生産で新市場を取り込み、ポスト・リチウムイオン電池の座を狙う。

井上治社長が日本経済新聞の取材に「米国は再エネ導入が進むカリフォルニア州を筆頭に、蓄電池の最大市場になる」とした上で、「現地生産で事業規模を拡大していく」と明らかにした。建設地は今後詰めるが、テキサス州やメキシコ中部アグアスカリエンテス州などを想定している。

 新工場で扱うのはレドックスフロー電池と呼ばれる大型の設置式蓄電池だ。タンクにためたレアメタル(希少金属)のバナジウムの液体を循環させる。電極とバナジウムが電子をやりとりして充放電する。電極を化学変化させるリチウムイオン電池と異なり、電極が劣化しにくい。耐久性は20〜30年と2倍程度。難燃性の材料を使っており、大型化しても安全性が高い利点がある。





続きを読む »
1 Feb

東洋紡が「液晶向けフィルム」薄肉化で2割増産 世界シェア拡大なるか

東洋紡は液晶偏光子保護フィルム「コスモシャインSRF」を薄肉化により面積ベースで20%増産する。現行品の膜厚80マイクロメートル(マイクロは100万分の1)から、2025年に全て同60マイクロメートル品への置き換えを目指す。

犬山工場(愛知県犬山市)や敦賀事業所(福井県敦賀市)の既存設備で同60マイクロメートル品を量産するための技術を開発中。設備を新設せずに供給量を増やし、現状50%の液晶テレビ向け偏光子保護フィルムの世界シェア拡大を狙う。





続きを読む »
30 Jan

京セラ、映像が浮き上がるディスプレー 2025年実用化へ

Kyocera 3D京セラは映像が画面から浮き上がって見えるディスプレーを開発した。凹型の鏡を使った独自構造で、従来製品よりも高精細の映像を映し出せるようにした。非接触でパネルを操作したり商品を見たりするための需要を見込み2025年ごろの実用化を目指す。

 開発したのは「高精細 空中ディスプレイ」。凹型の鏡と光源を内蔵した装置で、正面から見ると映像が画面の15センチメートルほど手前の空中にあるように見える。





続きを読む »
27 Jan

日東電工、23年3月期純利益を下方修正 スマホ向け失速

日東電工は26日、2023年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比3%増の1000億円になる見通しだと発表した。従来予想から150億円下方修正した。新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要の反動減でスマートフォンやパソコンなどが失速。エレクトロニクス向けの製品の市況が急速に悪化していることが響く。

下方修正してもなお、通期の純利益は過去最高だった22年3月期(971億円)を上回る見込み。
ただ、市場予想の平均(QUICKコンセンサス)の1187億円からは大幅に下回る。
売上高は10%増の9400億円で、従来予想から150億円引き下げた。





続きを読む »
24 Jan

圧倒的な没入感の「湾曲LEDウォール」とバーチャルスタジオを備えたイベント会場がヒルトン東京に誕生

Vega Project K.K.(ベガプロジェクト)は、国内ホテル最大級の湾曲LEDウォールをヒルトン東京にてローンチした。

 ​AV/ITソリューションプロバイダーの「Vega Project K.K.(ベガプロジェクト)」(代表取締役 ジョンズ・リチャード)は、国内ホテル最大級の湾曲LEDウォールをヒルトン東京4階「菊の間」にローンチしました。
西新宿駅から地下通路から直結で徒歩3分という好立地の高級ホテル内に、世界最高水準のLEDウォールと音響機材が完備されています。
すでに国内外から多くのメディアに取り上げれらている、今国内でも注目度が高いイベント会場です。





続きを読む »
18 Jan

新年トップインタビュー/加貫ローラ製作所社長 加貫泰弘氏

「2022年は厳しい環境ながらコロナからの立ち直りで受注が回復し、事業としてはまずまずだった」と話す加貫ローラ製作所の加貫泰弘社長。2023年は特に液晶偏光フィルム用ロールに関するニーズを幅広く獲得し、シェアアップに繋げていく方針だ。

■2022年を振り返って  

原材料の供給停滞や価格高騰、秋からの電力料金の大幅上昇など取り巻く環境は厳しかったが、事業としてはまずまずだった。コロナから立ち直り、取引先の事業が活動を再開したことを受けて、当社の受注も順調に回復した。社内においても残業時間の削減を実現するために製造・営業を問わず効率的な働き方に取り組んだ。こうした努力がしっかりと実を結び、効果を発揮した一年だった。






続きを読む »
29 Dec

アップル・ジャパンに140億円の追徴課税、転売目的の怪しい大量購入

過去最大規模の追徴額らしい。

東京国税局の税務調査を受けて、アップル・ジャパンは、2021年までの2年間で約140億円の消費税を追徴課税されたことが報じられました。

一般的に、10%の消費税は国内での消費にかけられるものであり、訪日客が購入して海外に持ち出す場合には免税となりますが、転売の場合は認められません。
円安が激しい日本は、現状世界でもトップクラスでiPhone等アップル製品が安く購入できる国であるため、転売目的の購入が増加したそうです。





続きを読む »
28 Dec

[更新] 液晶/有機EL関連企業・銘柄コード・所在地・主力製品一覧(日本企業)

[更新] ・2022/12/28--ワイエイシーHD、マルマエ、スクリーンHD 追加

FPD関連企業の株価は装置・材料メーカーとも好不調入り混じっています。

液晶/有機ELなどのFPD関連企業とその株価(銘柄コード)と特長をまとめていきます。
まず装置と部品材料メーカーを記載、今後思いつくまま、大小・分野問わず順次追加していきます。



1. 製造装置・製造ツール関係 ... 掲載順不同

銘柄コード
企業名FPD主力製品
本社所在地
特長
ブログ記事

6677
SKエレクトロニクス
フォトマスク
京都
大型液晶用フォトマスク世界一位


8061西華産業
検査装置
東京
三菱系機会商社、有機EL検査装置
 
6728
アルバック
スパッタリング装置茅ヶ崎
真空技術を核に液晶有機EL装置
 
7717
ブイ・テクノロジー
製造・検査装置横浜
製造・検査関連装置。ファブレス
 
7731
ニコン
露光装置東京
一眼レフカメラ、半導体・液晶製露光装置

5999
イハラサイエンス
高圧接手東京
装置部品

6258
平田機工
搬送装置熊本
FPD搬送装置

6227
AIメカテック
製造装置東京
FPD装置2021/8
6323
ローツェ
製造装置東京
搬送装置

7881
タカノ
検査装置長野
液晶検査装置

6298
ワイエイシーHD 製造装置昭島市
ドライエッチング装置

6264
マルマエ
製造装置出水市真空装置

7735
スクリーンHD
製造装置京都市
塗布・乾燥装置2023/8
 



保存保存保存保存保存保存続きを読む »
22 Dec

SCREENホールディングス、塗布乾燥装置の新製品を発売

SCREENホールディングス(スクリン) は20日、グループのSCREENファインテックソリューションズが、フレキシブルディスプレー用基板形成工程用塗布乾燥装置の新製品、第6世代基板用「SK-P1501G」、第8世代基板用「SK-P2200G」を開発。有機ELディスプレー製造装置群「Eシリーズ」の新たなラインアップとして、12月から販売を開始したと発表した。





続きを読む »
22 Dec

【日本最長級】160mのプロジェクションマッピング|広島マリーナホップ

Hiroshima 20221220guguseto広島市西区の「マリーナホップ」にある、常設としては日本最長級のプロジェクションマッピングを広島ホームテレビの山﨑アナがご紹介します。

山﨑アナ「遊歩道から見えるヨットハーバー!ロマンチックですよね。マリーナホップでは、夜の景色がさらに楽しくなるイベントがあるんです!」

それは遊歩道をスクリーンにして広がる、常設としては日本最長級160mものプロジェクションマッピング! 山﨑アナ「映像の中に自分が入ることもできて楽しいです!」





続きを読む »
20 Dec

イビデンが中国のプリント配線板工場を売却する背景事情

イビデンは中国のスマートフォン用プリント配線板の生産完全子会社「揖斐電電子(北京)」(北京市)の全株式を中国の投資会社に2023年3月末に約177億円で売却する。
スマホ市場が成熟し、経営資源を成長が見込めるICパッケージ事業に集中する。





続きを読む »
12 Dec

日本代表の活躍で薄型テレビがバカ売れ! 2022年に売れたデジタル家電

日本代表チームの活躍で大いに盛り上がったサッカーワールドカップ(W杯)。日本代表が次々に金星を挙げて勝ち進むのと合わせ、薄型テレビの販売が右肩上がりで伸びていた、という興味深いデータを調査会社のBCNが発表しました。W杯は、無料配信を実施したABEMAの中継をスマホで見た人が多かったと思いますが、「歴史的な勝利を大画面で見たい!」と考えた人も相当多かったようです。

 12月8日、BCNが「コロナ夜明け前のデジタル家電、年末商戦の行方 そしてテレビはW杯で売れているのか?」と題した発表会を実施。主要な家電量販店の販売データをもとに、デジタル家電の販売状況やメーカー別シェアなどのデータを公開しました。





続きを読む »
30 Nov

IMAGICA GROUP総合力展『IMAGICA GROUP EXPO』を開催しました

imagica 2022映像の企画から制作、映像編集、配信・流通向けサービスに至るまでを、グローバルにワンストップでお届けする株式会社 IMAGICA GROUP(本社:東京都港区、代表取締役社長:布施 信夫)は、グループ各社のご紹介と、グループの連携事例や最先端技術で創出した新しい映像体験などをお披露目する場として、2022年11月25日、26日に東京ポートシティ竹芝・竹芝ポートホールにて、IMAGICA GROUP総合力展『IMAGICA GROUP EXPO』を完全招待制(25日は当社グループのお客様向けのビジネスデイ、26日はグループ会社の従業員およびご家族向けのファミリーデイ)として開催しました。
 





続きを読む »
25 Nov

建物外壁が太陽光パネルに、AGCが開発した設置工法の中身

AGC-ee0166f1aa1eAGCはノザワと共同で、建物の壁で発電可能な太陽光パネルの設置工法を開発した。
太陽光パネルの設置場所の不足が課題となる中、外壁に設置することでこれを解決するだけでなく、建物のエネルギー自給率の向上にも貢献する。
事務所などの建物での実用化に向けてまず試験的に販売し、2023年中の本格販売を目指す。





続きを読む »
25 Nov

日本勢、成長分野で弱さ 21年シェア調査 首位は7品目どまり 積極投資、競争力に不可欠

Screenshot 2022-11-23 21.47.14日本経済新聞社が実施した2021年の「主要商品・サービスシェア調査」で日本企業の首位は7品目にとどまった。日本勢が上位を独占する品目もあるが、いずれも成熟産業で大きな伸びは期待できない。医薬やIT(情報技術)など成長分野での存在感は薄い。

日本の首位は自動車、自動二輪、デジタルカメラ、A3レーザー複写機・複合機、CMOS画像センサー、携帯用リチウムイオン電池、偏光板の7品目だった。調査対象が異なり、単純比較できないが、20年から横ばいだった。

今回の調査で首位が交代したのは4品目だ。バイオ医薬品では米ファイザーが20年の10位から1位へと浮上した。独ビオンテックと共同開発した新型コロナウイルスワクチンの売り上げが伸びた。ファイザーは医療用医薬品でもトップだった。バイオ医薬品は21年の市場規模が前年比36%増、医療用医薬品も18%増と成長分野だが、上位企業に日本勢は少ない。





続きを読む »
24 Nov

【祝: 特報】決めたのは浅野拓磨!”快足ジャガー”の名を世界へ ワールドカップ2022 ドイツVS日本



【速報】日本待望の追加点!決めたのは浅野拓磨!”快足ジャガー”の名を世界へ FIFA ワールドカップカタール 2022 グループE ドイツVS日本






22 Nov

ポケットのスマホの情報を有機ELディスプレーに プレゼン変える新技術、リコーが商品化

Ricohリコーは21日、スマートフォンと無線通信でつながる携帯型ディスプレーを11月30日に発売すると発表した。
シャープやソニーなどから集まったメンバーによるベンチャー「teamS」(チームエス、東京)が独自に開発した技術「スマート・ストリーミング・エンジン」(SSE)を採用。スマホをポケットに入れたまま、大きなディスプレー画面で閲覧や操作ができる。チームエスは、スマホを補助し、タブレット端末に置き換わる可能性も秘めた次世代ディスプレーの開発に注力。日本発の新技術で世界へ挑む。

SSEが採用されたのは、「リコー ポータブルモニター 150BW」(オープン価格)。画質が鮮明な15・6インチの有機ELディスプレーだ。同等サイズの高機能タブレット端末と比べてコストがかからず、約715グラムと軽量で持ち運びやすいのが特徴。
使用する際は、スマホをポケットから取り出す必要はない。
 リコーは「対面の場を生かした少人数でのコラボレーションを促進するコミュニケーションデバイスとして活用できる」とアピールする。





続きを読む »
18 Nov

パナソニック、山形県朝日町の「空気神社」とコラボ--LED、太陽光発電などと合わせ環境の町へ

221109_panasonic_kk_04パナソニック 空質空調社は11月9日、山形県朝日町の「空気神社」とのコラボレーションを発表。空気神社を、朝日町が目指す「環境の町」としてのシンボル化に向けてサポートする。

空気神社は、山形県朝日町がきれいな空気に感謝し祀る、宗教性のない環境モニュメント。町民らが、同地のきれいな空気とそれを生み出す自然に感謝して建立を提案し、1990年に実現した。

  一方の空質空調社は、換気扇など空質事業と、エアコンなど空調事業を展開。空気神社が建立された際に、当時、空質事業を展開していた松下精工が寄付を行った経緯がある。  





続きを読む »
18 Nov

ハイセンス「A6H」はプロが認める圧倒的コスパ!VGP『コスパ大賞』の4K液晶テレビをチェック


高品質、高画質、そして納得の価格を両立して存在感を高めているハイセンス。VGP2023では特に、43型で7万円前後、75型でも17万円前後と手に届きやすい4Kエントリーモデル「A6Hシリーズ」が『コスパ大賞』を受賞した。その実力と魅力を解説する。

 A6Hでは、初めて4Kテレビを購入するユーザーを想定し、シンプル、高画質、リーズナブルな価格を実現している。





続きを読む »
18 Nov

クラレとは? 国内外で高シェア製品を持つ化学メーカーの動向

クラレ(株式会社クラレ)は日本を代表する大手化学メーカーの1社。1926年に岡山県倉敷市でレーヨンの事業化を目的に設立された会社で、これまでに人工皮革の「クラリーノ」、高機能エラストマーの「セプトン」、合成繊維の「ビニロン」といった製品を生み出してきた。面ファスナーの「マジックテープ」も同社の登録商標だ。

  同社の売り上げの約4割は樹脂事業が占めている。特に液晶ディスプレイなどに使用する光学用ポバールフィルムでは世界シェアの8割、ガソリンタンクや食品密封包装などに使用するエバールでは世界シェアの6割を占めるなど、グローバルな活躍が目立つ。

 クラレの高収益を支えるのは「ニッチ攻めを貫く」戦略だ。世界シェアの8割を占める光学用ポバールフィルムをはじめとする樹脂事業、水処理や排ガスの不純物除去に使う活性炭事業などのニッチ事業で世界シェア1位を誇る同社は、独自に積み上げた技術と大型海外買収戦略、そして「素早い撤退判断」を巧みに組み合わせることで、グローバル企業へと成長を遂げてきた。





続きを読む »
11 Nov

最先端の半導体材料で高いシェアをもつエリック・ジョンソン JSR最高経営責任者

JSR Johnson── 4月に祖業である合成ゴム事業を売却しました。その狙いは。

 ジョンソン 非常に潜在力のある事業ではありますが、核として成長させていきたい事業と戦略が一致していませんでした。当社として重要なところに取り組む一方で、合成ゴム事業は人や資金などの資源をかけてもらえる組織に手掛けてもらい、互いに長期的に成長できるようにしたかったのです。何十社という会社とやりとりをした結果、ENEOSホールディングスが最適との結論に至りました。自動車の内装向けなど合成樹脂事業は引き続き手掛けます。

 ── 今後は半導体材料とライフサイエンスをコア事業として成長させる方針です。半導体の事業環境はどうですか。

 ジョンソン 半導体事業は激しいサイクルの中で動いています。この2年間、半導体不足が騒がれ、在庫の積み増しや大型投資も行われました。もしかすると景気悪化により、短期的には市場は下降局面に入っているのかもしれません。





続きを読む »
11 Nov

「日の丸半導体」へ、トヨタ・NTT・ソニーなど国内8社で新会社…台湾有事なら調達難しく

 トヨタ自動車やNTT、ソニーグループなど、国内企業主要8社が、次世代半導体の国産化に向けた新会社を設立したことが10日、わかった。2020年代後半に向けて、経済安全保障の観点から重要になっている半導体で、製造技術の確立を目指す。

 新会社の名称は、ラテン語で「速い」を意味する「Rapidus(ラピダス)」。ほかにNEC、ソフトバンク、デンソー、半導体大手キオクシア(旧東芝メモリ)、三菱UFJ銀行が参加する。出資総額は70億円超とみられ、今後も企業の出資や参加を促す。

  自動運転や人工知能(AI)、スマートシティーといった大量データを瞬時に処理する分野に欠かせない次世代半導体を開発する。





続きを読む »
7 Nov

シャープが「中小型液晶パネル量産」立ち上げ苦戦、中韓メーカー対抗へ問われる覚悟

bsj1810040500003-p1シャープが堺ディスプレイプロダクト(SDP、堺市堺区)でパソコン向けなどの中小型液晶パネルの量産に乗り出す。今秋をめどにしてきたが、立ち上げに苦戦し、年明けにずれ込むもよう。デジタル機器の需要減退で液晶パネル価格が下落する中、シャープは3年以内にSDPを黒字化したい考えだが「それには投資をして中型の生産を増やす必要がある」(幹部)。経営悪化を招いて一度は連結対象から外したSDPだけに、市況変動のリスクを抱えながら、再び投資に踏み込めるか覚悟が問われる。

「円安のさらなる進行、エネルギー価格の上昇、インフレや景気の後退など非常に厳しい事業環境が継続する見通しにある」―。10月、シャープの呉柏勲社長兼CEOは下期(2022年10月―23年3月)の経営状況についてこう発信した。急激に進む円安で白物家電など輸入商材の採算が悪化。コロナ禍で盛り上がったテレビやパソコン、スマートフォンなどの需要は反動減で縮小。これらが業績に打撃を与える公算は大きい。






続きを読む »
4 Nov

Anker、最大200W出力が可能なソーラーパネルを発表

Screenshot 2022-11-04 07.54.52Ankerが10月27日、プレスイベント「Anker Power Conference 2022 Fall」を開催。最大200W出力が可能なソーラーパネル「Anker 531 Solar Panel (200W)」をAnker公式サイトで販売開始した。価格は69,990円。その他ECサイトは11月14日より、一般販売は12月2日を予定している。

GaN搭載ポータブル電源「Anker 767 Portable Power Station (GaNPrime PowerHouse 2048Wh)」の充電に最適な高出力ソーラーパネルとして紹介されており、最大5台を並列接続すれば最大960W出力が可能だという。





続きを読む »
28 Oct

インフレ時代に、日本の「ものづくり」が大躍進するかもしれないワケ

a3874c91前に解説したダイエー・松下戦争は有名だが、この時松下幸之助が強く主張した「共存共栄」の精神に基づき、パナソニックが現在「指定価格制度」の復活に積極的であることは、時代の流れが再び変換しつつあることの象徴である。

デフレ時代には、とにかく安く仕入れて適当な利ザヤをのせて販売する量販店、ディスカウントショップが大きな力を持っていた。しかし、そのようなことができたのはデフレによって「買いたたき」が簡単にできるようになっていたからだ。

だが、インフレになれば、「買いたたき」どころか「商品仕入れそのものに四苦八苦」することになる。最近品不足が騒がれた半導体の事例が典型的であろう。





続きを読む »
26 Oct

EIZO、4K対応制作向けモニターなど3機種がふるさと納税返礼品に

【ふるさと納税】EIZO 27型4Kカラーマネージメント液晶モニター ColorEdge CG2700X【1346451】
【ふるさと納税】EIZO 27型4Kカラーマネージメント液晶モニター ColorEdge CG2700X【1346451】

 EIZO株式会社は、同社製のカラーマネジメントモニター「ColorEdge CG2700X」、「ColorEdge CG2700S」、およびビジネスモニター「FlexScan EV2460」の3機種が、石川県白山市のふるさと納税返礼品に新たに採用されたと発表した。

 ColorEdge CG2700Xは26.9型4K(3,840×2,160ドット)、GG2700Sは27型WQHD(2,560×1,440ドット)の非光沢IPS液晶パネルを搭載したカラーマネジメントモニター。どちらもPQおよびHLG方式のHDRガンマに対応するほか、Adobe RGB 99%/DCI-P3 98%をカバーする広色域や、カラーキャリブレーションセンサーを筐体に内蔵するのが特徴となっている。





続きを読む »
20 Oct

開催中の「シーテック」、ソニーやTEなど話題の出展ブースを動画で紹介!

CEATEC Award shot幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の電機・情報通信技術(ICT)の総合展示会「CEATEC(シーテック)2022」。3年ぶりのリアル会場での開催となったシーテックは、「Society(ソサエティー)5・0」をコンセプトに、デジタル技術を活用し、各社が脱炭素やウェルビーイング(心身の幸福)など、課題解決に貢献するソリューションを披露している。


ニュースイッチではダイジェスト動画をYouTubeチャンネルで公開しました。

展示会全体の様子の紹介と、詳しく紹介しているのは、トータルソリューションエリアに出展している、TEコネクティビティとソニーグループの2社です。
コンパニオンさんもたくさんいらっしゃいますね。

【参考記事】シャープの屋内光発電デバイスがCEATEC AWARDを受賞、液晶設備の共用で低価格化






20 Oct

JSR子会社のInpria、Lam Researchを金属酸化物レジスト特許侵害で提訴

JSRが2021年10月に買収して100%子会社とした米国のEUVリソグラフィ用金属酸化物フォトレジストメーカーのInpriaは10月14日(米国時間)、ドライレジスト技術を開発したLam ResearchがInpriaの特許取得済み金属酸化物フォトレジスト技術を無断で使用したとして、米国デラウェア州連邦地方裁判所に特許侵害訴訟を提起したと発表した。

訴状では、3つの特許を主張し、損害賠償と侵害しているドライレジスト技術の製造、販売、使用、または流通をLam Researchが禁止する差し止め命令を求めている。

従来フォトレジストは、レジスト液をウェハ上にスピンコートする、いわばウェットプロセスだったのに対して、ドライレジスト技術は、フォトレジストの薄膜をウェハ上に成膜するのでドライレジストの使用量もレジスト液と比較して、1/5~1/10に減らすことができ生産性が上がるとして注目されている技術である。





続きを読む »
18 Oct

CEATEC、企業の出展まばら 3年ぶりリアル開催も

U7OXCT3DYE3PEHM_1アジア最大級の家電・IT見本市「CEATEC」が、10月18日から4日間の日程で千葉市の幕張メッセで開催される。新型コロナウイルスの感染拡大で過去2年はオンラインでの実施となっており、リアル開催は3年ぶりとなる。ただ、関西企業の反応は鈍く、企業の担当者からは「出展にかかる労力が大きく、そこまで人手を割けない」との本音も漏れる。

 以前のCEATECは約900の企業・団体が出展し、期間中の来場者数は20万人を超えていた。特に家電メーカーは次世代テレビのデモ機を参考出展するなど、CEATECを主力製品のPRの場にしていた。

 しかし、10年ほど前から消費者をターゲットにした家電などの展示は減少傾向で、パナソニックホールディングスは2019年以降、本体としての出展を取りやめている。同社は「各事業会社の判断に任せている」とするが、22年は単独のブース出展はない。「卓球ロボット」を毎年展示して話題を集めていたオムロンも出展は17年が最後だ。





続きを読む »
14 Oct

「小手先の金を配るだけでいいのか」ユニクロ柳井氏、日本経済問われ

 「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正・会長兼社長は13日の決算会見で、急速に進む円安の影響について問われ、「円安でメリットを感じている人がいるのか。製造業でもほとんどいないと思う。むしろ、デメリットだ」と語った。  

ユニクロは今年の秋冬商品から、フリースやカシミヤのセーターなど一部を値上げした。柳井氏は「みんな価格を据え置くとか言っているけど、円安で原料高なんで無理です」と話した。

【参考記事・デニム】広島生まれ・世界基準。トップメーカー、カイハラの挑戦





続きを読む »
13 Oct

究極の液タブは55万円! ワコムの新モデル「Cintiq Pro 27」をプロ絵師がレビュー

ht0704_re0110月12日に、ワコムから26.9型の「Cintiq Pro 27」が発売されました。お値段はなんと48万1800円(税込み、以下同様)、専用スタンドとのセットだと55万4180円です。お値段も究極なら性能も究極、その価値は本当にあるのか……?

まずは、Cintiq Pro 27の主な特徴を簡単に把握しておきます。

26.9型で120Hz駆動の4K(3840×2160ピクセル)液晶
狭額縁でコンパクトなボディー
DCI-P3やAdobe RGBに対応した広色域
新開発のPro Pen 3を採用
重量が旧型の半分になった専用スタンド
「好みは人それぞれ」に応えるさまざまな仕様






続きを読む »
5 Oct

人体拡張技術や高精細空中ディスプレイなどデモで、京セラ

20221004kyo002京セラは、2022年10月18~21日に開催される「CEATEC 2022」(幕張メッセ)に、「TECHNOLOGY×らしさ=HAPPINESS~人や地域の“らしさ”に寄り添い、もっと幸せで豊かな社会へ~」をテーマに出展。人体拡張や高精細空中ディスプレイなどの先進技術/ソリューションをデモとともに紹介する。

 京セラは展示テーマについて、「当社の持つ先進技術やソリューションと、人や社会に寄り添い他者を思いやる利他の心。そして、価値観が多様化する中で、それぞれの特徴を生かす“らしさ”を掛け合わせることで、さまざまな街や地域、社会、環境下で暮らす人々が、幸せや豊かさを感じられる社会を共に創っていきたい、という思いを込めた」と説明している。  

ブースでは、HUMAN、MOBILITY、LIFESTYLEの3つのゾーンで同社の先進技術やソリューションをデモとともに紹介する。





続きを読む »
29 Sep

日亜化学、植物工場や殺菌装置向け高出力LED

発光ダイオード(LED)大手の日亜化学工業は温室型の植物工場や大型の殺菌装置向けに高出力のLEDを製品化した。太陽光とLED照明を併用するタイプの植物工場向けに、明るさを従来品の4倍強に引き上げた。殺菌力の高い波長280ナノ(ナノは10億分の1)メートルの深紫外線LEDでは光出力を従来の1.8倍に高め、空気清浄機や浄水装置向けに量産を始める

 日亜化学は今春、植物工場向けのLED市場に参入した。「ホルティソリス」のブランドで、まずは建物内に棚を設けて人工光だけで葉物野菜を育てる閉鎖型工場向けのLEDを投入。このほど量産を始めた第2弾は、昼間は太陽光を使い、夜間はLED照明で生育を促す温室型の工場向けを主に想定している。トマトやイチゴなど幅広い作物に対応できる。





続きを読む »
26 Sep

香港経済人も嗤う「円の実力は1ドル50円、いまの日本はバーゲンセール中」

dde07f8f4119226
記者「自国の通貨を半減させて、評価された中央銀行総裁がいるんですか?」
黒田東彦総裁「半減させていません。日本の賃金上昇率は1%未満で、安定的・持続的なインフレ率2%目標も達成されていません。今後とも引き続き、緩和政策を続けていきます」
記者「国民がこれだけ苦しんでいるのに、行き過ぎた円安の責任を感じたことはないんですか?」
黒田総裁「ありません。欧米の物価上昇率は8~10%で、わが国は足元(8月)2.8%。そうした状況をよく考えてほしい」
FRBは今回、今年のアメリカのGDP成長率予測を、従来の1.7%から、0.2%へと大幅下降修正した。だが、こうした犠牲を払っても、もはや背に腹は代えられないというのが、米欧の考えだ。  それを日本だけは、黒田総裁が「ゼロ金利政策」にこだわる姿勢を、改めて明確に示した。こうしたこともあって、22日の東京外国為替市場では、24年1カ月ぶりに、1ドル=145円を突破した。






続きを読む »
20 Sep

1920×515と細長の可搬ディスプレー「LCD12HCV-IPSW」、何に使えるか

Long display01USB端子からの給電で外出先でも手軽に使えるようにしたポータブル(可搬)ディスプレーが流行しつつある。パソコンと接続すればマルチディスプレー環境になり、デスクトップ画面を広く利用できる。

 パソコンディスプレーの形状は画面のアスペクト比(横と縦の比率)が16:9などの長方形が一般的だったが、最近は横方向に広い画面の製品も登場している。同様にポータブルディスプレーにも、より細長い画面の製品が出てきている。横置きにしてメインディスプレーに収まらない情報を表示したり、縦置きにしてSNS(交流サイト)やニュースのタイトル一覧を表示しておいたり、といった使い方に向いている。





続きを読む »
18 Sep

アイリスオーヤマ、中国から国内に生産移して「コスト2割減」…SNSで議論沸騰「経済回復に貢献」「日本は安くなった」

生活用品大手のアイリスオーヤマが、約50種類の製品の生産を中国・大連から国内の工場に移すことを決めた。9月14日、NHKが報じた。

 報道によると、大連の工場では、主に日本向けプラスチック製品を生産しているが、原材料価格や輸送費の高騰でコストが上昇。円安の長期化もあり、衣装ケースなどを国内3工場に移管するという。

 埼玉県深谷市の工場には、すでに生産に必要な6種類の金型が到着。国内生産に切り替えることで、約2割のコスト削減が見込めるため、さらに園芸・除雪用品などの移管も検討してるという。  
スポーツコメンテーターの為末大氏は、9月15日、この記事を引用しつつ《中国よりも日本で作ったほうが安くなりました》と自身のTwitterに投稿。





続きを読む »
13 Sep

大人気! NHK受信料不要の「チューナーレステレビ」 それでも大手国内メーカーが参入しない本当の理由

“テレビの映らないテレビ”が大人気だ。急成長する市場へ参入する企業が相次ぐなか、製造ノウハウも設備も有する大手家電メーカーはなぜか揃って静観を決め込んでいる。そこには参入したくてもできない“不都合な真実”があるという。

「チューナーレステレビ」とは、地上波用チューナーを内蔵していない代わりに、NetflixやYouTubeなどネット動画を視聴できる基本ソフト「Android TV」を搭載したテレビのことだ。  地上波は映らないため、放送法第64条が定める「対象機器」に該当せず、SNS上では“NHK受信料が不要なテレビ”として大いに話題になっている。

 昨年12月、大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」が24型(2万1780円)と42型(3万2780円)のチューナーレステレビを計6000台発売したところ、約1カ月で完売。その後、液晶テレビなどを製造する「ユニテク」や全国にレンタルビデオショップを展開する「ゲオホールディングス」、家電量販店チェーン「エディオン」などが相次いで参入し、いずれも想定を上回る好調な売行きを見せているという。





続きを読む »
12 Sep

キヤノン初の業務用27型4K「DP-V2730」。最大・全白輝度1,000nit

canon c01_sキヤノンは、業務用4Kディスプレイの新製品として、コントラスト比100万:1を実現した27型「DP-V2730」を2023年2月下旬より発売する。価格はオープンプライス。

 今年2月に発売した18型4Kディスプレイ「DP-V1830」と同じ、HDR規格基準を満たした同社業務用ディスプレイの高画質シリーズ。同社DP-Vシリーズにおいて、27型サイズは初。
現行の31型「DP-V3120」('19年11月発売)や24型「DP-V2421」('18年4月発売)などから、コア技術である高画質ディスプレイ用エンジン、高精度アルゴリズムおよびパネル・バックライトシステムを刷新することで、基本画質性能を大幅に向上。黒表現、広色域、広視野角を両立させている。





続きを読む »

当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

3.用語辞典(技術・ビジネス・企業)
管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
掲載年月から記事を探す



アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

管理人へのメッセージ


[FPD関連本] ・フラットパネル資料館


電子ディスプレーメーカー計画総覧(2018年度版)


















カテゴリーごと記事
記事掲載の写真
  • JDI、次世代有機ELの中国工場また延期 当局の承認に時間 10月末までに最終契約
  • iPhone SE(第4世代)のOLEDがBOEで確定!?低価格提示で8万円以下期待
  • Lenovo、Core Ultraと高解像度ディスプレイ搭載のスリムノート
  • ジャパンディスプレイ、中国で背水の陣 上場10年で株価は40分の1に (下)
  • ジャパンディスプレイ、中国で背水の陣 上場10年で株価は40分の1に (下)
  • ジャパンディスプレイ、中国で背水の陣 上場10年で株価は40分の1に (下)
  • LGとSamsungの有機ELパネル最新動向、輝度は互いに譲らず全面対決へ
  • LGとSamsungの有機ELパネル最新動向、輝度は互いに譲らず全面対決へ
  • ジャパンディスプレイ、中国で背水の陣 上場10年で株価は40分の1に  (上)
  • ジャパンディスプレイ、中国で背水の陣 上場10年で株価は40分の1に  (上)
  • 23年の中国折りたたみスマホ、出荷台数700万台突破。ファーウェイ圧倒的首位、サムスン4位
  • 最新有機ELディスプレーなどを国内初披露! GIGABYTEの新製品展示会がアキバで開催
  • 最新有機ELディスプレーなどを国内初披露! GIGABYTEの新製品展示会がアキバで開催
  • 最新有機ELディスプレーなどを国内初披露! GIGABYTEの新製品展示会がアキバで開催
  • 約7.5mmと薄さ際立つ、シャオミ「Xiaomi モニター A24i」が1万円で発売
  • シチズン プロマスター、高精細MIP液晶コンビネーションウォッチ登場
  • 問題が山積「アップル」に何が起きているのか  ついにアメリカ司法省がアップルを提訴
  • アップル、Watch用ディスプレー内製化プロジェクト中止-関係者
  • シャープ、液晶事業縮小へ 不振の堺工場、生産停止を視野
  • アップル、iPhoneの中国不振隠しをめぐる集団訴訟に決着 和解金740億円の支払いで合意
  • 【台湾・自動翻訳記事】ハンスター台南工場が従業員を解雇!若手スタッフから上級部門長まで、誰もが免れません
  • 【台湾・自動翻訳記事】ハンスター台南工場が従業員を解雇!若手スタッフから上級部門長まで、誰もが免れません
  • 半導体パッケージ基板2.5倍、TOPPANが新工場
  • テレビ用液晶パネル2%高、パリ五輪商戦控え 2月大口
  • 有機EL研究、振り返る 山形大・城戸教授が最終講義、成功の心得伝授
  • バルコ,恒例のメディアカンファレンスで最新のディスプレイ・技術などを紹介
  • 「JVCケンウッド」反射型液晶デバイスの生産拠点を久里浜工場からJSファンダリ新潟工場に移転
  • 23年の中国折りたたみスマホ、出荷台数700万台突破。ファーウェイ圧倒的首位、サムスン4位
  • ZTEが「nubia」ブランドのスマホで事実上の日本再参入 “売れ筋の価格帯”で勝負
  • 日本ゼオン、新素材を開発 広帯域化コレステリック液晶
コメントありがとう