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Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

D_製品開発

18 Mar

バルコ,恒例のメディアカンファレンスで最新のディスプレイ・技術などを紹介

Screenshot 2024-03-18 09.27.56バルコ(株)は,同社の最新ディスプレイや映像配信/画像統合ソリューションを紹介するメディアカンファレンスを2024年3月14日(木)に同社内(東京都大田区)で開催した。

カンファレンスでは,最初に代表取締役社長兼メディカルイメージング事業部長の加藤浩典氏が登壇し,2024年に創業90周年を迎えるバルコのイノベーションの歴史や2023年の実績などについて解説した。

次に,サージカル&モダリティ事業部長の今井勝正氏が非圧縮IPビデオソリューション「Nexxis」などの映像配信/画像統合ソリューションや,今後展開予定の新製品・技術について紹介した。
2012年に世界初のインテリジェント手術室向けに開発されたNexxisは,2023年までに全世界で7000以上,うち日本では約500の血管撮影室や手術室へのインストールを達成している。
非圧縮,広帯域10Gbps IPでノイズや遅延のない画像を提供。医療規格に加え,4Kや3Dなどの最新の映像信号にも対応し,従来のスタンダードFHD,2D映像信号と組み合わせて使用可能である。





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8 Mar

日亜化学の技術者、米アカデミー科学技術賞受賞を報告

O4547745006032024000000-1米アカデミー賞の主催団体から2024年の科学技術賞を受けた日亜化学工業の技術者5人が6日、同社本社で受賞報告会に臨んだ。
映画館の投光機に使う高輝度のレーザーダイオード(LD)開発が評価された。

2月下旬の米国での授賞式でスピーチをした中津嘉隆さんは「様々な映画関係者から『日亜の技術はすごい』と言われたのがうれしかった」と話した。





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4 Mar

【特選記事】「伝説のエンジニア」が明かすエヌビディアの死角 ラピダスや孫正義氏の半導体戦略はどう見る?

Screenshot 2024-03-04 08.28.19エヌビディアの1.9兆ドル(約285兆円)という時価総額は、ある種の幸運の結果だとしても、HPC市場での成功は決して偶然の結果じゃない。

「顧客は自分が何を欲しいのかを知らない」と言ったのはスティーブ・ジョブズだったが、ジェンスンがCUDA(GPUを使いやすくする開発環境ソフト)を導入したのはまさしく、顧客がそれを欲しがったからじゃない。GPUを使ったHPCは伸びると彼自身が顧客より先に確信し、そのために何が必要かを見極めたからだ。

――そのエヌビディアに、あなたがCEOを務めるテンストレントはAI半導体の新興企業として挑戦するわけですね。

挑戦なんかしないよ。エヌビディアと競争する必要なんかない。AI半導体の市場はまだまだ10年は飽和しない。この成長市場で、私たちは全然違うやり方でやるんだ。





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7 Feb

ジャパンディスプレイ(JDI)がスマートリングによるセルフケアサービス発表、独自開発のOPDセンサー搭載

JDI sp_240207jdi_01ジャパンディスプレイ(JDI)は2024年2月6日、東京都内で会見を開き、フレキシブル基板上に形成したOPD(Organic Photo Detector:有機光検出器)センサーを搭載するスマートリングを用いた企業/団体向けの健康見守りサービス「Virgo(ヴァーゴ)」を発表した。
スマートリングと連携するスマートフォンアプリやクラウドアプリケーションなども自社で開発しており、心拍数、血中酸素ウェルネス、睡眠時間、歩数、消費カロリーなどの日常生活における健康管理に必要なライフログを自動的に取得可能で、保健師などの有資格者によるアドバイスや健康に関する情報の提供により利用者の健康意識の向上や行動変容のサポートといった“セルフケア”に主眼を置いたサービスとなる。

 また2024年2月から、岡山大学、あいおいニッセイ同和損害保険、ヴェルト、両備ハッピーライフ両備健康づくりセンターと共同で運送/交通運輸ドライバー向けでの実証実験を開始する他、Virgoの導入を希望する企業/団体向けのトライアル提供も開始する。2024年内には正式なサービス提供を目指しており、5年後の2029年までにユーザー数100万人を目標としている。





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2 Feb

TCLがISE 2024で世界最大の115インチQD-Mini LEDフラットパネルディスプレーやホテルTV統合システムなどのスマートソリューションを発表

Screenshot 2024-02-02 09.11.24大手家電ブランドで、世界の2大テレビブランドであるTCLエレクトロニクス(TCL Electronics)は31日、Integrated Systems Europe(ISE 2024)でスマートオフィス、スマートリテール、スマートホテル向けに設計されたさまざまな製品とスマートソリューションを披露しました。

世界最大の115インチQD-Mini LEDフラットパネルディスプレー、デジタルサイネージディスプレー、双方向のホテルTVシステムなどの最新イノベーションは、TCLの垂直統合型サプライチェーンの力を実証するものです。





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31 Jan

【麻倉怜士のCES2024レポート】今年のオーディオビジュアルをリードする、注目トレンドをまとめて紹介! 【01〜10】

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麻倉怜士さんのCES2024レポートまとめサイトです。⇒ コチラ
各レポートのタイトルを以下に列記します。


(01) International CES 2024がいよいよスタート! 
(02) 折り畳み式LEDディスプレイ、遂に登場! ウィーンの大型ディスプレイメーカーCSEEDが、137インチモデルを展示
(03) MQAの新展開が分かった! MQAとモバイル用のコーデックSCL-6、そしてBluOSが融合的に展開する
(04) AURO-3Dの新展開が打ち出された! ストリーミング用コーデックAuro-Cxの音に驚く
(05) 「神の目」を持って試合に参加できる! キヤノンの、自由視点映像ボリュメトリックビデオ「テーブルトップMR」が凄い





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16 Jan

透明・HMD・球体ディスプレイ CES 2024に見る「人とディスプレイ」の変化

ces 2024_m03_sCESのディスプレイ関係の紹介として良くまとまっている記事です。全部読むとCESに行った気持ちになれます。(写真も多数)

年初から、米ラスベガスで開催された「CES 2024」を取材するために出張している。CESを主催するCTA(全米民生技術協会)は、前身となった組織から含めると、今年で100周年であるという。それだけ、家電も長い歴史を持つビジネスになったということだ。

ただ、CESの在り方は大きく変わった。過去には、CESのトレンドは大手家電メーカーがリードしていたが、今はそうではない。より多様・多彩な企業によって構成されるビジネスになっている。

今年も、AIやそれを支えるセンサーの活用などに注目が集まったが、20年前の「次世代DVD(現在のBlu-ray)」や10年前の「4K」のように、大手が同じ方向を向いたトレンドがあった……というにはちょっと弱いように思う。





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9 Jan

カシオ 2024年1月発売のG-SHOCK・OCEANUSを実機写真で!

001.jpg2024年1月発売のG-SHOCKとOCEANUSの新製品を実機写真とともに紹介する。G-SHOCKは新レンジマン「GPR-H1000」やMR-G「MRG-B5000R」ほか、OCEANUSは珍しいホワイトダイヤルのManta(マンタ)「OCW-S7000D」に注目だ。

プロフェッショナル仕様の機能や性能を身に着けたG-SHOCK MASTER OF Gシリーズの「RANGEMAN」(レンジマン)にニューモデル「GPR-H1000」が登場。同じRANGEMANではあるが「GPR-H1000」は定番モデル「GW-9400」ではなく、2018年に登場した「GPR-B1000」の系譜に連なるモデルだ。カラーは2色で展開。ブラックの「GPR-H1000-1JR」とイエローの「GPR-H1000-9JR」をラインナップする。

方位、気圧/高度、温度を計測するトリプルセンサーに加え、新たに加速度センサーとジャイロセンサー、光学式心拍計を搭載。トレーニング分析機能やアクティビティログ、手首式心拍測定機能、睡眠計測、血中酸素レベル計測、呼吸エクササイズなどが行える。なお、GPR-H1000は医療機器ではないため、血中酸素レベルの計測値は医療目的には使用できない。





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9 Jan

LG、透明になる有機EL TV「LG SIGNATURE OLED T」を発表

Screenshot 2024-01-09 09.01.15LG Electronicsは8日(米国時間)、CES 2024で実施したプレスカンファレンスにて、透過OLEDパネルを使用した透明になるTV「LG SIGNATURE OLED T」を発表した。  

プレスカンファレンスでは、製品の発表と同時に実機がステージ上に登場。映像を表示しながらパネルが透明になったり、通常の黒色になったりと変化する様子が披露された。また、主要な機能を外付けのボックスに収容し、ワイヤレスでTV本体に映像を伝送するZero Connect Technologyを採用。TV本体の設置の自由度を大幅に高めたという。





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21 Dec

テレビの寿命「6万時間説」は昔の話? 液晶パネルが信じられないほどタフな理由

 今、多くの人は液晶テレビでテレビ放送などを楽しんでいることでしょう。

 テレビをより楽しく見るにはなるべく画面が大きなことが大事。「テレビは高画質」といわれた時代もありますが、楽しさは大きさです。特に映画が好きな人は大画面。1インチ=1万円とされていた時代もありますが、それは30年前の話。今では50V型でも安ければ数万円で手に入ります。

 しかし、安物買いはおすすめしません。というのは、液晶テレビという家電は、とてつもなく長い間、使えるからです。





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20 Nov

【波長変換シート】東レ、カドミウムフリー素材による新製品開発。広色域・高輝度のテレビ、モニター用途に展開拡大

 東レは、有機蛍光体を用いたカドミウムフリー有機波長変換シート「ルミリカ™」の信頼性をさらに改良し、高輝度液晶ディスプレイ向け新製品を開発した。テレビ、モニター用途への展開を進めていく。

 液晶ディスプレイは今日も技術進化が進んでおり、4Kなどの高精細化に加えて、明暗をより鮮明に表現するための高輝度化と、自然の色をより鮮明に表現するための広色域化が求められている。高輝度化では、ハイダイナミックレンジ(HDR)¹⁾やローカルディミング²⁾技術により、明暗の明瞭化などの優れた輝度表現が可能になるが、光の高強度化や部材温度の上昇に伴う光学部材の劣化が課題となる。





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16 Nov

独自の液晶レンズ技術によるオートフォーカスグラスで、ヘルスケア・XRに革命を

3D8-1024x6832022年度に開催された第6回の1stRound支援先の一つである株式会社エルシオは、「液晶レンズを通じて、ライフスタイルを改善し、未来に貢献する」という理念のもと、液晶レンズ技術を活用したオートフォーカスグラスを開発している、大阪大学発スタートアップ。2023年9月には7,000万円の資金調達を行った代表取締役CEOの李蕣里氏に、独自の液晶レンズ技術を事業化してきた道のりや今後の展望、1stRoundで役立ったことなどを聞いた。

―まず、エルシオの事業について教えてください。
大阪大学での技術開発を経て完成した液晶レンズ技術を活用し、度数を変えられる老眼鏡を開発しています。スマートフォン経由で近視用と遠視用にピントを調節でき、従来の遠近両用眼鏡などに比べて目の疲労を軽減するもので、2024年半ば頃に試験販売を始める予定です。





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10 Nov

東レが量子ドット対抗の蛍光体を開発、有機で有害物質含まず

ルミリカzu1東レが輝度1000nit(ニト)の高輝度液晶に対応した有機波長変換シートを開発した。特徴は、色再現性が高いこと、有害物質を使っていないため環境負荷が小さいこと。同社によると、2024年に高輝度が求められるハイエンドの液晶ディスプレーや液晶テレビでの実用化を目指している。

有機波長変換シートとは、液晶ディスプレーや液晶テレビのバックライトに使われる青色光の波長を、赤色光と緑色光に変換し、白色光を得るために使われる。半値幅の狭い赤色光と緑色光に変換できるため、カラーフィルターでの光学損失が小さく、高い色再現性を可能とする。半値幅とは、明るさのピーク値を100%としたときに、50%の値をとる波長の幅のことである。





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6 Nov

TVS REGZAがレグザ史上最大の画面サイズとなる100V型のMini LED液晶テレビを発売

Screenshot 2023-11-06 09.16.05テレビの大画面化が進む中、TVS REGZAは2023年4月から発売していたタイムシフトマシン4K Mini LED液晶テレビZ970Mシリーズに、画面サイズが100V型の「100Z970M」を追加して発売する。発売予定日は23年12月、市場想定価格は137万5000円だ。

●ミリ波レーダーで視聴者の位置に合わせて画質と音のバランスを自動調整

 TVS REGZAによると大画面モデルは伸長しており、同社では20年に比べて22年は65V型の構成比が倍増したという。従来、10年以上前の37~43V型から買い替える場合は、55V型へのサイズアップが多かったが、このところはさらに大きい65V型へシフトする層も増えているとのことだ。

 大画面シフトともに高画質化も進んでいる。これまでは圧倒的なコントラスト比から、一般的に画質は有機ELテレビが液晶テレビに勝ると言われてきた。しかし、Mini LED液晶テレビの登場で高画質モデルの選択肢は、有機ELテレビ一択から有機ELテレビとMini LED液晶テレビという選択肢に変わりつつある。





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6 Nov

価格破壊のミニLED機、圧倒的な表示品質に驚く!INNOCN「27M2V」

Screenshot 2023-11-06 09.05.32 「27M2V」は、クリエイター向けの高性能な液晶ディスプレイや高機能な液晶テレビで採用されているミニLEDを採用したパネルを搭載し、「DisplayHDR 1000」という驚異的なダイナミックレンジに対応する液晶ディスプレイだ。ミニLEDとは、バックライトとして利用するLEDを高密度に並べ、暗い場所はLEDを消灯したり暗くしたりする、明るい場所は光量を高めるといった精密な制御を行ない、コントラスト比を高める機能のことだ。

 制御する領域が細かく分割されているほど、表現力の向上効果は大きくなるが、27M2Vでは1,152の領域に分割されている。LED搭載数が1,000を超えるモデルは、実売価格が30万円以上のものばかりであり、本製品の買い得感はきわめて高い。





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1 Nov

CASEに貢献するAGCの技術力を披露、「ディスプレイ」「アンテナ」「センサー」 ジャパンモビリティショー2023

1949283素材メーカーのAGCは、10月26日に開幕したジャパンモビリティショー2023に出展。“ガラスは一等地である”との考え方の下、CASE時代に求められる技術を披露した。

ガラスは長い間、外部と内部を間仕切る役割を果たすものとして使われてきた。しかし、それはいつしか熱や音をコントロールするようになり、今やその対象は情報までをも含んだ“マルチファンクション化”となっている。これにより、運転したい人はタッチ操作1つですべての情報を見ることができ、同乗者は全面をスクリーンとしたガラスエリアで映画やゲームなどが楽しめるようになっていく。このような例を1つとっても、 CASE時代において“ガラスは一等地である”というわけだ。

その“一等地”をフル活用すべくAGCが開発を進めているのが「ディスプレイ」「アンテナ」「センサー」の3つの領域だ。それぞれの技術や製品について詳しく紹介していこう。





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30 Oct

国内半導体ベンチャー、新材料開発で熱帯びる 長期スパン型で好相性、大学発ベンチャーの設立相次ぐ

VSU0185913日本国内の半導体関連ベンチャー・スタートアップ企業は、材料開発を中心に足元で盛り上がりを見せている。
半導体デバイスの開発は規模や投資負担の観点からリスクが高い一方で、材料開発は、技術の独創性や先進性があれば、少ない投資や資金でも事業を開拓できるというメリットもあり、大学発ベンチャーを中心に設立が相次いでいる。
本紙(電子デバイス産業新聞)は、半導体を扱う国内ベンチャー企業の動向についてまとめた。





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27 Oct

アップル、タッチスクリーン搭載の「HomePod」開発か

Screenshot 2023-10-27 08.58.33アップルはタッチ操作対応の液晶ディスプレーを搭載する新型「HomePod」を開発している可能性がある。アップル製品コレクターがXに投稿した画像で判明。

アップルは本体上部に液晶ディスプレーを搭載した新型HomePodを開発している可能性があるという。アップル製品コレクターのKosutami氏がX(旧Twitter)に10月21日に公開した写真から明らかになった。

  同氏が公開した写真は未発表のHomePodの部品を撮影したものとみられており、画面上部に液晶ディスプレーらしきパネルがあることを確認できる。  
 パネルの大きさは現行のタッチコントロールよりも大きく、Kosutami氏は「エイプリルフールのジョークだと思っていたタッチスクリーン搭載HomePodが本当に開発されていた」と驚きをポストしている。





26 Oct

それでもスマホの技術進化は続いている、「iPhone 15 Pro Max」「Mate 60 Pro」を分解

Screenshot 2023-10-26 08.37.50
2023年に入ってから、生成AI(人工知能)ビジネスが日進月歩で成長を続けている。生成AIのエンジンとなるNVIDIAのAI-GPUが話題となり、半導体はニュースでも大きく取り上げられている。NVIDIAの「A100」や「H100」といったモンスター級プロセッサの需要が激増しており、今や業界全体の成長のけん引役となっている。
低成長期に入ったスマートフォンであっても、大きな技術的な進化が続いている。Samsung Electronics(以下、Samsung)は2023年のフラグシップモデル「Galaxy S23 Ultra」で2億画素のCMOSイメージセンサーを搭載し、カメラ性能を大幅に向上させた。Googleは2023年10月、第3世代の独自プロセッサ「Tensor G3」を搭載した「Pixel 8」シリーズを発表。OPPO、Xiaomi、ソニー、Samsungらは、2023年発売のフラグシップ機種にQualcommの「Snapdragon 8 Gen 2」を採用し、2022年モデルよりも高い演算性能と低い消費電力を実現できている。
図は、Appleが2023年9月22日に発売した「iPhone 15 Pro Max」の様子である。iPhone 15 Pro Maxは6.7インチディスプレイと光学式で5倍の望遠カメラを特長とする最上位モデルである。同時発売の「iPhone 15 Pro」(ディスプレイは6.1インチ)に比べて2回り大きいサイズになっている。






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25 Oct

ジャパンモビリティショーはココへ行こう! 自動車ジャーナリストが教える見どころ

Screenshot 2023-10-25 09.15.0110月26日より「ジャパンモビリティショー2023(JAPAN MOBILITY SHOW)」が東京ビッグサイトにて開催されます。
一般公開は10月28日から11月5日です。このイベントは、これまでの「東京モーターショー」が名称を変更したもの。内容は、これまでの“自動車のショー”から、“モビリティをキーワードに、幅広い産業や企業が参加して「未来の日本」を表現するショー”に大きく変化しました。

 具体的な変化としては、自動車以外の企業の参加が増えたことが挙げられます。前回開催の2019年の参加企業・団体数192に対して、今回のイベントでは475にも増加しています。

その象徴となるのが主催者プログラム「東京フューチャーツアー(Tokyo Future Tour)」です。東京ビッグサイトの西館1階部分で開催され、未来の東京が5つのコンテンツで表現されています。
来場者は映像や展示、試乗体験などを通して、未来のモビリティと生活を体感できるという内容です。ちょっと驚くのは映画「ゴジラ-1.0」(11月3日公開)とタイアップした展示も用意されているとか。





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24 Oct

北米企業がIT技術を生かした展示を披露、CEATEC 2023

Screenshot 2023-10-24 09.51.45IT技術とエレクトロニクスの国際展示会「CEATEC 2023」が幕張メッセで10月17~20日に開催された。

「グローバルエリア」では、海外の機関や企業、スタートアップによる展示が行われた。米国パビリオンでは、在日米国大使館・総領事館商務部、米国州政府協会(ASOA)のほか、5社が展示した。

自宅、ビジネス、家族を守るためのスマートなソリューションを提供するアラームドットコムは2000年に創業し、バージニア州タイソンズに本社を置く。アクセスとセキュリティーを管理するクラウドベースのプラットフォームを提供し、ビデオ解析内容のカスタマイズ、遠隔での監視設定とスマートフォンの位置情報による自宅セキュリティーサービス、人工知能(AI)活用のセキュリティーアラート発報など各種インテリジェントサービスを可能にするとしている。現在の日本事務所は3人体制だという。





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18 Oct

「MIUI」ではなく「小米澎湃OS」に。雷軍氏がXiaomi 14への搭載を表明

F8nrchybMAAHaPaXiaomiの雷軍氏は、「小米澎湃OS」を発表しました。
Xiaomi 14シリーズでは、MIUIの代わりに搭載されます。

スマートフォンに加えて自動車、スマートホームなどにも拡大される見通し。

Today marks a historic moment. After years of collective work, our new operating system, XiaomiHyperOS, is set to make its official debut on Xiaomi14Series.





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19 Sep

テレビの画質を革命的に引き上げる高画質パネルの金字塔!OLED METAパネル誕生秘話。有機ELパネルメーカーLGディスプレイを直撃取材

Screenshot 2023-09-19 09.37.07有機ELテレビの高画質化がとまらない。テレビセットメーカー自身の「画質力」が、その原動力のひとつではあるが、根源的な進化の源泉はパネル自体の驚異的な性能向上に尽きる。高画質を誰よりも希求する麻倉怜士さんとHiVi取材陣は、昨年に引き続き、家庭用大型有機ELパネル生産の世界最大手、韓国LGディスプレイへの現地直撃取材を敢行、META技術を適用した第3世代WOLEDパネルがどのように研究・開発、そして量産されたのかを徹底取材した。今回は、世界で初めて最新有機ELパネルの製造ラインへの取材も実現、その意味でも貴重なリポートとなっている。

英語で「超越」という意味を持つOLED METAパネルは、すべての有機ELパネルを超越した存在だ。パネル性能を測るもっとも重要な項目であるピーク輝度は、2021年パネルが1,000nit、2022年登場のEX技術を適用した第2世代WOLEDパネル(以下、EXパネル)が1,300nit、そして何とOLED METAパネルは2,100nitと、遂に2,000nitの大台を超えたのである。





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28 Aug

ジャパンディスプレイ(JDI)がミリ波反射板の大型化に成功、5Gエリア拡張に貢献

JDI 82953267159ジャパンディスプレイ(JDI)は第5世代通信(5G)で使われるミリ波帯の電波の反射方向を任意に変更可能な人工構造体「メタサーフェス」の液晶反射板の大型化に成功した。従来製品は8・8センチメートル角だが、このほど25センチメートル角まで拡大。実用レベルの大きさとして4枚の反射板をタイル上に並べて運用することも可能とした。5Gのサービスエリア拡張に貢献できる製品と位置付け、企業や自治体などでの導入を目指す。

ミリ波は28ギガヘルツ帯(ギガは10億)など高周波数帯の電波を指す。使う帯域幅も広いため、高速の通信サービスを提供できる。一方で電波の直進性が強く、障害物に弱い特性があるため、ビルや樹木の後ろなどに電波の届きにくい場所(カバレッジホール)が発生しやすくなる。





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23 Aug

JDI、照明の配光特性を制御する「LumiFree」を量産へ

sh230817_jdi01ジャパンディスプレイ(以下、JDI)は2023年7月31日、照明(LED光源)の光の広がり方(以下、配光特性)を自在に制御可能にする「LumiFree」の量産出荷を2023年7月から開始したと発表した。

併せて、2022年9月から実施していた国内向けのサンプル出荷に加え、海外向けのサンプル出荷も開始した。LumiFreeにより、必要な時間/場所に必要な量の光を届けることが可能になるので、新しい照明演出による価値創出や、過剰な照明の利用により生じている光害(ひかりがい)の改善などにつながるとする。





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2 Aug

JDI、配光特性を自在に制御可能とするLumiFreeの量産開始

 ジャパンディスプレイ(JDI)は7月31日、液晶技術を用いて照明の光の広がり方(配光特性)を自在に制御可能とするLumiFreeについて、7月から量産出荷を開始したと発表した。

 LumiFreeは、従来の照明器具・技術では困難であった配光特性の制御を可能にした。今回、初めて日本国内の照明機器メーカーへの量産品出荷を開始。また、従来から実施している日本国内顧客へのサンプル提供に加え、海外顧客へのサンプル提供も開始したという。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ





10 Jul

ASUSのジョニー・シー会長に聞く、徹底して実践している「デザイン思考」のモノづくり

ASUS Johnny _6582PC春夏モデル発表会の冒頭、ASUSのジョニー・シー会長は、約12年前に販売を開始し、今や同社のノートPCの看板ブランドとなっている『Zenbook』について振り返った。

日本の「禅」から名前をとった『Zenbook』は「平和とバランスをもたらす、禅の精神を体現した製品」を目指して開発されたもの。当初は水の波紋や禅庭の砂利の模様からイメージしたという、同心円状のデザインがシンボルとなっていたが、最新モデルではASUSのロゴ「Aモノグラム」をデザインに取り入れ、有機ELディスプレイを搭載しつつ薄さと軽さを極めた、よりスタイリッシュかつパワフルなノートPCへと進化を遂げている。

デザイン思考を大切にし、常に人々のニーズから製品開発に取り組んでいると話す、ジョニー・シー会長。台湾本社で行われたグループインタビューで、ASUSのモノづくりへのこだわりやAIへの取り組みを聞いた。





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22 Jun

【韓国報道】「世界50大革新企業」1位はアップル…唯一の韓国企業、サムスンは7位

BCG 2284922米グローバル経営戦略コンサルティング「ボストンコンサルティンググループ」(BCG)がこのほど、2023年の世界50大革新企業を発表した。韓国企業では7位のサムスンが唯一名を連ねた。

 BCGは2005年から毎年報告書を発刊。サムスンは昨年の6位から1つ順位を落とした。昨年16位のLGと33位の現代自動車はともに圏外へ押し出された。





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21 Jun

JDI、5Gつながりやすくする透明反射板を開発

JDI 5Gジャパンディスプレイ(JDI)は高速通信規格「5G」の電波を建物や木の陰などに届きやすくするための反射板を透明にする技術を開発したと発表した。直進する電波を任意の方向に反射する仕組み。窓ガラスや広告媒体など従来は設置しづらかった場所への導入を見込み、5G通信の利用拡大につなげる。

 JDIが開発を進める「液晶メタサーフェス反射板」は基地局からの電波を反射して電波の死角に届ける。従来は可視光を通すことができず設置場所が限られていた。





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20 Jun

従業員に「汗水垂らして一生懸命仕事しろ!」は間違い!? 「コスト削減」のため大量生産すると“大損”してしまうワケ【公認会計士が解説】

経営者・ビジネスマンにとって「会社の数字を意識して動けるか」は非常に重要です。

今までにない製品が世に出たとき、最初の頃は非常に高価であることが普通です。たとえば、今では当たり前になった液晶テレビも、出始めの頃は非常に高く、なかなか手が出なかったものです。

 当時に比べれば、液晶テレビも大分安くなりました。その理由としてよく言われるのが、液晶テレビが普及し大量生産されるようになったので、コストが下がったという説明です。

大量生産されると、なぜコストが下がるのでしょうか? そして、本当にコストは下がっているのでしょうか? 大量生産によってコストが下がる理由は、費用を「変動費」と「固定費」に分けることによって初めて理解できます。

 次のケースを考えてみてください。





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19 Jun

ディスプレーの祭典が本格復活、LGとサムスンがOLEDで対決

SID 2023 SSzu1 2023年5月21~26日、ディスプレー技術の学会・展示会「Society for Information Display(SID) Display Week 2023」が、米国ロサンゼルスコンベンションセンターで開催された。Display Weekは、ディスプレー技術の祭典と呼ぶべきもので、最新の技術発表とともに展示が行われ、現時点での最新技術を知る上で有益である。  

今回からオンライン形式でのサービスが無くなってしまった。そのため、あらかじめ綿密に計画を立ててしっかり聴講しないと、重要な発表を聞き逃してしまう恐れがある。発表時間が重なってどうしても参加できなかった発表については、オーサーズインタビューで直接発表者に質問するしかない。そもそもこれが本来の形であり、会場の熱気も感じやすい。大事な発表を聞き逃さぬよう、適度な緊張感を持って会場を移動するのも楽しいものである。筆者はこの形態こそが学会の正しい姿だと思う。





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2 Jun

「COMPUTEX TAIPEI 2023」開催、MSIブースの様子を紹介

si7101-msi015月30日から6月2日まで、台湾・台北で「COMPUTEX TAIPEI 2023」が開催されている。久しぶりのリアル開催で、会場には初日から多くの人が訪れている。この記事を執筆している2日目(5月31日)もかなりのにぎわいだった。

 この記事では、COMPUTEX TAIPEI 2023に出展していた、台湾MSI(Micro-Star International)ブースの様子を紹介する。 MSIといえば、PC用マザーボードや完成品のデスクトップPC/ノートPCのメーカーとして認知しているという人も多いだろう。

だが、昨今ではSSDやグラフィックスカード、ディスプレイ、キーボード、マウス、Wi-Fiルーターといった各種周辺機器も手掛ける総合PCメーカーとしての姿が印象的だ。





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26 May

液晶実用化から50年 シャープの栄光と二度の挫折

シャープが、液晶表示電卓を昭和48年に発売して50年。世界で初めて実用化された液晶は時代を代表するディスプレーとして進化し、ブラウン管に取って代わった。プラズマディスプレーとの競争にも勝ち残り、日本メーカーが先導する形で世界に普及した。

同社は液晶の成功で規模を拡大させたが、巨費を投じた末に韓国、中国勢との競争に敗れ、巨額赤字の元凶といわれた。経営危機を招いた同社が台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入った現在も液晶事業が再び不振となり、平成28年度以来6年ぶりの最終赤字に沈んだ。





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18 May

サムスンディスプレイQD-OLED、「今年のディスプレイ賞」受賞

samsung 20230517163702510811サムスンディスプレイが世界最大のディスプレイ学会から量子ドット(QD)-有機発光ダイオード(OLED)の優秀性を認められた。
サムスンディスプレイは17日、QD-OLED製品が情報ディスプレイ学会(SID)の「今年のディスプレイ」賞を受賞したと明らかにした。 今年のディスプレイは、昨年発売した製品の中で最も革新的なディスプレー製品に授与される賞だ。

SIDが毎年授与するディスプレイ産業賞の中で最も権威のある賞だ。
SID側はQD-OLEDに対し、青色の自発光ピクセル技術と酸化物TFT基盤の革新的な構造を通じて優れた性能を確保したと評価した。





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15 May

高輝度化や発色性で競い、低価格化に挑む有機ELディスプレー

高輝度化や色の再現性、低コスト化など、ディスプレーの技術合戦が激しくなっている。テレビやスマートフォンのディスプレーは今後、どこまで高性能になるのか。「日経クロステック ラーニング」で「ミニ&マイクロLED、量子ドット、各種OLED技術の最新動向」の講師であるサークルクロスコーポレーション フェローアナリストの小野記久雄氏に聞いた。

 - 世界最大のテクノロジー見本市「CES 2023」(2023年1月5~8日、米国ラスベガス)では、ディスプレーにはどのような変化があったでしょうか。

 小野氏:有機EL(OLED)ディスプレーのピーク輝度が向上しました。昨年(2022年)は最大1500nits*でしたが、今年(2023年)は最大2000 nitsの製品も出展されました。  ディスプレーの画面は、輝度の高さがぱっと見の印象を美しく感じさせる最大の要素です。そういう意味では、「OLEDディスプレーがさらに美しくなった」という印象を与えたのではないでしょうか。





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12 May

フィリップス、液晶と電子ペーパーが合体したデュアル画面モニタ5000シリーズ発売

Screenshot 2023-05-12 06.20.39Philipsが、23.8インチのIPS液晶の隣に13.3インチの電子ペーパー画面を取り付けた変わり種のデュアルディスプレイモニタ 5000シリーズ「24B1D5600/96」を海外発表しました。

メインとなる23.8インチのディスプレイは、解像度2560 × 1440ピクセル、コントラスト1000:1、色域はNTSC 99%、sRGB 99.8%と一般的なもの。その右側に配置された13.3インチの電子ペーパーは、縦長の1200 × 1600ピクセルで4bitグレースケール対応です。

Philipsによると「2 つの画面を横に並べることで、大画面に鮮やかな色の内容を映し出し、電子ペーパー画面で長い文書を閲覧できます。創造性と生産性の強化が実現します」とのこと。





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9 May

世界中の風景を映せる窓型ディスプレイ『Atmoph Window 2』で思った「YouTubeでいいんじゃね?」からの逆転劇

window panelコロナ禍で世界中が苦しいステイホームを強いられたここ数年。自宅の窓から写した何気ない風景を投稿するサイト「VIEW FROM MY WINDOW」が話題になったことも記憶に新しい。


「窓」には人を魅了するなにかがある。ずーっと以前から気になっていた窓型スマートウィンドウ「Atmoph Window 2(アトモフウィンドウ)」という製品を、ついに、ついに試す機会を得た。

 窓を模した縦長ディスプレイに景色を映すことができるAtmoph Window 2。15分ループの風景映像と、画面全体から響くサウンドを楽しめる。





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24 Apr

世界初開発の青色LED技術応用、豊田合成がレンタル提供する「スマホ表面高速除菌装置」の性能

豊田合成は深紫外線(UV―C)を発する発光ダイオード(LED)により、スマートフォンなどの表面を高速除菌する装置「UVD―TRON」のレンタルサービスを開始した。売り切りだけでなく、イベント時に限り利用するなど多様な活用シーンに応える。

価格は14泊15日のワンタイムプランで1回につき5500円(消費税込み)。最低レンタル期間6カ月の月額制プランも1カ月5500円(同)。





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6 Mar

既設照明にもカンタン導入!ジャパンディスプレイが光の形状を制御する液晶パネル

ジャパンディスプレイは照明の光の広がり(配光)を縦長や楕円などの形状に制御する配光制御用液晶パネル「LumiFree(ルミフリー)」を、照明制御用の通信規格「DMX512」に対応させた。
照明制御で一般的な規格に対応し、店舗やイベント会場、ホテルなどのエンドユーザーや照明メーカーが既存設備に導入しやすくした。今後、DMX512対応をルミフリーの標準仕様とする。





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27 Feb

サムスン、スマホと衛星の通信を可能にする技術を確保

サムスンの「Galaxy S23」シリーズには衛星通信機能がないが、次世代スマートフォンではそれが変わるようだ。同社は現地時間2月23日、スマートフォンと衛星間の直接通信を可能にする非地上系ネットワーク(NTN)技術を確保したと発表した。この技術は、同社のモデム「Exynos Modem」に組み込まれる。

 これまで、AppleやQualcomm、T-Mobileなど、さまざまなテクノロジー大手と移動体通信事業者が、スマートフォンで衛星通信を可能にする計画を発表してきた。新しいGalaxy S23は、2023年後半に提供が始まるQualcommの「Snapdragon Satellite」サービスに必要なハードウェアが搭載されているものの、こうした衛星通信機能はない。





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24 Feb

日亜化学などがマイクロLEDとICを一体化、ヘッドランプの照射角4倍に


日亜化学工業とドイツInfineon Technologies(インフィニオンテクノロジーズ)は、ヘッドランプの配光を制御する機能「アダプティブドライビングビーム(ADB)」向けに、マイクロLED(発光ダイオード)を使った光源部品を共同開発した。照射角や光量といった性能を従来より高めながらも、ヘッドランプを小型化できるとする。ドイツの自動車メーカーが2023年中に発売する高級車に採用された。
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4 Jan

[CES 2023] LGディスプレイ、OLED革新技術製品の披露…テーマは「オールウェイズオン」

20230103162423217058LGディスプレイが世界最大の情報技術(IT)展示会「CES 2023」で、有機発光ダイオード(OLED)革新技術を総網羅して披露する。

LGディスプレイは3日、米ラスベガスコンベンションセンターのノースホールとウェストホールにメインブースと車両用ディスプレイ専用ブースをそれぞれ設け、OLED技術リーダーシップを浮き彫りにすると明らかにした。

メインブースの展示テーマは「オールウェイズオン(Always on)」だ。 多様な顧客の使用環境に最適化したディスプレイ技術を披露するという意味だ。 また、車両用ディスプレイ専用ブース展示テーマは「アドバンスドモビリティライフスタイル(Advanced Mobility Lifestyle)」だ。 目で見るディスプレイと耳で聞くサウンド技術に至るモビリティ革新の方向性を提案するという意味が込められている。





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29 Dec

爪に貼って連絡先をスマホに送信できる“スマートネイル”「Insta Nail」発売

l_asa_InstaNail_01Glotureは、スマートネイル「Insta Nail」を販売開始した。価格は3850円(税込み)で、公式ストアで取り扱う。

 爪に貼り付けたNFCマイクロチップへ電話番号やメールアドレス、SNSのアカウント情報などを保存し、スマートフォンで読み取ることが可能。コンタクトレンズと同レベルの環境保護フィルム素材を採用し、柔軟性のあるチップのため曲線に沿って貼り付けられる。サイズは7mm×7mm。

l_asa_InstaNail_02 装着方法は使用する爪の表面をやすりなどで整え、チップ裏面のシールを取り外す。爪にチップを置き、ジェルネイルやマニキュア、ネイルシールで固定して利用する。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ





21 Dec

ジャパンディスプレイ、“ガラスのような透明度”の液晶を展示。CES 2023

jdi 20212ジャパンディスプレイ(JDI)は、2023年1月5日にアメリカ・ラスベガスで開幕するCES 2023にて、透過率84%の透明液晶ディスプレイ「Rælclear」(レルクリア)の20.8型モデルを展示する。
会場ではAI・テクノロジーとのコラボレーションを通じて「未来の生活シーンを新たな美学で彩るRælclearの進化を体験いただける」という。

展示では、Rælclearを挟んで相対するふたりにAIが加わった未来のインタラクティブコミュニケーションを体験できるとのこと。





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20 Dec

電源オフでサンルーフ「黒」、オンで半透明の液晶調光フィルム

Toppan202212凸版印刷は、スイッチひとつで透明と不透明を瞬時に切り替えられる液晶調光フィルム「LC MAGIC(エルシーマジック)」の新グレード「ノーマルブラック」を開発した。電源OFF時に、可視光線透過率が「5%」の「黒色」、オンにすると可視光線透過率が43%の半透明になるのが特徴。

電源ONの時には半透明で、開放的な居住空間を、電源OFF時には遮光性を備えたプライバシー空間を、瞬時に実現できるフィルム。本製品を組み込んだガラスを自動車のサンルーフなどに搭載することで、可動式のシェードが不要になるため、モーターや可動部品が不要となり車体の軽量化と車内の居住性向上の両立が可能になる。





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1 Dec

奥村茉実、アクションRPG「聖剣伝説 Legend of Mana」に挑戦!

01_l (1)みなさんこんにちは、奥村茉実です。今週からは新しいゲームです! 1993年にスクウェア・エニックスから発売された、「聖剣伝説 Legend of Mana」です。

有名なアクションRPGのシリーズ4作目で、Steamにて3.520円で購入したHDリマスター版をプレイしました。このHDリマスター版は、オリジナルのPlayStation版からグラフィックスの高解像度化や、背景、UIの書き直しがされているそうです。





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30 Nov

IMAGICA GROUP総合力展『IMAGICA GROUP EXPO』を開催しました

imagica 2022映像の企画から制作、映像編集、配信・流通向けサービスに至るまでを、グローバルにワンストップでお届けする株式会社 IMAGICA GROUP(本社:東京都港区、代表取締役社長:布施 信夫)は、グループ各社のご紹介と、グループの連携事例や最先端技術で創出した新しい映像体験などをお披露目する場として、2022年11月25日、26日に東京ポートシティ竹芝・竹芝ポートホールにて、IMAGICA GROUP総合力展『IMAGICA GROUP EXPO』を完全招待制(25日は当社グループのお客様向けのビジネスデイ、26日はグループ会社の従業員およびご家族向けのファミリーデイ)として開催しました。
 





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29 Nov

液晶・有機EL・4Kテレビの電気代は? 1日にかかる電気代の計算や節約方法をご紹介!

keisannhousikiドラマやアニメ、ニュースなどをテレビで視聴していると、あっという間に時間が経ってしまいます。ただ、テレビの視聴時間が長くなってくると、電気代が気になりますよね。

そこで今回は、テレビの電気代の計算方法をご紹介します。

テレビの電気代は、「テレビの消費電力」と「テレビの視聴時間」、「家庭の電気料金単価」によって計算できます。 計算方法は図の通りです。

つまり、テレビの消費電力が高く、テレビの視聴時間が増えるほど、テレビの電気代は高くなります。 ちなみに、テレビの消費電力はカタログ、電気料金の単価は電気料金の明細表でチェック可能です。

 ◇テレビの電気代の計算例

仮に、テレビの消費電力が50W、毎日の視聴時間が2時間、電気料金単価が1kWhあたり30円だとします。






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25 Nov

日本板硝子執行役員が見通すガラスが生み出す新しい価値

日本板硝子執行役員研究開発部日本統括部長・斉藤靖弘氏インタビュー:

 ―2022年は国連が定める「国際ガラス年」で、ガラスがあらためて見直されています。  
「中国をはじめとする新興国の参入により、ガラス製品の汎用化や競争の激化が一層進む。こうした中で競争力を維持し、成長分野へポートフォリオ転換するためには、高付加価値ガラスの開発へのシフトが必要だ。ガラスにはまだ発展の余地があり、今後も新しい価値を生み出せる」

 ―研究開発はどの分野に注力しますか。  
「快適空間の創造、地球環境の保護、情報通信の3分野に重点を置く。例えば、真空ガラスなどの高機能な遮熱・断熱ガラスや調光ガラス、拡張現実(AR)対応の自動車向けヘッドアップディスプレー用ガラスなどだ。透明導電膜付きガラスや第5世代通信(5G)向けの低誘電率材料などでもガラスの活躍が増えている」

 ―開発リソースをどう配分しますか。  
「英国、日本、米国の3拠点がそれぞれ強みを生かす。英国では水素燃焼などカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)に必要な開発を進め、オンライン化学気相成長法(CVD)に強い米国は太陽電池向けなどに展開する。日本は湿式コーティングのゾルゲル法に強く、紫外線カットや反射防止、防曇など高機能品を開発している」





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22 Nov

ポケットのスマホの情報を有機ELディスプレーに プレゼン変える新技術、リコーが商品化

Ricohリコーは21日、スマートフォンと無線通信でつながる携帯型ディスプレーを11月30日に発売すると発表した。
シャープやソニーなどから集まったメンバーによるベンチャー「teamS」(チームエス、東京)が独自に開発した技術「スマート・ストリーミング・エンジン」(SSE)を採用。スマホをポケットに入れたまま、大きなディスプレー画面で閲覧や操作ができる。チームエスは、スマホを補助し、タブレット端末に置き換わる可能性も秘めた次世代ディスプレーの開発に注力。日本発の新技術で世界へ挑む。

SSEが採用されたのは、「リコー ポータブルモニター 150BW」(オープン価格)。画質が鮮明な15・6インチの有機ELディスプレーだ。同等サイズの高機能タブレット端末と比べてコストがかからず、約715グラムと軽量で持ち運びやすいのが特徴。
使用する際は、スマホをポケットから取り出す必要はない。
 リコーは「対面の場を生かした少人数でのコラボレーションを促進するコミュニケーションデバイスとして活用できる」とアピールする。





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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

3.用語辞典(技術・ビジネス・企業)
管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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