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Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

タッチパネル

6 Feb

光学式タッチ・パネルの開発会社「Neonode」が日本法人を設立

光学式タッチ・パネルの技術を保有する米Neonode社が、日本に100%子会社を設立した。日本での営業と技術サポートを確立することで、日本向け事業の拡大を図るとする。

 Neonode社は、マルチタッチが可能な光学式タッチ・パネル技術を持つ。同社がターゲットとする自動車、事務機器、ゲーム機などの分野において、日本が引き続き高い市場シェアを持っていることから、日本法人を設立して営業体制を強化した。自動車や電気製品の物理的なスイッチがタッチ・パネルに変わっていく中で、自社の技術を日本企業に向けて売り込む考えである。



6 Feb

日立化成、タッチパネル用TCTFの製造ラインを導入

日立化成はタッチパネルの材料である転写形薄膜透明導電フィルム「Transparent Conductive Transfer Film(TCTF)」の量産体制構築のため、新たなフィルム製造ラインの導入を決定したと発表した。
現在、複数の顧客においてTCFTに対する材料評価が順調に進んでおり、2013年度の採用ならびに、TCTF事業の拡大が見込めると判断し、山崎事業所(茨城県日立市)にフィルム製造ラインを導入し、10月の稼働開始を目指すという。



1 Feb

シャープ、高感度タッチパネルシステムを60型4K2K液晶に搭載し公開

シャープ タッチパネル
シャープは1月30日、S/N比が従来比約8倍の高感度タッチパネルシステムを報道陣に公開した。同システムは独自の並列駆動方式の静電容量方式タッチパネルで、高感度で手袋着用や2mmのペン先入力、マルチタッチにも対応する。さらに、低雑音アンプを技術を応用したことにより、液晶モジュールからのノイズを受けにくく、センサシートと液晶モジュールの間に設ける必要があったスペースをなくし、薄型化が実現できる。また、5~60型まで同じコントローラで対応するためユーザーインターフェースの共用が可能で、ソフトウェア開発負担を軽減できる。



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24 Jan

タッチパネルの洋華(Young Fast Optoelectronics)、1.2億台湾元投じてベトナム工場の生産拡充へ

タッチパネル・メーカーの洋華光電(Young Fast Optoelectronics)は4日、418万3000米ドル(約1億2100万台湾元)を投じてベトナム工場の生産規模を拡充する考えを明らかにした。同社はこれまでベトナム工場に8982万米ドルを投じた。同社はベトナム工場を、中型および大型タッチパネル生産の拠点とする方針。
現在、ベトナム工場で生産しているタッチパネルの最大サイズは13インチおよび14インチで、Ultrabookに搭載される。


22 Jan

タッチパネル用OCA/OCR市場と技術分析

スマートフォンやタブレットPCの普及でスマートモバイル時代が到来した。従来の携帯電話は通信機能に特化していたが、スマートモバイル機器の性能はノートPCに近く、無線での高度作業や余暇を楽しめる様になった。これに伴い、ディスプレイ性能の重要性は更に強調され、特に、モバイル機器の屋外視認性への要求が高まっている。高性能ディスプレイはディスプレイの高価販売メリットよりも、ユーザーの健康と効率性確保 メリットが大きい。情報が競争力となっている 今では、いつでもどこでも情報を簡単に得られる高性能ディスプレイは現代社会の発展に貢献していると言えよう。
 そこで、タッチパネルとディスプレイ(LCD、OLED)の間のエアギャップ(air gap)を充填して視認性向上を図ることは多用なメリットがある。現在、ミドルエンド級以上のスマートフォンはダイレクトボンディング(フルラミネ-ション)でエアギャップを除いた製品が市場の中心だった。



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19 Jan

Acer、タッチスクリーン同盟への関与を全面否定

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Acerは1月14日にマスコミ発表されたタッチスクリーンサプライヤーの同盟に関して全面的に否定した。Acerの広報担当者は,これが誤った情報だと発表した。Acerは現状のコア事業に集中し、ブランド価値と営業利益率を向上させる研究部門を強化し、マーケティングに集中すると明らかにした。また、同社は全ての台湾のタッチスクリーン連合とは全く関連がないとコメントした。

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18 Jan

In-cell touch technology(インセル タッチパネル) to be used in 170 million handsets during 2013, says IEK

Approximately 170 million handsets sold in 2013 are expected to use in-cell touch technology, according to the Industrial Economics and Knowledge Center (IEK) under the Taiwan government-sponsored Industrial Technology Research Institute (ITRI).

IEK said that approximately 25% of mid-range and high-end handsets sold in 2013 are expected to use the technology, indicating that yields for the technology are increasing and that handset makers are looking to make their devices thinner and lighter.

IEK also said that it expects in-cell technology's CAGR over the next four years to be at 25%.



16 Jan

2013年 タッチパネル市場動向 タッチコントローラIC

ルネサスエスピードライバは、タッチコントローラICとLCDドライバICの機能をワンチップ化したシステムLSIの開発を発表した。同製品は、スマートフォン向けインセルLCDパネルでの採用が想定されている。
インセルパネルは、昨年iPhone5に採用されたことで高い注目を浴びた。インセルパネルはパネル内部のTFTアレイ基板にタッチセンサを形成する方式であり、構造上ドライバICによる画素駆動とタッチパネル機能の検出をワンチップで処理する一体型ICの搭載に適している。一体型が搭載されることによって、ノイズ処理の効率化、端末の小型化、コストダウンなどのメリットが見込まれる。
一体型の開発は、タッチコントローラICメーカーよりもLCDドライバICメーカーが先行している傾向にある。ドライバIC事業の採算性が悪化しているため、タッチコントローラIC事業にシフトを進めるメーカーが増加している。
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名詞: inn



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16 Jan

(台湾) タッチパネル産業連盟、官民連携で発足へ

台湾タッチパネル産業の強化を目的に官民挙げての「産業連盟」が、2月の春節(旧正月)までに誕生する見通しとなった。韓国がタッチパネルを「国家戦略産業」と位置付けて振興を図ると伝えられる中、同産業で世界シェアの約5割を占めながら川上と川下でリソースが分散している現状を改善し、サムスン電子などの追撃を防ぐことが狙いだ。14日付経済日報が報じた。
 「台湾タッチパネル産業連盟」は、台湾初のタッチパネルの業界組織となる。発起人はタッチパネル搭載ノートパソコンを推進しているPCブランド大手、宏碁(エイサー)の王振堂董事長で、既に経済部が構想への支持を決めた。現在、参加を決めたのはタッチパネル用ICのアジア最大手、敦泰科技(フォーカルテック・システムズ)のみだが、▽聯発科技(メディアテック)▽米エヌビディア▽宸鴻集団(TPKホールディング)▽勝華科技(ウィンテック)▽華碩電脳(ASUS)▽宏達国際電子(HTC)──など、川上ICメーカーからタッチパネルメーカー、製品ブランドまで、関連企業に参加を呼びかけていく。同連盟の初代会長は、王エイサー董事長と工業技術研究院(工研院)の徐爵民院長が共同で務めるとみられている。



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10 Jan

静電容量式タッチパネル用カバーガラス・製造法・性能

cover glass process
化学強化されたカバーガラス市場は静電容量式タッチパネルと共に急成長している分野だ。
タッチパネル用カバーガラスの市場規模は2011年の5億6,840万枚から2012年には37.2 %増の7億8,200万枚になるとみられる。さらに2013年には、スマートフォンやタブレットPCが2桁成長を継続しており、デジタルカメラ、PND、AIO PC、ノートPCに静電容量式タッチパネルの採用度が高くなっている。
これに伴いカバーガラス市場も2012年に比べ35.4 %増の10億764万枚の市場になる。



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1 Dec

Hanwha (ハンファ) L&C、忠清北道のタッチパネルクラスタ構築

韓国の資材大手ハンファグループのHanwha L&Cは、来年下半期まで忠清北道の産業団地にある同社の事業所に、TSP( Touch Screen Panel )工程の全てを一箇所に集中させ、最適生産システムを備えたクラスタを構築する計画だと伝えた。
同社は今回のクラスタ構築によってTSP製品関連材料や部品の国産化を先導し、技術力だけでなく生産性も向上させ、韓国製品の競争力を高めると伝え、共同研究開発や製造だけに限らず、共同購入などのマーケティング活動も並行して進める方針だ。




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1 Dec

タッチパネルはインセル型と2層ITOフィルム型が主流に

米NPD DisplaySearchは11月26日、タッチパネルはインセル型と2層ITOフィルム型が今後の主流になっていくとの予測を発表した。タッチパネルには薄型・軽量が求められており、この要求を2つの技術は満たすものと見ている。インセル型は2012年、携帯電話市場で7.5%以上の製品に採用される見込みだが、2018年までに同16.7%へ拡大していく見通し。2層ITOフィルム型は、2012年のタブレットPC向け静電容量方式タッチパネルのうち、5%を占めるとした。



24 Nov

タッチパネル用OCA/OCR市場

スマートフォンやタブレットPCの普及でスマートモバイル時代が到来した。従来の携帯電話は通信機能に特化していたが、スマートモバイル機器の性能はノートPCに近く、無線での高度作業や余暇を楽しめる様になった。これに伴い、ディスプレイ性能の重要性は更に強調され、特に、モバイル機器の屋外視認性への要求が高まっている。高性能ディスプレイはディスプレイの高価販売メリットよりも、ユーザーの健康と効 性確保のメリットが大きい。情報が競争力となって いる昨今では、いつでもどこでも情報を簡単に得られる高性能ディスプレイは現代社会の発展に貢献していると言えよう。
 そこで、タッチパネルとディスプレイ(LCD、OLED)の間のエアギャップ(air gap)を充填して視認性向上を図ることは多用なメリットがある。現在、ミドルエンド級以上のスマートフォンはダイレクトボンディング(フルラミネ-ション)でエアギャップを除いた製品が市場の中心だった。



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15 Nov

Windows8搭載PC用タッチパネル

10月26日に発売開始されたWindows8は、特長として投影型静電容量タッチパネルへの最適化を前面に押し出している。
PCメーカー各社がWindows8に合わせてタッチパネル搭載のノートPCやAIO(All in One PC)を発売しているが、タッチパネル搭載モデルの今後の普及拡大については大きな課題がある。
タッチパネルを採用したPC端末は以前から製品化されている。しかし、操作性が現在ほど向上しておらず、さらにタッチパネルのコストが高かったことから普及が進まなかった。
Windows8は、アイコンをタイル状に表示するユーザーインターフェースやフリックによるスクロール操作を取り入れるなど直感的な操作性を重視し、タッチパネルの操作性を向上させている。



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10 Nov

2013年のタブレット市場動向

iPadが市場の半数を占有してきたタブレット市場において、iPadに挑む新しいタブレット端末の投入が相次いでいる。これまでのタブレット市場では、圧倒的な規模を誇るiPadに対し他の端末は劣勢に立たされていた。しかし2012年下半期を迎えて、GoogleのNexusシリーズやAmazon Kindle Fire HD、MS Surfaceなど戦略製品の投入が続いている。
相次ぐ戦略製品の投入により、タブレット市場は価格セグメントやアプリケーションが多様化してきた。
Nexus7やKindle Fire HDの7”モデルは199ドルからのスタートとなっており、従来のiPadが形成していた500ドル前後の価格帯とは異なるユーザー層を開拓している。やや割高ではあるが、Appleはこれらの商品群に対応して、iPad miniを329ドルで投入した。また、iPad2を文教用途(学校教育用)に積極展開するなど、アプリケーションの拡大を図っている。



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7 Nov

2013年のタッチパネル市場

タブレット向けで、フィルム基板を採用した投影型静電容量方式タッチパネルが増加している。11月2日に発売されたAppleのiPad miniは、COPフィルムをベースとしたフィルム一枚方式(GF2)と呼ばれる新方式を採用している。
従来のフィルムセンサは、ガラスセンサと比較してローコスト、軽量性などの面で優位性があるものの、フィルム2枚にITOセンサを取り付ける方式が主流であったため透過率に課題があった。iPad miniに採用された方式は、フィルム1枚の両面にITOセンサを構成(DITO)しており、2枚方式よりも透過率が大幅に向上しているのが特長である。



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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

3.用語辞典(技術・ビジネス・企業)
管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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