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Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

L_LG

6 Mar

LGディスプレーが業績回復へ、ことしは450万台のiPad用OLEDパネルを生産の見込み=韓国

LGD 319564_640英調査会社のオムディアによると、ディスプレー大手のLGディスプレー(LGD)はことし、米アップルのタブレット端末iPad用の有機EL(OLED)パネルを、約450万台出荷する予定だ。キョンギド(京畿道)パジュ(坡州)市にある、E6ラインで生産する。

アップルはことし販売するiPadに、OLEDを搭載する予定だ。オムディアが推定した13インチOLEDの価格は約380~390ドル(USD、約5万7000~5万8537円)となる。さらにアップルは今後販売する8.3型のiPadミニ、や10.8型のiPadに続く主要モデルにもOLEDを搭載していくとみられる。





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9 Feb

LG対サムスンの有機EL競争、戦いの軸は輝度から“色”に

SS q01_s現地時間1月7日~10日までアメリカ・ラスベガスで開催されたCES 2024。昨年に続いて現地で取材した麻倉怜士氏が、有機ELはもちろん、マイクロLED、さらには透明ディスプレイまでを含めたサムスンとLGによる「ディスプレイ競争」の未来の行く末を占う。

――今年のCESは製品に関する話題が多かった印象です。

麻倉:ここ数年、CESでAV機器は冷遇されてきました。数年前は自動車ショーになるとも言われ、特にコロナ禍以降は、これまでのCESとはまったく違うものを展示しようという流れが強くありましたが、今年はその揺り返しがあったような印象です。





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8 Feb

【参考記事】LG化学、GMと25兆ウォンの正極材契約…電気自動車500万台分

北米市場で1位のゼネラルモーターズ(GM)と韓国企業の協力関係が強まっている。電気自動車バッテリーから始まった協力関係が、バッテリー素材と電装、半導体にまで続いている。韓米を代表する企業が未来自動車市場をめぐり緊密に協力し新たな自動車同盟も予告している。

6日に韓国を初訪問したGMのメアリー・バーラ会長は7日、短く中身の濃い訪韓日程を終え日本に向かった。バーラ会長はこの日、サムスン電子からLG化学まで主要企業の経営陣と会い、未来自動車の全分野にわたって協力関係を話し合った。





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25 Jan

サムスンのテレビにLGのパネル使う...中国の攻勢に「敵と手を組む」

LGディスプレーの中国・広州工場。2021年にサムスンディスプレーが液晶パネル(LCD)事業から撤退し韓国のディスプレーメーカーで唯一のテレビ用LCD製造工場になったここの生産ラインに年初から活気があふれている。
昨年と比較し今年のLCD生産量が80%以上増えたためだ。広州工場で作られたLCDパネルは世界のテレビ市場でシェア1位と2位を守っているサムスンとLGの主力製品に使われる。

テレビ市場をめぐり何度も神経戦を行ってきた「永遠のライバル」であるサムスンとLGのディスプレー同盟が今年本格化する様相だ。継続するテレビ市場の沈滞と中国の激しい挑戦に対抗しサムスンのテレビにLGのパネルを搭載する形で共同戦線を展開する事例が増加している。





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25 Jan

LGD、7四半期ぶり黒字転換 iPhone向けパネル好調で

LGディスプレー(LGD)が24日発表した2023年10〜12月期の連結営業損益は1317億ウォン(約145億円)の黒字(前年同期は8757億ウォンの赤字)だった。

米アップルのiPhone向けパネル販売が好調で7四半期ぶりに黒字転換した。 売上高は前年同期比1%増の7兆3960億ウォンだった。7〜9月期と比べると売上高は55%増と大きく伸びた。





18 Jan

LGディスプレイ、第4四半期の暫定営業利益1317億ウォン…7四半期ぶりに黒字転換

LGD 500540506グローバル景気低迷で赤字行進を続けていたLGディスプレイが、IT機器とTV需要の回復に支えられ、黒字転換に成功した。

LGディスプレイの昨年第4四半期の実績が売上7兆3959億ウォン、営業利益1317億ウォンと暫定集計されたと16日、明らかにした。 2022年第2四半期以後、7四半期ぶりに黒字転換に成功したわけだ。 第4四半期の営業利益の規模は、市場の期待値(1206億ウォン)を小幅に上回る水準だ。
会社側は「売上額または損益構造変更公示」を通じて年間実績も発表した。 同日、金融監督院の電子公示システムによると、LGディスプレイの連結基準の2023年年間売上は21兆3308億ウォン、営業損失は2兆5102億ウォンを記録した。





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9 Jan

LG、透明になる有機EL TV「LG SIGNATURE OLED T」を発表

Screenshot 2024-01-09 09.01.15LG Electronicsは8日(米国時間)、CES 2024で実施したプレスカンファレンスにて、透過OLEDパネルを使用した透明になるTV「LG SIGNATURE OLED T」を発表した。  

プレスカンファレンスでは、製品の発表と同時に実機がステージ上に登場。映像を表示しながらパネルが透明になったり、通常の黒色になったりと変化する様子が披露された。また、主要な機能を外付けのボックスに収容し、ワイヤレスでTV本体に映像を伝送するZero Connect Technologyを採用。TV本体の設置の自由度を大幅に高めたという。





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4 Jan

LGディスプレイ新社長「事業の本質に集中し、新たな勝負に挑戦する」

Screenshot 2024-01-04 09.04.49LGディスプレイのチョン・チョルドン新社長は2日、国内外の役職員に向けた新年のあいさつで「事業の本質に集中して新たな勝負に挑戦しよう」と強調した。
チョン社長は「就任以来、この1ヶ月は会社が現状を打開するために何をすべきかを深く考える時間だった」とし、「各事業・部門別の現況と課題を確認し、国内外の事業場の開発・生産現場を視察した」と新年の挨拶を始めた。

チョン社長は「2024年は特別な覚悟で全力を尽くして'事業の本質に集中する年'にしなければならない」と述べた。続けて「事業の本質は顧客価値の創出と収益性の確保」とし、「そのためには顧客にペインポイントの解消と満足、さらには感動を与えることができなければならず、品質、原価、そして開発・生産で核心的な力量をしっかりと備えていなければならない」と強調した。





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1 Jan

LGDが有機ELの発光効率アップのため「重水素」適用拡大着手か

LGディスプレイは有機発光ダイオード(OLED)パネルの性能向上のため、重水素活用を拡大する研究開発(R&D)に着手している。
現在は重水素を青色のみに活用しており、赤色、緑色、およびOLEDの必須材料層まで拡大することが目標だ。
主要協力会社との協議を通じて、重水素拡大のための技術戦略とプロセス実装方法を検討し、新規重水素素材の開発も進めている。
重水素は一般水素より2倍重く、これを活用すればOLED素子の分子結合構造を安定化させて明るい光を出し、寿命を延ばすことができる。





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28 Dec

中国BOEは韓国LGDと手を結ぶ?…8世代OLED量産をめぐり

■出所:THE ELEC 2023年12月26日付

・韓国ディスプレイ業界は厳しい時期を迎えているなか、中国BOEの投資が注目されている。 ・BOEは最近、B16 IT用8世代OLED(有機EL)投資を発表した。B20プロジェクトにも投資する予定。

・OLED量産ラインの核心装置は蒸着機だが、日本のキヤノントッキと韓国のソンイクシステムの二社が候補として浮上している。

・キャノントッキの8世代蒸着機については、サムスンディスプレイが既に発注していることから、生産ラインが塞がっており、ソンイクシステムが有利との見方もある。





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20 Dec

LGDが1500憶円規模の有償増資…有機ELに全力へ

起工式jdiLGディスプレイが有機発光ダイオード(有機EL/OLED)事業の競争力および成長基盤強化のため、1兆ウォン規模の有償増資を推進する。
LGディスプレイは18日、取締役会を開き、1兆3千600億ウォン(約1483億円)規模の株主割当増資を決議したと公示した。

今回の有償増資は▲情報技術(IT)、モバイル、車載など中小型OLED事業拡大のための施設投資資金▲大型・中型・小型OLED全事業分野での生産・運営安定化のための運営資金を先制的に確保し、事業競争力と未来成長基盤を強化するための決定だとLGディスプレイは説明した。





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18 Dec

LGディスプレイ、圧倒的な高輝度への挑戦

LG Paju z012021年ごろまでの有機ELパネルの進化は結局のところ、機能とサイズの拡大だった。2013年に有機ELで55インチ(フルHD)のカーブド(曲面タイプ)を発売して以降、2014年に77インチ・4K、2016年に55インチ・フルHDの透明パネル、2017年に65インチ・4K、ガラス発音のCSO(Crystal Sound OLED、同社の技術名)、2018年に巻き取りタイプ、2019年に65インチ・8K、2020年に48インチ・4K、2021年に83インチ・4Kの開発といった具合に「世界初」を連発した。
ただそれは解像度、サイズ、機能、音、形態などに関わる部分で、画質に関するパネル技術は基本的に当初から変わっていない。

 ところが、事態が急変したきっかけがHDR(High Dynamic Range)だ。ハイダイナミックレンジの時代になり、高輝度が要求されても、自発光パネルではむやみに電流を投入するわけにはいかない。寿命の観点から、やむなくリミッターをかけ、低めの輝度に抑えざるを得なかった。その限界をいかに乗り越えるかが、有機ELパネルの新しい課題となった。輝度を上げると、自発光デバイスであるが故の信頼性、安定性、寿命の問題が立ちはだかる。そもそも発光部(バックライト)と信号表示部(液晶)が分かれ、技術的な対策の余地が大きい液晶パネルに対し、それらをすべて自ら行わなければならない自発光デバイスでは、高輝度化と寿命は二律背反の関係にあった。





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6 Dec

有機ELは“勇気EL”なり!

LG OLED g韓国のLG Display(LGディスプレイ)はなぜ大型テレビ用の有機ELパネルの量産化に成功できたのか。2009年に開発を始めて以来、数々の困難を乗り越えた結果、基本構造は白色有機EL+IGZOに決まった。だが、本当の意味での量産化実現には、あと2つの問題を解決しなければならなかった。

有機ELパネルの量産化実現に向けた2つの問題のうち、1つは補償回路だ。むらや経年変化が生じたときに、画素単位で電気的に補正する回路である。ところが2009年から生産の立ち上げを指揮した呂相徳氏(取材当時はLGディスプレイ・チーフマーケティングオフィサー、現在はLGディスプレイ顧問)は大胆にも、この回路構造を根本的に変えたのである。
それは2013年の55型の量産開始直前。突然のことだった。





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13 Oct

韓国LG、第3四半期暫定業績 売上高と営業利益とも、第3四半期の過去最高に匹敵

韓国LGエレクトロニクスの2023年7~9月(第3四半期)の連結決算(暫定集計)は、売上高20兆7139億ウォン(約2兆3010億円)、営業利益9967億ウォン(約1100億円)で、両方ともに第3四半期の過去最高に匹敵する数字となった。

 特に、営業利益は事業の質的成長が加速し、前年同期と第2四半期比30%以上増加し、市場の予想を大きく上回った。売上高も景気減速と需要減少が続く中で前年同期並みとなった。

 主力事業の家電事業と未来成長動力の車載電装事業が期待以上の好業績をけん引した。同社は、これまで消費者向け事業で蓄積してきた経験を基に、車載電装部品、HVAC(冷暖房空調)などのB2B領域の比率を拡大した結果だと説明。





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12 Oct

LGDとLG化学「全量輸入してきたOLED核心素材の国産化に成功」発表

LGディスプレイとLG化学は、これまで海外メーカーが独占してきたOLED(有機EL)の核心素材の国産化に成功したと発表した。

  LGディスプレイとLG化学は9日、これまで全量輸入に頼っていたOLEDの核心素材「pドーパント(dopant)」を両社の独自技術で開発したと明らかにしている。

ドーパントは素子効率と色純度、寿命などを高めるためにOLED発光層に添加する化合物で、その中でもpドーパントはOLED発光効率の画期的な向上と素子寿命の延長、消費電力の低減に最も重要な役割を果たす。ただし、空気中で容易に変質する特性のため、開発難易度が最も高いOLED素材の一つとされている。





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11 Oct

韓国原料大手LG化学が中国企業に液晶パネル分野から締め出される

韓国原料大手LG化学が液晶パネル部品事業から撤退する。パネル保護フィルムを製造する韓国の2工場の売却手続きが開始された。韓国ではディスプレイ大手がテレビ用液晶パネルの生産から撤退することを決めており、事業縮小傾向は関連部品のサプライヤーにも及んでいる。
原材料分野では中国企業の台頭を受け、LG化学は売却で得た資金を電池材料などの成長分野に投資する。

  LG化学は韓国中部の清州工場と梧倉工場でのディスプレイフィルムの生産を停止し、両工場の売却手続きを開始した。8月下旬には工場従業員を対象とした休業説明会が開催された。LG化学は「事業売却は進められているが、まだ売却先は決まっていない」と明らかにした。







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28 Sep

【自動翻訳記事】LGディスプレイ; 広州液晶工場の稼働率を現在の半分からフルに引上げる計画、工場売却に関する議論を中止か?

最近、メディアは「韓国のLGディスプレイ(LGD)は来年、中国の広州液晶ディスプレイ工場の稼働率を現在の半分からフル稼働に引き上げる計画で、広州液晶工場の売却に関する議論を中止した」と報じた。これに関してLGディスプレイはメディアによる憶測報道であると回答した。

韓国メディアの報道によると、業界関係者は27日、主要顧客であるLG電子とサムスン電子の2024年のテレビ事業計画やディスプレイ業界の将来展望などの重要な変数を考慮して、LGディスプレイが稼働率を調整する計画だと伝えた。そして来年中国広州のLCD工場の稼働計画。近年の経営状況の悪化により、LGディスプレイの広州LCD工場(GP2)はGP1とGP2からなり、現在稼働しているのは半分だけだ。

現在、LG電子が中国メーカーから購入する液晶テレビパネルはBOEが多くを占め、サムスンの液晶テレビパネル購入はTCL CSOTが高い割合を占めている。サムスンディスプレイが昨年液晶事業から撤退したことに続き、LGディスプレイも液晶テレビパネル事業を大幅に縮小したため、サムスン電子とLG電子の中国企業の液晶ディスプレイへの依存度が高まるのは避けられない。





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19 Sep

テレビの画質を革命的に引き上げる高画質パネルの金字塔!OLED METAパネル誕生秘話。有機ELパネルメーカーLGディスプレイを直撃取材

Screenshot 2023-09-19 09.37.07有機ELテレビの高画質化がとまらない。テレビセットメーカー自身の「画質力」が、その原動力のひとつではあるが、根源的な進化の源泉はパネル自体の驚異的な性能向上に尽きる。高画質を誰よりも希求する麻倉怜士さんとHiVi取材陣は、昨年に引き続き、家庭用大型有機ELパネル生産の世界最大手、韓国LGディスプレイへの現地直撃取材を敢行、META技術を適用した第3世代WOLEDパネルがどのように研究・開発、そして量産されたのかを徹底取材した。今回は、世界で初めて最新有機ELパネルの製造ラインへの取材も実現、その意味でも貴重なリポートとなっている。

英語で「超越」という意味を持つOLED METAパネルは、すべての有機ELパネルを超越した存在だ。パネル性能を測るもっとも重要な項目であるピーク輝度は、2021年パネルが1,000nit、2022年登場のEX技術を適用した第2世代WOLEDパネル(以下、EXパネル)が1,300nit、そして何とOLED METAパネルは2,100nitと、遂に2,000nitの大台を超えたのである。





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13 Sep

LG、家庭用118型4KマイクロLEDディスプレイ発表。北米より順次世界展開

Screenshot 2023-09-13 09.14.27韓国LG Electronicsは11日(現地時間)、自宅でも超大型画面でプレミアムホームシネマが楽しめる118型・4K解像度のマイクロLEDディスプレイ・LG MAGNIT「LSAL006」を発表した。

北米での発売を皮切りに、今月から世界の市場に展開する予定。

RGBの光を発する微細なLEDチップを高密度に配置して映像を作り出すマイクロLEDディスプレイの家庭用モデル。画面サイズは横約2.6m、縦約1.5mで、壁面をいっぱいに満たした没入感あふれる超大型スクリーン体験を提供するという。 独自のディスプレイ表面処理技術を適用しており、どの角度から見ても色を鮮明に表示。表面に施したブラックコーティング技術により、黒を深く豊かに表現。超大型画面の没入感を一層高めるとする。

また、画素一つ一つが自ら光を出す自発光ディスプレイ特有の優れたコントラスト比と色再現力に加え、画面全体を均一な明るさで表現して統一感のある自然な画質を再現した。 解像度は4K/3,840×2,160ドットで、ピクセルピッチは0.68mm。ピーク輝度は最大2,000nitで、コントラスト比は150,000:1(10lux時)。視野角は上下左右150度。HDR表示にも対応する。





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7 Sep

LG、有機ELパネルを採用した14型/15.6型ノートPCを26万円前後で発売

Screenshot 2023-09-07 09.42.47LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートパソコン「LG gram」の2023年モデルとして、「LG gram Style」の14型モデル「14Z90RS-KA51J」と「LG gram SuperSlim」の15.6型モデル「15Z90RT-MA53J」を追加。9月8日より発売する。

いずれも、有機ELディスプレイを採用したモバイルノートパソコン。アンチグレア低反射パネルが画面のぎらつきと反射を大幅に低減し、明るい場所でも有機ELディスプレイならではの高画質を楽しめるという。

また、デジタルシネマ規格「DCI-P3」を100%カバーした広色域により、写真や映像もより正確な色合いで表示することが可能。応答速度は0.2msと高速で、残像感の少ない滑らかな表示を実現している。





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17 Aug

サムスン、宿敵LGと共闘 有機ELパネルをLGより調達、主敵は中国勢

Screenshot 2023-08-17 09.06.10韓国で8月、画期的なテレビが発売された。サムスン電子の83インチ4K有機ELテレビ「KQ83SC90AE」。テレビの性能が画期的なのではない。サムスンが宿敵LGからパネルを調達しており、両社の共闘を象徴するためだ。

サムスンがLGディスプレー(LGD)から調達するのは、「白色有機EL」と呼ばれるパネル。有機EL材料を白色に光らせてカラーフィルターで赤・緑・青の光に変換する仕組みで、パナソニックやソニーなどの有機ELテレビにも採用されている。

世界のテレビ市場で激しい販売競争を繰り広げてきた首位サムスンと2位LG電子。サムスンはLGのカラーフィルターで色づけする白色有機ELを「偽物の有機EL」と非難し、自社の優位性をアピールしたこともある。それほどにサムスンは有機EL技術では他社に負けていないとの強烈な自負心を持っていた。





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4 Aug

Apple Watch Ultra向けか〜マイクロLEDディスプレイに関する特許買収

Screenshot 2023-08-04 08.36.352026年モデルのApple Watch Ultraは、有機EL(OLED)ディスプレイに変えてマイクロLEDディスプレイを搭載すると噂されています。

マイクロLEDディスプレイの製造に関与すると噂のLG Displayが、関連する特許を台湾企業から買収していたことが明らかになったと、韓国メディアThe Elecが報じました。

LG Displayが、台湾UDT(Ultra Display Technology)からマイクロLEDディスプレイ関連の特許を14件買収していることが確認されたと、The Elecが伝えています。





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28 Jul

iPad Pro(2024)向けOLEDディスプレイ製造準備?LGが投資拡大

韓国メディアBusinessKoreaが、LG Displayは第6世代有機EL(OLED)ディスプレイ製造への投資を予定通り進めていると報じました。

LG Displayが投資を行っている坡州市の第6世代OLEDディスプレイ製造ラインでは、タブレットやラップトップ向けの製品が製造されるとみられています。

Appleは2024年に発売するM3搭載iPad Proに、OLEDディスプレイを搭載すると予想されています。 M3搭載iPad Pro向けOLEDディスプレイは、第6世代ガラス基板を用いたものになる見通しで、LG Displayは11.1インチおよび13インチOLEDディスプレイを供給するとみられています。





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27 Jul

LGディスプレー、5期連続営業赤字 第4四半期の黒字転換見込む

韓国のLGディスプレーが26日発表した第2・四半期決算は営業損益が5四半期連続で赤字だった。モバイルパネルの出荷拡大や受注生産事業がけん引し、第4・四半期は黒字に転じると予想した。

キム・ソンヒョン最高財務責任者(CFO)は、今年前半にディスプレーパネルの在庫が減少したため、パネル需要の増加を見込んでいると述べた。





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14 Jul

LG電子、線のないTV「シグネチャーOLED M」初妓楼···97型画面

Screenshot 2023-07-14 09.20.49LG電子が史上初めてすべての線をなくした最大サイズの有機発光ダイオード(OLED)TVを披露する。

LG電子は13日、世界初の無線OLED TV「LGシグネチャーOLED M」を発売すると明らかにした。 韓国を皮切りに、北米、欧州などグローバル主要市場に順次発売する。 この日から全国の家電売場およびオンラインブランドショップで予約販売した後、20日に本格的に発売する。 国内出荷価格は4390万ウォンだ。

LGシグネチャーOLED MはOLED TVの中で最も大きい97型(画面対角線約245cm)で、世界初の4K·120Hz無線伝送技術を加えた製品だ。 電源を除いたすべての線をなくした唯一の無線OLED TVだ。





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6 Jul

韓国LG、問われる決断 ディスプレー巨額赤字

Screenshot 2023-07-06 09.03.06韓国財閥LGの総帥に具光謨(ク・グァンモ、45)氏が就任して5年たった。車載電池など自動車を軸にグループを再編し、赤字続きだったスマートフォン事業の撤退も決めた。ただ現状は古参幹部の判断を仰ぐことが多い。赤字が急拡大するディスプレー事業の抜本改革には経営トップの迅速な決断が問われる。

「私がどんなことをすれば良いのか、忖度(そんたく)なく話してほしい」――。具会長はグループ企業の工場や研究所を訪れる際、役職員にこうした言葉を投げかけてきた。現場の意見を聞く姿勢は、6月下旬で就任から丸5年がたった今も変わらない。

韓国財閥は経営トップによる強いリーダーシップによって巨大グループを導く傾向が強い。これに対してLGは「人和経営」を掲げ、例外的にボトムアップ型の企業文化が根付く。外部人材の登用など柔軟な組織運営で事業領域を広げてきた歴史がある。





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4 Jul

【自動翻訳記事】サムスンとLGの提携に直面して、OLEDは将来の戦いにどのように勝つことができるか

OLED 143295最近、韓国メディアの報道によると、関係筋はサムスンとLGDがWOLEDパネルの調達合意に近づいており、サムスンの秋の新製品OLEDカラーテレビ製品のパネルサイズは77インチと83インチになると述べた。その中で特に指摘されたニュースは、サムスンがこれらのパネルを、安価でLGのWOLED生産能力の半分を占める広州工場ではなく、韓国の坡州工場で製造するよう要求しているというものだ。

国内業界関係者の観点から見ると、今回の協力は確かに短期的な「要素」があるが、関連する韓国政府の調整の下、韓国OLED産業にとって大きな戦略的転換点の出発点となる可能性は否定できない。
つまり、韓国企業が協力して OLED を置き換える可能性があり、競争、新しいタイプの国内メーカー関係を構築し、その後、我が国の産業などの国際市場で他の競合他社よりも優位性を獲得することができます。
サムスンは少なくとも20カ月間、LGのWOLEDパネルを購入すると噂されてきた。

なぜそれが達成されなかったのでしょうか?本質的に、サムスンとLGはカラーテレビ市場における端末の競合他社であり、OLED上流の大型パネル市場でも競合他社である。





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28 Jun

韓国・LGイノテック ベトナム工場増設に1400億円投資=カメラモジュール生産

LG VN韓国電子部品大手のLGイノテックは26日、カメラモジュールを主に生産するベトナム・ハイフォンの工場増設に1兆3000億ウォン(約1430億円)を投資すると発表した。  
現地生産法人が直接投資する方式で、投資期間は7月から2025年12月まで。  

新工場は25年の量産化を目指し、24年下半期に完工する予定だ。ハイフォン市は電力拡大のための変電所の追加設置、税制優遇などを行う。  
今回の増設により、ベトナム工場のカメラモジュール生産能力は2倍以上に拡大される。





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8 Jun

LGが薄型テレビ2023年モデルを一挙発表! 注目はマイクロレンズ有機EL搭載のG3シリーズ

LG mivro lenz OLED 032023年6月7日、LGエレクトロニクスは薄型テレビの2023年モデルを一挙発表した。有機ELテレビ4シリーズ、液晶テレビ4シリーズの計8シリーズ25モデルのフルラインアップ展開だ。

 2023年モデルの有機ELテレビは、8K対応・同社有機ELテレビで最大サイズとなる88Vを擁する「OLED Z3」シリーズを筆頭に、4Kハイエンドモデル「OLED G3」シリーズ、4Kハイミドルモデル「OLED C3」シリーズ、4Kスタンダードモデル「OLED B3」シリーズの計4シリーズを展開。
なかでも特に注目したいのが、第3世代「OLED evo」を採用した「OLED G3」シリーズだろう。





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31 May

Samsungの新型有機ELテレビにはLG製のパネルが搭載されるかも

SS LG共に韓国の企業であるSamsungとLGは、Samsungの次期有機ELテレビがLG製パネルを使って製造される可能性があるという新たな合意に至ったようです。信頼出来る情報筋は、LGディスプレイが2024年に77インチと83インチのWOLEDパネル200万枚をSamsungに販売する予定であり、それが新しいテレビの生産に使用されるという情報をロイターに伝えました。

 Samsung電子は、これらのパネルがどのように利用されるかを公表していませんが、Samsungの既存の「Neo OLED」シリーズと「QD-OLED」シリーズの中間に位置する新しいミッドレンジの有機ELテレビの開発に使用されると推測されています。





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17 May

LGディスプレー、サムスン電子に有機ELテレビパネル供給へ

韓国のLGディスプレーが、早ければ今四半期からサムスン電子へのハイエンドTVパネル供給を開始することが分かった。関係筋3人が明らかにした。

 来年に200万枚を供給し、その後300万枚、500万枚と増やすことを目指しているという。当初供給するのは77インチと83インチの白色有機EL(WOLED)テレビパネルとなる見込み。

 サムスンにとっては、中国企業との低価格帯での競争が激化する中、ハイエンドの有機EL(OLED)テレビの拡大を目指す姿勢が浮き彫りになった。





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2 May

韓国パネル大手、背水の中型増産 サムスン4100億円、LGDは3300億円投資 有機ELで中国勢が台頭

Stock Jdi LG Boe韓国パネル大手がノートパソコンやタブレット端末用の有機ELパネルを増産する。サムスン電子とLGディスプレー(LGD)が数千億円を投じて既存工場に専用ラインを整備する。米アップルが有機ELの採用を拡大するためだ。中国企業の追い上げを受け、中国勢がまだ本腰を入れていない中型の有機EL市場に活路を見いだす。

 サムスンはディスプレー部門の主力拠点、湯井(タンジョン)キャンパスの既存製造棟に4兆1000億ウォン(約4100億円)を投じて有機ELパネルの生産ラインを整備する。液晶事業の撤退とともに生産設備を入れ替えて2026年の量産開始を目指す。

今回の投資でサムスンは有機ELで初めて「8.6世代」と呼ぶ2620×2200ミリメートルの基板サイズを採用する。ノートパソコン用の中型パネルについて年間1000万枚規模の生産量を確保する計画だ。





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27 Apr

LGDが過去最大の赤字 1〜3月、パネル価格下落で

LGD 202304韓国LGディスプレー(LGD)が26日発表した2023年1〜3月期の連結営業損益は1兆980億ウォン(約1100億円)の赤字(前年同期は380億ウォンの黒字)だった。新型コロナウイルス禍での在宅勤務拡大に伴うパソコンやタブレット端末の特需はなくなり、パネル在庫増が価格下落を招いて過去最大の営業赤字を計上した。

売上高は前年同期比32%減の4兆4110億ウォンだった。世界的な景気低迷によって消費が振るわず、テレビやスマートフォンの販売も低調。さらに中国のライバル企業が液晶だけでなく有機ELでも生産能力を高めており、LGDのシェアをじりじりと奪っている。市況悪化に加えて中国企業の台頭によって復活のシナリオを描きにくくなっている。





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13 Apr

【中国・自動翻訳記事】TCLは LGD 広州の第 8.5 世代 LCD ラインを引き継ぐとの憶測、 双方が否定

LL_img_310454_14 月 12 日、TCL CSOT がLGD 広州の第 8.5 世代 LCD パネル生産ラインを引き継ぐという噂について、LGD の関係者は China Business News にこれは事実ではないと語り、TCL China Star も China Business News に次のように語った。真実ではない"。

 Qunzhi Consulting のゼネラル マネージャーである Li Yaqin 氏は、最初の財務レポーターに次のように語った。
 AVC RevoのシニアリサーチマネージャーであるRong Chaopingも、昨年下半期に関連ニュースを聞いたと述べ、LGDはすでに国内のパネルメーカーや国内のカラーテレビ完成機メーカーなど、中国の多くの潜在的なバイヤーと連絡を取り合っている。






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16 Mar

市場を開拓し、低欲望社会を乗り越えるマーケティングの考え方――LGエレクトロニクス・ジャパン 宇佐美夕佳インタビュー

LG Japan世界シェアNo.1の有機ELテレビなど注目の製品を取り揃えるLGエレクトロニクス・ジャパン。最近では市場をゼロから開拓して成功した衣類ケア家電のLG Styler(スタイラー、スチームウォッシュ&ドライ)が売り上げを伸ばしているとして話題になっています。

そのLGエレクトロニクス・ジャパンでマーケティング統括責任者を務めるのが宇佐美夕佳さんです。 同社の成長を牽引する立役者の一人として活躍する宇佐美さんは、どのような人物で、どんなマーケティングで売り上げやマーケットシェアを拡大してきたのでしょうか。

 今回はLGエレクトロニクス・ジャパン マーケティング統括責任者の宇佐美夕佳さんを取材しました。





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7 Mar

LGイノテック、高性能の2メタル(Metal)COFで 未来のデバイス市場を先導する

LG COF_prw_OI1fl_MBjfF42m先月ラスベガスで開催された「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」のスローガンは、メタバースに焦点を当てたものだった。展示場では、メタバースの具体化につながるクロスリアリティ(XR)デバイスの分野で、未来の勝者は誰になるのかに注目が集まっていた。

 LGイノテック(代表チョン・チョルドン)は22日、クロスリアリティ(XR)デバイスに欠かせない製品である「2メタル(Metal)COF」を披露し、市場攻略を強化していくと発表した。この製品は、今年のCESでLGイノテックの「メタバース」コーナーで紹介され、来訪者の注目を集めた。

 COF(Chip on Film)とは、ディスプレイとメイン基板(PCB)をつなぐ半導体パッケージ基板(Package Substrate)のことだ。テレビやノートパソコン、モニター、スマートフォンなどのディスプレイのベゼルの最小化が可能なので、モジュールの小型化にも貢献する。非常に薄いフィルムの上に微細回路を形成する必要があるため、高度な技術が必要となる。従来のフレキシブル基板(FPCB、Flexible Printed Circuit Boards)を置き換える“超微細フレキシブル基板”とも呼ばれている。





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30 Jan

LGディスプレー、第4四半期は過去最大の営業赤字 コスト削減へ

LGD 202301韓国のLGディスプレーが27日発表した昨年第4・四半期決算は、営業損益が8760億ウォン(7億1113万ドル)の赤字となり、過去最大の営業赤字を記録した。同社は今年上半期にコスト削減を実施する方針を示した。

 第4・四半期は経済の先行きが不透明な中、スマートフォンやコンピューター、テレビの世界的な需要低迷が響いた。前年同期の営業損益は4760億ウォンの黒字となっていた。

 リフィニティブ・スマートエスティメートによるアナリスト10人の調査では、昨年第4・四半期は7970億ウォンの営業赤字が見込まれていた。
売上高は17%減の7兆3000億ウォンだった。





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30 Jan

透明ディスプレイや人に寄りそうTVなど、CES 2023で見たLGの最新TV

CES2023 AA16N7jU最近のTVはNetflixやYouTubeが直接見られるスマート化や、より大画面で低価格なものが出てくるなどスマートフォンのお供として購入したいと考えたくなる製品が増えています。

TVの用途は地上波の視聴ではなく、ネット配信やスマートフォンの画面を投影するものに変わりつつあるのです。そんなTVの最新の進化を1月にラスベガスで開催されたCES 2023のLGブースで見てきました。





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25 Jan

LG Display: Expect Gradual Improvement in 2H23

Maintain HOLD, target price of KRW16,000

We maintain HOLD and TP of KRW16,000 on LGD. We see (1) the mid-/large-size LCD (TV, IT) and large-size OLED (WOLED) segments remaining in the red as the global economic slowdown erodes demand and (2) the small-/mid-size OLED (P-OLED) segment’s profit margins affected by fluctuations in capacity utilization (caused by North American clients’ new model releases). Given the unpredictability of downstream demand,

LGD profit margins should be affected by (1) LCD line restructuring, (2) increases in large-size OLED panel shipments and (3) investment efficiency.





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19 Jan

LGディスプレイ、アップルの「マイクロLED」委託生産1位、新たな活路になるか

LGディスプレイはアップルが独自開発を推進する「マイクロLED」の委託生産を引き受けることになる公算が大きいと分析される。韓国メディア「BUSINESSPOST」が報じた。

 LGディスプレイは最近、LCD(液晶表示装置)事業で、中国のライバル会社にシェアを奪われ、赤字の泥沼に陥っているが、次世代ディスプレイのマイクロLEDが新たな活路になりかねない。

ディスプレイ専門市場調査機関DSCCの代表ロス・ヤングによると、アップルが今後アップルウォッチディスプレイのためにオーダーメード設計するマイクロLEDはLGディスプレイが製造するものとみられる。





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18 Jan

【自動翻訳記事】LGD広州テレビパネル「生産半分にカット」

LG Displayが2022年末に韓国の坡州にあるP7工場での生産を停止すると発表した後、広州LCDパネル工場の生産量を「半分に削減」し始めています。

1月16日のニュースによると、LGディスプレイは、広州Gen 8.5生産ライン工場のGP1およびGP2生産ラインのTV LCD生産量を月21万個から10万個に削減する計画です。現在、GP1 と GP2 の稼働率は 50% 未満であり、同社はこれ以上増産する予定はないと報告されています。広州工場には3つの生産ラインがあり、GP1とGP2はLCDパネルを生産し、GP3はOLEDパネルを生産しています。

なお、同工場ではIT用液晶パネルの生産を継続する。LGディスプレイは、ハイエンドIT LCDパネルに広視野角(IPS)とタッチセンサーを搭載したタッチ技術により、中国の競合他社よりも市場で優位に立っていると推定されています。

この動きは、韓国での LCD 事業が 2010 年代から苦戦してきた LG Display にとって驚くべきことではありません。これは、中国のディスプレイパネルメーカーがディスプレイ市場に参入した際、LCDの価格が大幅に引き下げられ、韓国のパネルメーカーの粗利益率が圧迫されたためです。





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11 Jan

輝度大幅向上の新パネル「MLA-OLED」登場。有機ELの新時代が始まった

米国のネバダ州ラスベガスでは8日まで、世界最大のテクノロジショーケース「CES 2023」が行なわれた。かつては家電ショーだった同展示会だが、近年はエレクトロニクスを中心にコンシューマ向けのさまざまな技術を披露する場となっている。

 映像製品に関連する領域では、LGディスプレイがテレビ向け第3世代有機EL「METAテクノロジー」を発表。すでにパナソニックとLGエレクトロニクスが2023年向けの有機ELテレビでの採用を発表しており、今後も採用メーカーが相次ぐとみられる。
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10 Jan

【韓国報道】「他のすべてのテレビを恥ずかしがらせる」…CESで「最高製品」に選ばれたLG

LGエレクトロニクスは8日、無線有機ELテレビ「LGシグネチャーOLED M」が世界最大の家電IT見本市CES2023の公式アワードで最高製品に選ばれたと明らかにした。

 LGシグネチャーOLED MはCES公式アワードパートナーのエンガジェットが選定したホームシアター部門の最高賞を受けた。
 この製品は現存最大サイズである97型有機ELテレビに世界で初めて4K・120Hz無線伝送ソリューションを搭載した。画面周辺から電源を除くすべての線をなくしたのが特徴だ。





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4 Jan

[CES 2023] LGディスプレイ、OLED革新技術製品の披露…テーマは「オールウェイズオン」

20230103162423217058LGディスプレイが世界最大の情報技術(IT)展示会「CES 2023」で、有機発光ダイオード(OLED)革新技術を総網羅して披露する。

LGディスプレイは3日、米ラスベガスコンベンションセンターのノースホールとウェストホールにメインブースと車両用ディスプレイ専用ブースをそれぞれ設け、OLED技術リーダーシップを浮き彫りにすると明らかにした。

メインブースの展示テーマは「オールウェイズオン(Always on)」だ。 多様な顧客の使用環境に最適化したディスプレイ技術を披露するという意味だ。 また、車両用ディスプレイ専用ブース展示テーマは「アドバンスドモビリティライフスタイル(Advanced Mobility Lifestyle)」だ。 目で見るディスプレイと耳で聞くサウンド技術に至るモビリティ革新の方向性を提案するという意味が込められている。





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27 Dec

LGディスプレイ、国内第7世代LCD TVパネル工場の稼動停止

LG Paju G7LGディスプレイが京畿道坡州市(パジュシ)にある第7世代TV用液晶表示装置(LCD)生産工場の稼動を中断する。 

   LGディスプレイは今月31日に第7世代LCDパネル生産工場の稼動を終了すると23日、公示した。 生産中止の理由は、LCD TVの競争激化だ。 生産を中断する分野の売上高は、昨年の連結売上の4.9%に当たる1兆4549億ウォンだ。

   最近、世界的な景気低迷で、TV’など完成品の販売が萎縮している中、国内ディスプレイ業界はTV用LCD事業の出口戦略を講じている。   





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27 Dec

iPhone14 Proシリーズで起動画面に横線点滅する問題はLGのOLEDで発生?

LG iphone2212iPhone14 Proシリーズで報告されている、起動時の画面に横線が点滅する問題は、LG Displayが製造した有機EL(OLED)ディスプレイ搭載デバイスで発生しているのではないかとの意見がでています。

 この問題が投稿されたRedditのスレッドにおいて、問題が発生しているデバイスは、LG Display製OLEDディスプレイを搭載しているモデルと推察する複数の意見が投稿されています。  

ある投稿者は、この問題がiOS16.1が動作するiPhone14 Pro Maxで発生、OLEDディスプレイの製造元を調べたところLG Displayであることが確認されたと述べています。





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14 Dec

LG、世界初240Hz駆動のOLEDゲーミングモニタ。CES出展

LG ug-4_s
韓国LG Electronicsは、世界初の240Hz駆動対応OLEDパネルを使ったUltraGearブランドのゲーミングモニター2機種を、2023年1月5日からアメリカ・ラスベガスで開催されるCES 2023に出展する。
サイズは27型(型番:27GR95QE)と45型(45GR95QE)で、北米やアジアでは1月、ヨーロッパでは2月から順次発売する。北米ではすでに予約もスタートしており、価格は27GR95QEが999.99ドル、45GR95QEが1,699.99ドル。

 同社が製造した240Hz駆動対応のOLEDパネルを搭載。鮮やかな色表現やコントラストの高さも特徴で「ゲーミングモニターの求められるすべての要素を満たしている」とする。





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9 Dec

LG、20段階で曲がるTV ゲーム重視、目が疲れにくく

LG flex202212LGエレクトロニクス・ジャパンは、画面が曲がる42インチの有機ELテレビ「LG OLED Flex」を2023年1月に発売すると発表した。曲がり具合を自在に調整できるテレビは日本初という。目が疲れにくい利点があり、人気が高まるゲーム対戦競技「eスポーツ」のプレーヤーの需要も見込む。

 価格はオープンだが、予想実売価格は44万円前後。同社は2015年にも曲面型テレビを発売していたが、今回は好みに応じて曲がり具合を20段階で調整できるようにした。リモコンのボタンで設定する。

有機ELは液晶パネルとは違い、発光体であるバックライトが不要なため、画面を曲げることができる。曲面のメリットは「目が疲れにくいこと」(同社)という。平面とは違い、目から画面の距離が均一になるため、焦点を合わせやすい。





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5 Dec

LGが曲面型有機ELテレビに再挑戦、平面から900Rまで20段階の曲率調整が可能

Screenshot 2022-12-05 07.43.01LGエレクトロニクス・ジャパンは2022年12月1日、東京都内で会見を開き、平面から最大900Rまで20段階で曲率の調整が可能な42インチの有機ELテレビ「LG OLED Flex(型番:42LX3QPJA)」を発表した。これまで同社は曲面型の有機ELテレビを製品化したことはあったが、平面から曲面まで自由に曲率を変えられるテレビは初の市場投入となる。

画面を1人で集中して見るのに最適な曲面型ディスプレイであるため主にゲーミングでの利用を想定しているものの、平面型にもなることからテレビや動画コンテンツの視聴も訴求していきたい考え。
同日から予約を開始し、2023年1月18日に発売する予定。価格はオープンで、予想実売価格は44万円前後を見込む。





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21 Nov

LG、黒の表現力を高めた31.5型4K IPS液晶モニター

LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、31.5型4K液晶モニター「32UQ850-W」および「32UQ750-W」を11月下旬に発売する。前者はNano IPS Blackパネル、後者は144Hz表示対応のVAパネルを採用しており、実売予想価格はそれぞれ11万円前後、8万5,000円前後の見込み。

32UQ850-Wは、黒の表現力を高めたNano IPS Blackパネルを採用した31.5型4K液晶モニター。DCI-P3 98%の高い色再現性を実現し、DisplayHDR 400認証を取得するほか、ハードウェアキャリブレーションにも対応する。

 最大90WのUSB PD給電と映像/データ伝送が可能なType-Cポートを備え、KVMスイッチ機能も搭載。モニターに接続したキーボードやマウスなどを2台のPCで共有できる。





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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

3.用語辞典(技術・ビジネス・企業)
管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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