指標となるオープンセル(バックライトがついていない半製品)の2月の大口取引価格は、55型が前月比9ドル(5%)ほど高い1枚192ドル前後、32型も4ドル(6%)ほど高い1枚71ドル前後だった。上昇は昨年6月以降9カ月連続で、底値から2倍ほど高い水準となった。
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液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004
January 11, 2021 16:18
December 31, 2020 00:30
203X年、阿部さん(仮名)にとってクルマは自分を開放できる異次元の空間だ。
土曜日の昼下がり。妻と息子は一緒に出かけて自宅にはひとり。金融機関に勤める30代後半の阿部さんは、のそのそと玄関を出てクルマに乗り込む。ぼぉーっとしていた顔から一転、クルマを始動させるとギラギラした顔つきになる。家族に見せる「優しい父さん」でも、職場での「そこそこできるサラリーマン」でもない。
すべての車窓が黒く光り、車内は次第に暗くなる。フロントウインドーに見えていた坪庭のツツジも見えなくなる。漆黒の空間には、徐々に星々が瞬きはじめる。宇宙だ。前面にゲームロゴが浮かび上がる。クルマのハンドルはいつのまにか戦闘機の操縦桿に変わっている。星雲間のワープを本能的に感じ取れるような、ドップラー効果を伴う轟音が鳴り響く。戦闘開始。
December 17, 2020 10:33
Back in November, a report said Apple plans to introduce mini-LED and OLEDs to iPads by 2021. However, an update from several tipsters revealed that the iPad will have OLED displays only by 2022. Now, a report from Korea has more details regarding the display tech that’s coming to the iPads.
According to the report, Apple has made the decision of introducing OLEDs to iPads from 2022. In fact, it has already made requests to suppliers like Samsung Display and LG Display. What is interesting here is the new OLED tech that Apple is reportedly going to use.
大画面☆マニアで、パナソニックの有機ELテレビを取り上げるのは久々だ。
もともとパナソニックはプラズマテレビに最後までこだわり抜いたメーカーであり、自発光パネルを使ったテレビ開発に関しては、他の国内メーカーよりも数段上の知見がある。そんなパナソニックの最新有機ELテレビの実力はいかほどのものなのか。チェックしてみることにした。
なお、今回取り上げたモデルは、55型の4K有機ELビエラ「TH-55HZ2000」だ。実勢価格は約30万円になる。
薄型軽量のイメージが強い「有機ELテレビ」。 確かに映像パネルそのものは薄型軽量だが、実際にテレビ製品となると堅牢な作りとする必要があるため、かなりガッチリとした作りとなる。
TH-55HZ2000も最外周部分は実測で6mm程度の厚みだが、それ以外の部分は、本機よりも薄い液晶テレビもあるだろう。重量も同じで、4K有機ELテレビ製品は意外と重い。
富士通エレクトロニクスは、「第6回 IoT&5Gソリューション展 秋」(2020年10月28~30日、幕張メッセ)において、ドイツ3D Globalが開発した裸眼3Dディスプレイのデモなどを展示した。
3D Globalは、裸眼での3D映像を実現する「オートステレオスコピック3D」技術を展開するドイツ企業で、富士通エレクトロニクスグループが販売、サプライチェーン、技術サポートをグローバルに展開している。
タッチディスプレイは常にスマートフォン体験の中心になるもので、画面の使用時間は通話時間やデータ消費量よりも重要なユーザー測定基準になっている。多くの人にとってスマートフォンのディスプレイはデジタル世界への“主要な窓口”であるため、ディスプレイの品質(視覚的な品質とタッチ体験の両方)がスマートフォンの価値の中核であるのはもっともなことだ。
ディスプレイは、表示領域のサイズから、カメラやセンサー用のカットアウト、デバイス自体の全体的な厚さまで、スマートフォンの物理的な形状に大きく影響する。近年、ディスプレイはスマートフォンの前面全体を覆うように大きくなっていて、ベゼルレスになったり、折り畳めるようになったりしている。