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Flat Panel TV and Display World-2....液晶・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

O_有機EL

16 Nov

スマホ失速で有機ELマーケットは不透明に 付加価値の追求に立ちはだかるコストの壁

いよいよというべきか、スマホにおける台数の限界性が明確に見えてきた。世界のスマホ出荷台数は2017年に15億台となったが、2015年から3年間ほとんど伸びていない。2018年に期待する向きもあったが、アップルが華々しく発表した期待の新製品も完全に伸び悩んでおり、おそらく全体で良くて横ばいという状況なのだ。
 サムスンはフォルダブルスマートフォンを準備しており、これはスマホとタブレットの中間的な製品であるが、有機ELの単価があまりに高いために今のところは1500~2000ドルで売り出すといわれている。そんな高いスマホは誰が買うのか、という疑問がどうしても生じてくる。サムスン首脳部によれば、このフォルダブルのコストダウンを図り1000ドルを切れば十分に市場はあると判断しているようだ。確かに若い人たちの間ではフォルダブル欲しいよね、という声がないでもない。


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12 Nov

有機EL時代には「ダークモード」を積極採用すべき──Googleが開発者に呼びかけ

a7a22_1186_1df04e9c_01b0b376Googleは、11月7日~8日に開催されたAndroidの開発者会議 Android Dev Summit'18において、ダークモード(ナイトモード)が消費電力的に優れており、アプリ開発者に採用を呼び掛ける内容のセッションを行いました。

全体の色調を暗くするダークモードは、夜間など薄暗い環境で目に優しいとして多くのアプリが採用しています。また、単に目に優しいだけではなく、有機ELでは消費電力に優れているとも言われてきました。

これは、バックライトで画面全体を照らす液晶とは違い、有機ELは必要な画素のみ発光する仕組みのため。黒い部分は発光しないので、省電力となるわけです。



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9 Nov

[更新] 有機EL(OLED)量産工場・投資予定一覧 (OLED Production Plant Investment Summary)

[更新: 2018.Nov.09]
中国・陝西で新規メーカーが参入、フレキシブルOLED工場建設 の記事を反映しました。

会社(Company)拠点(Location)
世代(Gen)
生産能力※(Capacity)
量産開始 (MP Start)
投資額 (Investment)
ライン (Line Name)
注記 (Note)
AUO
新竹
3.5G
20
2012/2Q



AUO
シンガポール
4.5G




中国スマホ向け4.3"生産
BOE
オルドス
5.5G
54K(現1.5K)
2014/Jul
220億RMB
B6
内モンゴル・稼働開始記事
BOE
成都
6G
30K
2017/2Q
5000億円 B7
LTPSライン, OLEDも生産, 17年5月稼働開始
17年10月Flex OLED量産開始
BOE
綿陽
6G
48K
2019
7200億円 B11
フレキシブルOLED, 記事
BOE
重慶
6G
48K
2020年末


記事
(2018/3)
CSOT
武漢
6G
30-60K
2016→18

T4
記事
EDO※
上海
4.5G
15K
2014/4Q


HTC向け5.5"
EDO※
上海
6G
30K
2019



Visionox
昆山
5.5G
5K
2016



JDI
愛知県東浦
3.5G
46K
2008


旧ソニー, 産業用モニター
JDI
石川県川北町 4.5G

2018
200億円

6G生産ラインも整備?
JDI
茂原
G6

2018


量産工場表明(2016/1)
JOLED
石川県川北町 4.5G

2018
200億円

JDI内ラインに投資
Kuntech ST
陝西省 6G
30K2020/1Q 58億USD

陝西坤同柔性半導体科技FLEX OLED投資
LGD
亀尾 4.5G



AP1

LGD
亀尾 4.5G
10K
2013/3Q

AP2

LGD
亀尾
6G

2017/1Q
1兆500億ウォン
中小型OLED, 記事
LGD
坡州 8.5G
34K
2014/3Q



LGD
坡州 9G? 10.5G?26K
2018/1H
投資は凍結、液晶に変更検討
(5300億円)

記事, 記事(凍結)
LGD
広州市
8G
60K
2019 ?
1800億円強
記事
中国企業と合弁(LG:70%)
LGD
広州市


2800億円
記事
大型ライン
LGD
坡州


5000億円
記事
中小型ライン
Royole
深セン5.5G
30K

3000億円
柔宇科技, 記事
Samsung
湯井
4.5G
56K


A1

Samsung
湯井
5.5G
144K
2011/2Q

A2
フレキシブル対応
Samsung
湯井
6G
15K
2015/3Q

A3
フレキシブル対応
Tianma
上海
5.5G
15-30K
2017/1Q



Tianma
武漢
6G
30K
2017/4Q



Truly
恵州
4.5G
30K
2016/2Q
63億RMB
三星チョナン旧工場を移設

[注]
※生産能力: OLEDは蒸着装置のワークサイズがボトルネックとなっている。公称値の半分・1/4になっているケースあり注意を要する。
※EDO (Ever Display Optronics=和輝光電) =またはHehui Optoelectroics



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8 Nov

新iPhoneは液晶が軸、サムスン肩すかし

米アップルの商品戦略で日韓パネル大手の明暗が分かれている。新型iPhone(アイフォーン)は有機ELパネルの搭載機種が2機種に増えたが、韓国サムスン電子が7~12月に供給するパネルは前年同期比1割増にとどまる見通し。アップルが割安な液晶パネルを軸に据えたためだ。

サムスンは、グループを通じて7~9月に約2500万枚の有機ELを出荷し、10~12月もほぼ同量を供給するもよう。17年発売の「iPhoneX(テン)」向けを合わせると18年は計7千数百万枚。1年前の予測では計1億数千万枚とする強気の声が大勢だっただけに、約半分の水準には肩すかし感が強い。

7~12月の計5000万枚は実需より多いとの見方もあり、19年年初に有機ELパネルの生産ラインの稼働率が落ちる恐れもある。「ポスト半導体」として有機ELを育成してきたサムスンは戦略の見直しを迫られる。



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1 Nov

台湾AUOが有機ELインクジェット装置を購入

OLED INK 0351e50223840台湾の液晶パネル大手、AU Optronics(AUO)は、このほど東京エレクトロン(TEL)から製造装置を購入したことを明らかにした。この装置は、TELが先ごろリリースを発表した第4.5世代(4.5G=730×920mm)ガラス基板に対応した有機ELディスプレー製造用インクジェット(IJ)描画装置「Elius 1000」だとみられる。AUOがElius 1000を導入するのは台湾の3.5Gラインだといわれており、まずはIJプロセスによる有機ELディスプレーの試作・評価などに活用するもようだ。

AUOはこれまで、有機ELへの大型投資や大規模量産からは距離を置き、最低限の投資で生産能力をわずかにとどめ、スマートウオッチ用の1.2インチおよび1.4インチの円形パネルや、台湾HTCが販売しているVR(仮想現実)ヘッドセット「VIVE」向けのディスプレーなど、主にモバイル&ウエアラブル用にリジッド(ガラスベース)の特定品種だけを生産・供給してきた。



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31 Oct

AQUOS zeroで初採用、国産有機ELディスプレイの裏側──シャープに聞く

sharp oled smartphone 06_s"重厚長大化"が進むスマートフォン市場に、「軽さ」という新しい競争軸を持ち込んだシャープの「AQUOS zero」。「6インチ台で世界最薄・最軽量」を謳うこのスマホの開発裏話を、シャープの開発担当者にじっくりと聞きました。

お話を伺ったのは、小林繁氏(パーソナル通信事業部長)、篠宮大樹氏(パーソナル通信事業部 商品企画部主任)、前田健次氏(パーソナル通信事業部 システム開発部長)の3名です。 AQUOS zeroは、AQUOSスマートフォンで有機ELディスプレイを初めて採用したスマホです。

そして、シャープが開発を進めていた、国産有機ELディスプレイを初めて採用した製品でもあります。これまで「液晶のAQUOS」として、ディスプレイの画質に注力してきたシャープ。有機ELディスプレイにおいても、その画質へのこだわりは継承されています。



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30 Oct

中国・陝西で新規メーカーが参入、フレキシブルOLED工場建設

陝西坤同柔性半導体科技 (Kuntech Semiconductor Technology)は陝西省の政府と協業で新しい 第6世代フレキシブルOLEDのファブを建設することを発表した。工場は陝西省の西安新区開発区に建設される予定である。全設備投資額は月産3万の基板投入能力につき、400億人民元/58億USDになると見込まれる。

設備導入は2020年1Qに予定されており、小規模テスト生産は2020年4Qから、本格量産は2021年3Qから開始される予定である。OLED生産設備への投資が低迷している中、新しいOLEDファブの建設は設備メーカーにとっては朗報である。

Kuntechは元々、産業用および自動車用のCNC工作機械、および冷間成形装置を主要事業としており、貿易会社でもあるが、EDOのシニアエグゼクティブだったJianhong Zhuoがディスプレイ事業部長に就任し同事業参入となった。

Zhuo氏はEDOで、2014年に中国で最初の5”HDと5.5”FHDのパネルを開発、2015年にはスマートフォン向け6”QHDと8”FHDの自動車用パネルを開発している。



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26 Oct

Xperia XZ3の有機EL、焼き付き対策は?──ソニーモバイルに聞く

液晶よりも画質調整が難しい有機EL(OLED)を、4K OLED BRAVIAで培った画像処理エンジンでうまくチューニングし、明らかに液晶よりも一段上の表示品質を実現した本機。ただ、有機ELには"焼き付きが発生しやすい"特性があることから、この美しさはいつまで持つの?と心配になってしまいます。

そこでソニーモバイルに問い合わせたところ、主に2つの対策を施しているとのことでした。



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25 Oct

LGディスプレー、有機EL初の黒字化 7~9月営業 液晶苦境で全体は76%減益

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韓国LGディスプレーが24日発表した2018年7~9月期連結決算は、営業利益が1400億ウォン(約140億円)と前年同期に比べて76%減少した。

17年末から急激に悪化した液晶パネルの市況の低迷が続いているため。一方で、世界で9割強のシェアを握るテレビ向けの有機ELパネルは、7~9月期に同社として初めて黒字化した。

同社は24日、画面を折り畳めるスマートフォン(スマホ)「フォルタブル」の有機ELパネルを開発していることを明らかにした。現状は大半がテレビ向けだが、スマホ向けを強化する。7~9月期の有機EL単独の黒字額は公表しなかった。



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24 Oct

韓国有機ELに印刷方式で挑むJOLED 起死回生の戦略に潜むリスクと寄せられる期待

 次世代ディスプレイのキーデバイス「有機ELパネル」の開発で、日本は韓国に大きく水をあけられてしまっている。しかし、日本勢が反撃する余地はまだ残っている。いや、場合によっては有機ELの勢力図を大きく塗り替える可能性も秘めた技術を日本企業は持っている。その筆頭格・JOLEDの取り組みを、技術経営の専門家・中田行彦氏がレポートする。
完敗の日本勢に挽回の機会はあるのか?  可能性はあると思っている。 日本の独自技術の芽が出てきているのだ。  
1つは、新しい有機EL材料の開発で期待されているのが、九州大学の安達千波矢教授が発明した「熱活性化遅延蛍光(TADF)」と、その実用化を目指す九州大学発ベンチャー「Kyulux」(キューラックス)の躍進だ。


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23 Oct

東エレク、有機ELディスプレー製造装置 インクジェット式採用

img1_file5bc9bbc9e6102東京エレクトロンは、インクジェット方式を採用した有機ELディスプレー製造装置「Elius(エリウス)1000=写真」を発売した。
ディスプレーの光る膜を作る際、RGB(赤、緑、青)3色の発光材料を同時に必要な量だけ画素内へ描画できる。蒸着方式を使う従来機に比べて生産性を向上した。



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21 Oct

深層断面/スマホ“有機EL時代”へ シャープ、自社製パネル端末投入

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高精細で軽量が特徴の有機ELパネル。近年、海外メーカーの高級スマートフォンでは搭載が進んできたが、日本メーカーも採用に乗り出した。中でもシャープが3日発表したスマホ「アクオス ゼロ」はパネルも自社製で、「日本初の国産有機EL搭載スマホ」をうたう。液晶に次ぐ主力事業になるか。

「有機ELを安定生産できることの証明でもある」―。シャープが3日、都内で開いた発表会で、中野吉朗通信事業本部長はそう宣言した。年内に新たな旗艦(フラッグシップ)モデルとして、自社開発の有機ELパネルを搭載したスマホ「アクオス ゼロ」を発売する。

量産に必要な歩留まりや設備の安定稼働などの達成にめどを付けたと自信を深めるシャープ。「優れたデバイスは外に出していくのが当社の姿勢」(中野本部長)と、有機ELの外販も視野に入る。



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21 Oct

NEC、C&C賞にチン・タン米ロチェスター大学名誉教授・西森秀稔東工大教授

NECは情報処理や電子デバイス分野などで顕著な業績を挙げた人物に贈る2018年度の「C&C賞」を、量子コンピューターの基礎技術の開発に貢献した東京工業大学の西森秀稔(ひでとし)氏(63)ら2人に贈ることを決めた。賞状と賞牌(しょうはい)、賞金1000万円を授与する。受賞者と業績は次の通り。

▽西森秀稔東工大教授「量子アニーリングの提唱と、同概念に基づく計算機創出の基礎となったランダムスピン系の研究に関する功績」
▽チン・タン米ロチェスター大学名誉教授(71)「有機エレクトロニクス産業の発展に寄与する薄膜有機ELデバイスの発見とその先駆的開発」
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19 Oct

サムスン電子に暗雲が漂い始めている理由 有機EL大画面折りたたみは22万円?

「今や韓国のサムスン電子は、世界企業500社売上高番付で第12位にランクされているビッグカンパニーになった。2017年売り上げは約23兆7140億円であり、日本国内の電機トップである日立製作所の9兆3686億円と比べれば大差がついている。サムスンの背中がますます遠くなってきた」

 こう語るのは大手証券会社の著名アナリストの一人である。確かにサムスンはあまりに強すぎると言っても良いほどだ。サムスン電子の売り上げはIT系でいえばインテルに次ぐ第2位であり、要するにとんでもない存在となってしまったのだ。  

そしてまた、2018年7~9月期の連結営業利益は前年同期比20%増の1兆7500億円を記録し、過去最高を更新した。主力の半導体は依然として好調であり、NANDフラッシュメモリーは価格下落で利益はかなり減ったが、DRAMの活況が相変わらず続いている。おそらく半導体部門の営業利益は前年同期比30%増の1兆3000億円はあるとみられ、要するに利益のほとんどを半導体で叩き出している。



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15 Oct

ブラビアの技術を投入した有機ELを初搭載! 「Xperia XZ3」がまずauから

 8月にドイツのIFAで発表された「Xperia XZ3」(ソニーモバイル製)が、auから「Xperia XZ3 SOV39」として発売される。 Xperia史上初となる有機ELディスプレーを搭載し、ソニーのテレビ「ブラビア」の技術を投入。色彩のコントラストや漆黒など、映像美を追求した。
HDR対応はもちろんのこと、SDR(標準規格)の映像もHDR相当に自動でアップコンバートする。

 スペックはディスプレーが6型有機EL(1440×2880ドット)、SoCがSnapdragon 845(2.8GHz+1.8GHz、オクタコア)、メモリーが4GB、内蔵ストレージが64GB。中身はXperia XZ2とほぼ同等だが、3D曲面のディスプレーを採用し、デザイン的にやや薄くなった。湾曲した両端をダブルタップすると、ユーザーの使い方に合わせて次に使うアプリをAIが予測、最適なアプリやクイック設定項目を配置してくれるUI「サイドセンス」を採用している。

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12 Oct

市場で劣勢の有機EL、根幹技術の優位性と特色ある事業展開で独自の地位築け

有機EL装置は、有機薄膜を2枚の電極ではさみ、両電極間に電界をかけることで有機材料が発光する有機EL素子を利用した装置であり、ディスプレイや照明等への幅広い応用が期待される。有機EL装置の世界市場規模は増加傾向にあり有望な市場であるが、ディスプレイの市場シェアにおいては韓国が優勢である。


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5 Oct

シャープはなぜ有機ELスマホを投入するのか? “攻撃的”「AQUOS zero」の狙い

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シャープがスマートフォンAQUOSの新製品「AQUOS zero」を2018年冬に投入する。最大の特徴は、シャープのスマートフォンとして初めて有機ELディスプレイを搭載したこと。6.2型WQHD+(1440×2992ピクセル)、Snapdragon 845、6GBメモリ、128GBストレージなど高いスペックを持つフラグシップスマホだ。
 シャープのフラグシップスマホといえば、2017年から展開している「AQUOS R」シリーズがおなじみで、こちらは省エネ性能に優れたIGZOディスプレイを搭載している。シャープはなぜ、有機ELを搭載したAQUOS zeroを開発したのか。


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4 Oct

国産有機ELスマホ登場。シャープ「AQUOS zero」は曲面6.2型OLEDで'18年冬発売

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シャープは、初の自社製有機ELディスプレイ搭載のスマートフォン「AQUOS zero」を2018年冬モデルとして商品化する。価格は「通常のフラッグシップモデルと同様の価格帯。液晶モデルと大きくは変わらないと予測している」(同社通信事業本部 パーソナル通信事業部 小林繁事業部長)という。カラーはアドバンスドブラック。Android 9.0を搭載する。
スマートフォンのAQUOSで初となる有機ELディスプレイ(OLED)を搭載。6.2型/解像度2,992×1,440ドット(WQHD+/19:9)のシャープ製有機ELパネルを備え、100万:1の高コントラスト比と、DCI-P3規格100%の広色域を実現。


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2 Oct

LGの8K有機EL、さらなる高精細化への課題は? 発光材料の進化に期待大

LG OLED 8K f37015ea511140
記事のポイント
・テレビ用有機ELパネルの供給で業界をリードするLGグループ。テレビ各社からの高い評価を受け、外販が拡大しており、これにあわせて生産能力も積極的に拡張している
 
・さらなる高精細化には現在のパネル構造が技術的障壁に。これに対し次世代有機EL発光材料の採用などにより課題を克服しようとしている

・一連の開発に伴い、LGDはTADFの開発で最先端を走る有機EL材料ベンチャーの㈱Kyulux(福岡市)と共同開発契約を締結
韓国のLGエレクトロニクスは、8月31日~9月5日に独ベルリンで開催された家電見本市「IFA」に、88インチの8K(7680×4320=約3300万画素)の有機ELテレビを出展した。発売日や価格は未定だが、有機ELテレビで8Kを実現したのは今回が初めてだ。
 同社は、2018年の有機ELテレビの販売は17年比で倍増し、22年には900万台に達すると予測している。8Kテレビ市場はまだ黎明期だが、22年に500万台以上に成長すると期待しており、この市場を先行して開拓する考え。


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30 Sep

工程フローからみた「どんな会社が?」~OLED関連

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今回はOLED、つまり有機EL(Organic Light Emission Diode)の工程フローに関する国内化学系企業のリストアップが中心です。色々調べていくとシリコン基板などに比べ工程がまだ流動的なのですが、今後伸びていくであろう企業を紹介する未来予想図と考えて書いてみることとしました。お付き合いを。
なお以前ケムステニュースでこういう有機ELに関する記事や、スポットライトリサーチでは世界のOLED研究界をリードする安達千波矢教授を紹介するこうした記事(こちら、こちら)が出ていますが、今回はそのすみっこの方を補強する位置付けのものです。



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26 Sep

テレビ用有機EL値上がり続く 需要増で品薄に

テレビ用の有機ELパネルの値上がりが続いている。指標品の7~9月期の大口価格は4~6月期と比べ2%高となり、2四半期連続の上昇となった。パネルメーカーが限られる一方、有機ELテレビに参入するメーカーが増え需給がタイトになっている。
足元の価格上昇は有機ELテレビの値下がりぺースに影響する可能性がある。 テレビ用の有機ELパネルのうち、流通量が多い55型品の7~9月期の大口価格は1枚590ドル前後と前四半期より2%ほど上昇した。65型品は前四半期と同値の1枚975ドル前後となった。



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25 Sep

日本製OLED搭載スマホ、シャープが10月3日に発表 AQUOS新モデル

sharp oled P8310833シャープは、OLED(有機ELディスプレイ)を搭載した新スマホを10月3日に発表します。 この新モデルはAQUOSブランドとなる予定。シャープの野村勝明副社長は2018年度Q2決算会見で、自社製OLED搭載スマホを秋に投入すると明言しており、大阪・堺工場などで生産した日本製OLEDパネルを搭載する初のスマホとなる見通しです。

OLEDは液晶に比べてコントラスト比が高く、画質面で有利なほか、バックライトが不要で大幅な薄型化が可能。さらに曲面形状にできるなど、デザインの自由度を高められる利点もあります。一方で液晶に比べて焼き付きやすく、さらに輝度を高めにくいデメリットもあります。



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14 Sep

薄くて軽~い有機EL表示器 山形大の2人、企業と共同開発

yamagata univ index山形大学工学部は12日、同大学術研究院の硯里(すずり)善幸准教授(46)と佐合(さごう)益幸技術専門職員(45)が高速道路のネクスコ・エンジニアリング東北と共同で、超薄型・軽量の有機EL表示器を開発したと発表した。

硯里准教授によると、一般的な発光ダイオード(LED)表示器と比べ、薄さで7分の1、重さで8分の1までコンパクト化できたという。



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12 Sep

韓国勢が先行する有機ELで日本企業がとる背水の陣

 LG、サムスンの韓国勢が先行する有機LE事業。だが、そこに果敢に食い込もうとしている日本の有望企業がある。いずれも高い技術を誇るが、ビジネスで成功を勝ち取るためにはまだ壁もある。日本企業が有機ELの世界をリードすることはできるのか。技術経営の専門家である中田行彦氏が、キーマンへのインタビューを踏まえ分析した。
テレビ用の有機ELパネルの生産を一手に請け負っているLGディスプレイは、2018年8月29日、8Kの有機ELテレビを開発したと発表した。もちろん世界初の快挙だ。日本のソニーやパナソニックも有機ELテレビを発売しているが、コア部材の有機ELパネルの供給は全量、LGに頼っている状態だ。スマホ用の有機ELパネルは、サムスン電子に独占されている。  韓国勢に大きく水をあけられた日本メーカーにリベンジのチャンスはあるのだろうか? 筆者は「可能性はまだある」と確信している。


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7 Sep

【英国】有機ELTVの焼き付きは心配なし ただし保証対象外

スマートフォンの有機ELディスプレイにおいて、まれに発生していた画面の焼き付き――。高価な有機ELテレビの購入を検討している人にとって、焼き付きは不安の種の一つかもしれないが、英国の消費者団体Which?は「家庭におけるテレビの視聴では心配することはない」と呼びかけた。ただし、焼き付きについては多くのメーカーが保証の対象外としていて、「スリープタイマー機能」の活用をアドバイスしている。

同団体によると、有機ELディスプレイの焼き付きは特殊な使用状況により発生することがある。韓国の仁川(インチョン)空港のLG製有機ELディスプレイは、飛行時間を長時間に渡り表示していたため焼き付きが発生。その後、液晶ディスプレイに交換されたという。また、技術展示会では画面の一部にロゴマークが固定表示されていたため、焼き付きが発生していた。



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4 Sep

LG、世界初の8K・88型有機ELテレビを公開。量産開始へ

lg oled tv 8K samLG電子は、現在ドイツ・ベルリンで開催中の「IFA 2018」にて、88インチ・8K解像度(7,680×4,320)の有機ELテレビを初公開した。

8K有機ELテレビは3,300万を超える自発光画素を持ち、その一つ一つを自在に調節することで、画質を繊細に表現。画面サイズに関係なく最適な黒を表現するとともに、比類のないコントラストを有するため、優れた画質を実現できるアピールされている。



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27 Aug

有機ELの単価ダウンが顕著に、平均単価は1年で10万円も下落

201808241920_1「7月の有機ELテレビの販売は台数ベースで前年同月を上回ったが、金額ベースはついに前年を割った。単価ダウンが激しすぎる……」。ある家電量販本部のマネージャーは有機ELテレビの急激な価格ダウンに頭を抱える。 全国の主要家電量販店・ネットショップの実売データを集計した「BCNランキング」では、液晶テレビと有機ELテレビを合算した薄型テレビの6月の数字は好調だった。

しかし、有機ELテレビに絞ると17年7月と18年7月を比較して過去1年間の平均単価は10万円ほど下落。1台あたり平均単価は、17年7月が40万3085円たっだのに対し、18年7月が31万380円となった。  6月は、薄型テレビの販売台数が前年同月比126.1%、販売金額が126.7%と好調だった。

例年の夏のボーナス商戦、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表の勇姿をみるための買い替え、大阪北部地方を襲った大地震でテレビが転倒したことによる購入、という三つの要因が重なったためだ。



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22 Aug

シャープ、有機EL本格化 スマホ用に今秋量産

シャープは、開発や設計、生産の技術者ら400人超から成る有機ELディスプレーの専門組織を立ち上げた。これまで有機EL事業は慎重に進めてきたが、スマートフォンなど中小型パネルに普及し始めていることなどから事業拡大に動く。2015年にソニーとパナソニックの有機ELパネル開発部門を統合したJOLEDは20年に量産へ踏み出す。

現在は韓国企業の寡占状態だが、シャープも加わり国産の有機EL事業が本格化する。 有機ELは主流の液晶と比べてパネルを薄くでき、デザイン性に優れる特徴がある。シャープが設置した有機ELの専門組織は、太陽電池事業などの人員を一部、有機EL事業に割り当てたとみられる。有機ELの人員は、事業売上高が2500億円規模のカメラ部品と同等になった。米アップルのスマホへの採用実績があるカメラ部品は今後も高い成長を期待する。有機ELも同様の中核製品に育てる狙いとみられる。



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20 Aug

テレビの未来は「有機EL」に、韓国LGが量産体制を本格化

8k oled lgd1_s
ハイエンドのテレビ市場は時代の転換点に到達した。高画質を誇る有機EL(OLED)テレビの販売台数が増加する一方で、従来の液晶テレビはその地位を低下させている。 有機EL分野で世界最大のメーカーである韓国の「LGディスプレイ」のデータによると、有機ELディスプレイ採用のテレビは2017年に続いて、2018年前半も売上を伸ばしている。

LGディスプレイによると同社は2018年1月から6月に、大型サイズ(55〜77インチ)の有機ELパネルを130万台出荷したという。前年同期は60万台で、増加率は100%以上になる。

この勢いは当分の間、続く見込みだ。



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8 Aug

LG、有機ELパネル4割増産 TV市場で主導権

LG OLED 82018I00001-PB1-4韓国LGディスプレーは2019年にテレビ用の有機ELパネル生産を18年見通しに比べ4割多い400万台分に増産する。グループのLG電子のほか、日本や中国などのメーカーにも供給する。テレビ市場はなお液晶が大部分を占める。LGはテレビの有機ELへの世代交代を主導し、中国勢が優位に立つテレビ市場で巻き返しを狙う。

 有機ELパネルは高精細で明暗をくっきりと表現できるのが特徴だ。液晶テレビに比べ薄くしやすいほか、曲面タイプなど形状も変化をつけやすい。価格が高いのが弱点だが、LGは高級品として売り込んでいる。



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8 Aug

予測不能の有機EL時代の到来 ~ 2017年最大の注目点

アイティメディアがモノづくり分野の読者向けに提供する「EE Times Japan」「EDN Japan」「MONOist」に掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。
今回は、スマートフォン向け有機ELパネルなど中小型ディスプレイの市場動向について、市場調査会社IHS Markitのアナリストが語った内容をお届けします。




7 Aug

LG Display、液晶への投資を有機ELに転換へ

韓国LG Display社の2018年第2四半期(4~6月)決算は、売上高が前年同期比15%減、前四半期比1%減の5兆6110億韓国ウォンとなった。営業損益は、前年同期比で赤字転落、前四半期比で赤字拡大の2280億韓国ウォンの赤字である。売上総利益率は8.3%(第1四半期は9.6%)、営業利益率は-4.1%(同-1.7%)、EBITDAマージンは12.1%(同14.3%)。
 筆者はかねて、LG Display社が第10.5世代投資の内容を変更する可能性を指摘してきた。今回の会社側コメントでは、その方向性が確実になった。我々は、2019年第2四半期の量産開始を想定していたTFT液晶パネルライン(生産能力は3万枚/月)への投資を見送り、2021年第1四半期の量産開始を前提にOxide基板ベースの白色有機ELパネルに投資すると見込んでいた。


 

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4 Aug

サムスンの有機ELは曲がり角、アップル20年モデルで液晶に回帰 ジャパンディスプレイには追い風

中国スマートフォンの出荷に急ブレーキがかかっている。2016年に年間4.9億台でピークに達した中国スマホはその後足踏みを続け、17年に初めて前年比マイナスとなった。18年に入っても1~5月は対16年比で24%も減少しているのだ。  

ただしこうした中にあって、中国スマホメーカーの主要4社は18年には1億台プレーヤーに成長していく。トップを走るHuaweiは18年に1億7000万台を出荷する計画であり、これに続くXiaomiは1億2000万台、Oppoは1億500万台、Vivoも9500万台になるという。 それはともかく中国市場において、全く存在感が薄いのが韓国サムスンである。

世界のスマホランキングで言えば、堂々の1位の座にあるサムスンは17年に3億2000万台を出荷した。しかし中国国内の出荷に限れば、何と全出荷台数の3%しかないのだ。これに対してアップルはさすがに世界ブランドであり、総出荷台数は17年で2億3000万台であるが、そのうち22%は中国国内に出荷している。



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2 Aug

「iPhone X」不振、有機ELは本当に儲かるのか サムスンが投資にブレーキ、日本勢も茨の道

スマートフォンのディスプレーパネルは、液晶から有機ELへと急速に入れ替わる──。米アップルが昨年発売した「iPhone X(テン)」への有機EL採用が決まってから業界が期待したシナリオが、早くも崩れつつある。
最大の誤算は、市場拡大の起爆剤と期待されたiPhone Xの販売不振だ。取引メーカー関係者によれば、今年1〜3月の生産台数は計画の半分程度。不振の原因は、11万円超(税別国内価格、一括払いの場合)という従来モデルよりも割高な価格が支持されなかった点にある。
価格を押し上げたのは、韓国サムスン電子が独占供給する有機ELパネルだ。当初の調達価格は1枚当たり約110ドル(約1.2万円。液晶モデル「8 Plus」の2倍超)で、本体コストの約3割を占める。


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1 Aug

シャープ、秋スマホに自社製OLED 副社長が明言

P7310256シャープは2018年秋にもOLED(有機EL)を搭載したスマートフォンを発売します。 2018年度第1四半期決算説明会の場で、登壇した野村勝明副社長が明らかにしました。

野村氏は「6月よりOLEDの生産を開始している。Q3(10〜12月)に当社製スマホに採用されて、商品が出る」とコメントしました。

OLEDは液晶に比べ、バックライトが不要で薄型・軽量化が可能。また、曲げられるため、デバイス形状の自由度も増します。さらに、画素が直接発光する自発光式のため「漆黒」を表現可能。光を遮って黒を表現する液晶に比べて、コントラスト面でも卓越して有利です。



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31 Jul

サムスンに先駆け業界初に?Huaweiが折りたたみスマホを発表か

現在世界で3番目に大きなスマートフォンメーカーのHuaweiは、Samsungよりも先に折りたたみスマートフォンを市場に出そうと計画していることが明らかになりました。

OLEDディスプレイは国内企業から確保 折りたたみスマホには曲げやすい有機EL(OLED)ディスプレイパネルが欠かせませんが、中国ベンダーHuaweiは北京市が運営するBOE Technology Groupをサプライヤーとして見据えていることがわかっています。

BOEといえば、iPhone向けOLEDディスプレイパネルのサプライヤーとなる方法を模索していると先日報じられたばかりです。現在iPhone X向けのOLEDはSamsungが独占的に供給しています。



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27 Jul

サムスンが “壊せない” 有機ELパネルを開発、スマホなど向け

Samsung Displayは、“壊すことが出来ない”スマートフォン向けの有機ELパネルを開発したと発表した。 開発したのは、破損しづらい基板とオーバーレイウィンドウがしっかりと接着された、フレキシブルな有機ELパネル。軽量で透過率が高く、硬度もガラスと非常に近いという。



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18 Jul

メルセデス・ベンツSクラスクーペ/カブリオレ、片側33枚の有機ELパネルをコンビネーションランプ

big_474484_201807162116480000001メルセデス・ベンツ日本は6月20日、フラッグシップサルーン「Sクラス」をベースにした2ドアモデル「Sクラスクーペ」および「Sクラスカブリオレ」をマイナーチェンジ。同日より販売開始した。

フロントには、大型のエアインテークを備えたバンパーを採用してワイド感を強調。なお、「AMGライン」を選択した場合は、左右のエアインテーク部がさらにダイナミックなデザインとなり、クローム加工を施した2本のフィンが装着される。

 リヤには片側33枚の有機ELパネルをコンビネーションランプに使用。また、解錠/施錠時にコンビネーションランプの各ランプが流れるように点灯する「カミングホームファンクション機能」を追加した。



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9 Jul

励起子生成効率100%以上を実現するOLEDの原理実証に成功

OLEDにおいて、一重項励起子開裂を経て生成された三重項励起子を、エレクトロルミネッセンス(EL)として利用可能であることを初めて実証しました。本手法により、100%が理論限界とされてきた励起子生成効率をさらに高めることが可能となります。

本研究での実証により、近赤外有機EL素子からの高強度エレクトロルミネッセンスが実現でき、センサー用や通信用光源などにおける新しいアプリケーション用途を開拓できると期待されます。

九州大学 最先端有機光エレクトロニクス研究センターの中野谷 一 准教授、永田 亮 工学府博士課程学生、安達 千波矢 センター長らの研究グループは、励起子生成効率注1)100%以上を示す有機EL素子(OLED:Organic Light Emitting Diode)の開発に成功しました。



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5 Jul

ヤマダ、船井の有機ELテレビ販売 独自商品を強化

funai oled tv 7041157_2家電量販最大手のヤマダ電機は4日、船井電機が独占供給する有機ELテレビなどを14日に発売すると発表した。ヤマダ電機は船井電機とテレビ販売で業務提携し、2017年から同社が手がけるテレビとレコーダーを独占的に扱っている。家電市場が伸び悩むなか、独自商品を増やして同業他社との差異化を図る。

GfKジャパン(東京・中野)などによると17年の薄型テレビ販売台数は500万台弱。ヤマダ電機の山田昇会長は初年度の実績について「当初はシェア5%を目指していたが、7%くらいとれたのではないか」と述べた。18年は15%を目指し、従来から掲げる20年にシェア20%という目標は維持する。



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4 Jul

TPCマーケティングリサーチ(株)、有機ELディスプレイ材料市場について調査結果を発表

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本調査は、最近注目されている有機EL材料を中心に、ディスプレイ関連材について実査・分析。合わせて、国内外の有機EL材料関連メーカー34社の研究開発、事業展開動向についても詳細にレポートしている。調査の結果、開発面では、燐光発光材料、熱活性遅延蛍光(TADF)、塗布印刷型材料等の実用化に向けた動きが活発化している。これら有機EL材料の市場規模は、2020年に3,500億円を超える見通し。

◆本調査は、有機ELディスプレイ材料としての発光材料、キャリア輸送材料などの有機材料を中心に、有機ELディスプレイに必要な基板、封止材、蒸着用メタルマスクなどの各種材料を調査した。また、国内、海外の主要企業34社を対象に、主要製品の展開状況、推進体制、材料供給関係及び今後についても調査・分析している。


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28 Jun

世界中の風景が流れる“デジタル窓”に有機ELモデル、DESIGN TOKYOで参考展示

ts0153_joled04有機ELパネルメーカーのJOLED(東京都千代田区)は6月27日、“スマートなデジタル窓”をうたうインテリアディスプレイ「Atmoph Window」(アトモフウィンドウ)を販売するアトモフ(京都府京都市)と協力し、有機ELパネルを採用したアトモフウィンドウの新モデルを「第9回DESIGN TOKYO」に参考展示すると発表した。

アトモフウィンドウは、窓を模したフレームにフルHD解像度の液晶パネルを縦に収め(1080×1920ピクセル)、世界500カ所以上で4K撮影したという風景動画を映し出すインテリアディスプレイ。ARM Cortex-A5プロセッサやH.265のハードウェアエンコーダーを内蔵し、Wi-Fiでダウンロードした風景映像を内蔵ストレージ(32GBもしくは128GB)に保存して再生できる。時刻や天気、Googleカレンダーといった情報の表示も可能だ。



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26 Jun

インタビュー/日東電工社長・高崎秀雄氏 折りたたみ有機EL照準

アップルの「iPhone(アイフォーン)」など有力メーカーのスマートフォン向けに部品・部材を供給するメーカーは、成長への勢いがある。一方、2017年度に期待された有機ELパネル搭載のスマホが市場で苦戦し、18年度は“液晶回帰”が起きるなど、需要を見通すのは難しい。ディスプレーの中核部材である偏光板で高シェアを持つ日東電工の高崎秀雄社長に、不透明な時代の事業戦略を聞いた。

―流行が移ろいやすい、スマホ用ディスプレーの現状をどう見ていますか。

「普及のきざしのあった有機ELはまだ高コストで、供給体制も不安定なため、液晶へ“一時避難”が起きた。これにより業績が浮き沈みする企業もあるが、当社は液晶、有機ELのどちらでも構わない。技術的に成熟したといわれる液晶でも、パネルの中にカメラが設置されるようになっており、偏光板を切り抜く当社の加工技術が生きている」



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23 Jun

折りたたみ式スマホ、欠点満載の嫌な予感?デカイ&重い&使いづらいというオチも

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 折りたたみ式スマートフォン(スマホ)は、本体を広げた状態では大画面のタブレットとして使うことが可能。さらには画面を左右2つに分け、別々のアプリケーションを表示させるという使い道もあるのが特徴だ。
 一方、本体を折り曲げれば通常のスマホと同じサイズになり、片手で操作することもできるため、そのマルチな用途には期待が高まるところだろう。各メーカーが開発を進めており、早ければ年内にも韓国サムスン電子が製品化を果たすといわれている。


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21 Jun

サムスンらが開発中の折りたたみスマホにつきまとう「3つの困難」 価格、生産、使い勝手

韓国のサムスン電子と中国のファーウェイが折りたためるスマートフォンを開発中だと報じられている。いずれもディスプレーには、アップルのiPhone Xが採用したフレキシブル有機ELの進化系を搭載する予定で、早ければサムスンは2019年初頭、ファーウェイはその機先を制するため11月にも発表するつもりではと言われている。
 実現すれば、既存のスマホやタブレットと異なるカテゴリーの商品として市場をリードできる立場に立てる可能性はあるが、その実現には相当の困難を伴うことが予想される。


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20 Jun

LGD bets on OLED to address mounting challenges, Paju P10

LGD OLED restmb_idxmake.phpLGディスプレイは、建設中のパジュの10.5世代の工場P10で、有機ELを生産することを決定したもようだ。
一時(17年2月)は投資を中断し液晶パネルを生産するとの報道もあったが、最終的に有機EL生産に決定したとしている。
LG関係会社のコンファレンスでの発表であり、上記の方針にともなって製造機器の搬入日程の見直しが行われるようだ。

LG Display has decided to roll out OLED displays at its new manufacturing factory, called P10, in Paju, ditching its original plan to produce large-sized LCDs, according to sources on June 18.

The Korean display firm initially planned to produce 10.5-generation LCDs at the new factory first, and then transition the manufacturing lines into those for OLED later. The global LCD supply bottleneck caused by fast-growing Chinese display companies and negative outlook on competitiveness of Korean firms in the global LCD segment has forced LGD to make the switch.



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15 Jun

高解像度UXGAの0.5型有機ELマイクロディスプレイ

mn_embedded_18053102aソニーは2018年5月28日、高解像度UXGA(1600×1200)の0.5型有機ELマイクロディスプレイ「ECX339A」を発表した。現在、サンプルを出荷中で、サンプル価格は5万円(税別)。量産出荷時期は同年11月を予定する。
 ECX339Aは、独自の有機ELディスプレイ技術と微細化プロセス技術により、6.3μm画素ピッチという、0.5型QVGA(1280×960)の従来品「ECX337A」の約1.6倍の高解像度化を実現した。新規設計の駆動回路を採用することで、同一のフレームレートにおいて従来品と同等の低消費電力で利用できる。さらに、独自の駆動方式を組み合わせることにより、従来比2倍の240fpsまでのフレームレートに対応する。



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14 Jun

有機ELが充実、液晶は低価格に 2018年夏のテレビ事情

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2018年夏商戦に向けて、ソニー、パナソニック、シャープ、東芝、LGエレクトロニクスら国内外のメーカーが薄型テレビを続々と発表した。40型以上の大型テレビは“4K液晶”が市場をにぎわしてきたが、昨年、国内メーカーが有機ELテレビの発売を開始して、トレンドが移行しつつある。一方、10万円を割り込むクラスでは“格安4K”が定着している。
 2011年の地デジ化を機にテレビを購入した人の買い替え需要、2020年の東京オリンピック・パラリンピックというビッグイベント、有機ELテレビの登場と4Kテレビの低価格化で「そろそろ薄型テレビを買い替えようかな」という機運も高まり始めた。


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8 Jun

有機EL材料の不純物、高速・高精度で解析 東陽テクニカが測定システム

東陽テクニカは有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)やスマートウインドー向けの材料を高速・高精度に解析できる不純物イオン測定システム「LT1000」を開発した。

同社の液晶ディスプレーの研究を生かし、不純物イオンの特性と定量評価を実施する。今秋めどに世界同時発売する。米国での価格は約1100万円になる見込み。



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7 Jun

世界初の有機ELパネル「印刷方式」を業界標準に JOLEDの森政俊氏目指す

パナソニックとソニーの有機EL事業を統合したJOLEDが、世界初となる低コストの「印刷方式」で生産した高精細の有機ELパネルの量産に平成31年度にも乗り出す。印刷方式は有機ELで先行する韓国勢の「蒸着方式」と比べ、製造コストを2~3割下げられるのが特徴だ。
 --昨年12月に印刷方式で生産した中型の有機ELパネルを初出荷した  
「27年1月にJOLEDが発足したが、次世代技術の有機ELパネルでどう先行メーカーに対して勝ち得るか、有機ELを普及させることができるかを議論し、世界初の印刷方式に挑戦する方針を打ち出した。この3年の研究開発は当然失敗だらけだったが、製造プロセス、設備、材料、生産管理などで知見を蓄積し、次につながる技術の進化ができたと思う。


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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

3.用語辞典(技術・ビジネス・企業)
管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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