「現在、10万台のロボットが稼働している。無人工場を実現する段階に入った」
台湾メディアが1月14日、ある経営者の講演会での発言を伝えた。郭台銘(テリー・ゴウ)氏。世界最大のEMS(電子機器の受託製造サービス)企業、鴻海(ホンハイ)精密工業の董事長だ。自ら日本に乗り込み、買収交渉を取り仕切り、16年にシャープを手に入れた、あの男だ。
ホンハイは今、事業構造モデルの転換を急ぐ。売り上げの5割強を占める米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone」の販売が苦戦しているからだ。iPhoneの生産拠点となっている中国・河南省の工場で人員削減を進めているとも伝わる。
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台湾メディアが1月14日、ある経営者の講演会での発言を伝えた。郭台銘(テリー・ゴウ)氏。世界最大のEMS(電子機器の受託製造サービス)企業、鴻海(ホンハイ)精密工業の董事長だ。自ら日本に乗り込み、買収交渉を取り仕切り、16年にシャープを手に入れた、あの男だ。
ホンハイは今、事業構造モデルの転換を急ぐ。売り上げの5割強を占める米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone」の販売が苦戦しているからだ。iPhoneの生産拠点となっている中国・河南省の工場で人員削減を進めているとも伝わる。
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