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Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

企業

14 Mar

「2024年度こそシャープの転換点に」--CEOが事業変革の核に据えた「世界を変える」技術とは

Screenshot 2023-04-18 06.38.18シャープの代表取締役兼CEOの呉柏勲(Robert Wu)氏は3月13日、社員向けのCEOメッセージを、社内イントラネットを通じて配信した。  

メッセージのタイトルは「2024年度春季労使交渉の回答について」としたが、そのなかで、策定中の中期経営計画の考え方や新規事業への取り組み、AIに関する考え方などを示した。

収益性重視の確かな成長戦略を構築へ  

シャープでは2月に、2023年度業績予想を下方修正し、最終赤字となる見通しを明らかにしている。  
呉社長兼CEOは「ブランド事業の業績回復を期待しているものの、ディスプレイデバイス事業の厳しさは当面残る。年間最終黒字を必達目標に掲げ、一年間、全社一丸となって取り組んできたが、それが未達となることに、私自身、CEOとして責任を痛感している」と語り、「さまざまな構造改革の立案や新たな成長シナリオの構築など、再成長に向けた中期経営計画の策定に全力をあげて取り組んでいるところである」とした。





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14 Mar

有機EL採用の新型iPad Pro(仮)は近日発表見込み、11インチ版は品薄予報。ディスプレイ製造に遅れとアナリスト報告

アップルが有機ELディスプレイを搭載した新型iPad Proをまもなく発表・発売することは、複数の識者や有力な情報源が相次いで予測してきました。

次期iPad Airとともに、早ければ今月(2024年3月)内、遅くとも4月との見方が固まりつつあります。

Appleの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者も最近、「改良された iPad Pro、新しい iPad Air(12.9インチ版を含む)」が準備中であり「3月末から4月頃」に発売だと述べていました。

そんななか、11インチと13インチ(12.9インチ後継モデル)の2種類あるうち、11インチ向けディスプレイ生産が遅れているようだと、信頼性の高いアナリストが報告しています。





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13 Mar

タッチスクリーンiMacが登場するかも? Appleの特許出願で明らかに

apple fb3aeApple(アップル)がタッチパネルを搭載したiMacにつながるかもしれない、回転式ディスプレイに関する特許を更新したことが、米特許商標庁(USPTO)の公開書類により明かされています。

Appleが2023年11月に更新した特許は、「アーティストなどのために傾斜タッチスクリーンを備えた実用的なiMacのデザイン」を説明したもので、直接的にはタッチスクリーンの搭載を示唆したものではありません。しかし特許に添付されたイラストは、タッチスクリーンを搭載したMicrosoft(マイクロソフト)のデスクトップPC「Surface Studio」を連想させるものです。





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13 Mar

MacBook/iPad用OLED受注に向けBOEが本腰〜キヤノントッキ招待?

中国BOEが、第8世代有機EL(OLED)ディスプレイの製造ライン建設の起工式に、蒸着装置メーカーであるキヤノントッキと韓国Sunic Systemを招来したことが海外で話題になっています。

BOEは、ここで製造する第8世代OLEDディスプレイを、2026年モデルのMacBook Proおよび将来のiPad Pro向けに供給することを目指していると考えられています。

近々発売される見通しの新型iPad Proに搭載されるOLEDディスプレイは、iPhone15 Proシリーズなどと同じ第6世代のものになる見通しです。

対して、将来のMacBook ProおよびiPad Proに搭載されるのは基板サイズの大きな第8世代のものになり、製造コスト削減が実現されると期待されています。





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12 Mar

サムスンディスプレイ、第8.6世代IT OLEDライン設備搬入式開催…基板サイズは世界一

サムスン17580588サムスンディスプレイが世界で初めて構築する8.6世代IT有機発光ダイオード(OLED)ライン投資を本格化した。
サムスンディスプレイは8日、忠南牙山(アサン)キャンパスで、8.6世代IT OLEDライン構築作業の本格的な開始を知らせる「A6ライン設備搬入式」を開いたと10日、明らかにした。

A6ラインは、サムスンディスプレイが従来のL8ラインを改造して構築する8.6世代IT専用OLEDラインだ。 サムスンの6番目のOLEDラインであり、完工時に全世界のOLEDラインの中で最も大きなサイズのラインになる。





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12 Mar

「IT向けの有機EL、中国より韓国が有利」…サムスンディスプレー社長が強調

Screenshot 2024-03-11 09.00.34「IT用OLED(有機EL)はパネルサイズの拡大で技術的要求がさらに強い。このような部分を考えれば、国内ディスプレー産業が中国に比べてさらに有利な構図であり、今後もこのような傾向を維持できるように努力する」

韓国サムスンディスプレーのチェ・ジュソン社長は7日、ソウル蚕室(チャムシル)のロッテホテルワールドで開かれた韓国ディスプレー産業協会の定期総会に出席し、そう述べた。
チェ社長は同日、韓国ディスプレー産業協会の定期総会で、新任会長職に就いた。韓国ディスプレー産業協会の会長職は、サムスンディスプレーとLGディスプレー社長が3年おきに交互に務めている。





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11 Mar

マレーシアの首都KLに「サムスン・ギャラクシー駅」誕生

Screenshot 2024-03-11 08.57.16マレーシアの首都クアラルンプールの地下鉄に「サムスン・ギャラクシー駅」が誕生した。
サムスン電子はクアラルンプール都市鉄道との協業により、先月29日からクアラルンプールの金融・ショッピングの中心地にある地下鉄駅「TRX(Tun Razak exchange)駅」の名称を「TRXサムスン・ギャラクシー駅(TRX Samsung Galaxy Station)」に変更したと4日、発表した。  

サムスン電子は「TRXサムスン・ギャラクシー駅」と同駅を通る地下鉄の内部や外部を同社のスマートフォン「ギャラクシーS24シリーズ」と「ギャラクシーAI」のイメージでラッピングした。新しい駅名はクアラルンプール市内の地下鉄路線図に1年間表示される。





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7 Mar

腕に巻き付けられるスマホ!モトローラ、巻き付く「Motorola Adaptive Display Concept」実機を公開

Motolora 240302_220319モトローラは、先日行われていたMWC 2024において、昨年10月に発表した曲がるスマホのコンセプト、「Motorola Adaptive Display Concept」の実機を公開しました。GSMArenaがハンズオンレビューを投稿しています。

 Motorola Adaptive Display Conceptは、有機ELの柔軟性を生かしたこれまでのどのスマホとも異なるアプローチを採用したモデル。なんと曲げて自立させたり、腕につけたストラップに磁石でくっつけて巻き付けたりすることができるというシロモノです。

折り畳みスマホやローラブルスマホは「コンパクトに大画面」という点によって利便性をアピールしていますが、コイツはそれらとは一線を画します。非常に面白いデバイスではありますが、この形式じゃないとできないこと、この形式だから便利で使えるという場面を思いつきませんね……。





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7 Mar

お膝元韓国、若者の「サムスン離れ」が顕著?Appleが韓国スマホシェアで過去最高を記録

2023年のスマートフォン出荷台数で、史上初めてSamsungを破り1位になったApple。Samsungが世界各国の市場で厳しい戦いを強いられていることがよくわかりますが、この状況は、Samsungのお膝元、韓国でも例外ではないようです。

 市場調査会社Counter Point Researchの調査データによると、韓国における2023年のApple製スマートフォンシェアは、25%であったとのこと。これは、Appleの韓国市場における過去最高値となります。Appleは、2020年から毎年1%ずつシェアを更新しており、2023年には前年比3%増加。

 Samsungの市場シェアは73%と圧倒的である一方、前年比2%ほどシェアが減少し、Appleに顧客を奪われていることがよくわかります。





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6 Mar

LGディスプレーが業績回復へ、ことしは450万台のiPad用OLEDパネルを生産の見込み=韓国

LGD 319564_640英調査会社のオムディアによると、ディスプレー大手のLGディスプレー(LGD)はことし、米アップルのタブレット端末iPad用の有機EL(OLED)パネルを、約450万台出荷する予定だ。キョンギド(京畿道)パジュ(坡州)市にある、E6ラインで生産する。

アップルはことし販売するiPadに、OLEDを搭載する予定だ。オムディアが推定した13インチOLEDの価格は約380~390ドル(USD、約5万7000~5万8537円)となる。さらにアップルは今後販売する8.3型のiPadミニ、や10.8型のiPadに続く主要モデルにもOLEDを搭載していくとみられる。





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6 Mar

輝き失ったアップル株、AI製品での出遅れに投資家は我慢の限界

Appke 925x-1アップルが電気自動車(EV)開発を中止し、そのリソースを人工知能(AI)プロジェクトに振り向けるという決断は、1年前なら投資家を喜ばせていたかもしれない。しかし、アップル株の低迷は深まるばかりだ。  

 ティム・クック最高経営責任者(CEO)は先週の株主総会で、アップルがAIで「新天地を切り開く」と語った。ただ実際のAIへの取り組みについて詳細はほとんど明らかにしていない。投資家はしびれを切らしており、株価は年初来(4日終値時点)で9%下落。時価総額はマイクロソフトを下回った。5日は一時5%を超える下落となっている。





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6 Mar

アップル、M3チップの新型「MacBook Air」。164800円から

Apple-MacBook-Air-2-up-front-240304アップルは3月4日、最新のM3チップを採用した新型「MacBook Air」を発表した。すでに予約を受け付けており、3月8日に販売を開始する。価格は13インチモデルが164,800円から、15インチモデルが198,800円から。カラーバリエーションはミッドナイト、スターライト、シルバー、スペースグレイ。

ストレージ容量は最大2TBまで、ユニファイドメモリ容量は最大24GBまでカスタマイズできる。

2023年10月に発表した最新チップのM3を採用。Final Cut Proでのビデオ編集は、M1チップ搭載のMacBook Air 13インチモデルより最大60パーセント、IntelベースのMacよりも最大13倍高速な処理が可能。





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5 Mar

ASUS、14型2画面有機ELノート「Zenbook DUO」を国内投入

ASUS Note PC Double 01_lASUS JAPAN株式会社は、14型有機ELディスプレイを2枚搭載した2画面ノート「Zenbook DUO UX8406MA」、および13.3型有機ELディスプレイとCore Ultra搭載のモバイルノート「Zenbook S 13 OLED UX5304MA」を国内向けに発表した。発売日および価格はそれぞれ3月13日/34万9,800円、3月8日/23万9,800円。どちらもすでに予約受付を開始している。

 Zenbook DUO UX8406MAは、ノートPCの画面側とキーボード側の両方に14型ディスプレイを搭載した2画面ノート。ディスプレイはどちらも2,880×1,800ドット/120Hz表示対応の光沢有機ELパネルで、タッチ操作や付属のペンによる手書き入力にも対応する。





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5 Mar

Xiaomiが1.97型有機ELディスプレイに20日間長持ちするバッテリーを搭載したスマートウォッチ「Redmi Watch 4」を発売

Xiaomi 02-16-770x433シャオミ・ジャパンは、1.97インチの有機ELディスプレイを搭載したスマートウォッチ「Redmi Watch 4」を発売した。市場想定価格は11,980円。カラーはオプシディアンブラックとシルバーグレーの2色を用意する。

「Redmi Watch 4」は、大画面ディスプレイや大容量バッテリーを搭載したスマートウォッチ。ディスプレイには、Redmi Watchシリーズ史上最も大きい1.97インチの有機ELディスプレイを採用し、リフレッシュレートは60Hzに対応。最大輝度は600nitで、自動明るさ調整機能も搭載しているため、環境に合わせて理想的な明るさレベルに自動調整することができる。

さらに、バッテリーの大容量バッテリーと長時間使用のために最適化された電力効率の高いチップの搭載により、標準使用モードで最大20日間のバッテリー持続時間を実現するほか、ロングバッテリーモードでは約30日間、常時オンモードでは約10日間の連続使用が可能だ。





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5 Mar

液晶ディスプレーメーカー『EIZO』地震で被災した七尾市の工場が再開 従業員が自発的に集まり復旧作業

こちらも生産再開です。 高画質液晶ディスプレーメーカーEIZOの組立工場。

七尾市の工場では断水や天井が剥がれるなどの被害を受け操業を停止していました。
その後、自発的に従業員が集まり1月下旬から復旧作業を進めた結果、3月1日、予定よりも早く全面再開にこぎ着けました。

EIZOエムエス七尾工場 岩本敏工場長: 「動員とかはしていないんですが、自発的に(社員が)会社の掃除にきたい。片付けをしたい。これはもうなんとしても早く工場を再開させていくしかないなと強く思いました」

色彩を正確に表現出来る事からハリウッドの映画制作や医療現場からも高い評価を受けているEIZOのディスプレー。
2021年には映画界に貢献したとしてアメリカアカデミー賞の「科学技術賞」を受賞しました。 続きを読む »
4 Mar

[MWC 24] サムスンディスプレイ、AI適用した「OLED」新技術の公開

サムスン110305874291サムスンディスプレイが世界最大の情報通信博覧会で、有機発光ダイオード(OLED)の優秀性を紹介した。

サムスンディスプレイは29日までスペイン・バルセロナで「MWC 2024」に参加すると26日、明かにした。 テーマは「OLED Vibes」だ。 今回の展示で、観覧客は日常のいたるところで、より革新的なOLED Vibesを楽しむことができるだろうという説明だ。

MWC 2024で初めて公開した「フレックスマジックピクセル(Flex Magic Pixel)」は隣の人に画面がよく見えないように視野角を調節する技術だ。 人工知能(AI)技術と出会い、スマート機器のセキュリティ機能をさらに強化できる見通しだ。





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4 Mar

液晶メーカー・ジャパンディスプレイ(JDI)がヘルステックに参入 産学連携でドライバーの健康管理

JDI yOCL6b5Tp産業用や車載用の様々な製品に向け液晶モジュールを提供するジャパンディスプレイ。新しくB to Bサービスとして開始するのは、スマートリングによる従業員の健康管理だ。岡山大学などと共同で、ドライバーの健康管理と輸送の安全性向上に向けた共同研究にも着手する。

ジャパンディスプレイ(JDI)は、スマートリングによる健康見守りサービス「Virgo(ヴァーゴ)」の提供を開始すると2024年2月6日に記者会見で発表した。まずは、従業員の健康状態を把握・改善したい企業や組織向けに提供する計画だ。

JDIは国内電機メーカーの液晶ディスプレイ事業の中でも、中小型液晶パネル事業を再編して2012年に発足した企業だ。主力事業では10年連続で赤字が続いており、2019年からはいちご・アセットマネジメントグループの支援の下で経営再建を目指している。現CEOのスコット・キャロン氏はいちごグループの創業者だ。





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1 Mar

Apple Vision Proにヒビが入るトラブル頻発… ユーザーから絶望の声

240228crackedvisionpro-250万円の端末に買ってすぐヒビって絶望しかない。 アメリカで2月2日に発売されたApple(アップル)のVRヘッドセットApple Vision Pro。

すでに返品している人もいるようですが、キープしている一部の人から絶望の声が…。 ヒビが入ったって。 Appleコミュニティや掲示板のRedditでは、ヒビを報告する声が複数挙がっています。

Redditユーザーのfunnystone64さんは、「Redditの(ヒビが入ったVision Pro)ポストを見て、着けたまま壁にぶつかったとか、落としたとか、そういうドジな人なんだろうなって思っていました、昨日までは。今日フロント(ディスプレイ)のプロテクター外してみたら…、ヒビが入ってました」と涙の報告。





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29 Feb

アップルの中国事業「売上高2桁減」の厳しい現実 ハイエンドのスマホ市場でiPhoneのシェア低下

Screenshot 2024-02-29 09.30.03アップルの中国事業が苦戦を強いられている。
 同社は2月1日、2023年10~12月期の決算を発表。同四半期のグローバル売上高は前年同期比2.1%増の1195億7500万ドル(約17兆5309億円)、純利益は同13.1%増の339億1600万ドル(約4兆9724億円)と、全体的には好調だった。

 イギリスのロンドン証券取引所グループ(LSEG)がまとめたアナリスト予想の平均値は、グローバル売上高が1179億1000万ドル(約17兆2868億円)、1株当たり純利益が2.10ドル(約308円)だった。実際の1株当たり純利益は過去最高の2.18ドル(約320円)を記録し、売上高とともに事前予想を上回った。

■主要市場で大中華圏だけ減収  

にもかかわらず、アップルの株価は決算発表後に急落。2月2日の取引開始直後には、一時的に前日の終値比4%安の179.25ドル(約2万6280円)まで売り込まれた。





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28 Feb

アップル、EV開発計画を白紙に-10年がかりのプロジェクト断念

アップルは電気自動車(EV)を開発するという10年がかりの取り組みを中止する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社史上最も野心的なプロジェクトの1つを断念することになる。

アップルは27日、社内でこの情報を共有し、同プロジェクトに携わる約2000人の従業員に驚きをもって迎えられたという。非公開情報であることを理由に匿名で語った関係者によると、今回の決定はジェフ・ウィリアムズ最高執行責任者(COO)と自動車プロジェクトを統括するバイスプレジデントのケビン・リンチ氏から従業員に伝えられた。

2人は従業員に対し、同プロジェクトは終了に向かい、携わっていたスタッフの多くはジョン・ジャンナンドレア氏が率いる人工知能(AI)部門に移ると説明した。これら従業員は、同社にとって重要性がますます高まっている生成AIのプロジェクトに集中することになる。

EV開発チーム内の数百人のハードウエアエンジニアや設計担当者は社内の別のチームに応募できる見込み。レイオフも行われるが対象人数は不明。
アップルの担当者はコメントを差し控えた。





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28 Feb

サムスン、「Galaxy Ring」の実物をMWCで展示へ--AI機能も披露

samsung-galaxy-ring-cleanサムスンは1月、スマートフォン「Galaxy S24」の発表とともに、スマートリング「Galaxy Ring」を予告した。そして今週、バルセロナで開催される「Mobile World Congress(MWC)」でGalaxy Ringの実物を展示し、これらの自社製品と人工知能(AI)をどのように統合するかについて説明する予定だ。

サムスンは現地時間2月25日のニュースリリースでこのことを発表するとともに、ヘルスケアアプリ「Samsung Health」に追加するAI活用の新機能もMWCで披露する予定であることを明らかにした。ビジターは「Galaxy Watch6」などで新機能を確認できるという。





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28 Feb

サムスン、手首に巻くスマホのコンセプト「Cling Band」をMWCに出展

samsung concept-10体操選手よりも柔軟な有機ELディスプレイを目指すサムスンの野望は、常に私たちに喜びと感動を与えてくれる。バルセロナで開催中のMobile World Congress(MWC)に出展されている、同社の巻き取り式や折りたたみ式コンセプトの中に見つけた、手首に巻いて装着するスマートフォンという同社初の試みに、筆者は特に胸躍らされた。同社は現在のところ、これを「Samsung Cling Band」と名付けている。

 サムスンは、スマートフォン、スマートウォッチ、フィットネスバンドの開発で確かな実績を持つ。Cling Bandは、それらすべてのデバイスを融合したものだが、まったく新しいものでもある。平らに伸ばした状態では、ごく普通のスマートフォンに見えるが、背面はカメラモジュールの下が段々になっている。「後屈状態」(そう表現するしかないように感じるが、背面側に折り曲げた状態のこと)にすると、体操のブリッジのように完璧な半球形に折り曲がる。





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28 Feb

サムスン電子社員が日本で会社設立、上司に無断で機密資料を91回流出

サムスン電子の元社員の男が上司に無断で日本に特許コンサルティング会社を立ち上げ、日本企業を相手に特許関連のブローカーとして活動していたことが分かった。この社員はすでに身柄を拘束され裁判を受けることになっている。男は自らが経営する日本の会社にサムスン電子の機密資料を少なくとも91回流出させたとみられる。

 26日までのチョソン・ビズの取材を総合すると、ソウル中央地検情報技術犯罪捜査部(部長検事、イ・チュン)は先月25日、不当競争防止および営業秘密保護に関する法律に違反した容疑でサムスン電子元社員の男Aを身柄を拘束した状態で起訴し、別の元社員Bを在宅で起訴した。Aはこの事件が表面化した際に退職処理されたという。





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27 Feb

LenovoがまるでSFな「透明ディスプレイのノートPC」を発表、修理しやすくなったThinkPadも登場

Lenovo 00_m2024年2月26日からスペインのバルセロナで開催されているテクノロジー見本市・MWC Barcelona 2024で、Lenovoが透明なディスプレイに画面を投影するノートPCのコンセプトモデルを発表しました。同時に、修理や部品の交換が簡単にできるようになったThinkPadシリーズも公開されています。

今回LenovoがMWC 2024で発表したThinkBook Transparent Display Laptopは、17.3インチのMicroLEDによる透明な画面やタッチセンサー型キーボードを搭載したノートPCのコンセプトモデルです。 ディスプレイは透明度が最大55%で、後ろから画面の表示が見えます。

透明度は表示が黒ければ黒いほど高く、白くなるほど不透明になります。ピーク輝度は1000nitで、解像度は720pです。





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26 Feb

アップル「折りたたみiPhone」開発凍結か

Screenshot 2024-02-26 09.09.02アップルが開発しているとうわさの折りたたみ式iPhoneの開発が凍結された可能性がある。中国のSNS微博(weibo)でテック系動画ブロガーのFixed Focus Digital氏が2月15日にリークした。  

 同氏によると、サプライヤーが提供したディスプレーパネルがアップル独自の厳しいテスト基準に合格しなかったため、折りたたみ式iPhoneの開発を中止したという。  

 このディスプレーパネルにはサムスンディスプレーのサンプルも含まれているが、内部テストの数日後に故障したと言われている。  





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22 Feb

EIZO、産業向けのタッチ対応スクエア10.4型液晶ディスプレイ

Screenshot 2024-02-22 08.53.13EIZOはこのほど、タッチ対応10.4型液晶ディスプレイ「DuraVision FDX1004T」を発表、4月12日に販売を開始する。スタンドありモデルとスタンドなしモデルの2タイプを用意。価格はオープン、同社Web直販「EIZOダイレクト」販売価格はともに15万6420円だ(税込み)。





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21 Feb

当期赤字100億円に一転、シャープのディスプレーに漂う暗雲

210422_sharp_640シャープのディスプレーデバイス事業に暗雲が漂っている。2024年3月期の連結業績予想は期初計画の当期黒字100億円から一転、100億円の当期赤字への修正に追い込まれた。必達目標としてきた当期損益の黒字化を撤回せざるを得なくなった最大の理由は、「中小型ディスプレーの市況が極めて低調であるため」(沖津雅浩副社長)。23年3月期の大幅当期赤字に引き続きディスプレー分野が足を引っ張る形となった。

パソコンやタブレット端末、スマートフォン、車載など中小型ディスプレーの多くの市場で需要回復がシャープの想定より遅れている。ディスプレー事業は6四半期連続で営業赤字に沈んでおり、24年1―3月期も厳しい状況が続く見通し。





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21 Feb

サムスン電子 世界テレビ販売で18年連続トップ=シェア30.1%

Screenshot 2024-02-21 08.29.22サムスン電子が2023年の世界テレビ販売で30.1%のシェア(売上高ベース、以下同じ)を獲得し、18年連続1位を記録したことが19日、英調査会社オムディアの調べで分かった。

 量子ドット技術を用いたサムスン製QLEDテレビは販売台数831万台を記録した。同社が2017年にQLEDテレビを発売してから23年までの累計では約4400万台となった。

 2500ドル(約37万5000円)以上のハイエンド市場ではシェア60.5%を記録した。22年の48.3%から12.2ポイント拡大した。





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20 Feb

【VGP2024】シャープ、有機ELテレビ「FS1ライン」批評家大賞 受賞インタビュー

I_65FS1_hamekomiシャープから新たに登場した、プレミアムクラスの有機ELテレビ「FS1ライン」。ノーベル賞でも話題になった「量子ドット技術」を活用した有機ELパネル、第2世代「QD-OLED」を搭載したモデルで、独自の画像処理エンジンとディスプレイ技術を投入して、圧倒的な高画質を実現。同時に優れた音質も認められて、オーディオビジュアルの総合アワード「VGP」映像音響部会で「批評家大賞」が授与されました。

プロが推した理由、受賞の背景とは? 審査委員長である大橋伸太郎氏による特別インタビューでお届けします。





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20 Feb

中国BOEが折りたたみパネルで市場シェア1位に、サムスンディスプレイ抜く:23年10~12月

Screenshot 2024-02-20 08.51.07中国パネル最大手の京東方科技集団(BOE)が、折りたたみパネルの出荷枚数で韓国のサムスンディスプレイを超え、市場シェア1位となった。

ディスプレイ業界専門の調査会社「DSCC」によると、23年10~12月期の折りたたみパネル市場で、BOEのシェアが急上昇して42%となった。
一方、サムスンディスプレイのシェアは7~9月期の76%から36%に急落した。





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16 Feb

OLEDが「快進撃を継続」も、液晶は引き続き大幅赤字 JDI決算

ジャパンディスプレイ(以下、JDI)は2024年2月9日、2024年3月期(2023年度)第3四半期(2023年10~12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比13%減の605億円、営業利益は同44億円増で62億円の赤字、純利益は同35億円減で93億円の赤字となった。

同社がコア事業と位置付ける車載およびスマートウォッチ/VR(仮想現実)など向けは堅調に推移したが、ノンコア事業であるスマホ向け液晶など戦略的縮小を進めたことなどによって減収となった。一方で、営業利益は固定費削減効果やスマートウォッチ向けOLED(有機ELディスプレイ)の黒字化などの製品ミックス改善によって大幅に改善した。ただ、純利益は前年同期に計上した特別利益の剥落や、LCDの関連資産で18億円の減損損失を計上したことが響き、赤字幅が拡大している。





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14 Feb

ファーウェイ、中国スマホ市場で販売台数トップに返り咲く 米制裁後初

g495_img_jpg552中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が、2024年1月1日〜14日の中国スマートフォン市場で販売台数1位となった。19年の米国の制裁実施による販売シェア低迷以降、初の首位奪還を果たした。調査会社「Counterpoint Research」が2月4日に発表したリポートで明らかにした。

成功の原動力となったのは、自社開発のチップ「Kirin 9000S」を搭載したハイエンドスマホ「Mate 60」シリーズだ。





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13 Feb

ジャパンディスプレイの4〜12月、最終赤字379億円に拡大

ジャパンディスプレイが9日発表した2023年4〜12月期の連結決算は、最終損益が379億円の赤字(前年同期は173億円の赤字)だった。エネルギー価格の上昇や資材高で採算が悪化した。不採算のスマートフォン向けや車載向けの液晶ディスプレーから撤退を進める中、液晶の関連資産で109億円の減損損失を計上したことも響いた。

売上高は前年同期比13%減の1803億円。非中核と位置づけ、不採算製品の撤退を進める液晶スマホ向けの売り上げは58%減だった。中核事業は車載向けが1%減、ウエアラブル端末など非モバイル向けが18%増だった。車載向けは利益率の低い汎用品の撤退を進めている。営業損益は276億円の赤字(前年同期は223億円の赤字)だった。





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13 Feb

日本の電機産業、今もなお続く衰退の要因は…シャープ・片山元社長に聞く

Screenshot 2024-02-13 08.58.00元シャープ社長で、液晶パネル事業の躍進と低迷を経験した片山幹雄氏(66)に日本の電機産業の衰退の要因や再興に向けた考え方を聞いた。

今や世界をリードできる日本の電機メーカーはなくなってしまった。半導体や液晶パネル、テレビ、AV(音響・映像)機器、白物家電を手がけていた企業は、ことごとく世界の中で地位を失ってしまった。なぜこうなったのか。

テレビや冷蔵庫の「シャープ」や「パナソニック」といったブランドを維持するため、宣伝広告や新製品開発にかかる多額の投資に耐えられなくなったからだ。総合電機メーカーは、家電で売上高を伸ばせるが利益率が低くもうからないため、半導体や液晶で利益をかき集めて家電を支えていた。





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9 Feb

LG対サムスンの有機EL競争、戦いの軸は輝度から“色”に

SS q01_s現地時間1月7日~10日までアメリカ・ラスベガスで開催されたCES 2024。昨年に続いて現地で取材した麻倉怜士氏が、有機ELはもちろん、マイクロLED、さらには透明ディスプレイまでを含めたサムスンとLGによる「ディスプレイ競争」の未来の行く末を占う。

――今年のCESは製品に関する話題が多かった印象です。

麻倉:ここ数年、CESでAV機器は冷遇されてきました。数年前は自動車ショーになるとも言われ、特にコロナ禍以降は、これまでのCESとはまったく違うものを展示しようという流れが強くありましたが、今年はその揺り返しがあったような印象です。





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8 Feb

【参考記事】LG化学、GMと25兆ウォンの正極材契約…電気自動車500万台分

北米市場で1位のゼネラルモーターズ(GM)と韓国企業の協力関係が強まっている。電気自動車バッテリーから始まった協力関係が、バッテリー素材と電装、半導体にまで続いている。韓米を代表する企業が未来自動車市場をめぐり緊密に協力し新たな自動車同盟も予告している。

6日に韓国を初訪問したGMのメアリー・バーラ会長は7日、短く中身の濃い訪韓日程を終え日本に向かった。バーラ会長はこの日、サムスン電子からLG化学まで主要企業の経営陣と会い、未来自動車の全分野にわたって協力関係を話し合った。





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8 Feb

サムスン電子・李在鎔会長、19の嫌疑全て無罪…未来戦略室の役員も全員無罪

サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長が5日、「経営権違法承継」事件の一審で無罪を言い渡された。2020年9月に在宅起訴されてから3年5カ月を経ての判決だ。李会長と共に裁判にかけられた崔志成(チェ・ジソン)元未来戦略室長、張忠基(チャン・チュンギ)元未来戦略室次長などサムスン電子の元職・現職役員10人も、5日に全員無罪を言い渡された。法曹界からは「検察が無理に起訴した結果」という反応が出た。

 ソウル中央地裁刑事25-2部(裁判長:朴正済〈パク・ジョンジェ〉部長判事)は5日、「(検察の)公訴事実には全て犯罪の証明がない」として李会長に無罪を宣告した。先に検察は、李会長を起訴した際、資本市場法違反、業務上背任、外部監査法違反の三つの罪目を計19の嫌疑に適用した。

 李会長は2015年に第一毛織とサムスン物産を合併し、経営権承継とグループ支配力強化に有利な方向へと株式の相場を操縦したという疑いを持たれた。また、この過程で、第一毛織の子会社だったサムスン・バイオロジクスの粉飾会計に関与したという疑いも持たれた。





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7 Feb

ジャパンディスプレイ(JDI)がスマートリングによるセルフケアサービス発表、独自開発のOPDセンサー搭載

JDI sp_240207jdi_01ジャパンディスプレイ(JDI)は2024年2月6日、東京都内で会見を開き、フレキシブル基板上に形成したOPD(Organic Photo Detector:有機光検出器)センサーを搭載するスマートリングを用いた企業/団体向けの健康見守りサービス「Virgo(ヴァーゴ)」を発表した。
スマートリングと連携するスマートフォンアプリやクラウドアプリケーションなども自社で開発しており、心拍数、血中酸素ウェルネス、睡眠時間、歩数、消費カロリーなどの日常生活における健康管理に必要なライフログを自動的に取得可能で、保健師などの有資格者によるアドバイスや健康に関する情報の提供により利用者の健康意識の向上や行動変容のサポートといった“セルフケア”に主眼を置いたサービスとなる。

 また2024年2月から、岡山大学、あいおいニッセイ同和損害保険、ヴェルト、両備ハッピーライフ両備健康づくりセンターと共同で運送/交通運輸ドライバー向けでの実証実験を開始する他、Virgoの導入を希望する企業/団体向けのトライアル提供も開始する。2024年内には正式なサービス提供を目指しており、5年後の2029年までにユーザー数100万人を目標としている。





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7 Feb

シャープが一転最終赤字に 24年3月期、液晶パネル不振

sharp 2024000000-2シャープは6日、2024年3月期の連結最終損益が100億円の赤字(前期は2608億円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想は100億円の黒字で、一転赤字になる。前期の巨額赤字の主因となった液晶パネル事業の苦戦が続いた。

売上高は8%減の2兆3500億円、営業損益はゼロ(前期は257億円の赤字)を見込む。それぞれ従来予想を2100億円、400億円下方修正した。6日、オンラインの記者会見に出席した沖津雅浩副社長は赤字転落の主因について「スマートフォンやパソコンなど向けの中小型パネルの市況回復が想定よりも遅れている」と説明した。





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6 Feb

サムスンの李在鎔会長に無罪判決、再収監回避で不安要因解消

李在鎔 images韓国のソウル中央地裁は5日、株価操作や会計不正の罪で起訴されたサムスン電子の李在鎔会長に対し、無罪判決を言い渡した。再収監の恐れが取り除かれ、同会長にとって大きな勝利となった。

同地裁の判事は約1時間にわたって判決文を読み上げた。李会長がサムスングループ内で影響力を強める目的で株価操作を行ったことを示す証拠があるかどうかが焦点だった。

会長が無罪判決を勝ち取ったことで、半導体メモリーやディスプレーの製造で世界最大手であるサムスン電子は大きな不安要因が解消されたことになる。同社はスマートフォンでアップルと競合し、新しい分野である人工知能(AI)ではSKハイニックスと厳しい競争にさらされている。





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6 Feb

鴻海、今年の事業「若干良くなる」見通し AI半導体不足も

Screenshot 2024-02-06 09.40.52電子機器の受託生産世界最大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は今年の事業環境について、昨年より「若干良くなる」との見通しを示した。一方で、AI(人工知能)サーバー用半導体が不足するとの見方を示した。

劉揚偉・董事長(会長)は4日、台北で開催された従業員パーティーの合間に記者団に対し「昨年はかなりうまくいったが、第1・四半期にかなり大きな評価損を計上した」と述べた。これはシャープ株に関連する評価損を指している。





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5 Feb

大画面有機ELカーナビ「ストラーダ」がジムニーオーナーに選ばれる理由とは? 開発者が語る7つのこだわり抜いたポイント

pana jimny 004_lフローティング構造をいち早く取り入れることで、限られたスペースでも最大10V型という大画面化を可能にしたパナソニックのカーナビゲーションシステム「ストラーダ」。フラグシップの「F1X PREMIUM10」は、スイング機構による首振りとフレキシブルな角度・位置調整も可能で、国産車500車種以上に取り付け可能な適合車種の幅広さも特徴だ。  

そんなストラーダを近年、コンパクトながら高い走破性を誇るスズキ「ジムニー」に取り付けるオーナーが増えているという。軽自動車であっても大画面ナビのニーズは高いようだが、選ばれる理由は「地図がよく見える」ということだけではなさそうだ。





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2 Feb

XR新規事業加速…シャープが都内に開発拠点

シャープ-dddaa234e91cシャープは仮想現実(VR)や拡張現実(AR)など現実世界と仮想世界を融合したエクステンデッド・リアリティー(XR)を中心とする新規事業を加速する。

31日、同事業の開発拠点「シャープクロスラボ」を都内に開設したと発表した。商品企画や開発、営業など約15人を配置し、連携企業との開発を進める。XR製品の第1弾として今夏に頭部に装着するVRディスプレーの発売を目指す。





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2 Feb

TCLがISE 2024で世界最大の115インチQD-Mini LEDフラットパネルディスプレーやホテルTV統合システムなどのスマートソリューションを発表

Screenshot 2024-02-02 09.11.24大手家電ブランドで、世界の2大テレビブランドであるTCLエレクトロニクス(TCL Electronics)は31日、Integrated Systems Europe(ISE 2024)でスマートオフィス、スマートリテール、スマートホテル向けに設計されたさまざまな製品とスマートソリューションを披露しました。

世界最大の115インチQD-Mini LEDフラットパネルディスプレー、デジタルサイネージディスプレー、双方向のホテルTVシステムなどの最新イノベーションは、TCLの垂直統合型サプライチェーンの力を実証するものです。





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2 Feb

AUO「今年こそパネル景気回復」、AI搭載PCやパリ五輪で

Screenshot 2024-02-02 09.02.21液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪(ポール・ポン)董事長は31日の業績説明会で、AI(人工知能)搭載パソコン発売やパリ五輪などを契機に、パネル市場が回復すると語った。コロナ特需後のパネル需要低迷で、AUOと群創光電(イノラックス)は22年第2四半期(4~6月)から赤字が続いている。1日付工商時報などが報じた。

AUOが同日発表した23年第4四半期(10~12月)の連結売上高は前期比9.6%減、前年同期比20.3%増の633億5000万台湾元(約3000億円)で、純損失は15億1000万元だった。23年通年の連結売上高は、前年比0.5%増の2479億6000万元で、純損失は182億元だった。22年の純損失は211億元で、過去10年で最大の赤字だった。  

23年第4四半期パネル出荷面積は508万6000平方メートルで、前期比13.7%縮小、前年同期比17.7%拡大した。23年通年のパネル出荷面積は2098万5000平方メートルで、前年比9.5%拡大した。





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1 Feb

パナソニック、8200lmの高輝度と省エネを両立したプロジェクター

pana d22091d222パナソニック コネクトは、液晶レーザープロジェクター2種「PT-MZ882J」「PT-MZ782J」を2024年度第1四半期に発売すると発表した。価格はいずれもオープン。  

本製品は、最大8200lmの高輝度と省電力を両立したプロジェクター。昨今の教室・オフィス空間では、明るい空間でも消灯せずに投写できる高輝度なプロジェクターが求めらる一方、省エネ性能も重視されており、高輝度・省エネの両立が課題となっている。  

光学エンジンの最適化で光利用効率を向上させ、低消費電力はそのままに、最大8200lmの高輝度を実現。最大7500lmのMZ782Jは、1ワットあたりのルーメンが17.5lm/wとなり、現行品比でおよそ8.7%向上した。





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1 Feb

JDI、生産を全面再開

ジャパンディスプレイ(JDI) は31日、能登半島地震で配管などに損傷があった石川工場(石川県川北町)について、生産を全面的に再開したと発表した。
石川工場ではフラットパネルディスプレーを製造。
同社は地震による業績への影響について現在精査中としている。 





31 Jan

「Galaxy Z Fold6/Flip6」製造コスト削減で価格ダウンに期待も、新有機EL採用で中国の低価格折りたたみスマホに対抗

SS Foldable 01_m競合の折りたたみスマホに対抗するために廉価版の「Galaxy Z Fold FE」を開発中と報じられたSamsungが、新たな技術開発に取り組んでいるようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Samsungは今年から折りたたみ有機ELディスプレイの製造に新方式を導入するそうです。 これはベゼル部分の加工方法を変えることで、製造コストを削減するというもの。

従来、折りたたみディスプレイのベゼル部分になるフィルムは「マイクロドライプロセス」という方式で印刷されていましたが、インクジェット方式を使うことでより大量に生産できるとみられています。





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30 Jan

月探査機の運用再開「月を見上げてぐっすり眠れる」…太陽電池開発のシャープが安堵の投稿

Screenshot 2024-01-30 09.06.39月面着陸した宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))の月探査機「SLIM(スリム)」の運用再開を受け、太陽電池パネルを開発したシャープ(堺市)は29日、同社公式のX(旧ツイッター)に「今晩は月を見上げてぐっすり眠れるシャープ社員がたくさんいるはず」と投稿した。





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26 Jan

サムスン電子会長、40人の社長団呼んで見せた映像には「iPhoneより残念」

サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長が今月初めに40人以上のサムスングループ系列会社社長団を呼び集め、人工知能(AI)など技術産業の変曲点を点検し、事業計画を協議したことが確認された。李会長はAIがサムスンの主要事業に及ぼす影響が大きくなっているだけに系列会社が積極的に対応して市場を先導するよう呼び掛けた。

韓国財界によると、李会長は2日午後にサムスングループ系列会社社長らと社長団会議を開いた。午後6時ごろから2時間ほど夕食をともにし新年の事業戦略について意見を交わしたという。
この日は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長、具光謨(ク・グァンモ)LG会長、鄭義宣(チョン・ウィソン)現代(ヒョンデ)自動車グループ会長が参加した財界新年賀詞交歓会があった日だ。
李会長は午前10時にソウルの中小企業中央会で財界行事に参加し、夕方に本社ビルで社長団と会ったとみられる。





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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

3.用語辞典(技術・ビジネス・企業)
管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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