Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

O_有機EL

JDIは中型OLEDスクリーンに携わるか、中国企業と共同で量産する可能性がある

ジャパンディスプレイ(JDI )はタブレット端末やパソコン向けの14インチ有機ELディスプレイに参入する。同社は以前はスマートウォッチ用に1.4インチの画面のみを製造していましたが、現在は中型の画面でもバランスのとれた画面の明るさを実現しています。2025年に量産を開始し、米国やアジアのIT企業や情報端末メーカーからの受注を目指す。

JDIは8月下旬に上海で開催された展示会で、自社開発のOLEDスクリーン「eLEAP」を顧客に公開した。画面サイズが大きくなると画質のムラが発生しやすいが、同社は画質を安定して制御する技術を向上させた。純正品に比べて明るさは2倍、寿命は3倍です。





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有機ELディスプレイを搭載した手のひらサイズのミニPC「XULU XR1」

MINI PC OLED XULUは、前面に有機ELディスプレイを備えたミニPC「XULU XR1」について、Kickstarterにて出資を募り始めた。製品が得られる最低出資額は、Ryzen 7搭載の「XR1 MAX」が3,127香港ドル(約5万8,000円)、Ryzen 5の「XR1 Pro」が約2,814香港ドル(約5万2,000円)、Ryzen 3の「XR1 Lite」が2,343香港ドル(約4万3,000円)から。

 XULU XR1は、本体前面に情報を表示できる有機ELディスプレイを内蔵したミニPC。約88.9×96.5×63.5mmのコンパクトなケースに、Ryzen 5000Uシリーズを搭載する。





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メルク、OLEDデバイスに高い柔軟性と安定性、耐久性をもたらす新しいバリア材料を発表

MERC2023年5月30日付、ドイツ・ダルムシュタット発 - 世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業であるMerck(以下メルク)は、フレキシブルOLEDデバイスに従来の材料より優れた柔軟性、安定性、耐久性をもたらす新しいバリア材料を発表しました。この革新的な原子層堆積(ALD)材料は今年5月に、世界最大のディスプレイ学会であるSID(Society for Information Display)から2023年ディスプレイ・コンポーネント・オブ・ザ・イヤー賞を獲得しました。

 データが重視されるエレクトロニクスの領域において、完全にフレキシブルなOLEDディスプレイを搭載した自由形状デバイスは、トレンドとして急速に拡大しています。折りたたむ、丸める、広げるなど、伸縮可能なデバイスは、標準的なデバイスに比べてディスプレイモジュールを約60%薄くする必要があります。一方で、OLEDは湿気や酸素に非常に敏感なため、損傷を防ぐためには、適合性が高く柔軟性かつ耐久性に優れた封止材またはバリア材料が求められます。






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高輝度化や発色性で競い、低価格化に挑む有機ELディスプレー

高輝度化や色の再現性、低コスト化など、ディスプレーの技術合戦が激しくなっている。テレビやスマートフォンのディスプレーは今後、どこまで高性能になるのか。「日経クロステック ラーニング」で「ミニ&マイクロLED、量子ドット、各種OLED技術の最新動向」の講師であるサークルクロスコーポレーション フェローアナリストの小野記久雄氏に聞いた。

 - 世界最大のテクノロジー見本市「CES 2023」(2023年1月5~8日、米国ラスベガス)では、ディスプレーにはどのような変化があったでしょうか。

 小野氏:有機EL(OLED)ディスプレーのピーク輝度が向上しました。昨年(2022年)は最大1500nits*でしたが、今年(2023年)は最大2000 nitsの製品も出展されました。  ディスプレーの画面は、輝度の高さがぱっと見の印象を美しく感じさせる最大の要素です。そういう意味では、「OLEDディスプレーがさらに美しくなった」という印象を与えたのではないでしょうか。





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日の丸「有機EL」、技術は世界唯一でも必然の完敗 国策企業・JOLED破綻で歴史はまた繰り返す?

Screenshot 2023-04-28 06.54.59相変わらずの似通った論調とオリジナリティの無い考察だけど、端的にまとめているので成り行きの全体像を知りたい方は一読する価値があるかも...---管理人

アメリカのラスベガスで毎年1月に開催されるIT見本市「CES」。2023年は韓国・サムスン電子が77型の大型有機ELディスプレーパネルを展示した。大型ディスプレーで圧倒的シェアを握ってきた韓国・LG電子を猛追する存在なだけに会場の注目を集めていた。
スマートフォンなどに続いてテレビ市場においても、有機ELディスプレーは、これから普及期を迎えると予想される。本来なら、そこに日本メーカーも加わって”三つどもえの戦い”になっていてもおかしくなかった。

だが、日本メーカーがいま直面しているのは衰退の危機だ。 3月27日、有機ELディスプレー専業メーカーのJOLED(ジェイオーレッド)が民事再生法の適用を申請し破綻した。大株主は累積で1390億円を投融資し株式56%超を持つ官民ファンドのINCJ(旧産業革新機構)。負債総額は337億円と見込まれる。






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iPhone15シリーズ用OLEDのサプライヤー別受注割合に変化生じる?

iphone15 2585b2800745c7ddadiPhone15シリーズ用有機EL(OLED)ディスプレイパネルの供給において、LG Displayの供給割合が大幅に増えると韓国メディアが報じました。

 iPhone15 Proシリーズ用OLEDディスプレイパネルを供給増見込み

 iPhone15シリーズ用OLEDディスプレイパネルについてもこれまで同様、Samsung Displayが最多数を供給する見通しですが、LG Displayも供給数を増やし、iPhone14シリーズ用OLEDディスプレイパネルの供給数と比較し50%増になるとET Newsが伝えています。

また、LG DisplayはiPhone15 Proシリーズ用の低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)ディスプレイパネルの受注割合が増えたことから、iPhone15およびiPhone15 Plus用の低温ポリシリコン(LTPS)ディスプレイパネルよりも卸価格を高く設定できることから、同社の利益額増加へも貢献しそうです。





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新興プラスチックス、ガラスのような透過型ディスプレー「透過型OLED」発表

Screenshot 2023-04-17 07.44.42新興プラスチックスはガラスのような透過型ディスプレー「透過型OLED」を発表。国内のインテリア・内装市場向けに新商品を販売する。

新興プラスチックスは4月12日、ガラスのような透過型ディスプレー「透過型OLED」を発表。国内のインテリア・内装市場向けに新商品を販売する。  

同社はアクリルファニチャーブランド「TRANS PARENCY/トランスペアレンシー」を手がけている。透過型OLEDはLG製の有機ELディスプレーを採用し、38%というガラスのような透明度がありながら映像をクリアに表示。





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近大など、フルカラーの円偏光を発生させる発光有機ELを開発

Screenshot 2023-04-17 07.49.01近畿大学(近大)と大阪公立大学(大阪公大)の両者は4月13日、イリジウム錯体を発光材料とする、フルカラー円偏光発光有機ELを開発。この有機ELに外部から磁力を加えることで、3D立体映像を映し出す際に使われる「円偏光」を、赤・緑・青・黄(RGBY)のフルカラーで発生させることに成功したと共同で発表した。

同成果は、近大大学院 総合理工学研究科の北原真穂大学院生、近大 理工学部 応用化学科の今井喜胤教授、大阪公大大学院 工学研究科の八木繁幸教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、有機エレクトロニクス全般を扱う学術誌「Organic Electronics」に掲載された。

円偏光とは、特定の方向に振動し、なおかつらせん状に回転している光のことをいう。円偏光を発する有機ELは、3D表示用有機ディスプレイなどに使用される新技術として注目されている。





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有機ELの蒸着プロセスを省電力化する真空蒸着セルを開発

OLED R and DNEDOの「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」で、(株)サンリックは、東北大学、山形大学と共同で、有機ELの有機物や金属の薄膜形成に用いる真空蒸着セルの開発を行っており、今般、室温で加工できるタングステン-モリブデン系新合金(新合金)とその単結晶線材化プロセスからなる高性能真空蒸着セルを開発しました。





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BOEがスマホ用有機ELで世界2位に、LGを追い抜き中国企業の躍進止まらず

OLED Global share液晶では世界シェア1位を誇り、近年スマホ向けの有機ELパネル製造にも注力している中国のディスプレイメーカー「BOE」。

「BOEが製造を担当するだけで不安視される」、「製造過程で問題が発覚しAppleを激怒させた」といった話が嘘に思えるほどの成長を見せつけていました。詳細は以下から。 海外メディアの報道によると、BOEが中小型(スマホ)向け有機EL市場において世界2位になったそうです。

 これはイギリスの調査会社「Omdia」が発表したもの。2022年は世界的に需要が冷え込み、スマホ向け有機ELパネルの出荷数が2021年比で6%減少する7億6200万枚に落ち込んでいました。





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有機ELの更なる進化を支える若き女性技術者とは? - 世界最高レベルの『idemitsuブルー』誕生の背景に迫る

Screenshot 2023-03-31 07.34.24突然ですが、皆さんは「出光興産」と聞いて何をイメージしますか?

多くの方が「ガソリンスタンド」と答えるのではないでしょうか。たしかに、出光興産は石油事業をメインとする老舗企業で、ガソリンスタンドのイメージが強いこともうなずけます。しかし実は、地球環境保全のため「省資源」を目標に掲げ、「地球環境にやさしい素材」の開発に取り組んでいる企業でもあるんです!

さらに、中期経営計画では大卒の女性採用比率50%を目標に掲げ、男女の別なく活躍できる企業へと更なる進化を遂げようとしています。
そこでこの記事では、実際に出光興産で働く社員の方にインタビューし、“出光興産ならではの省資源”への取り組みを紹介します。





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地域共創パートナー契約 締結のお知らせ

OLED青森日頃より、ヴァンラーレ八戸へ厚いご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。

 この度、ヴァンラーレ八戸では、OLED青森株式会社様と地域共創パートナー契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。





中国産スマホ向けAMOLEDディスプレイが急成長 韓国メーカーの独占を打破か

OLED SP global 2022スマートフォン向けAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)ディスプレイ市場は、長らく韓国のサムスンとLGディスプレイ(LGD)により支配されてきた。しかし中国の京東方科技集団(BOE)や「維信諾(Visionox)」の成長により、中国産AMOLEDディスプレイのシェアが急速に高まっている。

 調査会社「CINNO Research」の最新リポートによると、世界市場におけるスマートフォン向けAMOLEDパネルの2022年出荷数は前年比10.3%減の約6億枚だった。出荷数減少の主な理由は、消費者の機種変更需要が不足し、スマートフォン向けパネル市場が深刻な供給過剰に陥っているためだ。

 22年のAMOLEDパネルの出荷シェアを地域別に見ると、韓国の70.7%に対し、中国は29.3%だが、昨年の20.3%から9ポイント増と、急速にシェアを伸ばしている。





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有機EL「再結合」過程観測、大阪公立大などが成功した意義

OLED Osaka Univ大阪公立大学の鐘本勝一教授と日本化学工業などの研究チームは1日、イオン液体材料を使った電気化学発光セル(LEC)がエレクトロ・ルミネッセンス(EL)の過程で生じる電子状態の変化を観測することに成功したと発表した。光吸収スペクトル計測とEL動作を同期して実現した。EL動作のもとになるホールと電子の詳細な動きが確認でき、発光効率を低下させる要因を突き止めることもできると見られる。

 ELは電圧を加えられることで発生する電子と、電子の抜け穴となる正電荷のホールが衝突する再結合反応で発生する。再結合の過程の情報を直接観測する実験手法はなく、手探りで材料の改良が進められている。





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ガーミン、有機ELを採用したランニングGPSウォッチ「Forerunner 265/265S/965」

Garmin 302111649_851_ガーミンジャパンは、ランニングGPSウォッチ「Forerunner(フォアランナー)」シリーズの新モデルとして、「Forerunner 265」「Forerunner 265S」「Forerunner 965」を発表。「Forerunner 265」「Forerunner 265S」を3月2日より、「Forerunner 965」を近日中に発売する。

 いずれも、高精密なGPS測位と先進のトレーニング機能、ヘルスモニタリング機能を搭載したランニングGPSウォッチ。心拍数、呼吸数、歩数、消費カロリーなどベーシック機能に加え、体のエネルギー状態を数値化する独自の指標Body Battery、ストレスレベル、睡眠の質を測る睡眠スコアなどを搭載する。

また、ディスプレイは、従来の半透過メモリーインピクセル液晶から有機ELパネルに変更。色鮮やかにより見やすくなっている。





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【韓国報道】もう一度…サムスン電子、OLEDテレビ再挑戦

Samsung OLEDサムスン電子とLGエレクトロニクスがまた「テレビ戦争」をする。サムスン電子が「LGの庭」と呼ばれる有機EL(OLED)テレビ市場に本格的に再参入する。一方では、世界テレビ市場が沈滞期を迎えた中、中国企業の低価格攻勢が強まっている。

業界によると、サムスン電子は来月9日に2023年の新製品を発売するが、ここにOLED(77・65・55型)テレビを含めた。これまで最上位プレミアムとして出してきたネオQLEDに高価なOLEDラインを追加した。

韓国国内で今回発売されるサムスンOLEDテレビには、サムスンディスプレイの量子ドット有機EL(QD-OLED)ディスプレーが搭載された。青のOLED上に量子ドットカラーフィルターを採用したもので、色の再現力が優れているという評価だ。ただ、大型OLED市場で中心に立つLGディスプレイのW-OLEDと比べて収率が落ち、生産単価が高いという。





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iPhone14 Pro Maxで時刻表示跡などの画面焼付きの事例が海外で報告

iPhone焼き付きiPhone14 Pro Maxで、時刻表示やDynamic Islandの表示跡など有機EL(OLED)ディスプレイの焼付きの事例が複数報告されたとiMediaが報じています。

 iMediaが報じたのは、iPhone14 Pro Maxにおいて、時刻表示跡が残ってしまっているものと、Dynamic Islandの表示が横に伸びているような不具合で、いずれもOLEDディスプレイの焼付きに起因するものと考えられています。
このうち、時刻表示とiPhone14 Proシリーズ用壁紙の跡が残ってしまったユーザーの場合、購入から半年しか経過しておらず、Apple Care+にて新品に交換されたようです。





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中国BOE、有機EL技術でもサムスン猛追 供給過剰懸念よそに拡大続く

OLED share 202301「いよいよ量産時期が間近に迫ってきた」。中国ディスプレー最大手の京東方科技集団(BOE)が開発を進める、ある技術の動向に業界関係者の注目が集まっている。
 
 技術の名は「LTPO(低温多結晶酸化物)」。ディスプレーを駆動するTFT(薄膜トランジスタ)に使われ、表示性能と低消費電力に優れた有機ELディスプレーを実現できる。 量産面でリードするのはサムスン電子やLGディスプレーなどの韓国勢。新型コロナウイルスの感染拡大で工場の稼働が停止し、品薄となっている米アップルのスマートフォンの上位モデル「iPhone14 Pro」シリーズに搭載されている最先端技術だ。

 BOEは、10年代後半から有機ELの開発に力を注いでおり、韓国2社を猛追する立場だ。17年に四川省成都市で有機ELの量産に踏み切った。21年には韓国勢に割り込む形で、悲願だったiPhone向けの有機ELの提供にもこぎ着けている。





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輝度大幅向上の新パネル「MLA-OLED」登場。有機ELの新時代が始まった

米国のネバダ州ラスベガスでは8日まで、世界最大のテクノロジショーケース「CES 2023」が行なわれた。かつては家電ショーだった同展示会だが、近年はエレクトロニクスを中心にコンシューマ向けのさまざまな技術を披露する場となっている。

 映像製品に関連する領域では、LGディスプレイがテレビ向け第3世代有機EL「METAテクノロジー」を発表。すでにパナソニックとLGエレクトロニクスが2023年向けの有機ELテレビでの採用を発表しており、今後も採用メーカーが相次ぐとみられる。
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ベンキュー、有機ELパネルを採用した48型ゲーミングディスプレー「EX480UZ」2023年1月6日発売

Ben-Q Game monitorベンキュージャパンは有機ELパネルを採用した48型ゲーミングディスプレー「EX480UZ」を2023年1月6日に発売する。

 ベンキュージャパンは12月26日、ゲーミングモニターブランド「MOBIUZ」にて有機ELパネルを採用した48型ゲーミングディスプレー「EX480UZ」を発表。2023年1月6日にBenQ Direct Shop Amazon店、BenQ Direct 楽天市場店、BenQダイレクトオンラインショップにて発売する。

 バックライトを使用しない有機ELパネル搭載ゲーミングディスプレーは同ブランド初という。4K UHD(3840×2160ドット)解像度と高速リフレッシュレート120Hz、応答速度0.1ms(GtG)により、滑らかな映像表示でゲームプレーを楽しむことができるほか、BenQ独自のHDRi技術により鮮やかな色表現を実現。





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中国、有機ELで韓国猛追 日本、調達国集中にリスク

Screenshot 2022-11-23 21.29.06スマートフォンなどに載るディスプレーの生産で中国への集中が加速している。中国の国別シェアは約7割に達した液晶パネルに続き、高精細な有機ELパネルでも2022年に4割を超える見通しだ。日本はパネル調達の中国集中を避けるため、かつて競った韓国勢と連携する工夫などが必要な局面となっている。

米調査会社DSCCは10月、有機ELで中国の国別シェア(生産能力ベース)が22年に43%に達するとの予測を公表した。巨額の補助金を背景に、京東方科技集団(BOE)や華星光電技術(CSOT)が19年ごろから大増産に入り、韓国(55%)を猛追している。

有機ELの開発・製造技術には液晶パネルとの共通点が多いが、より熟練した技術者のノウハウが欠かせない。DSCCの田村喜男アジア代表は「中国勢は18年ごろから、サムスン電子など韓国勢から技術者を大量に引き抜いて不足を補った」と指摘する。





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大画面「有機ELテレビ」7万円台前半に大幅値下がり、一気に普及価格帯に



液晶テレビよりも画質が良く、本体も極薄の「有機ELテレビ」が過去最安値を一気に更新してしまいました。
 映像をキレイに楽しめる技術はもちろん、ド迫力の立体音響技術にまで対応しているため、秋の夜長を映画やゲームざんまいで過ごすのも良さそうです。
詳細は以下から。 まず見てもらいたいのが、2021年7月に発売された4K有機ELテレビ「OLED48A1PJA(LGエレクトロニクス製)」。





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4Kテレビ・クオリティレビュー2022 完成度の高い4K有機ELテレビの実力を検証


高画質テレビの代表格となった有機ELモデル。各社から独自に改良を重ねた有機ELパネルがハイエンドクラスに導入されるようになり、その完成度も着実に高まりました。新構造の有機ELパネルを採用したモデルも登場し、次のステージも見え始めています。本稿では、4K有機ELテレビのトップクラスの実力を検証していきます。

 有機EL方式は、現在の大画面・高画質テレビの中心的存在です。大画面テレビ用の有機ELパネルは生産メーカーが限られていることもあったため、メーカー各社がパネルの構造に独自設計を盛り込むなどして、有機ELパネルの性能を底上げしてきました。
また、有機ELパネルの輝度を安全に向上させるために、各社開発した放熱・冷却プレートを追加するなどの方法も用いています。特にハイエンドモデルにおいて、その流れは明らかであり、そして完成度も未だかつてないほどに高まっています。





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Researchers develop new highly-efficient cyanopyrazine-enhanced fluorophores OLED emitters

Screenshot 2022-10-24 07.25.14Researchers from Russia's Ural Federal University developed a new OLED emitters based on cyanopyrazine-enhanced fluorophores. The presence of cyanogroup substance in the composition of fluorophores significantly increases the efficiency of the OLED emitters. The researchers say that they have modified the pyrazine-based push-pull system with cyanogroup and studied how this affected the photophysical properties of the fluorophores and the performance of OLED devices based on these materials.





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【自動翻訳記事】大型OLEDが新たな時代に突入、未来の技術はどうなる?

38271429122300最近、ジャパンディスプレイ(JDI)が開発した精密金属シールド(FMM)を使用しないOLED技術「eLEAP」は、「サムスン」に支持されていると噂されていた。
世界で最も強力なOLEDディスプレイパネルサプライヤーとして、サムスンは新しいeLEAPプロセスに関心を持っているは、「産業技術ルート」の戦いで大きな変数になるのに十分です。

OLED ディスプレイの大規模な問題について、その本質は 2 つの部分に分けられると感じています。その中で、最初の部分は、大型OLEDの主なターゲット市場は何ですか? この点で、カニを最初に食べたLGは、テレビを主なターゲットとして最終的に決定しました。

LG は一時的に脱臼を形成したいと考えていましたが、同時に TV でリードし、Samsung が携帯電話などの小型 OLED で優位に立つことで、競争の王者でもありました。しかし、OLED TV の取り扱いは簡単ではないことが実際に証明されています。







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有機EL、テレビやスマホの主役に 薄く軽く上位機種で ノーベル技術 迫る一歩

今では誰もが知る有機ELの性能を実用レベルに引き上げた米イーストマン・コダックの元研究員のチン・W・タン氏はノーベル賞の候補だ。1950年代に発見された有機ELは今では、テレビやスマートフォンのディスプレーの主役になりつつある。

 米アップルが16日に発売したiPhone14には当たり前のように有機ELが採用された。輝度が上がり屋外でも見やすい。アップルは2017年から有機ELの採用を始めている。
韓国サムスン電子などが販売するディスプレー部分を折り畳みできるスマホにも、加工性に優れる有機ELは欠かせない。近年は任天堂の「ニンテンドースイッチ」などのゲーム機にも採用され、需要が拡大している。テレビでは大型の上位機種で普及が進む。

有機ELディスプレーは素子が発光する「自発光型」で、バックライトが必要な液晶ディスプレーに比べてコントラスト(明暗)比が優れ、美しい映像を表現できるほか、軽くて薄い。有機材料は柔軟性があり、曲げられる製品も作れる。






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テレビって進化してるの?「5年前のブラビア」と「最新のブラビア」を比べてみた【有機ELモデル編】

vialed_02-w1280有機ELの底力を感じました。 皆さん、お使いのテレビは何年目に突入していますか? テレビも各メーカーから毎年新モデルが登場していますが、内心で「もう全部きれいだからどう新しくなったのかわからん!」って思ってません?

 古いモデルと新しいモデルを比較してみれば違いもわかりやすいんですけど、店頭でそれをするのはなかなか難しい。今回、ソニーのブラビアシリーズで新旧モデルの比較を実現できたので、その結果を報告します。今回は有機ELモデル編です。

[参考] テレビって進化してるの?「7年前のブラビア」と「最新のブラビア」を比べてみた【液晶モデル編】





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LG電子 世界最大の有機ELテレビ公開へ

088200_P4LG電子は29日、ドイツ・ベルリンで9月2~6日に開かれる欧州最大のIT見本市「IFA2022」で世界最大の有機ELテレビとなる97型の「OLEDエボギャラリーエディション」を公開すると発表した。





「有機EL」のELって何? 「OLED」との違いは?

pics_oled01スマホやPCなど、さまざまな電子機器の映像を映すディスプレイの中でも、近年映像表現を強化するためなどで搭載される「有機EL」というディスプレイ。「OLED」とも呼ばれることがあるが、どんな仕組みで映像を表示しているのか。

  有機ELの「EL」は「Electro-Luminescence」(電気発光)の略で、電圧をかけると有機物が発光する現象を指している。「OLED」は「Organic Light Emitting Diode」、有機発光ダイオードと呼べ、有機ELを利用した発光ダイオードであり、発光するための部品に有機材料を用いている。有機ELは有機物の構造によって赤、青、緑などの色に発光する。





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有機ELディスプレイの寿命を伸ばして画質も上げる「ブルーダイヤモンドピクセル配置」をBOEが開発、中華OLEDが世界で戦えるレベルに

気が付けばスマホ向けディスプレイのスタンダードとなってしまった有機EL。
圧倒的な表示性能を誇る一方で弱点だった寿命の短さを、なんと中国企業が克服しつつあります。

詳細は以下から。 海外メディアの報道によると、中国の大手ディスプレイメーカーBOEが「ブルーダイヤモンドピクセル配置」と呼ばれる技術を開発したそうです。





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Xiaomi「液晶ディスプレイのスマホ」廃止か、有機ELに一本化へ

液晶ディスプレイが過去の遺物となりそうです。
海外メディアの報道によると、XiaomiのシニアセールスマネージャーのZhang Yu氏が「Redmi Note 11T Proが最後の液晶ディスプレイ採用スマホになるかもしれない」と投稿したそうです。
これは同社が立てた液晶ディスプレイの仕様を段階的に廃止する計画を受けたもの。





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トーヨーカラー、有機EL劣化にHEV吸収剤提案

東洋インキSCホールディングス(HD)傘下で顔料事業などを手がけるトーヨーカラーは、有機EL素子の劣化抑制にブルーライト(HEV)吸収剤を提案する。山形大学の協力で効果実証に成功し、有機ELディスプレイの長寿命化を訴求する。
まずはスマートフォンを含む屋外使用ディスプレイに提案し、さらに車載などの大型ディスプレイにも照準を定める。富士製造所(静岡県富士市)で2023年度までに量産化し、24年度以降の次期中期経営計画で採用拡大を目指す。

VGP審査員一同も絶賛。LG「OLED G2シリーズ」は新次元のプレミアム4K有機ELテレビだ

有機ELテレビのトップランナーであるLGから、新たなフラグシップモデル“G2シリーズ”「LG OLED evo Gallery Edition」が登場した。本機は、最新パネルの採用や最新世代の映像エンジン「α9 Gen5 AIプロセッサー」の搭載などにより、新次元のプレミアム画質を実現したことが評価され、見事「VGP 2022 SUMMER」映像音響部会の特別賞&金賞をW受賞。

VGP審査員一同も絶賛したというその映像クオリティはどれほどのものだろうか。海上 忍氏によるレビューをお届けしよう。





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山形大学とIT企業のリモート診療システム新会社 正式発表

コロナ禍で、医療関係者の感染防止につながる「リモート診療」に注目が集まる中、山形大学と山形市のIT企業は、患者の顔色などをよりリアルに再現できるリモート診療システムを製造・販売する会社の設立を7日、正式に発表しました。

これは、ともに山形大学の所属で「有機EL」を研究する城戸淳二教授と、起業家教育を手がける部署の三宅裕介リエゾンアドバイザ−、それに、山形市のIT企業「YCC情報システム」が7日、山形大学で共同で記者会見を行い発表しました。





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出光興産 キッザニア福岡に有機EL研究開発センターを出展

Screenshot 2022-06-07 08.07.22出光興産はこのほど、KCJグループが展開するこどもの職業・社会体験施設「キッザニア福岡」(三井ショッピングパーク ららぽーと福岡内)に、「有機EL研究開発センター」パビリオンを出展すると発表した。「

キッザニア福岡」およびパビリオンは、7月31日に開業する予定。





出光、青色有機EL性能で“世界最高レベル”実現。新発光方式で

出光興産は5月16日、蛍光型青色材料を用いた有機EL素子において、新発光方式を開発し、世界最高レベルの発光効率と長寿命化に成功したと発表した。同技術は有機ELディスプレイのさらなる省電力化、製品ライフサイクルの向上による環境負荷軽減に寄与するという。

有機ELディスプレイを構成する赤色、緑色、青色の画素に用いられる発光素子のうち、青色発光素子についてはさらなる高性能化、長寿命化が課題となっている。





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将来の折りたたみiPhoneにも採用?アップルが偏光板レス「薄型有機ELパネル」開発?

アップルが偏光板を取り除いた有機ELパネルの開発を始めたという、サプライチェーン情報が届けられている。この技術はサムスンの折りたたみデバイスに用いられたものと同じであることから、折りたたみiPhoneやiPadが開発中の可能性が浮上しているしだいだ。

韓国の電子産業情報誌The Elecによると、この偏光板のない有機ELパネルはより薄くすることが可能となり、ひいては折りたたみ式デバイスに最適になるという。偏光板は特定の方向のみ光を透過できるようにすることで画面の視認性を向上させるものだが、一方では輝度の低下を補うため消費電力が増やされ(バッテリー駆動時間が短くなる)、パネルの寿命を短くすると説明されている。





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有機EL下落続く テレビ向け4~5%安、1~3月大口

大型テレビ向けの有機ELパネル価格が一段と下落した。指標品の1~3月の大口取引価格は2021年10~12月に比べ4~5%安い。有機ELテレビのシェア拡大を狙ったパネルメーカーが増産を続け、需給が緩和している。

有機ELパネルは、四半期ごとにパネルメーカーとテレビメーカーが交渉して価格を決める。1~3月の大口取引価格は、大型の65型品が21年10~12月比で40ドル(5%)ほど安い1枚765ドル前後。流通量の多い55型品も同19ドル(4%)安の1枚456ドル前後だった。下落は3四半期連続となる。





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QLEDテレビの売上は減少に転じる見通し…OLEDテレビへの転換が早まるか

サムスン電子、中国TCL、ハイセンス(Hisense)などのテレビメーカーがプレミアムラインナップで運営している「QD-LCD(量子ドット・液晶表示装置)テレビ」の年間売上が今年初めて減少に転じるという見通しが出た。韓国メディア「聯合ニュース」が報じた。

QD-LCDテレビはLCDテレビに量子ドット(電気・光学的性質を帯びたナノメートル・サイズの半導体粒子)フィルムを加えて色表現力を高めた製品で、通常市場ではQLEDテレビなどの名前で販売される。

6日、業界によると、市場調査会社のオムディアは、今年、世界中に出荷されるQD-LCDテレビの売上を昨年より3.1%減少した176億7千674万ドル(約21兆ウォン、約2兆317億円)と見通した。





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2021年はスマホやテレビの販売数増加で有機ELの需要も急増、Omdia調べ

多国籍情報提供会社Informaの市場動向調査部門であるOmdiaによると、2021年はプレミアム有機ELテレビの販売が好調だったことに加え、スマートフォン(スマホ)の販売数が回復したことにより、有機EL(AMOLED)ディスプレイパネルの需要が急増したという。需要をパネル面積で換算すると、前年比52.0%増の1420万平方メートルとなる見込みであるという。

また、2022年の有機ELディスプレイの需要についても、2021年に比べて減少はするものの、引き続き強い成長が見られ、数年間は安定した需要パターンに落ち着くことが予測されるとしているほか、有機ELパネルの面積需要は、2021年から2028年にかけて年平均11.6%で成長すると予測している。





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有機ELテレビは寿命が短い?液晶との比較や各メーカーの特徴も解説

近年人気が出てきている有機ELテレビ。美しい映像を楽しめる一方で、寿命が短いともいわれている。価格が高いため、買い替えを検討中の方にとって、どの程度の期間使用できるのかは非常に気になるポイントだろう。そこで当記事では、有機ELテレビの寿命や一般的な液晶テレビとの比較、各メーカーの特徴などを解説する。

約3万時間が目安とされている
有機ELテレビの寿命は、一般的に約3万時間といわれている。3万時間というと、1日6時間、365日テレビを視聴した場合に換算すると13~14年程度だ。

LGの有機ELパネルは10万時間?

LGは国内で採用されている有機ELパネルの多くを供給しているメーカー。LG社によると、有機ELパネルの寿命は約10万時間にまで延長されているといわれている。(2016年時点)





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LGの有機EL(OLED)テレビ、世界最大サイズを完成

身長216センチの格闘技選手チェ・ホンマンが横になっても一指尺程度(30センチ)が余る超大型有機ELテレビ(OLED)が早ければ3月発売される。LGエレクトロニクスが公開する世界で最も大きい97型(画面対角線長さ246センチ)OLEDテレビだ。

今までOLEDテレビは88型が最も大きかった。LGエレクトロニクスが97型テレビを含んで2022年型OLEDテレビのラインナップを4日、公開した。居間や部屋など使用者がいる所によってどこでも満足できる様々な大きさのOLEDラインナップを拡大するというのが最も大きい特徴だ。
ホームシアターにできる97型から机の上に上げておくほどの42型まで97・88・83・77・65・55・48・42型など8つの大きさで消費者の多様なニーズに対応した。要するに、「一度見れば目を離せない」というOLEDテレビに対するLGエレクトロニクスの自負心を家の所々に溶かしたいという戦略だ。





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有機ELパネル、2年で2割安 55型テレビで25万円切る

20800024122021000000-2テレビに使う大型有機ELパネル価格の下落が加速している。指標品の10~12月の大口価格は7~9月に比べ4~5%ほど安い。パネルメーカーの量産が進み、2年で2割ほど下がった。テレビ価格にも波及し店頭では55型の有機ELテレビが25万円を切るなど値ごろ感が広がってきた。年末商戦でも関心が高まっているようだ。

有機ELパネル価格は、四半期ごとにパネルメーカーとテレビメーカーが交渉して決める場合が多い。10~12月の大口価格は、大型の65型品が7~9月に比べて35ドル(4%)ほど安い1枚805ドル前後。流通量の多い55型品も、同25ドル(5%)安の1枚475ドル前後となった。下落は2四半期連続。

もともと量産効果で2020年から下落基調が続いていたが、巣ごもり消費を背景とした液晶パネル価格の高騰につられて、21年4~6月には約3年ぶりに上昇。メーカーがシェア拡大を狙ったことで7~9月に下落に転じ、10~12月は下げ幅を拡大した。





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ASUSの新戦略を大解剖! タブレットからクリエイター向けまでノートPCが全部「有機EL」になった

 PC本体はもちろん、PCパーツ、スマートフォン/タブレット、ルーター、ディスプレー、そしてキーボードやマウス、ヘッドセットといった周辺機器まで、幅広いジャンルを手掛けるASUSが、ノートPCにおいて新たな戦略的製品群を投入した。その共通するコンセプトは、ディスプレーに「有機EL(OLED)」を採用していることだ。

OLEDは「Organic Light Emitting Diode」の略で、一般には「有機EL」と呼ばれるものだ。画面に文字や画像を表示するという意味では、従来の液晶ディスプレー(LCD、Liquid Crystal Display)と役割上変わることはない。ただし、その表示原理はまったく違う。





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有機材料を用いた蓄光発光材料の高性能化に成功

 九州大学大学院工学府博士課程の陣内和哉大学院生(研究当時)、同最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)の安達千波矢センター長および、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の嘉部量太准教授、Zesen Lin研究員らの研究グループは2021年11月、有機材料を用いた蓄光発光材料の高性能化に成功したと発表した。

 研究グループはこれまで、電子ドナー性(電子供与性)と電子アクセプター性(電子受容性)を有する2つの有機材料を混合し、加熱融解したフィルムで蓄光発光が得られることを発表してきた。ただ、「無機蓄光材に比べ発光持続性能が劣る」「光を吸収できる波長が紫外光付近に限定される」「大気下での利用が困難」など、いくつかの課題もあったという。





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双葉電子-有機ELディスプレイ製品2品種を開発

双葉電子543fa2dcb-0双葉電子工業は29日、新たに高輝度・高精細な民生用カラー有機ELディスプレイ製品2品種を開発したと発表した。

 独自に開発した発光効率の良い素子構成を採用したことにより、従来の1.5倍以上の高輝度化を達成した。現在使用中のモノクロディスプレイを同社のカラー有機ELディスプレイに置き換えることで、美しい表示による高級感を演出し、より見やすくユーザーフレンドリーな製品の実現に寄与するとしている。

量産は2022年1月上旬の予定とした。





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映画本来の姿に初めて出会う。LG有機ELテレビ「G1」シリーズの表現力に驚嘆!

有機ELの先達、LGが次世代パネル「OLED evo」を投入した。その搭載第一弾テレビ「OLED G1」シリーズは、何よりも有機ELならではの表現力がどれほど進化したのかに注目が集まっている。VGPアワードでも高く評価される本シリーズを、VGP審査委員長である大橋伸太郎氏がレビューする。

大画面有機ELテレビは、LGのパネル開発で開幕した。この分野で先頭を行くLGエレクトロニクスが2021年に放った次の矢が「OLED evo」であり、この次世代パネルを搭載した4K有機ELテレビ「OLED G1」シリーズである。





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BOE、OLEDを9月末までに4,000万枚出荷〜iPhone12/13にも採用

中国メディアMyDriversが、BOEは有機EL(OLED)ディスプレイを2021年1月〜9月末までに4,000万枚出荷したと報じました。BOEのOLEDディスプレイは、iPhone12およびiPhone13にも採用されています。

iPhone13用OLEDディスプレイ正式採用で出荷数増加 BOEは2021年上半期(1月〜6月)に、iPhone12用OLEDディスプレイを約600万枚、10月末までに1,000万枚出荷したとみられています。





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オンライン診療に有機EL 「皮膚の傷や目の充血まで分かる」対面と遜色ない臨場感 山形大

医師が遠く離れた患者を診察するオンライン診療に、発光する素材「有機EL」を使った照明やディスプレーを導入する試みが始まった。山形大の城戸淳二教授らは鮮明な画質で患者の顔色も自然に映り、対面と遜色ない「臨場感」を実現。誤診を懸念し、医療機関がオンライン診療に二の足を踏む中、有機ELを普及のきっかけとしたい考えだ。

 「皮膚の傷や目の充血、舌のざらつきまで分かる」。介護老人保健施設「サンファミリア米沢」(山形県米沢市)の一室で9月、医師と共に画面をのぞき込んだ副施設長の大武政通さんは驚きの声を上げた。

 山形大が組み立てた有機ELディスプレーには、施設の別の場所で、有機EL照明で照らされた利用者が映っていた。





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大画面「有機ELテレビ」ついに9万円台に大幅値下がり、過去最安値を一気に更新

液晶テレビより表示性能が高く、本体も極薄の「有機ELテレビ」が一気に値下がりし、過去最安値を更新しました。
肌寒くなってきた昨今のおうち時間を美麗な映像とド迫力のサウンドで彩ってくれます。詳細は以下から。

まず見てもらいたいのが、2020年6月に発売された4K有機ELテレビ「OLED55BXPJA(LGエレクトロニクス製)」。

部屋の明るさに合わせて輝度を自動調整する高画質化技術「Dolby Vision IQ」や立体音響技術「Dolby Atmos」、さらに「Amazon Alexa」「Googleアシスタント」にも対応した55インチ大画面モデルが2021年10月30日4:00現在、9万9800円で販売されています。





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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

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管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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