友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)の、液晶パネル大手2社の合併計画が立ち消えになった。主導権をめぐる交渉がまとまらなかったためで、経済部はこのほど行政院に対し「合併の可能性はなくなった」と報告した。しかし台湾パネルメーカーは、輸出の88.5%を占める中国市場で過去5年韓国メーカーの後塵を拝したまま、中国メーカーの追い上げも受けている。競争力強化が課題の中、スケールメリットを捨てて製品力だけを追う戦略が有効なのか疑問も残る。17日付工商時報が報じた。
パネルメーカーは年初の時点で政府が合併計画を主導することを期待していたという。しかし数カ月間のフィジビリティスタディ(実行可能性調査)や各社との意思疎通を経た結果、あくまで合併を強行する場合は「ジャパンディスプレイ方式」以外なく、その場合は政府が債務処理問題を主導せざるを得ず、社会に好ましくない印象を与えると判断した。
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パネルメーカーは年初の時点で政府が合併計画を主導することを期待していたという。しかし数カ月間のフィジビリティスタディ(実行可能性調査)や各社との意思疎通を経た結果、あくまで合併を強行する場合は「ジャパンディスプレイ方式」以外なく、その場合は政府が債務処理問題を主導せざるを得ず、社会に好ましくない印象を与えると判断した。
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