
展示した3次元撮影技術は、同社で開発した特殊な液晶パネル(厚さ1~2mm)を一般的なカメラレンズユニットおよびイメージセンサーと組み合わせることで、撮影した映像から光学的物理量を抽出して演算。撮影した映像の「奥行き」(Z軸)情報を1台のカメラで割り出すことを可能にするというものだ。
光学カメラのピントが合う位置から撮影対象の距離がズレると、撮影した映像にボケが発生し、ズレ量に応じて大きくなるこのボケ量から距離が演算できる。
JDIの技術では、ここに液晶パネルに表示した特殊なパターンを重ねて撮影することで、演算精度を向上させているという。
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