Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

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Samsungの新型有機ELテレビにはLG製のパネルが搭載されるかも

SS LG共に韓国の企業であるSamsungとLGは、Samsungの次期有機ELテレビがLG製パネルを使って製造される可能性があるという新たな合意に至ったようです。信頼出来る情報筋は、LGディスプレイが2024年に77インチと83インチのWOLEDパネル200万枚をSamsungに販売する予定であり、それが新しいテレビの生産に使用されるという情報をロイターに伝えました。

 Samsung電子は、これらのパネルがどのように利用されるかを公表していませんが、Samsungの既存の「Neo OLED」シリーズと「QD-OLED」シリーズの中間に位置する新しいミッドレンジの有機ELテレビの開発に使用されると推測されています。





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LGディスプレー、サムスン電子に有機ELテレビパネル供給へ

韓国のLGディスプレーが、早ければ今四半期からサムスン電子へのハイエンドTVパネル供給を開始することが分かった。関係筋3人が明らかにした。

 来年に200万枚を供給し、その後300万枚、500万枚と増やすことを目指しているという。当初供給するのは77インチと83インチの白色有機EL(WOLED)テレビパネルとなる見込み。

 サムスンにとっては、中国企業との低価格帯での競争が激化する中、ハイエンドの有機EL(OLED)テレビの拡大を目指す姿勢が浮き彫りになった。





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韓国パネル大手、背水の中型増産 サムスン4100億円、LGDは3300億円投資 有機ELで中国勢が台頭

Stock Jdi LG Boe韓国パネル大手がノートパソコンやタブレット端末用の有機ELパネルを増産する。サムスン電子とLGディスプレー(LGD)が数千億円を投じて既存工場に専用ラインを整備する。米アップルが有機ELの採用を拡大するためだ。中国企業の追い上げを受け、中国勢がまだ本腰を入れていない中型の有機EL市場に活路を見いだす。

 サムスンはディスプレー部門の主力拠点、湯井(タンジョン)キャンパスの既存製造棟に4兆1000億ウォン(約4100億円)を投じて有機ELパネルの生産ラインを整備する。液晶事業の撤退とともに生産設備を入れ替えて2026年の量産開始を目指す。

今回の投資でサムスンは有機ELで初めて「8.6世代」と呼ぶ2620×2200ミリメートルの基板サイズを採用する。ノートパソコン用の中型パネルについて年間1000万枚規模の生産量を確保する計画だ。





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LGDが過去最大の赤字 1〜3月、パネル価格下落で

LGD 202304韓国LGディスプレー(LGD)が26日発表した2023年1〜3月期の連結営業損益は1兆980億ウォン(約1100億円)の赤字(前年同期は380億ウォンの黒字)だった。新型コロナウイルス禍での在宅勤務拡大に伴うパソコンやタブレット端末の特需はなくなり、パネル在庫増が価格下落を招いて過去最大の営業赤字を計上した。

売上高は前年同期比32%減の4兆4110億ウォンだった。世界的な景気低迷によって消費が振るわず、テレビやスマートフォンの販売も低調。さらに中国のライバル企業が液晶だけでなく有機ELでも生産能力を高めており、LGDのシェアをじりじりと奪っている。市況悪化に加えて中国企業の台頭によって復活のシナリオを描きにくくなっている。





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【中国・自動翻訳記事】TCLは LGD 広州の第 8.5 世代 LCD ラインを引き継ぐとの憶測、 双方が否定

LL_img_310454_14 月 12 日、TCL CSOT がLGD 広州の第 8.5 世代 LCD パネル生産ラインを引き継ぐという噂について、LGD の関係者は China Business News にこれは事実ではないと語り、TCL China Star も China Business News に次のように語った。真実ではない"。

 Qunzhi Consulting のゼネラル マネージャーである Li Yaqin 氏は、最初の財務レポーターに次のように語った。
 AVC RevoのシニアリサーチマネージャーであるRong Chaopingも、昨年下半期に関連ニュースを聞いたと述べ、LGDはすでに国内のパネルメーカーや国内のカラーテレビ完成機メーカーなど、中国の多くの潜在的なバイヤーと連絡を取り合っている。






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市場を開拓し、低欲望社会を乗り越えるマーケティングの考え方――LGエレクトロニクス・ジャパン 宇佐美夕佳インタビュー

LG Japan世界シェアNo.1の有機ELテレビなど注目の製品を取り揃えるLGエレクトロニクス・ジャパン。最近では市場をゼロから開拓して成功した衣類ケア家電のLG Styler(スタイラー、スチームウォッシュ&ドライ)が売り上げを伸ばしているとして話題になっています。

そのLGエレクトロニクス・ジャパンでマーケティング統括責任者を務めるのが宇佐美夕佳さんです。 同社の成長を牽引する立役者の一人として活躍する宇佐美さんは、どのような人物で、どんなマーケティングで売り上げやマーケットシェアを拡大してきたのでしょうか。

 今回はLGエレクトロニクス・ジャパン マーケティング統括責任者の宇佐美夕佳さんを取材しました。





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LGイノテック、高性能の2メタル(Metal)COFで 未来のデバイス市場を先導する

LG COF_prw_OI1fl_MBjfF42m先月ラスベガスで開催された「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」のスローガンは、メタバースに焦点を当てたものだった。展示場では、メタバースの具体化につながるクロスリアリティ(XR)デバイスの分野で、未来の勝者は誰になるのかに注目が集まっていた。

 LGイノテック(代表チョン・チョルドン)は22日、クロスリアリティ(XR)デバイスに欠かせない製品である「2メタル(Metal)COF」を披露し、市場攻略を強化していくと発表した。この製品は、今年のCESでLGイノテックの「メタバース」コーナーで紹介され、来訪者の注目を集めた。

 COF(Chip on Film)とは、ディスプレイとメイン基板(PCB)をつなぐ半導体パッケージ基板(Package Substrate)のことだ。テレビやノートパソコン、モニター、スマートフォンなどのディスプレイのベゼルの最小化が可能なので、モジュールの小型化にも貢献する。非常に薄いフィルムの上に微細回路を形成する必要があるため、高度な技術が必要となる。従来のフレキシブル基板(FPCB、Flexible Printed Circuit Boards)を置き換える“超微細フレキシブル基板”とも呼ばれている。





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LGディスプレー、第4四半期は過去最大の営業赤字 コスト削減へ

LGD 202301韓国のLGディスプレーが27日発表した昨年第4・四半期決算は、営業損益が8760億ウォン(7億1113万ドル)の赤字となり、過去最大の営業赤字を記録した。同社は今年上半期にコスト削減を実施する方針を示した。

 第4・四半期は経済の先行きが不透明な中、スマートフォンやコンピューター、テレビの世界的な需要低迷が響いた。前年同期の営業損益は4760億ウォンの黒字となっていた。

 リフィニティブ・スマートエスティメートによるアナリスト10人の調査では、昨年第4・四半期は7970億ウォンの営業赤字が見込まれていた。
売上高は17%減の7兆3000億ウォンだった。





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透明ディスプレイや人に寄りそうTVなど、CES 2023で見たLGの最新TV

CES2023 AA16N7jU最近のTVはNetflixやYouTubeが直接見られるスマート化や、より大画面で低価格なものが出てくるなどスマートフォンのお供として購入したいと考えたくなる製品が増えています。

TVの用途は地上波の視聴ではなく、ネット配信やスマートフォンの画面を投影するものに変わりつつあるのです。そんなTVの最新の進化を1月にラスベガスで開催されたCES 2023のLGブースで見てきました。





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LG Display: Expect Gradual Improvement in 2H23

Maintain HOLD, target price of KRW16,000

We maintain HOLD and TP of KRW16,000 on LGD. We see (1) the mid-/large-size LCD (TV, IT) and large-size OLED (WOLED) segments remaining in the red as the global economic slowdown erodes demand and (2) the small-/mid-size OLED (P-OLED) segment’s profit margins affected by fluctuations in capacity utilization (caused by North American clients’ new model releases). Given the unpredictability of downstream demand,

LGD profit margins should be affected by (1) LCD line restructuring, (2) increases in large-size OLED panel shipments and (3) investment efficiency.





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LGディスプレイ、アップルの「マイクロLED」委託生産1位、新たな活路になるか

LGディスプレイはアップルが独自開発を推進する「マイクロLED」の委託生産を引き受けることになる公算が大きいと分析される。韓国メディア「BUSINESSPOST」が報じた。

 LGディスプレイは最近、LCD(液晶表示装置)事業で、中国のライバル会社にシェアを奪われ、赤字の泥沼に陥っているが、次世代ディスプレイのマイクロLEDが新たな活路になりかねない。

ディスプレイ専門市場調査機関DSCCの代表ロス・ヤングによると、アップルが今後アップルウォッチディスプレイのためにオーダーメード設計するマイクロLEDはLGディスプレイが製造するものとみられる。





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【自動翻訳記事】LGD広州テレビパネル「生産半分にカット」

LG Displayが2022年末に韓国の坡州にあるP7工場での生産を停止すると発表した後、広州LCDパネル工場の生産量を「半分に削減」し始めています。

1月16日のニュースによると、LGディスプレイは、広州Gen 8.5生産ライン工場のGP1およびGP2生産ラインのTV LCD生産量を月21万個から10万個に削減する計画です。現在、GP1 と GP2 の稼働率は 50% 未満であり、同社はこれ以上増産する予定はないと報告されています。広州工場には3つの生産ラインがあり、GP1とGP2はLCDパネルを生産し、GP3はOLEDパネルを生産しています。

なお、同工場ではIT用液晶パネルの生産を継続する。LGディスプレイは、ハイエンドIT LCDパネルに広視野角(IPS)とタッチセンサーを搭載したタッチ技術により、中国の競合他社よりも市場で優位に立っていると推定されています。

この動きは、韓国での LCD 事業が 2010 年代から苦戦してきた LG Display にとって驚くべきことではありません。これは、中国のディスプレイパネルメーカーがディスプレイ市場に参入した際、LCDの価格が大幅に引き下げられ、韓国のパネルメーカーの粗利益率が圧迫されたためです。





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輝度大幅向上の新パネル「MLA-OLED」登場。有機ELの新時代が始まった

米国のネバダ州ラスベガスでは8日まで、世界最大のテクノロジショーケース「CES 2023」が行なわれた。かつては家電ショーだった同展示会だが、近年はエレクトロニクスを中心にコンシューマ向けのさまざまな技術を披露する場となっている。

 映像製品に関連する領域では、LGディスプレイがテレビ向け第3世代有機EL「METAテクノロジー」を発表。すでにパナソニックとLGエレクトロニクスが2023年向けの有機ELテレビでの採用を発表しており、今後も採用メーカーが相次ぐとみられる。
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【韓国報道】「他のすべてのテレビを恥ずかしがらせる」…CESで「最高製品」に選ばれたLG

LGエレクトロニクスは8日、無線有機ELテレビ「LGシグネチャーOLED M」が世界最大の家電IT見本市CES2023の公式アワードで最高製品に選ばれたと明らかにした。

 LGシグネチャーOLED MはCES公式アワードパートナーのエンガジェットが選定したホームシアター部門の最高賞を受けた。
 この製品は現存最大サイズである97型有機ELテレビに世界で初めて4K・120Hz無線伝送ソリューションを搭載した。画面周辺から電源を除くすべての線をなくしたのが特徴だ。





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[CES 2023] LGディスプレイ、OLED革新技術製品の披露…テーマは「オールウェイズオン」

20230103162423217058LGディスプレイが世界最大の情報技術(IT)展示会「CES 2023」で、有機発光ダイオード(OLED)革新技術を総網羅して披露する。

LGディスプレイは3日、米ラスベガスコンベンションセンターのノースホールとウェストホールにメインブースと車両用ディスプレイ専用ブースをそれぞれ設け、OLED技術リーダーシップを浮き彫りにすると明らかにした。

メインブースの展示テーマは「オールウェイズオン(Always on)」だ。 多様な顧客の使用環境に最適化したディスプレイ技術を披露するという意味だ。 また、車両用ディスプレイ専用ブース展示テーマは「アドバンスドモビリティライフスタイル(Advanced Mobility Lifestyle)」だ。 目で見るディスプレイと耳で聞くサウンド技術に至るモビリティ革新の方向性を提案するという意味が込められている。





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LGディスプレイ、国内第7世代LCD TVパネル工場の稼動停止

LG Paju G7LGディスプレイが京畿道坡州市(パジュシ)にある第7世代TV用液晶表示装置(LCD)生産工場の稼動を中断する。 

   LGディスプレイは今月31日に第7世代LCDパネル生産工場の稼動を終了すると23日、公示した。 生産中止の理由は、LCD TVの競争激化だ。 生産を中断する分野の売上高は、昨年の連結売上の4.9%に当たる1兆4549億ウォンだ。

   最近、世界的な景気低迷で、TV’など完成品の販売が萎縮している中、国内ディスプレイ業界はTV用LCD事業の出口戦略を講じている。   





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iPhone14 Proシリーズで起動画面に横線点滅する問題はLGのOLEDで発生?

LG iphone2212iPhone14 Proシリーズで報告されている、起動時の画面に横線が点滅する問題は、LG Displayが製造した有機EL(OLED)ディスプレイ搭載デバイスで発生しているのではないかとの意見がでています。

 この問題が投稿されたRedditのスレッドにおいて、問題が発生しているデバイスは、LG Display製OLEDディスプレイを搭載しているモデルと推察する複数の意見が投稿されています。  

ある投稿者は、この問題がiOS16.1が動作するiPhone14 Pro Maxで発生、OLEDディスプレイの製造元を調べたところLG Displayであることが確認されたと述べています。





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LG、世界初240Hz駆動のOLEDゲーミングモニタ。CES出展

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韓国LG Electronicsは、世界初の240Hz駆動対応OLEDパネルを使ったUltraGearブランドのゲーミングモニター2機種を、2023年1月5日からアメリカ・ラスベガスで開催されるCES 2023に出展する。
サイズは27型(型番:27GR95QE)と45型(45GR95QE)で、北米やアジアでは1月、ヨーロッパでは2月から順次発売する。北米ではすでに予約もスタートしており、価格は27GR95QEが999.99ドル、45GR95QEが1,699.99ドル。

 同社が製造した240Hz駆動対応のOLEDパネルを搭載。鮮やかな色表現やコントラストの高さも特徴で「ゲーミングモニターの求められるすべての要素を満たしている」とする。





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LG、20段階で曲がるTV ゲーム重視、目が疲れにくく

LG flex202212LGエレクトロニクス・ジャパンは、画面が曲がる42インチの有機ELテレビ「LG OLED Flex」を2023年1月に発売すると発表した。曲がり具合を自在に調整できるテレビは日本初という。目が疲れにくい利点があり、人気が高まるゲーム対戦競技「eスポーツ」のプレーヤーの需要も見込む。

 価格はオープンだが、予想実売価格は44万円前後。同社は2015年にも曲面型テレビを発売していたが、今回は好みに応じて曲がり具合を20段階で調整できるようにした。リモコンのボタンで設定する。

有機ELは液晶パネルとは違い、発光体であるバックライトが不要なため、画面を曲げることができる。曲面のメリットは「目が疲れにくいこと」(同社)という。平面とは違い、目から画面の距離が均一になるため、焦点を合わせやすい。





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LGが曲面型有機ELテレビに再挑戦、平面から900Rまで20段階の曲率調整が可能

Screenshot 2022-12-05 07.43.01LGエレクトロニクス・ジャパンは2022年12月1日、東京都内で会見を開き、平面から最大900Rまで20段階で曲率の調整が可能な42インチの有機ELテレビ「LG OLED Flex(型番:42LX3QPJA)」を発表した。これまで同社は曲面型の有機ELテレビを製品化したことはあったが、平面から曲面まで自由に曲率を変えられるテレビは初の市場投入となる。

画面を1人で集中して見るのに最適な曲面型ディスプレイであるため主にゲーミングでの利用を想定しているものの、平面型にもなることからテレビや動画コンテンツの視聴も訴求していきたい考え。
同日から予約を開始し、2023年1月18日に発売する予定。価格はオープンで、予想実売価格は44万円前後を見込む。





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LG、黒の表現力を高めた31.5型4K IPS液晶モニター

LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、31.5型4K液晶モニター「32UQ850-W」および「32UQ750-W」を11月下旬に発売する。前者はNano IPS Blackパネル、後者は144Hz表示対応のVAパネルを採用しており、実売予想価格はそれぞれ11万円前後、8万5,000円前後の見込み。

32UQ850-Wは、黒の表現力を高めたNano IPS Blackパネルを採用した31.5型4K液晶モニター。DCI-P3 98%の高い色再現性を実現し、DisplayHDR 400認証を取得するほか、ハードウェアキャリブレーションにも対応する。

 最大90WのUSB PD給電と映像/データ伝送が可能なType-Cポートを備え、KVMスイッチ機能も搭載。モニターに接続したキーボードやマウスなどを2台のPCで共有できる。





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世界初、伸びる・曲がる・ねじれるマイクロLEDディスプレイ

lflexible01_sLGディスプレイは8日、歪みや損傷を与えずにねじったり伸ばすことができる、世界初の高解像ストレッチャブルディスプレイ(12型)を発表した。

引き伸ばしやねじり、折り畳みなど様々な形に変えることができるフリーフォームなディスプレイとなっており、プロトタイプでは、20%の伸縮性(12型→14型)、100ppiの解像度、フルカラーRGBを実現。高い柔軟性と耐久性、信頼性を既存品に比べ高めることで、製品化の技術的課題も克服したという。

コンタクトレンズに使用される特殊シリコン素材を使い、高反発のフィルム状基板を開発。光源には、ピクセルピッチが40μm未満のマイクロLEDを使用することで、外部衝撃による画質変化を抑える耐久性と既存ディスプレイに匹敵する解像度を確保。また配線構造をS字スプリング式とすることで、10,000回を超える形状変化に耐えることができるとする。





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大画面「有機ELテレビ」7万円台前半に大幅値下がり、一気に普及価格帯に



液晶テレビよりも画質が良く、本体も極薄の「有機ELテレビ」が過去最安値を一気に更新してしまいました。
 映像をキレイに楽しめる技術はもちろん、ド迫力の立体音響技術にまで対応しているため、秋の夜長を映画やゲームざんまいで過ごすのも良さそうです。
詳細は以下から。 まず見てもらいたいのが、2021年7月に発売された4K有機ELテレビ「OLED48A1PJA(LGエレクトロニクス製)」。





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LGディスプレー(LGD)に「市況の冬」 特需消え7~9月期営業赤字最大

Screenshot 2022-10-27 07.24.31パネル世界大手の韓国LGディスプレー(LGD)が再び苦境に陥っている。新型コロナウイルス禍に伴う特需で高騰したパネル価格が急落し、2022年7~9月期は過去最大の営業赤字に沈んだ。テレビ用液晶パネルの低迷に加え、頼みのiPhone向け有機ELパネルでも供給の遅れが発生。中国勢の技術面の追い上げも重なり、長期化しそうな「市況の冬」にLGDがあらがう余地は少ない。

LGDが26日に発表した連結業績は売上高が前年同期比6%減の6兆7710億ウォン(約7千億円)、営業損益は7590億ウォンの赤字(前年同期は5290億ウォンの黒字)だった。主力の液晶パネルと有機ELパネル双方の価格下落が響いた。

特にパソコンやタブレット、テレビ向け液晶パネルの価格下落が直撃した。新型コロナの拡大期に在宅勤務や遠隔授業が普及した際の「巣ごもり需要」が消失したためだ。物価高を受けた製品販売の鈍化も重なり、サプライチェーン(供給網)全体でパネル在庫が積み上がった。





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【韓国報道】LGディスプレイ、中型OLEDで「酷寒期」突破を目指す…LCDは減産へ

Screenshot 2022-10-20 07.00.47LCD販売価格の下落とグローバル景気低迷の影響でディスプレイ市場の未来が暗い。
国内で唯一LCDパネルを生産するLGディスプレイもまた、今年下半期の業績不振が避けられないものと見られる。LGディスプレイは不況突破の解決策として、国内LCDテレビパネルの撤退とOLEDラインナップの多角化を打ち出した。
ただ、財務負担に設備投資が減った点は、今後のOLED市場競争で脅威として作用する可能性がある。韓国メディア「BLOTER」が報じた。(写真:LGディスプレイ坡州工場全景=LGディスプレイ)

14日、エフアンドガイドによると、LGディスプレイは今年第3四半期の売上6兆2882億ウォン(約6484億円)、営業損失5162億ウォン(約532億円)を記録するものとみられる。前年同期対比売上は12.9%減少した数値であり、2四半期連続営業損失だ。

LGディスプレイの業績不振の背景としては、グローバル景気低迷によるテレビ、スマートフォンなどIT機器の需要減少の影響が挙げられる。また、LCD販売価格の下落の影響も大きかったものと分析される。

韓国ディスプレイ産業協会(KDI)によると、今年のグローバルディスプレイ市場規模は1273億ドル(181兆7080億ウォン、約18兆9358億円)で、昨年の1571億ドル(224兆2445億ウォン、約23兆3686億円)より19.0%減少する見通しだ。このうちLCDは昨年の1134億ドル(161兆8898億ウォン、約16兆8682億円)より27.8%減少した819億ドル(116兆9204億ウォン、約12兆1826億円)を記録し、最大幅の減少となる見通しだ。





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LG系、Apple依存強まる 「第2のJDI」リスクも

Screenshot 2022-09-22 07.22.05韓国電子部品大手LGイノテックの米アップルへの依存度が高まっている。直近ではiPhone向けカメラモジュールで売上高が1兆円超と、全体の75%を占める。受注拡大を見越して7月には1兆4000億ウォン(約1450億円)の増産投資も決めた。アップルに傾倒するLGイノテックの現状は、液晶大手ジャパンディスプレイ(JDI)のかつての姿と重なる。

韓国南東部の亀尾市のLGイノテックの主力拠点では、今秋発売の「iPhone14」向けのカメラモジュール生産の最盛期を迎えている。サプライヤーによると今年の受注量は、前年比5割増だった昨年をさらに上回るという。

カメラモジュールは、イメージセンサーやレンズ、補正部品などを組み合わせたスマホの主要部品。iPhoneではLGイノテックとシャープ、中国欧菲光集団(オーフィルム)の3社が供給を担ってきた。





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LG電子、世界最大の大きさ97型のOLEDテレビ発売開始

632268241a37d2738245LG電子が世界最大の有機ELテレビとなる97型(画面斜めの長さ約245センチ)「OLEDエボギャラリーエディション」を発売すると発売した。

 LG電子は14日から全国の家電売場とオンライン・ブランドショップ(OBS)で97型OLEDエボギャラリーエディションの予約を受け付けていると発表した。21日から正式に国内発売を始め、順次海外の主要市場でも販売を開始する。

 現在、液晶(LCD)テレビでは100型ほどの大きさの製品が販売されているが、OLED製品で超大型画面を具現したのは一段階進化した技術力の示したものと評価される。特に壁掛け設置の際、テレビ全体が壁に完全に密着するギャラリーデザインは高級感を与え、画面の没入感までさらに高める。





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【IFA】LG、世界初の曲げられる42インチ有機ELテレビ。平面から900Rまで20段階で曲率を変更可能

LG Electronicsは、IFA 2022の開催にあわせ、世界初の曲げられる42インチ有機ELテレビ「LG OLED Flex (model LX3)」を発表した。テレビと謳ってはいるが、ゲーミング用途を意識している製品だ。IFAのLGブースに展示される。

 本機はただ画面を曲げられるだけでなく、完全にフラットな画面の状態から、900Rの曲面まで、20段階で曲率を調整できる。
曲率は2つのパラメーターをプリセットしておき、リモコンの専用ボタンで切り替えられる。そのほかの曲率にする場合は手動で調整する。





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LG電子 世界最大の有機ELテレビ公開へ

088200_P4LG電子は29日、ドイツ・ベルリンで9月2~6日に開かれる欧州最大のIT見本市「IFA2022」で世界最大の有機ELテレビとなる97型の「OLEDエボギャラリーエディション」を公開すると発表した。





【韓国報道】部品価格は上昇するのに在庫は積もる…「危機のサムスン・LG」

部品価格と物流費は2桁の上昇となったが、在庫は貯まっている。世界市場で戦う韓国代表IT・家電企業の上半期事業報告書に現れた現実だ。上半期の業績は善戦したが世界的な景気萎縮と原材料価格上昇など悪材料が重なり、下半期の見通しは「灰色」に変わっている。

金融監督院電子公示システムによると、サムスン電子とLGエレクトロニクスの上半期の主要原材料価格と運送費は前年同期比2桁の割合で上昇した。だが激しい競争のため製品価格はこれよりも上がらなかったかむしろ下がった。

サムスン電子の場合、スマートフォンに使われるモバイルアプリケーションプロセッサ(AP)価格が前年平均比58%上昇した。ディスプレー駆動回路部品であるFPCA価格は19%、スマートフォン用カメラモジュールは10%上昇した。半導体ウエハー価格は4%上がった。





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LG、88型8K有機ELテレビ受注開始。8Kチューナ内蔵で約383万円

Screenshot 2022-08-01 07.09.28LGエレクトロニクス・ジャパンは、88型の8K有機ELテレビ「OLED88Z2PJA」を、29日より受注生産にて販売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は383万円前後。

「The Art of Essence “家電をアートに”」をコンセプトにした、プレミアムブランド「LG SIGNATURE」として展開。「88インチの大画面で、約3,300万個の素子が個別に自発光することで『本物の黒』を再現し、7,680×4,320の画素がリアルな映像を描き出す大迫力の8K有機ELテレビ」だという。
映像エンジンは、何百万もの映像ソースを学習したリアルタイムAIプロセッサーが第5世代に進化した「α9 Gen5 AI Processor 8K」を採用。地上波放送の2K映像や4K映像も8K水準の画質へとアップスケーリング。AIにより、ノイズも除去。「ネット動画でもあらゆるコンテンツに合わせて、最高レベルの映像を映し出す」という。





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サムスン・LG「OLED同盟」見送りへ パネル供給交渉打ち切り

テレビ用有機EL(OLED)パネルの供給を巡って交渉を行ってきた韓国のサムスン電子とLGディスプレーが交渉を中止したことが、27日分かった。  

テレビとテレビ用ディスプレーで世界1位の両社の交渉は、ライバル企業同士の「OLED同盟」として業界で大きな関心を集めたが、最終的に価格や数量の面で意見の隔たりを縮めることができなかったもようだ。  
LGディスプレーの最高財務責任者(CFO)の金成ヒョン(キム・ソンヒョン)専務は、27日に開かれた4~6月期の業績発表カンファレンスコール(電話会議)で、サムスン電子とのOLEDパネル供給交渉を中止したと明らかにした。  
両社はテレビ用OLEDパネルの供給を巡り、年明けから交渉を続けていた。





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LGDが2年ぶり最終赤字、4~6月 コロナ特需の収束響く

Screenshot 2022-07-28 07.26.34韓国LGディスプレー(LGD)が27日発表した2022年4~6月期の連結決算は、最終損益が3820億ウォン(約400億円)の赤字だった。前年同期は4240億ウォンの黒字だった。新型コロナウイルス感染症に伴う在宅勤務の浸透や巣ごもり消費などでのテレビやパソコンの特需がなくなり、2年ぶりに最終赤字に転落した。

売上高は前年同期比20%減の5兆6070億ウォン、営業損益は4880億ウォンの赤字(前年同期は7010億ウォンの黒字)だった。中国のロックダウン(都市封鎖)に伴うテレビやパソコンの生産量の低迷、液晶パネルの在庫増加による販売価格低下によってLGDの業績も悪化した。





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「有機ELテレビ」値下げでサムスンとLGが全面戦争、巻き添えでソニーに大打撃

有機ELテレビ市場での主導権を争って、2社が血で血を洗うかのようなバトルを繰り広げています。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、サムスンが北米市場で最新技術「QD-OLED(量子ドット)」を駆使した有機ELテレビで低価格攻勢を仕掛けているそうです。
具体的には65インチモデル「S95B」などにおいて、競合するLGが発売した最新技術「W-OLED」採用の有機ELテレビより安くなる価格設定を取り入れたとのこと。





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LG電子が「脱家電」ソフトウェア事業に本格的進出

テレビなど家電製品を主に販売してきたLG電子が、ソフトウェア事業に本格的に進出する。スマートテレビ運営体制(OS)であるウェブOS基盤のテレビプラットフォームを通じて、アプリとコンテンツを提供する事業を新たな成長エンジンとして育成する計画だ。

LG電子幹部は10日、「ハードウェア企業からソフトウェア企業に体質を変えることで中長期戦略を立てた」とし「これ以上機器だけを売っては生存できないと判断したためだ」と話した。

LG電子は「ソフトウェア化」の第一ステップとして、ウェブOS基盤テレビプラットフォーム事業を拡大する方針だ。今年、ウェブOS供給先を世界200社余りのテレビ製造業者に拡大し、これを通じてアプリ·コンテンツなどを販売し、収益を出すことが柱だ。





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VGP審査員一同も絶賛。LG「OLED G2シリーズ」は新次元のプレミアム4K有機ELテレビだ

有機ELテレビのトップランナーであるLGから、新たなフラグシップモデル“G2シリーズ”「LG OLED evo Gallery Edition」が登場した。本機は、最新パネルの採用や最新世代の映像エンジン「α9 Gen5 AIプロセッサー」の搭載などにより、新次元のプレミアム画質を実現したことが評価され、見事「VGP 2022 SUMMER」映像音響部会の特別賞&金賞をW受賞。

VGP審査員一同も絶賛したというその映像クオリティはどれほどのものだろうか。海上 忍氏によるレビューをお届けしよう。





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【自動翻訳記事】LG化学がBOEにOLED青色の主発光材料を供給する

CINNO Researchの業界情報であるLG化学は、有機発光ダイオード(OLED)用の青色ホスト発光材料を中国のパネルメーカーBOEに初めて供給しました。青いホスト発光材料は、青い光を放射するOLED上の発光材料です。スマートフォン向けのディスプレイを供給するために、BOEは日本の材料会社を業界の注目を集めているLG化学に置き換えました。

韓国のメディアETNewsによると、6月21日の業界ニュースによると、BOEはスマートフォンのOLEDにLG化学の青色ホスト発光材料を使用していました。ホスト発光材料は、発光材料に入る他の補助材料と組み合わされて、自己発光を実現する。ホスト発光材料は、青色ホスト発光材料、赤色ホスト発光材料、および緑色ホスト発光材料に分けられ、OLED自己発光の性能と寿命を決定します。





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「LG有機EL技術流出容疑」サムスン職員、7年ぶりに無罪確定

LGディスプレイの有機発光ダイオード(有機EL、OLED)技術を競合会社のサムスンモバイルディスプレイ(現サムスンディスプレイ)側に流出した容疑をもたれていたLGディスプレイ協力企業の代表とサムスンモバイルディスプレイの役職員が7年間の裁判の末に無罪が確定した。

大法院(最高裁)が流出した情報を営業秘密とみるのは難しいと判断しながらだ。大法院第1部(主審パク・ジョンファ最高裁判事)は16日、不正競争防止および営業秘密保護に関する法律違反容疑で起訴されたLGディスプレイ協力会社の代表A氏と旧サムスンモバイルディスプレイ役職員4人の上告審で被告人全員に無罪を宣告する原審を確定した。

AさんはLGディスプレイ側有機ELフェイスシール(Face Seal)の主要技術データを2010年5月ごろに競合会社であるサムスンモバイルディスプレイ役職員にプレゼンテーションをして電子メールで伝達した容疑で2015年2月に起訴された。サムスン側の役職員4人もLG側の営業秘密を取得した容疑であわせて起訴された。





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サムスンとLGの「有機EL同盟」、なかったことで終わるか

サムスンとLGの有機EL同盟が「なかったこと」で終わる可能性が大きくなった。6カ月以上にわたり続いてきた両社の交渉が事実上中断されたためだ。サムスンがLGディスプレーから有機ELの供給を受ける代わりに量子ドット有機EL投資の拡大に出るだろうという観測も出ている。

13日の関連業界によると、サムスン電子とLGディスプレーの有機EL供給交渉は最近暫定中断された。両社は昨年末からLGディスプレーのホワイト有機ELパネルをサムスン電子に供給してテレビを発売する交渉を進めていた。

だが交渉は難航した。業界関係者は「3月だけでも両社はパネル供給に合意し価格調整程度だけ残っていた。だがサムスン側が長考に入り、現在は事実上交渉のテーブルが片付けられた状態」と話した。





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【韓国報道】「やはりテレビは韓国だ」…世界市場の半分はサムスンとLGが占める

1-3月期の世界のテレビ販売市場の半分はサムスン電子とLGエレクトロニクスが占めたことがわかった。

市場調査会社オムディアが25日に明らかにしたところによると、1-3月期の国別テレビ販売シェアは金額基準で韓国が50.6%となり1-3月期のテレビ販売額の半分は韓国企業が作ったテレビから出たことがわかった。ブランド別のシェアを見てもサムスン電子が32.9%を占め20以上のブランドのうち1位となった。LGエレクトロニクスは17.7%で2位だった。

サムスン電子はネオQLED8Kテレビを前面に出し量子ドット発光ダイオード(QLED)市場の粘り強い成長を牽引している。QLEDは1-3月期に前年同期比23%増加した330万台が販売された。このうち76%の252万台がサムスン電子のQLEDテレビだ。2017年以降サムスンのQLEDテレビ販売は5年で累積販売2800万台を達成し、今年4-6月期までに3000万台を突破すると予想される。





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特許違反でシャープに117億円余 支払い求める

シャープは、液晶パネルなどを生産する韓国の「LGディスプレイ」と結んだ特許に関する契約について、国際的な仲裁機関から違反があったとして損害賠償など、117億円あまりを支払う内容の判断が示されたことを明らかにしました。
会社では、昨年度の決算でこの金額を特別損失として計上しました。





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「LCDの悪夢」が繰り返されるか…LGディスプレイ、OLEDへの転換を急ぐ

Screenshot 2022-05-10 07.42.15LGディスプレイが有機発光ダイオード(OLED)中心の事業転換に速度を上げる。OLED投資は予定より増やす一方、LCDパネルの生産は縮小する計画だ。高成長が予想されるOLED市場の需要に合わせて適期投資に乗り出したと同時に、LCDパネル価格の下落傾向に先制対応するためだ。韓国メディア「ITChosun」が報じた。

6日、ディスプレイ業界によると、LGディスプレイは最近、取締役会を通じてベトナムのハイフォン工場にOLEDモジュールライン増設のための投資額を従来の14億ドル(1兆6000億ウォン、約1640億円)から15億ドル(1兆8700億ウォン、約1917億円)に増やす債務保証を承認した。
今回の投資を通じて、従来のOLEDテレビ向けパネルモジュールラインの増設はもちろん、現在供給中の数量より増えるiPhone 14などのスマートフォン用モジュールラインと各種IT機器に納品する中小型AMOLEDラインが追加される予定だ。





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米国家運輸安全委員会、LG製バッテリーの欠陥を自動車メーカーに通知

beac1582d373e9959f8e5673fb49697cLG 製バッテリーを採用した数多くの電気自動車 (EV) で発火などの問題によるリコールが行われていることを受け、米国家運輸安全委員会 (NHTSA) 欠陥調査室 (ODI) が LG および LG から同じ・類似のバッテリーを購入した可能性のある企業に Equipment Query (EQ) を実施している。





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Why dead pixels may be a thing of the past for LG's next-gen OLED TVs

Screenshot 2022-04-04 08.23.05One of the biggest gripes about OLED TVs is that they can, occasionally, suffer burn-in (image retention) and burn out (dead pixels). That’s something LG Display is keen to fix on its next-generation OLED.EX panels that it’s distributing to TV makers like Panasonic, Philips, Sony and LG’s own Electronics division.

The way it’s going about it is implementing a new personalization algorithm that looks at the initial state of the organic light-emitting diodes right out of the box in conjunction with your viewing habits to develop a plan to keep them shining brighter for years to come.





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「LGと有機EL同盟、サムスンの最終決断だけ残った」

LG p7「互いに条件が合ってウィンウィンになれるなら可能性は開いている」(丁豪栄LGディスプレー社長、23日の定期株主総会)。

「可能性は開いている。(LGディスプレーのパネルを)使うことにすれば申し上げたい」 (韓宗熙サムスン電子副会長、今年初めのCES2022記者懇談会)。

サムスン電子とLGディスプレーによる「有機EL同盟」が可視化している。早ければ上半期中、遅くとも下半期中にはLGディスプレーの有機ELパネルを搭載したサムスンのテレビが発売される見通しだ。両社の有機EL協力が関連素材・部品・装備業界まで含めた「ウィンウィンウィン」になるかもとの期待が出ている。
ある業界関係者は27日、「サムスンとLGのパネル供給交渉は大きな枠組みでは終わっており、細部調整だけ残ったものと承知している。事実上サムスン経営陣の最終決断だけ残った」と話した。





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サムスンのQD-OLEDテレビ、LG-OLEDテレビと同価格に…両社の競争が本格化

Screenshot 2022-03-29 07.12.39サムスンの量子ドット(QD)-有機発光ダイオード(OLED)テレビが海外で先に初登場した。サムスンQD-OLEDテレビは、ディスプレイパネルの歩留まりなどの問題で価格がやや高くなるだろうという予測を破り、LG電子のOLEDテレビと同様の価格で発売され、両社のOLEDテレビ市場でのシェア競争はさらに激しくなる見通しだ。韓国メディア「毎日日報」が報じた。

23日、サムスン米国ニュースルームのホームページによると、サムスンQD-OLEDテレビの55インチの製品価格は2199.99ドル(約267万ウォン、約26万6千円)、65インチの製品価格は2999.99ドル(約364万ウォン、約36万3千円)と策定された。
同じパネルを使うソニーテレビの価格が、55インチ3000ドル(約358万ウォン、約36万3千円)、65インチ4000ドル(約478万ウォン、約48万4千円)のレベルで販売されるものと見られる中、むしろ100万ウォン近く安いサムスンテレビの価格ニュースに業界は驚かされる空気だ。





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LG、TV用ディスプレイで世界シェア1位を奪還

LG OLED TV 77 inch pic2LGディスプレイは、OLED(有機EL)パネルの販売増加を受け、テレビ用ディスプレイ市場で世界シェアトップの座を取り戻した。

 市場調査会社オムディアが21日に発表した資料によると、LGディスプレイの昨年第4四半期のTV用ディスプレイのシェア(売上高基準)は23.8%で、中国メーカーのBOE(20.6%)を抜いて1年ぶりにトップに浮上した。LGディスプレイは、2020年第4四半期までは同市場で首位を保ってきたが、昨年第1四半期にBOEに首位の座を奪われて以来、同年第3四半期までは2位に止まった。





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【韓国報道】攻略困難な日本市場、LG電子がOLEDテレビで頭角

日本は、依然として外国企業にとって攻略が容易でない市場だ。自動車だけでなく、電子メーカーも市場拡大に苦しんでいる。世界の電子製品市場を掌握するサムスン電子やLG電子の存在感は、日本国内では微々たるものだ。関連業界の説明によると、かつて「電子王国日本」の主軸だったソニー、日立、パナソニック、シャープなどの影響力は依然として残っている。現地市場で、有意義な成果を出している世界的な企業は、アップルだけだ。

8日、業界によると、サムスン電子は1980年、日本法人を設立して家電事業に乗り出したが、これといった成果を出せなかった。地元の消費者らがソニーやパナソニックなど、自国ブランドだけを探したため、毎年赤字が累積した。結局、サムスン電子は2009年、テレビを含めた生活家電事業から完全に撤退した。地道に事業を運営している品目はスマートフォンだけだ。現地の通信会社各社が、サムスン電子の撤退を望んでいないことを考慮した結果だと、会社側は主張している。





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LGディスプレー、第4四半期は30%減益 TV用パネル値下がり

LGディスプレーが26日発表した第4・四半期決算は、営業利益が前年同期比30%減少した。コンピューターやノートパソコン、スマートフォン用の小型ディスプレーは好調だったが、テレビ向けパネルの価格急落が響いた。

第4・四半期の営業利益は4760億ウォン(3億9764万ドル)。前年は6780億ウォンだった。 リフィニティブ・スマートエスティメーツがまとめたアナリストの平均予想(5880億ウォン)も下回った。 売上高は前年比18%増の8兆8000億ウォンだった。





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サムスンが1.2兆円投資しOLEDテレビに再参入、LGと対決か同盟か

韓国Samsung Electronics(サムスン電子)が巨額投資する次世代ディスプレー「QD-OLED」が、2022年1月初めに米ラスベガスで開催されたテクノロジー見本市「CES 2022」でデビューした。
現在、大型で高価格帯を主とするテレビ向けのOLED(有機EL)パネルは、韓国LG Display(LGディスプレー)の独壇場であり、サムスンは新たなQD-OLEDパネルでLGディスプレーの牙城に挑む。一方で韓国内では、サムスンがLGディスプレーのOLEDパネルも採用するのでは、という観測が浮上している。
背景には低価格の液晶パネル市場で中国勢が台頭し、韓国2社が有機ELを採用したプレミアムテレビ市場に活路を見いだしているという事情も見える。





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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

3.用語辞典(技術・ビジネス・企業)
管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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