
Micro LEDディスプレイ技術は、簡単に言うと超小型のカラーLEDをそのまま並べてディスプレイに使用するというもの。有機ELと同様に自発光型(画素そのものが光る)ですが、有機ELディスプレイ以上の高輝度が実現可能。さらには有機ELと異なり部材の劣化が遅く、長寿命という特徴があります。
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液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004
Flat-panel display technology is exploding on several fronts as more screens are required for more devices. But one type of display is generating an enormous amount of buzz in the market—microLEDs.
Dozens of companies are working on micro-light emitting diodes (microLEDs), a technology that promises to provide better and brighter displays than current solutions in the market. Apple, Facebook, Samsung and TSMC are just a few of the companies developing microLEDs. Additionally, TV vendors, display makers, startups and equipment vendors are also jumping on the bandwagon.
5月12~17日に米サンフランシスコで開催されたディスプレーの国際学会「SID(the Society for Information Display)」では、次世代ディスプレー技術として期待されるミニ/マイクロLEDに関する発表が相次いだ。依然として、小さなLEDチップを画素として高密度に実装する量産技術の開発は途上だが、スマートグラスなどに搭載される小型ディスプレーは実用化に近づいたようだ。
LEDメーカーの英Plessey Semiconductorsは、協業している台湾ファブレスのJasper Display(JDC)と共同で、シリコンバックプレーンで駆動する単色のモノリシックマイクロLEDディスプレーを開発したと発表した。
PQ22UCは,かなりエポックメイキングな製品だったが,もう1つ,それに負けないほどホットな製品があった。それが液晶ディスプレイの「PA32UX」。COMPUTEX TAIPEI 2017で披露された4K解像度でHDR表示対応の液晶ディスプレイ「PA32UC」の後継機である。
2017年に登場したPA32UCは,直下型白色LEDのバックライトとAU Optronics製IPS液晶パネルを採用したディスプレイで,画面分割数384のエリア駆動(ローカルディミング)にも対応する製品だ。とくに光源として採用した白色LEDが非常に優秀で,筆者によるテストでも,液晶ディスプレイとしては優れたRGBスペクトラムを計測していた。
東京大学と慶応義塾大学は、自由に飛び回りながら光るコメ粒くらいの大きさの発光ダイオード(LED)ライトを開発した。超音波を使って浮かし、無線で電気を供給してLEDを光らせる。
空中に映像を浮かびあがらせるディスプレーなどに応用できるほか、センサーなどを搭載して飛ばすなどあらゆるモノがネットにつながるIoTの分野で様々な使い方が広がりそうだ。
March 06, 2018 00:00
パイクリスタルとオルガノサーキットは2017年12月8日、有機半導体でLEDディスプレイのアクティブ駆動に成功したと発表した。
科学技術振興機構(JST)の戦略的イノベーション創出推進プログラムの一環としてパイクリスタルが開発を進めてきたLEDディスプレイを駆動する有機半導体アクティブマトリクスを用いて駆動に成功した。
米アイダホ州に本拠を置くスタートアップ、Rohinni(ロヒンニ)は、大きさ25ミクロンのマイクロLEDを導電材料の上に数千個敷き詰めた「光る紙」を2014年に開発した。
「クレージーなテクノロジーだと思ったが、ビジネスとして成り立たせるには技術改良が必要だと感じた」とファデルは当時を振り返る。
Rohinniは、半年をかけて2-3ミクロンの精度で1秒当たり400個の極小ダイオードを並べることができるロボットを開発し、ファデルから出資を得ることに成功した。ファデルは、元アップルの幹部で、iPodとiPhoneの生みの親として知られる。2013年に設立されたRohinniは、これまでにエンジェル投資家から総額1500万ドルを調達しており、ファデルは大株主の一人だ。
現在、深紫外LEDの効率向上を阻害している最大の課題の1つは、極めて低い光取り出し効率である。これは透明な電極を形成することが困難であるという、発光エネルギーの高い深紫外LED特有の問題である。
この光取り出しの問題が主因となり、これまで極めて低い外部量子効率および出力しか得られていない。逆にいえば、深紫外LEDの効率向上に関して、96%もの部分が光取り出し効率の向上にかかっているといえる。この効率の問題を改善できれば、熱エネルギーに変換される割合も減少するため、出力はもちろん、素子寿命や信頼性についても大きく改善される。
超高級4Kテレビが登場する。
それがソニー「Z9D」シリーズだ。試作機を何度かチェックする機会を得たが、観るたびにそのハイパフォーマンスぶりに感激させられている。Z9Dシリーズこそ、この秋もっとも注目すべき4K大画面液晶テレビであると断言できる。
基本画質性能がきわめて高く、さまざまなテスト信号を入力して他社製品と比較してみたが、ユニフォミティー(画面の均一性)やホワイトバランス、階調表現、SN比(ノイズの少なさ)など群を抜いてすばらしいのである。
オフィスなどの省エネルギー対策の切り札、LED(発光ダイオード)照明の性能が向上している。メーカーの競争軸は今や、色味や機能性といった「光の質」に広がっている。 「なぜ省エネでトップを目指さないんだ」。アイリスオーヤマの開発会議で、大山健太郎社長が檄(げき)を飛ばした。矛先はLED開発部だ。今から2~3年前、他社がLED照明の省エネ性能を一段と引き上げた。「それまでは省エネよりもコスト削減を優先していた」と同部電源設計課の宮島隆浩リーダーは振り返る。
「省エネに加え、空間の快適さを両立するLED照明を追求している。明るさの“質”を高め、空間の価値創出を目標に技術を開発している」とパナソニック エコソリューションズ社ライティング事業部R&Dセンター企画部の野呂浩史部長は話す。LEDチップの性能向上と、量産による価格下落を背景とする省エネや価格の競争から距離を置く戦略だ。
April 07, 2016 06:30
日亜(Nichia)は0.3mm厚のLEDを公表した。Japan-based Nichia has debuted 0.3t LED devices with thickness of only 0.3mm and brightness of 15lm for smartphone backlighting applications.
2016年2Qに生産開始、同年下半期に発表される新iPhoneに採用されるとみられる。
LEDはAMOLEDとの競争にさらされているが、日亜としては完全にAMOLEDに取って代られることはないと見ている。LEDの性能改善(厚さ・性能)により十分AMOLEDにも対抗できるとしている。(概約)