Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

I_Innolux

【台湾報道】AUOとイノラックス、年内にも5世代工場閉鎖か

AUO Innolux 2023液晶パネル大手、友達光電(AUO)は、2023年第4四半期(10~12月)~24年第1四半期(1~3月)に、第5世代の5A工場を閉鎖すると認めた。
群創光電(イノラックス)も年内に第5.5世代工場1基を閉鎖するとみられている。液晶パネルの供給過剰で、パネル各社が減産する中、両社は、老朽化した工場を閉鎖し、生産効率の改善を図る。
11日付電子時報が報じた。

     第5世代  --- 1000 x 1200, 1100 x 1250, 1100 x 1300 mm 等 (2002年量産開始)
     第5.5世代--- 1300 x 1500 mm  (2003年量産開始)






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【台湾報道】パネル景気低迷、AUOとイノラックスが早期退職募集

AUO Innolux液晶パネル大手の友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)は15日、早期退職を募集していることをそれぞれ認めた。新型コロナウイルス特需の反動で、消費者向け電子製品の需要が減少し、パネル景気も低迷、両社は昨年第2四半期(4~6月)から赤字が続いている。昨年11月に報道された外国人労働者の雇い止めに続き、人件費削減を図る。16日付経済日報が報じた。
 AUOは昨年末から今年第1四半期(1~3月)まで、年齢と勤続年数の合計が70年を上回る従業員を対象に早期退職を募集しており、一部従業員は昨年末に退職したようだ。

 AUOは、この「人材活性化プラン」は勤続年数が長い従業員がスムーズに次のキャリアに進めるよう、労使合意で決定したと説明した。





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【台湾報道】Innolux(イノラックス)とAUO、外国人労働者100人削減か

00AUO_2人材紹介会社によると、液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)友達光電(AUO)が今年、外国人労働者それぞれ100人以上を、契約期間終了後に契約を更新せず、帰国させている。
また、スマートフォンやタブレット端末向けのTDDI(タッチコントローラーとディスプレイドライバの統合)IC大手、敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)は11日、研究開発(R&D)以外の従業員を10〜13%削減し、ミドルクラス以上の幹部は減給すると発表した。
パネル景気低迷で、人員削減が始まっている。14日付経済日報などが報じた。

イノラックスとAUOは13日、新型コロナウイルス水際対策の大幅緩和後、契約期間が終了し、帰国した外国人労働者が多いと説明した。人数は明かさなかった。





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JDIと台湾InnoluxがVR向け小型・高解像度LCDパネルを発表。片目3K解像度を実現

Screenshot 2022-05-30 07.37.16ディスプレイ開発企業の株式会社ジャパンディスプレイ(JDI)と、台湾のLCDメーカーInnoluxは、展示会「Display Week 2022」にてVRデバイス向けLCDパネル(液晶パネル)を発表しました。片目あたり3K以上の解像度を有しています。

二社から発表されたLCDパネルのスペックは、サイズ約2.27インチ、リフレッシュレート90Hz、解像度3240×3240(2016ppi)。同じレベルの解像度を持つLCDパネルとして、2019年にAUOより解像度3456×3456のLCDパネルが発表されていますが、こちらのサイズは2.9インチ。今回発表されたJDIとInnoluxによるLCDパネルは、AUOのものと比較して小型化されています。





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シャープとINNOLUX、将来的には合併 アナリスト指摘

複数の台湾メディアが2021年1月15日付で報じたところによると、調査会社TrendForceの邱宇彬・研究部副総経理は、同社が同日開催した液晶パネル(TFT-LCD)産業に関するシンポジウムで、EMS(電子機器受託製造サービス)世界最大手、台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)傘下のシャープ(Sharp)と台湾INNOLUX(群創)のパネル2社が、将来的に合併する可能性が高いとの見方を示した。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ






AUOとイノラックスがフル稼働、パネル景気回復へ

液晶パネル大手の友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)は米国時間7日、生産ラインがフル稼働状態で、一部製品では供給が不足し始めていると説明した。川下メーカーからの調達が旺盛で、在庫水準は予測を下回っている。両社は昨年、パネル価格下落を受け業績が低迷したが、今年は回復が見込めそうだ。9日付経済日報などが報じた。

 AUOの彭双浪(ポール・ポン)董事長は、値下がりが激しかったサイズの供給不足が特に深刻化している他、大部分の生産ラインはフル稼働状態に近いと説明した。昨年は中国の独身の日(光棍節、11月11日)セールでのテレビ販売台数が20%以上増加し、米国の感謝祭セールも予測を上回る好調ぶりだったが、川下メーカーは米中貿易戦争への対応で事前に在庫水準を引き上げていたこともあり、セール向け調達に慎重だったため、在庫水準の低下を招いたと分析した。昨年末の米中貿易交渉の進展で、一部製品の制裁関税課徴が先送りになったことや、製品販売価格が予測ほどは高くならなかったことも、年末商戦での販売を押し上げたようだ。





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有機ELテレビ、「5年後にも淘汰」 

発色の美しさで人気の有機EL(OLED)テレビについて、パネル寿命が短いことなどの欠点から、早ければ5年後にも大型テレビ市場から淘汰されるとの予測が液晶パネル大手の群創光電(イノラックス)から示された。
同社が注力するデュアルセルやミニLED(発光ダイオード)など、次世代液晶ディスプレイ(LCD)関連技術が有機ELに取って代わるとみている。25日付自由時報が報じた。

 有機ELテレビは、韓国のLGエレクトロニクスが2013年に55インチテレビを発売以降、ハイエンド製品の代名詞となっている。
ただ、丁景隆・イノラックス技術副総経理は、
有機ELパネルは
▽寿命が短い
▽画面の焼き付きが起きる
▽65インチ以上の超大型サイズでは輝度不足が目立つ
などの欠点があるため、新技術によって淘汰されると予測した。





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[台湾報道] イノラックス、Uターン投資700億元

鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)による701億台湾元(約2,500億円)規模の台湾Uターン投資計画が14日承認を受けた。台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資促進案「歓迎台商回台投資行動方案」として最大規模だ。同社は、中国からテレビ組み立ての生産ラインを移転する他、人工知能(AI)を利用した製造の完全自動化や先端技術への研究開発(R&D)などに投資し、付加価値向上を図る。15日付自由時報などが報じた。

 同社は今回の投資案件について、新たな工場建設や用地取得は行わず、新竹科学工業園区(竹科)竹南科学園区(苗栗県竹南鎮)と南部科学工業園区(南科)の既存の工場棟を利用して、生産能力の拡充を図ると強調した。パネルは中国での生産拡大が供給過剰を招いて価格が下落していること、米中貿易戦争でサプライチェーン再構築の動きが加速していることから、生産能力の拡大競争から付加価値向上へとかじを切る。





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台湾パネル大手2社、通年赤字100億元も

中国テレビ_210x2109月のテレビ用パネル価格が3~8%下落し、過去最低水準となった中、証券会社によると、台湾大手の群創光電(イノラックス)と友達光電(AUO)は、第3四半期も年初来の赤字が拡大する見通しで、通年の赤字額はそれぞれ100億台湾元(約345億円)を超える恐れがある。2013年以降で最悪との見方だ。25日付経済日報などが報じた。

テレビ用大型パネル価格は、テレビメーカーの在庫水準が高まっている他、需要不振を受けてサムスンや中国ブランドが需要期の第4四半期見通しを慎重視しており、9月も下落が続いた。主力の55インチパネルのオファー価格は102米ドルと6%(7米ドル)下落、43インチは8%(6米ドル)下落、32インチは3%(1米ドル)下落した。過去4カ月の下落幅は、20~25%に達している。



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「有機ELテレビ5年後にも淘汰」,Dual Cell・ミニLED主力に:イノラックス

発色の美しさで人気の有機EL(OLED)テレビについて、パネル寿命が短いことなどの欠点から、早ければ5年後にも大型テレビ市場から淘汰されるとの予測が液晶パネル大手の群創光電(イノラックス)から示された。同社が注力するデュアルセル(Dual Cell)やミニLEDなど、次世代液晶ディスプレイ(LCD)関連技術が有機ELに取って代わるとみている。25日付自由時報が報じた。

有機ELテレビは、韓国のLGエレクトロニクスが2013年に55インチテレビを発売以降、ハイエンド製品の代名詞となっている。ただ、丁景隆・イノラックス技術副総経理は、有機ELパネルは▽寿命が短い▽画面の焼き付きが起きる▽65インチ以上の超大型サイズでは輝度不足が目立つ──などの欠点があるため、新技術によって淘汰されると予測した。



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イノラックスが幹部減給、業界不況鮮明に

 液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は15日、董事長・総経理で15%、協理以上の管理職で10%の減給を決定した。洪進揚董事長は、2四半期連続で赤字を計上したことに対する引責と説明。パネル業界は、中国メーカーの相次ぐ新工場稼働や米中貿易戦争の影響で景気低迷が鮮明になっている。16日付経済日報などが報じた。

イノラックスは、第1四半期の赤字額が37億2,500万台湾元(約131億円)へと前期の6億9,700万元から大幅に拡大した。これに伴い、洪董事長、楊柱祥総経理は5月から、協理以上の十数人の幹部は6月からの減給を決定した。同社は、中国メーカーの新工場稼働に伴う供給過剰や、韓国メーカーによる有機EL(OLED)や量子ドットディスプレイ(QLED)など新技術推進を背景に液晶パネルは価格下落が続いており、さらに米中貿易戦争が需要低迷を招き、業界の景気低迷の深刻さは従来予測をはるかに上回っていると指摘した。



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偏光板CMMT、経営幹部の対立継続 副董事長側はINNOLUXの経営望む

董事長(会長)と副董事長との対立が続く偏光板大手の台湾CMMT(誠美材、旧Chimei Materials=奇美材料)は2019年3月11日、副董事長の葉美麗氏が主催する董事会(取締役会)を開催し、第三者割当増資の実施と、大株主兼戦略的投資家の台湾INNOLUX(群創)が同増資に参与するよう促し、董事会の組織改革を経て、INNOLUXに同社の経営権を与えるという決議を採択した。

イノラックスが大幅値上げ、パネル反転の契機か

液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は7月から、テレビ用など大型パネルや中小型パネルで最大10%以上の値上げを行った。サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の効果、パネル市場の需要期入りや、サイズによる中国メーカーとの値下げ競争回避が背景にある。友達光電(AUO)、瀚宇彩晶(ハンスター)などの追随値上げも予想されており、台湾パネルメーカーの業績改善の契機となりそうだ。9日付経済日報が報じた。

イノラックスの楊柱祥テレビ・AII(車載・航空宇宙、IT、特殊用途)事業群総経理は、主要サイズのテレビ用パネル価格を調整したと認めた。40インチ、50インチ、58インチ、65インチで1桁の値上げと説明した。また、同社の下半期テレビ用パネル出荷は前期比22~50%増加すると見通しを示した。



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群創光電、王董事長が退任 親会社・鴻海の特命で米事業に参画か

台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業系の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は20日、王志超董事長(56)が退任したと発表した。王氏は「鴻海の求めに応じて(米国や中国など)どこへでも行く」と発言。鴻海は米ウィスコンシン州で大型パネル工場の建設計画を進行中で、王氏を参画させようとする郭台銘董事長の意向が働いたとの見方が出ている。

 20日に開いた定時株主総会で退任が承認された。21日付で群創の顧問に就任する。後任の董事長には鴻海幹部などの経歴を持つ洪進揚氏(45)が就任する。



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イノラックス、中国HKCにパネル特許侵害訴訟

鴻海精密工業傘下の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は26日、中国4位のパネルメーカー、恵科電子(HKC)と関係会社に特許権17件を侵害されたと主張し、生産停止を求めて中国の裁判所2カ所に提訴したと発表した。
台湾のパネルメーカーが中国の同業を特許侵害で提訴したのは初めて。第8.5~8.6世代工場投資のために台湾人材を数倍の高給で引き抜き、技術や営業秘密を不当に得てきたと指弾している。27日付工商時報などが報じた。
イノラックスは、2月12日に広州知識産権法院(知的財産裁判所)と、寧波市中級人民法院に訴状が受理されたと説明した。HKC傘下の重慶恵科金渝光電科技が特許17件を侵害して液晶パネルを大量に製造、販売し、合肥恵科金揚科技がそれらパネルを使ってHKCブランドのテレビやディスプレイ装置(型番「H32L1」「H32S2」)を生産し、実店舗やインターネットを通じて中国各地で大量に販売されたと主張した。



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[台湾] パネル大手2社が下半期楽観、スマホ全画面化で需要拡大

液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の王志超董事長と友達光電(AUO)の彭双浪董事長がそろって下半期の市況に楽観的な見通しを示した。テレビ、ノートパソコン需要が好調な上、スマートフォンは画面アスペクト比18対9の狭額縁設計インフィニティディスプレイの採用率が来年50%まで上昇すると予想され、従来より面積が広がる分、パネル需要を押し上げる見込みだ。
イノラックスは中小型パネル生産ラインがフル稼働となっており、来年下半期に苗栗県竹南の第6世代工場でスマホ用パネル生産能力を2万~4万枚増やす計画だ。21日付工商時報などが報じた。



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台湾液晶パネル大手、群創と友達が黒字転換 4~6月最終

台湾の液晶パネル大手の業績回復が鮮明だ。群創光電(イノラックス)と友達光電(AUO)は26日、2017年4~6月期連結決算がいずれも最終黒字に転換したと発表した。
大型テレビ向けのパネル需要が伸び、単価が上昇したのが追い風。ただ足元では中国勢の増産などで単価が下落に転じており、市場の先行きに不透明感が出てきた。


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イノラックスがTV参入、1千万台出荷へ

鴻海精密工業傘下の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の王志超董事長は20日、完成品まで一貫生産する「新イノラックスモデル」で6月よりテレビを少量出荷しており、2019年に出荷台数1,000万台を目指すと表明した。戴正呉シャープ社長は20年の東京五輪を念頭に、将来的にテレビ販売目標2,000万台へ4倍増を視野に入れており、イノラックスが協力すると予想される。21日付経済日報などが報じた。

蕭志弘総経理は、6月よりテレビ出荷を開始しており、今年は100万台の見込みで、来年は500万~600万台まで増やすと語った。テレビの出荷拡大で、19年には売上高が倍増すると予測した。

 王董事長は、17年をテレビ完成品元年と位置付け、イノラックスは単なるパネルメーカーからスマートマニュファクチャリングのプラットフォームになると表明した。イノラックスのパネル生産能力は増やさずに、シャープや堺ディスプレイプロダクト(SDP)などと協力し合うと語った。



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台湾液晶大手・群創光電が黒字転換 大型パネルの需要増

台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業系の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が10日に発表した2017年1~3月期連結決算は、最終損益が118億台湾ドル(約440億円)の黒字(前年同期は同85億台湾ドルの赤字)に転換した。テレビ向けの大型パネルの需要増を追い風に、復調が鮮明になった。続きを読む

7年連続1位のLGディスプレイ…シャープ買収の台湾企業が猛追撃

LGディスプレイが台湾企業に大型LCDパネル市場シェア1位を奪われる可能性があるという予想が出てきた。 LGディスプレイは2009年10-12月期から28期連続でシェア1位を維持している。
しかし日本のシャープを買収した台湾フォックスコン(鴻海精密)傘下のINNOLUX(群創)が大型LCDパネル市場シェア1位を狙える位置にいるという分析だ。
市場調査機関IHSとディスプレー業界によると、LGディスプレイは2015年に5500万枚以上の大画面LCDパネルを供給したが、最近はやや減少している。



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台湾液晶パネルメーカー、7~9月黒字に転換, 液晶パネル不足は来年も続く

イノラックスは大型テレビ用とスマートフォン(スマホ)用液晶パネルの供給不足は来年に入っても続くとの見通しを示した。「スマホ用液晶パネルの平均販売価格は10~12月期も上昇が続く見込みで、我々は17年の価格動向についても楽観的だ」と同社モバイル製品部門の総責任者ジェフリー・ヤン氏は投資家に対して述べた。

 アナリストらは16年下半期について、最先端技術の有機ELパネルが中国で品薄になり、中国携帯電話メーカーの間でイノラックスと競合企業の友達光電(AUO)が主力製品とする液晶パネルの需要が増しているとみている。

 韓国サムスン電子が年内に液晶パネル工場を閉鎖し、米アップルが来年発売する新型iPhone(アイフォーン)向けの有機ELパネル生産に的を絞る方針を固めたと報じられたことから、液晶パネルの需給逼迫はさらに進むとの見方も広がっている。



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イノラックスがiPhone認証取得、台湾パネルメーカーで初

4日付工商時報によると、鴻海精密工業傘下の群創光電(イノラックス)は、アップルにサンプル出荷した4インチ、4.7インチのスマートフォン用パネルで認証を取得した。アップルからの認証取得は、台湾のパネルメーカーで初めてだ。歩留まり率を向上させて来年のiPhone向け受注を獲得するため、シャープの陣営が高雄市の路竹工場に駐在している。
基幹部品のパネル受注が実現すれば、鴻海は部品から組み立てまで垂直統合のメリットが拡大する。
 

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INNOLUXのスマホ用好調、顧客は前金で確保

パネル大手、台湾INNOLUX(群創、旧CMI)の楊弘文モバイル製品事業群総経理は2016年10月28日に開催した同社の投資家向け説明会で、中小型パネルの深刻な需給逼迫が続いており、同社としては受注の先行きを楽観できる状況にある一方で、顧客らは前金を払って調達分を確保している状態だと述べた。

イノラックス、世界初の8Kパネル量産と発表

液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は世界で初めて、65インチの8K4Kテレビ用パネルを量産した。市場観測によると、ソニーから受注したほか、サムスン電子、中国のテレビブランドからの受注も狙っている。一方、友達光電(AUO)は現在ソニー、サムスンなどに8Kパネルをサンプル出荷している段階で、年末に量産に入る計画だ。ただ、NHKが8Kスーパーハイビジョン(SHV)試験放送を開始した以外、世界でほぼ応用例がなく、放送コンテンツの充実が8Kテレビ普及の鍵を握る。24日付工商時報などが報じた。
イノラックスはきょう24日開幕のタッチパネル・光学フィルム関連産業展示会、タッチ・タイワン2016(26日まで、台北世界貿易センター南港展覧館)で、解像度7,680×4,320でフルハイビジョン(フルHD)の16倍に相当する8Kの65インチパネルを展示している。



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鴻海傘下のパネル大手群創光電、販売減響き人員削減へ

群創光電(イノラックス、台湾の液晶パネル大手) 人員削減する計画を明らかにした。中国競合企業からの過剰供給で、今年、販売減が見込まれるため。削減数など具体的な内容については明らかにしていない。

 同社はiPhoneを受託生産する鴻海(ホンハイ)精密工業傘下企業。王志超董事長兼最高経営責任者(CEO)は「平均販売価格の低下が続いており、売上高は前年を割り込む見通し」と語り、人員整理の必要性を強調した。



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イノラックス、台南・南科工場が全面復旧

 液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は22日、6日に発生した台湾南部地震で深刻な被害を受けた南部科学工業園区(南科)第5、第6世代工場で21日に生産を再開し、南科8工場エリアが全面復旧したと発表した。市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、南部地震の影響で、2月の39.5~43インチのテレビ用パネル価格が下げ止まり、携帯電話用パネル価格は3~5%上昇した。23日付経済日報などが報じた。



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イノラックス地震復旧に遅れ、39.5インチ供給不足に

液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は台湾南部地震で被害を受けた南部科学工業園区(南科)の第6世代工場(月産能力24万枚、ガラス基板ベース)の復旧が遅れており、同社が世界で唯一生産する39.5インチのテレビ用パネルが供給不足に陥っている。地震後にサムスン電子などテレビブランドからの発注が相次いだことも原因だ。市場調査会社、IHSテクノロジーの謝勤益シニア研究総監は21日、39.5インチパネルの供給不足が改善するのは、同工場が全面再開する3月初め以降と予想した。22日付経済日報などが報じた。
謝シニア研究総監によると、イノラックスは南部地震で第5、第6世代工場が被害を受けた。このうち第5世代工場の復旧は順調だが、第6世代工場は生産工程の3分の1が依然復旧できていない。同工場での生産量のうち39.5インチパネルが70%以上を占める。
 こうした中、サムスンやLGエレクトロニクス、中国家電大手のTCL集団からイノラックスへの39.5インチパネル発注が相次ぎ、他のテレビブランドも同パネルの調達を拡大している。



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イノラックスの液晶生産基地を地震が直撃・生産ライン自動停止, Innolux production base hit by earthquake

innolux 1_r台湾南部を襲った地震によって、台湾南部に生産拠点を置くイノラックスの被害状況について、Digitimesが報道しています。

それによると地震発生後全従業員は緊急避難を行い、生産ラインは自動停止機能が作動し停止したようです。
二人の従業員が落下物に当たったが、大きなケガはなかったとのことです。

動力棟の一つでわずかな出火があったが、二時間後には消し止められました。

生産ラインは順次再開されていますが、ライン停止した際の中間品の処置を見極めも同時に行っています。そのためある程度の時間が必要と考えられています。

またある market watchersは、会社の公表以上に深刻な被害になる可能性も否定できないと見ています。地震に極めて近い位置に工場群が集中していることで被害の全体像が正しく分かるまでに申す国時間がかかるとしています。

以上が概略ですが、旧正月入りのタイミングでのこの被害、どのような影響を及ぼすことになるか注視していく必要があるでしょう。



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イノラックス設備投資4割増、台湾・高雄LTPSラインを拡充

innolux c12d1d644液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は今年、前年比43%増の350億台湾元(約1,250億円)の設備投資を行う。高雄・路竹工場で第2四半期に量産する第6世代LTPS(低温ポリシリコン)パネルラインや、下半期に稼働する8.6世代ラインなどに充てる。
世界的な不景気でパネル業界は厳しい局面を迎えているが、同社はテレビやモニター用パネルの競争力を高めて勝ち残りを目指す。3日付工商時報などが報じた。
イノラックスが2日発表した昨年第4四半期の連結売上高は前期比8.2%減、前年同期比29.1%減の814億6,000万元。純損失は67億2,000万元と8四半期ぶりの赤字に転落した。市場の供給過剰などが響き、液晶パネルの平均単価は1平方メートル当たり333米ドルと前期比14.6%下落し、過去8四半期の最低を記録。出荷面積は738万平方メートルで前期比4%拡大した。



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Innolux、11月売り上げは対前年比33%減と発表

Innoluxは11月の売り上げは対前月比13.9%減、対前年比33%減と発表した。
ただし4Q全体では安定した需要があり供給不足状態にあるとしている。
同社はスマートフォン向けに5インチサイズ強のFull HD/QHDパネルに加え In-Cellタッチパネル内蔵HDパネルの出荷も開始するとしている。



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AUO・イノラックスが来年量産、LTPSパネルに供給過剰懸念

友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)など液晶パネルメーカーがLTPS(低温ポリシリコン)パネルへの投資を続行する中、今年の世界のLTPSパネル生産能力は前年比21.2%増、来年は14.1%増と2桁成長が続く見通しだ。一方、スマートフォン需要は伸び悩んでおり、来年にはLTPSパネルが供給過剰となって価格競争に陥り、撤退に追い込まれるメーカーが出る可能性も指摘されている。
LTPSパネルは、アップルのiPhoneへの搭載に多くのスマホメーカーが追随し、ハイエンド機種に広く採用されている。
 AUOは、同社はLTPSパネルの供給が追い付かない状態が続いていると指摘した。中国・江蘇省昆山市の第6世代LTPSパネル工場が来年下半期に量産に入る計画だ。
 

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液晶パネルも人員削減、AUO・イノラックスで100人以上

 LED(発光ダイオード)業界に続き、液晶パネル業界にも人員削減が広がっている。友達光電(AUO)はこれまでに73人、群創光電(イノラックス)は31人を解雇した。中国大手パネルメーカーの新規生産ライン稼働による供給過剰でパネル価格が続落し、両社は第4四半期に赤字に転落する恐れがある。21日付経済日報などが報じた。
新竹科学工業園区(竹科)管理局の統計によると、竹科入居企業の9月1~18日の整理解雇など会社都合退職の対象者は241人。LED最大手、晶元光電(エピスター)が102人を削減し、LEDとパネルの光電産業は合計192人と全体の8割を占めた。通信、パソコン関連は各18人、半導体は12人だった。
 AUOは20日、8月に竹科L3A工場を閉鎖して緯創資通(ウィストロン)傘下の通信製品メーカー、啓碁科技(WNC)に売却し、人員を別の工場に異動させたが、配置転換できなかった一部人員を労働基準法(労基法)に基づき解雇したと説明した。



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イノラックス8.6世代計画(8.5G→8.6G)、中国液晶メーカーも追随か

panel_2 液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が第8.6世代工場の設置を計画していることを受けて、中国の液晶ディスプレイ組み立てメーカー、恵科電子(深セン、HKC)およびパネル大手の南京中電熊猫液晶顕示科技(南京CECパンダLCDテクノロジー)も、8.6世代ラインの設置を検討しているもようだ。
アナリストは、より多くのメーカーが8.6世代ラインを設置し、市場全体の生産能力を増やした方が、イノラックスの独自サイズ出荷に有利に働くとの見方を示した。22日付工商時報が報じた。
イノラックスの8.6世代工場は高雄市路竹に設置し、来年第3四半期に量産予定で、月産能力は当初4万?5万枚(ガラス基板投入ベース)の計画だ。使用されるガラス基板は2,250×2,600ミリメートルで、8.5世代の2,200×2,500ミリよりやや大きい。


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AUOとイノラックスがテレビ用32インチ減産、供給過剰でコスト割れ

32inch panel demand yr2015液晶パネル大手、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)が32インチパネルを減産し、その他のサイズに生産能力を振り替えている。テレビ用パネルの主流サイズである32インチ製品の在庫水準が供給過剰を背景に高まり、価格が1枚当たり80米ドルと総コストの85米ドルを割り込んでいるためで、両社は32インチパネルの生産比率を引き下げて打撃を抑える。13日付経済日報などが報じた。
市場調査会社、IHSディスプレイサーチによると、32インチテレビの第1四半期出荷台数は1,550万台と前年同期比14.3%減少したが、32インチパネルの同期出荷枚数は2,360万枚に達し、パネルの供給過剰は700万~800万枚に上った。


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台湾メディアを駆け巡るCPTとInnolux合弁の噂

記事概要ですが、CPTとInnoluxは合弁すべきという株主の要望が根強いという噂が台湾メディアを駆け巡っている。
CPTがFOXCONN傘下のInnoluxに合弁されたほうが、同系列のサプライチェーンに参画できることと今後発展が見込まれるロボットやIndustry 4.0 サービスに加われるとしている。
CPTはこのような噂を否定していて単独でも健全な経営を維持できるとしている。
(原文記事は次ページ以降)


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イノラックスの第6世代LTPS、鴻海とiPhone一貫生産か

鴻海科技集団(フォックスコン)の液晶パネルメーカー、群創光電(イノラックス)は5日、年内に高雄市の路竹工場で第6世代LTPS(低温ポリシリコン)パネルの生産ラインを稼働すると表明した。アップルのiPhone向けにパネルから機体の組み立てまで一貫サービスを提供する可能性が生まれた。大型テレビ向け商機を狙い、来年第3四半期に第8.6世代ラインも量産する予定だ。6日付工商時報などが報じた。
 段行建イノラックス董事長は新ライン2本について、同社が一部投資し、鴻海が設備を提供するが、具体的な金額は秘密保持契約で明かせないと述べた。ただし、今年の設備投資額350億台湾元(約1,370億円)に変更はないと説明した。来年も350億元以下の予想だ。
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Innolux、2014年度通期の当期利益は前年比325.4%増に

台湾Innoluxは2014年通期の売上高が前年比1.4%増の4286億2200万台湾ドル(約1兆4702億円)になったと発表した。当期利益は同325.4%増の216億7700万台湾ドル(約744億円)になった。出荷面積は同15.2%増の30億6800m2。中小型の出荷数は同25.0%減の3億2020万枚。


[翻訳記事] Innolux 800億台湾ドルの融資獲得の見通し

TFT液晶メーカーのInnoluxは10以上の台湾国内銀行から総額800億台湾ドル(訳者注: iPhone向けLTPS投資)に上るシンジケートローン(協調融資)を獲得する見込みが高まっている。2月10日に予定されている投資家向けカンファレンス前に署名が交わされるだろうと業界筋は伝えている。

TFT-LCD panel maker Innolux stands a good chance of obtaining a syndicated loan of up to NT$80 billion (US$2.5 billion) from more than 10 local banks in Taiwan, with the signing possibly scheduled before February 10 when the company holds an investors conference, according to industry sources in Taiwan.
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INNOLUX、路線対立で2トップ辞任の観測 鴻海のスマホ用優先に反発?

台湾の経済紙『工商時報』は2014年12月26日付で、台湾のパネル大手INNOLUX(群創、旧CMI)で、事業の路線対立から人事抗争が起こり、トップの段行建・董事長が退職、親会社でEMS(電子機器受託生産)世界最大手、台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)の戴正呉・副総裁がINNOLUX董事長に、フォッコクスコンの邱創儀・副総経理がINNOLUX総経理にそれぞれ就任するとの観測が12月25日、台湾市場を駆け巡ったと報じた。
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台湾FPDパネルメーカー、2014年11月売上高はInnoluxだけが前年比で増加

台湾FPDパネルメーカー4社、Innolux、AU Optronics(AUO)、CPT、HannStar Displayの2014年11月売上高は大型が好調を維持している。しかし、4社の中で2014年1~11月累計出荷額が昨年並みを維持できたのはInnoluxのみで、他の3社は同期間の累積出荷額が昨年を割り込んだ。
Innoluxの11月売上高は384億5,600万台湾ドル(約1,462億8,700万円)で、前年同月比18.5%増、前月比0.5%増となった。11月の大型パネル出荷量は前月比2.6%増の1,240万9,000枚、中小型パネルの出荷量は同1.5%減の2,634万1,000枚となった。2014年1~11月累積での出荷枚数は前年同期比4%増の1億3,000万枚になる。
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AUO/Innolux、医療用アプリケーション向けの生産を拡大

DigiTimesによると、台湾AU Optronics(AUO)、Innoluxは医療用アプリケーション向けの生産を拡大させているという。台湾Industrial Technology ResearchInstitute(ITRI)のIndustrial Economics & Knowledge Center(IEK)の調査によると、2014年の台湾の医療機器業界市場は前年比5.4%増の858億台湾ドル(約2942億円)に達している。医療用ディスプレイでは、省電力で、解像度はUltra HD、画面サイズは60型以上が求められるとしている。
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鴻海が台湾高雄に800億元投資、iPhone視野にLTPS液晶生産

top鴻海科技集団(フォックスコン)は20日、群創光電(イノラックス)の高雄市路竹工場でのLTPS(低温ポリシリコン)パネル生産計画推進を明らかにした。
アップルはスマートフォンiPhoneにLTPSパネルを全面採用しており、鴻海は組み立てだけでなく、日韓メーカーからパネル受注を奪うことで、粗利益率の大幅向上を狙うもようだ。
郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、投資額は800億~900億台湾元(約3,100億~3,400億円)で2016年4月量産との見通しを示しており、台湾で行われる液晶パネル分野の投資としては金融危機以降で最大となる。
20日付経済日報などが報じた。 郭董事長は同日、イノラックスの8.5世代工場で開催した記者会見「投資台湾、深根台湾」で、LTPS投資が日本、韓国を超える分岐点になると意気込んだ。
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イノラックスが生産拡大宣言、15年設備投資額を倍増

液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は30日、第6世代工場と第8.5世代工場で来年、生産規模を拡大すると宣言した。これに伴い、来年の設備投資額を300億〜400億台湾元(約1,080億〜1,440億円)へと今年の190億元から倍増させる。台湾パネルメーカーが生産拡大に転じるのは2008年の世界金融危機以降で初めて。主にテレビ用パネルの需要に対応する。31日付工商時報などが報じた。
第6世代工場で生産能力を3万〜5万枚、第8.5世代工場では1万〜2万枚拡大する計画で、来年下半期の稼動を見込む。技術レベルの向上やボトルネック除去作業にも投資を行う。生産技術は引き続きアモルファスシリコン(a−Si)技術を主体とするが、IGZO(酸化物半導体、イグゾー)技術にも投資し、母体の鴻海精密工業が投資する低温ポリシリコン(LTPS)パネルとの補完効果を狙う。
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INNOLUX、3000人増員 人材確保に賃上げも実施

パネル大手の台湾INNOLUX(群創、旧CMI)が、2014年下半期の最盛期需要に応じるため、エンジニア1000人、生産ライン要員2000人の計3000人の増員を計画しているようだ。
また、好況を反映し、14年8月には1万6000人を対象に10〜20%の賃上げを実施、人材の引き止めを図る。台湾紙『経済日報』(14年8月11日付)が報じた。
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大型液晶世界シェアでINNOLUXがサムスン逆転14年Q2

台湾紙『経済日報』(2014年7月28日付)によると、14年第2四半期における大型パネル(9.1型以上)の世界シェアで、台湾INNOLUX(群創、旧CMI)が韓国サムスンディスプレイを抑え、韓国LGディスプレイ(LGD)に次ぐ2位に浮上したことが、調査会社DisplaySearch台北事務所の調べで分かった。
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Innolux、今年末までに39インチパネル生産をすべて39.5インチに移行する予定

Innoluxが39インチパネル生産量の80%を39.5インチに移行し、今年末までには全量を移行する予定と業界筋が伝えた。
このInnoluxの変更は、40インチ領域での競争によるものと見られる。Innoluxは6Gラインで39.5インチパネル(実際サイズは39.56インチ)を生産する方が39インチよりも効率的だが、その理由は、39.5インチが基板面積の97%を利用できるが、39インチでは94%の利用に低下してしまうからだと明らかにした。
また、最近の40インチと42インチLCDパネルの供給不足は、中国TVへのサプライヤーと海外メーカーからの39.5インチパネルの注文増加を引き起こしたと伝えている。
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液晶パネル大手イノラックス、中国生産の3割を台湾移転へ

液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の段行建董事長は1日、中国の生産ラインの25~30%を今後台湾に移転する方針を示した。人件費が過去8年間で4倍に高騰、かつ人手不足が深刻化し、中国投資のメリットが薄れたことを受けての判断だ。台湾では生産ラインの自動化に注力して収益力を強化する。2日付経済日報が報じた。
段董事長は、近年欧米の電子メーカーにも中国から撤退して自国生産に戻す動きが相次いでおり、良品率向上や作業時間短縮のための生産ラインの自動化推進が「再工業化」と呼ばれていると説明。イノラックスも台湾で「再工業化」を進めると表明した。さらに、液晶パネル産業は今後、規模の大きさではなく利益獲得が重要になり、自動化はその重要な鍵を握るとの認識を示した。
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ロボット、鴻海がクラウド戦略の新ターゲットに、液晶の群創光電(イノラックス)を世界2位に

鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は25日の株主総会で、現在80%の時間を今後5年の製品計画に充てていると明らかにした上で、ハードウエア生産偏重のビジネスモデルから脱却を図り、パソコンやテレビなどの電子製品とインターネット、クラウドの融合を目指す「8屏1網1雲計画」について、デバイスの「8屏」にロボット、ウエアラブルデバイス(装着型端末)、電気自動車(EV)を追加して「11屏」に拡大すると表明した。
いずれも需要増が見込め、業績成長への貢献を期待する分野だ。26日付経済日報などが報じた。
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Innolux to develop new panel production-IGZO/AMOLED

Innolux plans to develop new production facilities that include IGZO and AMOLED panel production in order to meet new customer demand, according to the company.
The company also has plans to expand developments of Ultra HD TV panels and IPS technology. Innolux expects increased demand for higher resolution small- to medium-size panels, as well as for touch on display (TOD) and AIO products as well.
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台湾大手液晶AUOとイノラックス、合併計画立ち消えに

 友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)の、液晶パネル大手2社の合併計画が立ち消えになった。主導権をめぐる交渉がまとまらなかったためで、経済部はこのほど行政院に対し「合併の可能性はなくなった」と報告した。しかし台湾パネルメーカーは、輸出の88.5%を占める中国市場で過去5年韓国メーカーの後塵を拝したまま、中国メーカーの追い上げも受けている。競争力強化が課題の中、スケールメリットを捨てて製品力だけを追う戦略が有効なのか疑問も残る。17日付工商時報が報じた。
パネルメーカーは年初の時点で政府が合併計画を主導することを期待していたという。しかし数カ月間のフィジビリティスタディ(実行可能性調査)や各社との意思疎通を経た結果、あくまで合併を強行する場合は「ジャパンディスプレイ方式」以外なく、その場合は政府が債務処理問題を主導せざるを得ず、社会に好ましくない印象を与えると判断した。
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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

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管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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