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Flat Panel TV and Display World-2....液晶・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

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16 Feb

有機EL、スマホに採用広がる 液晶「曲げ・価格」で対抗

スマートフォン(スマホ)のパネルや飲料容器で、新勢力の台頭が目立つ。従来にない特長を打ち出したり、顧客の利便性を高めたりした素材の採用が進む。スマホ用パネルを巡っては米アップルが有機ELを採用する予定で今後のシェア拡大が見込まれる。従来メーカーはどう迎え撃つのか。注目度の高い素材の動向を追う。

 「すべてのディスプレーの選択肢を準備できるようにする」。2016年12月。液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)の本間充・会長兼最高経営責任者(CEO)は、パナソニックとソニーの有機EL事業統合会社、JOLED(ジェイオーレッド)の子会社化を発表した記者会見で狙いを強調した。



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14 Feb

Samsung、Appleから4,900億円規模のiPhone向けOLED受注か

Samsung Displayが次世代iPhone向けとして、新たに6,000万枚、金額にして5兆ウォン(約4,940億円)の有機EL(OLED)パネルをAppleから受注したと、韓国メディアThe Investorが報じています。

 同メディアによれば、Samsungは昨年すでにAppleと、iPhone8向けに1億枚のOLEDを供給する契約を締結しており、今回の契約と合わせると1億6,000万枚のOLEDを供給することになります。 Appleが年間2億台のiPhoneを出荷していることを考えると、1億6,000万枚という数はおよそ80%を占めています。



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11 Feb

国内勢有機ELの先陣を切る東芝「REGZA X910」。画質進化と“変わらないこと”

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有機ELテレビを作るために、東芝はなにをしたのか? 過去の製品と、そして液晶モデルであるX810とどこが違うのだろうか? 関係者へのインタビューをお届けする。
 X910は、55型、65型の2モデルが用意されている。現在の有機ELテレビはすべてLGディスプレイ製のパネルを採用しているから、55/65/75型の3バリエーションが開発しうるはずだが、現状、75型は「お客様の反応を見て検討する」という段階。
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10 Feb

サイバネット、有機EL向けのムラ補正機能を搭載したドライバICを開発

サイバネットシステムは、有機ELディスプレイ向けに独自開発のムラ補正機能IPを搭載したディスプレイドライバICを複数の半導体メーカーと共同で開発したと発表した。

同ドライバICを活用することで、有機ELディスプレイメーカーはムラ補正機能を容易に利用することが可能になるほか、サイバネットの自動ムラ補正装置「FPiSシリーズ」と組み合わせることで、品質向上や歩留まり改善による安定した生産が可能になるとしている。

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10 Feb

「iPhone8」の価格は12万円超!?OLED採用でコスト上昇

iPhoneの10周年記念モデル「iPhone8」あるいは「iPhone X」は、有機EL(OLED)ディスプレイ採用によるコスト上昇のため、1,000ドルを超え、iPhone7 Plusよりも割高になる、と報じられています。

今秋の発売が噂される「iPhone8」あるいは「iPhone X」と呼ばれる次期モデルは、5.8インチOLEDディスプレイが採用されると噂されていますが、OLEDは供給できるサプライヤーが少ないうえ、従来の液晶(LCD)ディスプレイの約2倍の製造コストがかかること、大容量メモリの搭載により、価格はかなり高くなるようです。



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3 Feb

4K有機ELテレビが半年で半額まで値下がり、一気に普及価格帯に

OLED TV price 01最先端技術を採用した大画面有機ELテレビが、一気に普及価格帯にまで値下がりしました。
今年に入って国内メーカー各社も発売を告知したものの、すでに価格競争の面で非常に不利な状況です。
 大手価格情報サイト「価格.com」によると、2017年1月31日現在、LG製のHDR対応・55インチ有機ELテレビ「OLED55B6P」が25万3712円で販売されています。価格変動履歴はグラフの通り。

発売時点(2016年6月)での価格が48万378円だったのに対し、今年1月27日時点では歴代最安値となる24万8550円に。実に半額にまで値下がりしたことになります。

なお、東芝は2017年3月に同社初となる55インチ4K有機ELテレビ「REGZA 55X910」を発売予定ですが、現時点での最安価格は68万7154円。LED55B6Pの最安値と比較して実に3倍です。



2 Feb

FUK、フレキシブル有機EL製造装置を一括提案−後工程の自動化ニーズ対応

FUK(奈良県御所市)は、曲げ加工が可能なフレキシブル有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)ディスプレー製造装置の一括提案を始めた。三つの装置で構成しており、有機EL膜剥離や打ち抜き、フィルムの貼り合わせといった後工程を自動化できる。
すでに次世代のスマートフォン向けに量産を目指すディスプレーメーカー大手数社と、商談を始めた。2018年4月期に売上高で17年4月期見込み比約4倍の50億円を目指す。



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29 Jan

京都の企業、「有機EL」に商機 生産設備拡張、開発に力

 液晶に代わる次世代ディスプレーとして期待される「有機EL」の開発投資が中国で活発化し、製造工程に必要な装置を手がける京都のメーカーへの注文も増えている。各社はニーズに応じて生産設備を拡張したり、業務提携や製品開発を進めたりして商機をつかもうとしている。

 有機ELは、液晶に比べて色の再現性に優れる上、バックライトが不要なため、パネルを軽量薄型にできるのが特長。折り曲げも可能で、形状を柔軟に変えられる。米アップルが次世代iPhone(アイフォーン)に採用するとの見方があることから、中国で巨額投資が進み、経営再建中のシャープは量産計画を発表した。生産に必要な関連機器の市場も活況を呈し始めた。



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27 Jan

有機ELテレビにみるソニーとパナソニックの大きな違い

大画面のOLEDは、2012年の段階で最初にサムスンとLGディスプレイがフルHD OLEDを投入してきました。しかしサムスンは途中で脱落し、今は量子ドット(Quantum dot、以下QD)へ開発リソースをシフトさせています。一方の孤軍奮闘のLGはパネルの量産化に成功しました。展示会での勢いは2015年のIFAで加速して2016年のCESへ、という感じですね。
なぜQLEDかというと、色再現性がすごく高いんです。LGディスプレイが生産している現状の白色OLEDはようやくDCI P3を100%達成したというところですが、ここからBT.2020へのジャンプというのはなかなか難しいんですね。それがQLEDだとBT.2020の色域をいともたやすく突破してしまいます。そのくらいQD粒子の発光効率、純粋度が非常に高いんです。


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25 Jan

有機ELテレビ、半年で3割安く 液晶との価格差縮む

画像が鮮明な有機ELテレビの店頭価格が下がっている。人気サイズの最新型は半年前の発売時に比べて3割安くなり、液晶テレビとの価格差が縮まった。生産量の増加で部材コストが低下しており、「高値」の花だった有機ELテレビが普及期に入りつつある。
有機ELテレビで売れ筋の55型は現在、韓国LG電子の最新モデル「OLED55B6P」が東京や大阪の家電量販店で30万円前後(税別)。2016年6月の発売時に比べて33%値下がりした。

 有機ELテレビ市場をほぼ独占するLGが日本で販売を始めた15年5月当時、55型は62万円前後だった。2年足らずで価格水準は半値程度に下がった。



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25 Jan

約100万円!有機ELテレビ続々発売のワケ

ビックカメラのテレビ担当者がこう期待を寄せるのは、今年、ソニー、東芝、パナソニックから発売が予定されている有機ELテレビだ。3社とも55インチ以上の大型で、国内の発売時期は東芝が3月上旬、パナソニックとソニーは未定だが、6月頃になるものとみられる。
ソニー・東芝・パナソニックの有機ELテレビに搭載されるパネルは3社ともLGディスプレイ製。3社は画像処理エンジンや音響システム、操作性などで差別化を図る方針だ。 期待の大きい有機ELテレビだが、普及のネックとなるのはやはり値段だ。
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20 Jan

有機ELの電子注入層と輸送層に向けた新物質

東京工業大学科学技術創成研究院の細野秀雄教授らは2017年1月、有機ELディスプレイの電子注入層と輸送層に用いる透明酸化物半導体を開発したと発表した。新物質はこれまで用いられてきた材料に比べて、同等の仕事関数と3桁以上大きい移動度を持つ。製造プロセスも量産性に優れ、コスト低減が可能だという。
最近はIGZO-TFTで駆動する大型有機ELテレビの生産も始まっている。しかし、大型有機ELテレビの本格量産に向けては、物質表面から1個の電子を取り出すのに必要な最小エネルギーである仕事関数や、固体物質中における電子の移動のしやすさを示す電子移動度のさらなる改善、改良が必要になるという。


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19 Jan

出光興産、有機EL材料の開発会社 スイスで設立

 出光興産は18日、有機ELパネルに使う化学材料を開発する子会社を1月中にスイスに設立すると発表した。スマートフォン(スマホ)や車載用のパネルで、液晶に代わって有機ELを搭載する製品が増える中、開発体制を拡充する。材料開発は日本と欧州の2極体制となる。

 新会社の「イデミツ・OLED・マテリアルズ・ヨーロッパ」には、出光が100%出資する。資本金は200万スイスフラン(約2億3000万円)。

 出光は1985年に有機EL材料の開発に乗り出し、現在は発光材料のトップメーカーとして知られる。スイスでは独化学大手のBASFの現地法人と有機EL材料の開発の技術交流をしてきた。

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16 Jan

大手メディアが報じない「サムスンがiPhoneの成功を願う」本当の理由

先日、筆者(Forbes記者)はソウルにあるLG本社を訪問した際に興味深い話を聞いた。LGは自社製品にすら搭載していない有機ELディスプレイを、ライバルのアップルに供給しているというのだ。

また、サムスンは「iPhone 8」に曲面有機ELディスプレイを供給することが噂されている。これまでアップルと熾烈な競争を繰り広げてきた韓国メーカーたちが、最大のライバルを手助けするような行動を取るのは一見理解に苦しむ。しかし、サムスンの事業構造を見るとそこには合理的な理由があることがわかる。

サムスンはプロ野球チームやテーマパークなども傘下に持つ巨大コングロマリットだ。サムスンが「Galaxy Note 7」の発火問題で拠出した費用は50億ドル(約5,700億円)にも上るとされるが、それでも同社は四半期決算において過去3年間で最高となる77.6億ドルの利益を計上した。



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9 Jan

鴻海・シャープ有機ELパネル工場、中国河南省で検討

台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業と傘下のシャープは、中国で新設に向け調整を進めているスマートフォン(スマホ)向け有機ELパネルの量産工場について、河南省鄭州市に設ける検討に入った。米アップルは年内にも主力のスマホ「iPhone」に有機ELパネルを搭載する予定。鴻海は鄭州市にiPhoneの組み立て工場を持っており、パネルもつくれば輸送費などのコストを抑えられる。
  スマホの表示装置は液晶パネルが主流だが、次世代ディスプレーといわれる有機ELパネルは鮮やかな発色が特長だ。韓国サムスン電子がパネルの生産で先行しており、既に自社の主力スマホで採用している。



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8 Jan

「ソニー=ハイクオリティ」の徹底を。平井社長に聞く、OLED TVやAI戦略

今年ソニーは、有機EL採用のテレビ「BRAVIA A1Eシリーズ」を発表し、発表会でも最大のトピックだった。ソニー・平井一夫社長兼CEOのラウンドテーブル(複数社合同取材)で、平井社長に2017年の舵取りと、そこでアピールする家電製品群の方向性について聞いた。
一番のポイントは、複数の企業からOLEDのテレビが出るということは、「OLEDである」ことだけではウリになる市場ではなくなってきていて、機能やデザイン、画質、ユニークさが問われる状態になります。今回は「BRAVIA」の名を使うに十分なものになった、と自負しています。
 実は画質的には、液晶最上位機種で「Backlight Master Drive」搭載のBRAVIA Z9にかなわないところがあります。液晶の輝度の高さを利用した「パンチのある映像」という面を評価すると、OLEDよりZ9Dの方が優れているところもあります。Z9Dの方が明るいので「パンチがある」。階調性もより豊かです。
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6 Jan

LGが壁紙型有機ELテレビを披露。IPS液晶TVはNANO CELL技術でRGB LED並の広色域に

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CES 2017のLG Electronicsのプレスカンファレンスは、CES会期前日の8時に開幕。有機EL(OLED)テレビの新製品やNANO CELL技術採用液晶テレビなどの新製品に加え、白物家電やロボティクス、自動車関連など、幅広く同社の方針を説明した。
近年、LGは有機ELテレビの成功が多く取り沙汰されたため、そのイメージが色濃くなっているが、依然と液晶テレビ製品もリリースされ続けている。特にLG Electronicsの液晶テレビは、LG Displayが今やIPS液晶パネル製造の総本山となっていることから、IPS液晶パネル採用機が主流だ。
  最近では、そのIPS液晶パネル関連のイノベーションが聞かれなかったが、今回、IPS液晶パネル技術に新技術投入が行なわれたことが報告された。  それが「NANO CELL」技術だ。


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6 Jan

ソニー、4K有機ELテレビ「BRAVIA A1E」を発表

170105_sony_oled_640ソニーは1月5日、米国ラスベガスの「CES 2017」で、4K有機ELテレビ「BRAVIA A1E」シリーズを発表した。ソニー初の4K有機ELテレビになる。
 
 A1Eシリーズは、液晶テレビ「BRAVIA」のフラッグシップモデル「Z9D」シリーズにも搭載されている4K HDRプロセッサ「X1 Extreme(エックスワン エクストリーム)」を搭載。自発光デバイスである有機ELパネルの特長を最大限に引き出すことで、深い黒や明るさの表現ができるとしている。



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1 Jan

LG電子、壁掛け有機ELテレビを発売へ

LG電子は米市場などで新型の有機ELテレビを2017年前半に発売する見通しだ。ポスターや絵画のように手軽に壁に掛けられる超薄型デザインを採用した。インテリアとして室内に調和させ、富裕層の需要を開拓する。画面は最小で50インチ台とみられ、数機種投入する。価格は1台1万ドル(約116万円)を上回る。



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29 Dec

ソニー、有機ELテレビを世界展開 大型機種で

tv trend 001-PB1-4 ソニーは2017年夏までに画像が鮮明な有機ELテレビの世界展開を始める。足元の収益を支える高精細な「4K」対応の液晶テレビは販売好調で市場に普及したため、次世代の高級テレビの目玉となる基幹製品が必要と判断した。07年に世界で初めて小型有機ELテレビを発売したソニーによる大型機種の本格展開で、今後の普及に弾みがつきそうだ。

 テレビ用の表示装置に自ら発光する有機材料を使うと、明暗をくっきり表現でき、色が鮮明で表示の切り替えも速いとされる。だが、現在の主流は依然、液晶パネルで、韓国LG電子やパナソニックが手掛ける有機ELテレビの出荷は少量にとどまる。



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28 Dec

住友化学、JOLEDに有機EL材供給−コストに優れる高分子型

有機EL基本構造保存住友化学は、JOLEDが2017年春にもサンプル出荷する中型有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)ディスプレー向けに発光材料を供給する。低コスト製法に適した高分子型材料を供給し、液晶から有機ELへのシフトを狙う。
高分子型材料が商業ベースで採用されるのは世界初とみられる。テレビ向けも開拓し、20年度にディスプレー部材の売上高に占める有機ELの比率を、16年度見込みの約20%から45%に引き上げる計画。
高分子型材料はインク状にして塗布できる。スマートフォンなどのディスプレーに使われる現行の低分子型材料に比べて、装置が単純でコストを抑えられる。
このためテレビのような大型パネル生産に向く。



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27 Dec

中国製の有機ELパネルの出荷枚数が四半期ベースで100万枚を突破 - IHS

china oled sp 011保存IHS Markitは12月22日(欧州時間)、中国メーカーからのスマートフォン用有機ELパネルの出荷量が2016年第3四半期にはじめて100万枚を超えたと発表した。

同時期の最大手であるSamsung Displayの出荷量は9970万枚。対する中国勢(EverDisplay Optronics(EDO)、Tianma Micro-electronics、Govisionox Optoelectronics)の出荷総量は140万枚で、市場全体(1憶枚超)の1%程度でしかないが、少なくともここまで出荷できる体制が整った背景には、これらの中国メーカーが製造技術の向上を図ってきたことに起因するとIHSでは見ている。

中国スマートフォンブランドの有機ELの搭載率について、同社の中小パネル担当プリンシパルアナリストのTerry Yu氏は、「中国スマートフォン・ブランドメーカー、とりわけOPPOとViVoからの強い需要により有機ELパネルの需要は高まっている」と説明するほか、「OPPOやViVo以外の多くの中国スマートフォンメーカー、例えばMeizu、Gionee、Lenovo、Huawei、そしてXiaomiなどが有機ELパネルを採用しようとして検討を進めている。



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26 Dec

アップルの有機EL恩恵、新潟のキヤノン子会社に-製造装置の生産増

津上晃寿-1x-1
アップルがスマートフォンへの採用を検討する有機ELディスプレー開発の波は、新潟県見附市のキヤノンの子会社にも恩恵をもたらしている。
  発光体の膜を基板に蒸着させるキヤノントッキの装置は、現在の有機ELの製造に不可欠となっており、各国のディスプレーメーカーから注文が相次いでいる。同社は2017年も生産能力の拡大を計画する。
キヤノントッキの会長兼最高経営責任者(CEO)の津上晃寿氏が、ブルームバーグのインタビューに応じた。「需要は3年は続く」と津上氏は話し、「当社の生産キャパシティーが問題で納入ができない状況は、早く解消するよう来年も増強を進めていく」と述べた。


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20 Dec

次世代スマホは有機EL?液晶? サムスン、シャープ、JDI命運懸けた開発競争

スマートフォン向け次世代ディスプレーの座をめぐり液晶と有機ELそれぞれの陣営が激しい競争を繰り広げている。より鮮やかに色を表現し曲げられるほど薄くできる有機ELに賭けるのは、韓国サムスングループなど。一方、画像がきめ細やかで製造コストも安い液晶は、ジャパンディスプレイ(JDI)やシャープが注力する。将来的には用途ごとにすみ分ける可能性もあるが、スマホ向けは巨大市場だけに両陣営とも負けられない。

 米アップルが来年発売するとみられる次期iPhone(アイフォーン)でも有機ELの採用が有力視されており、サムスンはこれを機にパネル市場の覇権を狙う構えだ。



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16 Dec

“映像のプロ” が対談 「KUROを日本で一番多く売った男」は、なぜLGの有機ELテレビを薦めるのか?

現在のところ、国内で有機ELテレビを販売しているのはLGのみ。テレビ用有機ELパネルを製造できるのは世界でLGディスプレイしかなく、同じグループの会社から調達したパネルを使って有機ELテレビを販売している。日本国内で販売開始したのは2015年のことで、以来1年以上が経過した。
 自発光パネルと聞いて、プラズマを思い出す方も多いことだろう。すでにプラズマテレビの国内販売は終了しているが、その映像美に魅せられたAVファンは数多く、根強い愛好者を多く抱えている。
今回はそのKUROを日本で一番多く売った販売店として知られ、現在は有機ELの映像に惚れ込んでいるという岡山の家電販売店「イチデン」社長の市川耕治氏、LGの日本における研究所、LG Electronics Japan Lab(株)(以下ジャパンラボ)の上席研究員である直井啓二氏、そしてオーディオビジュアル評論家の鴻池賢三氏が対談。有機ELの先駆者であるLGのOLED TVシリーズについて語ってもらった。


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14 Dec

出光興産、車載拡大を視野に韓国有機EL工場の製造能力増強・評価装置増設を通して顧客支援へ

出光興産株式会社社は、今後の有機ELディスプレイ普及拡大による有機 EL 材料需要の増大に対応するため、同社100%出資子会社である出光電子材料韓国株式会社(所在地:大韓民国京畿道坡州市)の有機 EL 材料製造装置の生産能力を増強すると共に、顧客への技術支援を強化するために評価装置を増設する。

1.製造装置能力増強および評価装置増設の背景・目的
出光興産は、2007 年 4 月に静岡県御前崎市に有機 EL 材料製造工場を竣工させ、その後、2011年 10 月に韓国に出光電子材料韓国株式会社を設立し、国内外の有機 EL ディスプレイメーカーに各種有機 EL 材料を供給してきた。



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10 Dec

次期iPhoneへの搭載見込まれるOLED〜メーカーの厳しい現状とは

iPhone7sともiPhone8とも言われる2017年発売見込みの次期iPhoneでは、少なくとも1モデルが有機EL(OLED)ディスプレイを搭載するといわれています。
しかしこのOLEDを供給するメーカー各社の状況は、決して楽観できるものではないと、米Wall Street Journalが報じています。

多くの業界アナリストが、次期iPhoneはOLEDを搭載すると予測しています。iPhone以外のスマートフォンへの搭載も見込まれており、将来的には現在の液晶ディスプレイ(LCD)を置き換えるといわれています。実際OLED製造装置を提供するApplied MaterialsやCoherentは、今年受注が大幅に増えた模様です。
 


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10 Dec

出光興産、韓国で有機EL材料の生産設備を増強

出光興産は、韓国で有機EL材料の製造設備と評価装置を増強する。100%出資子会社の出光電子材料韓国で実施する(ニュースリリース)。2016年12月に着工し、2017年度上期中に完了させる予定だ。
これにより出光興産は、日本の国内外で有機EL材料の安定的な供給と評価体制の構築を図る。



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8 Dec

Truly Opto-Electronics poised to produce AMOLED panels

China-based touch panel maker Truly Opto-Electronics has produced 5.7-inch sample AMOLED panels at an existing factory acquired from Samsung Display, with such panels under trial use by China-based white-box smartphone vendors and independent design houses (IDHs), according to Taiwan-based smartphone supply chain makers.



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6 Dec

MacBook Pro有機EL「Touch Bar」、貼り合わせはTPK独占

台湾の経済紙『工商時報』は2016年12月5日付で、米アップル(Apple)が同年9月に発表し、同年11月から供給を始めた新型ノートパソコン「MacBook Pro」のうち、ファンクションキーの機能などを持つタッチ操作対応の有機EL(OLED)ディスプレイ「Touch Bar」搭載モデルのサプライヤーについて、OLEDパネルは韓国サムスンディスプレイ(Samsung Display)、タッチセンサーは台湾TPK(宸鴻)と中国Biel Crystal(伯爾尼)、貼り合わせはTPKがそれぞれ受注したと報じた。

4 Dec

儲からない「iPhone向け有機EL」に投資する日本企業の危うさ

来年にも発売されるという「iPhone8」には有機ELパネルが採用されると言われており、サムスン電子やシャープ、ジャパンディスプレイがパネルの供給元としてささやかれ始めている。日本メーカーはアップルの言うことを聞いて、有機ELに投資をすべきなのだろうか。
有機ELについて、筆者は連載第9回『「にわか有機ELブーム」に飛びつく電機各社の浅慮』でも懐疑的な意見を述べたが、今回はもう一歩踏み込んで、日本はむしろ有機ELを、プラズマパネルのように「過去のもの」と見なして葬り去る戦略を採るべきであることを主張したい。


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30 Nov

Apple、iPhone8用の曲面OLEDディスプレイを調達、10種類以上テスト中か

「iPhone」は好きだが、サムスンの「Galaxy S7 Edge」のような曲面ディスプレイが搭載されていたらいいのにと思う人もいるだろう。2017年には、その希望がかなう可能性がある。
 The Wall Street Journal(WSJ)の記事によると、Appleは「同社モデルの差別化を図り」、サプライヤーらに対して「さらに薄い有機EL(OLED)ディスプレイの製造を増やし、サムスン製品よりも解像度の高いプロトタイプのスクリーンを提出するよう求めている」という。
 2017年は、iPhone発売10周年の記念すべき年になるが、スマートフォン販売が鈍化する中、Appleは本当に特別な何かを提供しなければならないというプレッシャーを受けている。ディスプレイは、同社が模索している分野の1つだ。



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26 Nov

来年のiPhoneは全モデルが有機ELディスプレイってわけじゃない? その噂の理由とは

大刷新されるとうわさされる「次期iPhone(通称:iPhone 8)」。本体素材がガラスに変わり、カーブ有機ELディスプレイを搭載する…などさまざまな報告がありますが、BloombergのMark Gurman氏やJungah Lee氏のレポートではどうも有機ELディスプレイ搭載の計画に支障があるようなんです。
同レポートによると、有機ELディスプレイを提供する4つの主なサプライヤーは、次期iPhoneの全てのモデルを賄うだけの有機ELディスプレイの生産量が確保できないようなんです。以前、KGI証券アナリストのミンチー・クオ氏の「次期iPhoneは、有機ELディスプレイを搭載する5.5インチモデルと、そうでない同サイズのモデル、4.7インチモデルの3つが登場する」との発言を9to5Macが報じていましたが…


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25 Nov

日産化学 有機EL材料の品揃え強化

日産化学工業は、有機EL(エレクトロルミネッセンス)関連材料を強化する。ベルギーのソルベイから導入した塗布型ホール(正孔)注入材料に関して技術移管が終了し、サンプルワークを開始した。
同社では従来のアニリン系に加え、ソルベイから導入したポリチオフェン系、また両社技術融合型の3グレードを品揃えする。これにともない研究所の専任チームを増員していく計画だ。有機EL市場の立ち上がりを見据え、先行する塗布型ホール注入材料の事業基盤を強化する。
18 Nov

アップル、次世代スマホに有機EL望むも供給準備整わず-関係者

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しかし問題は、有機ELパネルの主要供給元であるサムスンディスプレーとLGディスプレー、シャープ、ジャパンディスプレイの4社は、新型アイフォーン用ディスプレーを全て生産できる能力が来年中に十分に整わないことだ。2018年も制約は続く見通しで、アップルにとって難題となる可能性があると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
有機ELパネルは生産が比較的難しく、アップルは量産化に引き続き取り組んでいる供給元の能力に左右される状況だという。サムスンは来年、有機ELパネルの単独サプライヤーとなる方向を目指しているものの、歩留まりが低いため増加するアイフォーン需要を満たせるほど十分に生産できない恐れがある。


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16 Nov

成長事業への期待がダウン? シャープ戴社長が有機ELに慎重なわけ

アップルの次期iPhoneに搭載されるといわれている有機ELディスプレイ。シャープは、先日試作ラインを整備することを発表するなど、この分野に注力する姿勢をみせている。しかし、今回の2016年度上期(2016年4~9月)の連結業績の発表の席上、有機ELディスプレイへの取り組みに対して、慎重な姿勢を見せていることを示唆した。
会見に出席したシャープの戴正呉社長は、「私は有機ELの市場性はまだ評価していない。これが成功するかはわからない」と、将来の主流になるかどうかを見極めている段階であることを示した。 シャープは、有機ELディスプレイ事業関連で2,000億円の投資を計画しており、9月30日には、その一環として、約574億円を投資して、有機ELディスプレイの試作ラインを整備することを発表した。


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15 Nov

JOLED、印刷方式で有機EL 17年春にもサンプル出荷

安倍総理 p1パナソニックとソニーの有機ELパネル事業を統合したJOLED(ジェイオーレッド)は、画素のもととなる発光材料をプリンターのように塗り分ける「印刷方式」技術を使う世界初の有機ELパネルを開発した。製造コストを現行の方法より3~4割抑え普及を促す。医療用モニターや放送機器などへの採用をめざし2017年春にもサンプル出荷を始める。

 フルハイビジョンの4倍の精細度となる「4K」映像に対応した21.6インチの有機ELパネルを開発した。画素の密度はスマホ以外の製品向けとして最高水準になる。JOLEDはまだ製品の販売実績はなく、サンプル出荷で顧客企業と具体的な製品化に向け動き出す。

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5 Nov

BOEの四川省綿陽6世代フレキシブル有機EL工場、16年12月着工

furakusan04パネルの中国BOE(京東方)は2016年10月31日、465億元(1元=約15.4円)で第6世代フレキシブルアクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)パネル生産ラインを建設することで、四川省綿陽市政府と契約を締結したことを明らかにした。


中国語新聞記事: 中國面板廠 LCD 產能大開還不夠,京東方、和輝急布 OLED 產線




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5 Nov

有機ELパネル、中国勢が2兆円投資 主要6社、液晶超える市場規模見込む

中国企業がスマートフォン(スマホ)などに使う有機ELパネルに集中的に投資し始めた。京東方科技集団(BOE)など主要6社が新工場を相次ぎ建設し、2020年ごろまでの投資総額は2兆円を超える。
地方政府などからの巨額資金援助を受ける大型投資で韓国メーカーに対抗する。中国企業の攻勢でスマホ向け有機ELは液晶と並ぶ市場に成長する見通し。製造装置や素材で日本企業の商機が広がる。


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29 Oct

アップルも関心?折り曲げる有機EL向け、ガラス代替のガスバリアフィルム

アサヒ電子研究所(大阪市中央区、和倉慎治社長)は、ガラスに近い防湿性能を持つガスバリアフィルムを開発した。試作用の製造装置も開発した。ガラスの代わりに折り曲げ可能なフィルムを基板に使う有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)ディスプレーの劣化を防ぐ新材料として、パネルメーカーなどに提案する。

 ポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂フィルム上に触媒化学気相成長法(CAT―CVD)で、酸素やフッ素を含むシリコン系化合物の薄膜を3層重ねて、厚さ0・5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の透明薄膜を形成する。薄膜の防湿性能を示す水蒸気透過量は1日・1平方メートル当たり0・00005グラム以下で、液晶基板用ガスバリア膜の2000分の1程度とした。



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28 Oct

大型テレビの有機ELの歩留まりは「80%以上」、LG Display

韓国LG Display社は2016年10月27日、中国・北京市内のホテルで報道機関向けに、同社の有機EL(OLED)に関する説明会を開催した。LG Display社の資料によると、「今後3年以内に全世界のプレミアムテレビ市場の50%は、有機ELが占めるだろう」とする予測を、同社Head of the OLED Business Unit and PresidentのSang-Deog Yeo氏が説明会で示した。
 有機ELパネルの生産について、Yeo氏は「液晶パネルよりもはるかに難しい技術であるにもかかわらず、80%以上の安定した製造歩留まりを達成し、この8月から月産10万台以上の生産能力を確保した」とした。



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27 Oct

世界最大77型の有機EL「LG OLED TV」 狭額縁の大画面&極薄

trend_20161017175659-thumb-645xauto-96463 LGエレクトロニクス・ジャパン(東京都中央区)は、有機ELテレビ「OLED TV(オーレッド・テレビ)」のシリーズから77型「OLED 77G6P」を2016年10月27日に発売する。
有機ELテレビでは世界最大サイズだという77型の大画面で、4ミリのガラス製バックカバーの上に4.2ミリの極薄パネルを一体化して搭載。上下左右のフレーム幅は1ミリで、さらに深い没入感を得られるという。
HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)規格「ドルビービジョン」対応で、自発光素子ならではの豊かな色彩表現を実現する。 



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27 Oct

LGディスプレー、19年に有機EL黒字化へ

LGディスプレー(韓国の液晶パネル大手) 26日、次代の収益柱と期待する有機EL事業が営業損益ベースで2019年に黒字転換するとの見通しを表明した。現在は55型の有機ELパネルがテレビ用生産の約7割を占める。

 26日発表した16年7~9月期連結決算のアナリスト向け説明会の中で明らかにした。来年は65型の比率を高めるなど生産効率を引き上げ、競争力を高める。




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26 Oct

サムスンが惚れた、有機ELベンチャーの正体

Kyulux
電機業界で圧倒的な存在感を誇る韓国サムスングループ。そんな巨大企業を相手に一歩も譲らず、要求をつっぱねた日本企業がある。九州大学に拠点を置く有機EL材料ベンチャー・Kyulux(キューラックス)だ。
同社は2015年3月に設立されたばかりだが、今年4月にはサムスンディスプレイ、LGディスプレイ、ジャパンディスプレイといった名だたるディスプレイメーカーから総額15億円の出資を取り付けた。


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25 Oct

製造装置と材料から見えてくる有機ELの課題、パネル折りたたみにコスト20万―30万円

samsung foldable smartphoneフラット・パネル・ディスプレー(FPD)製造装置市場は、旺盛な投資が続き、3年連続で売り上げが成長している。
中国の大型液晶パネル向けが増えていることに加え、高精細スマートフォン向けの中小型パネル工場が相次いで立ち上がっているのが主な理由だ。中国では低温ポリシリコン(LTPS)液晶向けに装置の納入が進んでいる。

 同時に多くのメーカーが、小型有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)ディスプレー工場への投資を計画している。2017―19年は投資の半分以上が有機EL向けになるのではないか。この旺盛な投資は17―18年にピークを迎え、19年頃から落ち着くと予測しているが、懸念されるのは過剰投資だ。



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10 Oct

有機ELでサムスン独走、日本勢の運命は? 2017年のiPhone採用後の市場をどう読む?

スマートフォン向けを中心に、有機ELの普及が加速する動きを見せている。この傾向は“本物”と見ているがリスクもあるので検証したい。 11インチ以下をメドとする中小型フラットパネルディスプレー(FPD)の生産能力(面積ベース)は、テレビ向けなどに多く使用されているアモルファスシリコンが主流。有機ELのシェアは現時点で約6%にすぎない。そのうちのほとんどを韓国のサムスンディスプレイ(SDC)が占め、主にハイエンドスマホ向けに供給している。
みずほ証券の予想では2016年のアイフォーン向け液晶ディスプレーパネルの供給は、JDIが8700万枚、韓国のLGディスプレイ(LGD)が8500万枚、シャープが5700万枚。一方、有機ELは、2017年に5000万枚、多ければ8000万枚程度の供給が想定され、その全量をSDCが占めそうだ。


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7 Oct

安倍首相が見たJOLEDの有機ELディスプレー

安倍総理 p1内閣総理大臣の安倍晋三氏が「美しい」と感想を語ったJOLEDの有機ELディスプレー。「CEATEC JAPAN 2016」開幕前日の11月3日に開催されたオープニングレセプションの会場で、安倍氏はJOLEDが試作した3つの有機ELディスプレーを熱心に見学した。

安倍氏が見学したのは、(1)大型テレビ用の55型4K、(2)高精細の19.3型4K、(3)シート状の12.2型フルHDの3種類。いずれも、印刷技術によって、3色の有機EL発光素子を基板上に形成したものである。

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2 Oct

シャープ、有機ELディスプレイのパイロットラインに574億円を投資

シャープは9月30日、有機ELディスプレイのパイロットライン構築に向け約574億円を投資すると発表した。
有機ELディスプレイはバックライトとカラーフィルターを必要とする液晶ディスプレイに比べて薄く・高輝度・色鮮やかなディスプレイとなりうることからスマートフォンや車載向け、薄型テレビなどでシェア拡大が見込まれている。また、紙のように丸めたり、折り曲げたりできるフレキシブル有機ELディスプレイが実現すれば、製品のデザインや用途の変革につながると考えられている。



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23 Sep

東レ、自由に曲げられるフレキシブル性を向上させたハイバリアーフィルム開発

東レは、自由に曲げられるフレキシブル性を向上させたハイバリアーフィルムを開発した。自社の現行品と同等の水蒸気バリアー性を維持しながら、バリアー膜を薄くして屈曲半径を小さくした。耐湿性と耐屈曲性が求められるフレキシブル有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレー、電子ペーパーラベルなどでの用途を想定する。

 ハイバリアーフィルムは、ベースになるフィルムに水蒸気や空気の透過を防ぐ特殊なバリアー膜を形成する。有機太陽電池の発電層や有機ELディスプレーの発光層などの、水による劣化や腐食を防ぐために使われる。さらにリチウムイオン電池や特殊電子部品の外装などで、従来のアルミ箔をはじめとする金属箔を置き換えると、透明性や電磁波透過性が付加できる。



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21 Sep

JOLEDの有機EL戦略を考察する

国産有機EL(OLED)の量産に挑む「JOLED」。同社でCTOを務める田窪米治氏が、国際会議「International Conference on Flexible and Printed Electronics(ICFPE)」(2016年9月6~8日、山形大学)でプレナリー講演を行った。本講では、その講演要旨と、筆者の考えを述べる。
現在多くの企業で採用されているのは蒸着方式である。真空環境で材料を加熱、気化させて、EL層を形成する。しかし、この方法は、プロセス環境を真空にするための設備が必要である。パネルの必要な部分にのみ膜を形成するために、マスクと呼ばれる遮蔽版を使うことになる。


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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

3.用語辞典(技術・ビジネス・企業)
管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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  • iPhone8は9月に発売!ただし最初は台数限定〜J.P. Morgan
  • サムスンのテレビにLGの液晶パネル…電子ビッグ2「呉越同舟」
  • China smartphone vendors ramping a-Si LCD panel orders
  • 裸眼で見られる高精細な立体映像−JDIなど、ディスプレー初披露
  • LG初のHDR対応31.5型4K液晶ディスプレイ。HDR10サポートで114,000円
  • GEヘルスケアの携帯型超音波「Vscan」が“スマホ化”
  • 天皇陛下 「光学フィルム」開発の化学メーカー「日本ゼオン」視察
  • アップル、iPhone3機種で有機EL採用も 18年以降
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  • 出光、LG化学と提携 有機EL材料 特許を相互利用
  • Samsung、韓国に世界最大のOLED工場を建設か〜iPhone需要に応え
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  • 液晶パネルの勝ち組・日東電工 髙﨑社長、EL時代「今より受注伸ばせる」
  • 77インチのフレキシブル透過型OLEDディスプレー、韓国・LGが開発
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  • [更新] 液晶パネル価格トレンド (LCD Panel Price Trend)
  • 有機EL vs TFT液晶 ~ 2017年は中小型ディスプレイ市場の転換点
  • サムスンの新型スマホ「ギャラクシーノート8」 8月下旬に公開
  • 画面とほぼ同サイズのスマホ実現へ。JDIが狭額縁6型ディスプレイ量産開始
  • AUO中科8.5世代工場を拡張、ハイエンド市場で優位維持狙う
  • LGディスプレー 日本の学会で受賞=有機ELパネル技術で
  • 77型の有機ELテレビ、LGが日本で発売
  • シャープ、中国・ハイセンスを提訴 ブランド使用差し止め求める
  • 特集:有機EL・半導体バブル 週刊エコノミスト2017年6月13日号
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