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Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

太陽電池

21 Feb

台湾太陽電池にダンピング仮認定=米ITC

米国際貿易委員会(ITC)は14日、台湾・中国で製造された太陽電池が不当に安い価格で輸入されており、米国内の太陽電池産業に打撃を与えているとの仮認定を下した。
今後判断が確定すれば6月にも暫定の反ダンピング(不当廉売)関税率が決定する見通しだ。対象となっているのは電池やモジュールの、新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)など10社余り。今年3月末にさかのぼって適用される見通しで、業界全体の受注への悪影響が懸念されている。16日付経済日報などが報じた。
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13 Feb

Yingli/Trinaの太陽電池モジュール出荷シェア、2013年Q4は合計15%に

米NPD Solarbuzzは1月、中国Yingli Green Energyと中国Trina Solarの2013年第4四半期における太陽電池モジュール出荷シェアが合計15%になったと発表した。2013年の両社合計の出荷量は5.8GW。2013年第4四半期のモジュールメーカー上位20社の合計出荷量は史上最高の7.6GWに到達し、初めて7GWの壁を超えた。また、成長率は前期比9%増、前年比44%増となった。

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5 Feb

太陽電池製造装置向け投資額は2015年に新たな上昇局面へ

米NPD Solarbuzzは1月30日、太陽電池製造装置向け投資額が2015年に新たな上向き局面に突入すると発表した。2013年は過去8年間で最低の17億3000万ドルに落ち込んだものの、今後半年間で太陽電池需要が45GWに上り、2年間に及んだ設備投資の下降局面にようやく終止符が打たれることになるという。2015年は、バリューチェーンの各
段階におけるTier 1メーカーが中心となって成長を牽引。2017年には100億ドルに達する可能性があるとしている。
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2 Oct

産総研、CIGS太陽電池サブモジュールで変換効率18.34%を達成

産業技術総合研究所は9月27日、CIGS太陽電池サブモジュールで変換効率18.34%を達成したと発表した。ソーダ石灰ガラス基板を用いて作製。スクライビング条件、パターン形状などの最適化を進め、集積化工程により導入される電気的損失を最小限に抑えるとともに、デッドエリアの低減により光学的損失を低減した。
さらに、高い集積化技術と高品質のCIGS光吸収層成膜技術を融合し、サブモジュールとして初めて18%を上回る変換効率を得たとしている。


26 Sep

太陽電池市場でのファブレス企業の実現は困難

米IHSは8月27日、太陽電池市場において半導体市場のファブレス企業のようなファブレス化によるアプローチは困難と発表した。トップクラスの中国・日本メーカーがTier 2、Tier 3メーカーの余剰の製造能力を活用しているが、PV市場全体ではファブレスモデルが大規模に採用されることはほぼないという。その理由として、上位メーカーは高い技術力と生産性を有しており、これらを競争力のある優位性と位置づけていることに加え、業界全体で生産設備が過剰になっていることなどを挙げている。


16 Sep

2013年の世界太陽電池導入量は38GW規模に

米Mercom Capital Groupは9月11日、2013年の世界の太陽電池導入量は前年比23%増の38GW規模になるとの予測を発表した。中国とEUがダンピング問題で和解したことで、貿易摩擦問題は今後も続くとみられるものの、市場に必要とされる分が供給される。
一方、東アジアでは、中国と日本市場では急速なペースでの導入が進んでいる。特に、中国は大気汚染問題などに対処するため、2015年までに35GWの設置を再び目標にするなど、市場は回復基調にあるという。

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27 Aug

京セラ、奥松島「絆」に自社多結晶Si太陽電池モジュール約3.6MWを設置

京セラは8月26日、奥松島「絆」ソーラーパーク(宮城県東松島市)への多結晶Si太陽電池モジュール約3.6MWの設置が完了したと発表した。設置されたモジュール数は1万4616枚で、総出力は約2MW。年間約210万kWhを想定しており、一般家庭の約600世帯分に相当する。同ソーラーパークは、三井物産が運営しているメガソーラー発電所で、東日本大震災の復興支援が目的。

25 Aug

REC Solar、国内の2つのメガソーラーに3.8MW分を供給

ノルウェーRenewable Energy(REC Solar)は国内の2つのメガソーラープロジェクトに合計3.8MWの太陽電池を供給すると発表した。
中部電力グループのシーエナジーが運営するプロジェクトで、東洋紡の三重工場(三重県)を活用した太陽光発電システムと東洋紡・総合研究所(滋賀県)の同システムに設置される。
三重工場のシステムは7月に操業を開始し、発電規模は2.5MW、想定年間発電量は250万kWh。総合研究所の同システムは12月に完工の予定で、発電規模は1.3MW、想定年間発電量は130万kWh。

23 Aug

2014年に世界の太陽電池産業の設備投資は回復へ

米IHSは8月16日、新興国メーカーの生産拡大で世界の太陽電池産業の設備投資は回復すると発表した。2011年の太陽電池向け設備投資額は128億6300万ドルだったが、2012年は前年比72.5%減、2013年も同35.9%減の22億7000万ドルまで落ち込むものの、2014年は前年比30.3%増の29億5700万ドルまで回復すると見ている。地域としては、南米、アフリカ、中東が生産拡大をリードすると予想している。

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9 Aug

シャープ、裏面電極式太陽電池セルの変換効率1.9ポイント向上

シャープは開発中のバックコンタクト(裏面電極)式の新構造太陽電池セルの変換効率を1・9ポイント向上させ、24・2%に高めた。試作したセルは寸法19ミリメートル角と小さいが、大型化して実用化を目指す。同時に効率も高め、2015年春までに実用サイズの150ミリ角で25%を狙う。
シャープはハイブリッド構造のシリコンウエハーにバックコンタクトを採用したセルの開発を進めている。バックコンタクトは電極の働きをする配線をセル裏面に形成する。表面に配線がないためセル全体で太陽光を受けて発電できる。ハイブリッドは単結晶シリコンに薄い非結晶層を成形した構造。
 3月時点の試作セルの寸法は17ミリメートル角、太陽光を電気エネルギーに変える変換効率は22・3%だった。製作プロセスの改良などで効率を高めたという。一般的にセル面積が大きくなると効率は落ちる。効率を高めながら大型化することが実用化に向けた課題だ。

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8 Aug

GE、太陽電池で米ファーストソーラーと提携

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は6日、太陽電池分野で米太陽電池専業大手のファーストソーラーと提携すると発表した。GEが持つ関連技術をファーストソーラーに譲渡。対価としてファーストソーラーの発行済み株式の2%に相当する175万株を受け取る。中国勢との競争が激化する中、両社が強みを持つ薄膜系太陽電池の技術開発を共同で進め、性能やコスト面での競争力を高める。
 提携に伴い、GEはコロラド州で計画していた自前の太陽電池工場の建設計画を撤回。ファーストソーラーの既存の生産拠点を活用する戦略に切り替える。GEは2011年に中堅メーカーの米プライムスター・ソーラーを買収。13年から薄膜系太陽電池の生産を始める計画だったが、市況の悪化を受けて延期していた。
 GEとファーストソーラーは、薄膜系太陽電池の変換効率の向上や生産技術の見直しによるコスト削減などに共同で取り組む。両社はまた、GEが太陽電池モジュールをファーストソーラーから調達し、ファーストソーラーがGEから電力変換装置(インバーター)を調達することでも合意した。
 太陽電池市場は供給過剰による価格下落に、最大市場の欧州の需要減が重なり、メーカーは各社とも苦戦を強いられている。GEとファーストソーラーが手がける薄膜系太陽電池はもともと価格の安さが強みだったが、業界で主流の結晶シリコン系が値崩れした結果、コスト競争力が低下している。

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3 Aug

太陽電池市場, 2013年に日本が2番目の市場に

米NPD Solarbuzz 日本駐在バイスプレジデント(太陽光発電アナリスト)のCharlesAnnis氏は7月30日、第25回ディスプレイサーチフォーラム(7月30日~31日開催)併催講演会で太陽電池市場について講演した。昨年、太陽電池のエンドマーケット需要は1桁成長に留まった。2桁成長しなかったのは、この10年間で初めてのことになる。
今年の需要は35GWを見込んでおり、日本は中国(24%)に次いで2番目に大きな市場(17%)となる見込み。これは北米やドイツ市場よりも大きい。欧州全体の需要は33%の見込み。技術別の需要は、P型マルチ56%、P型モノ28%、N型 5%、CdTe(FirstSolar)6%、a-Siベースガラス3%など。直近1年間(2012.4~2013.3)の国内シェア
は、シャープ24%、京セラ18%、パナソニック15%、ソーラーフロンティア14%、中国Suntech 6%、以下シェア数%の海外メーカーが続く。日本ブランドは7割を超えた。
世界全体のエンドマーケットの需要は「2015年に40GWに達する見込み」と述べた。

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31 Jul

太陽電池セル/モジュール市場は2020年に63.45GWへ拡大

矢野経済研究所は7月29日、2012年の太陽電池セル/モジュール市場が前年比4.9%増の31.97GW(メーカー出荷容量ベース)となり、2020年には63.45GWへ拡大するとの予測を発表した。国・地域の顔ぶれは変わるものの、旺盛な需要が継続して見込め、東南アジアやインド、アフリカ、中近東などの地域が次の成長市場として期待される。
一方、中国の太陽電池部材メーカーは供給部材の品質向上を背景に、封止材やバックシートでシェアを高め、カバーガラスでも中国市場で国産比率がほぼ100%に達した。その結果、中国市場に進出していた日米欧の部材メーカーは販売量を急激に落としている模様。



28 Jul

カネカ、薄膜3層型太陽電池モジュールの販売を開始

カネカは7月24日、薄膜3層太陽電池モジュールの新製品を7月より本格販売すると発表した。新製品は、従来の2層(a-Si/Poly-Si)の間に新たにアモルファス系Siからなる層を追加した3層構造になっており、吸収できる太陽光量を増やすことで大幅な出力向上を実現した。1420×1100mmサイズの量産品と比べ初期出力を10W以上引き上
げることに成功したという。新製品は瓦一体型モジュール、スレート瓦専用モジュール、据え置き型に展開していく。

13 Jul

有機太陽電池(OPV)と色素増感太陽電池(DSSC)は寿命と変換効率の改善が必要な段階

英IDTechEx Senior Technology Analyst Harry Zervos氏は7月9日、Printed Electronics Asia2013(7月9日~10日開催)において、有機太陽電池(OPV)と色素増感太陽電池(DSSC)市場の概況を語った。いずれの太陽電池も、「寿命と変換効率の改善がまだ必要な段階」(Zervos氏)とし、普及のためには様々なポータブル製品に大量に搭載される必要があるとの認識を示した。
今後10年間に、OPV市場は約1億ドル、DSSC市場は約1億4000万ドルまで拡大すると予測。DSSCの応用例としては、「POPラベルやワイヤレスセンサに注目している」(同氏)ことを挙げ、OPVについては発展途上国における活用が期待されるとした。



8 Jul

パナソニック、欧州の太陽電池組み立て工場を来年3月に閉鎖

パナソニックは5日、ハンガリーの太陽電池組み立て拠点を来年3月に閉鎖することを明らかにした。欧州の太陽電池市場の縮小とともに、円安進行で日本でのコスト競争力が高まっていることが背景。ハンガリーの機能は、日本とマレーシア工場に移管する。
現地で4日、発表した。ハンガリー工場は今年9月に生産を停止する。約500人の従業員は原則解雇する。これで、パナソニックの太陽電池組み立て拠点は、昨年12月に生産開始したマレーシア工場とともに、二色の浜工場(大阪府貝塚市)、滋賀工場(大津市)の3カ所になる。
セル生産は、マレーシア工場、二色の浜工場、島根工場(雲南市)の3カ所。今年中に900メガワットとするパナソニック全体の生産能力は変わらない。



18 Jun

シャープ、集光型化合物3接合太陽電池セルで変換効率44.4%

シャープはレンズで集光した太陽光を電気に変える集光型化合物3接合太陽電池セルで、従来比0・9ポイント増の変換効率44・4%を達成し、世界最高記録を更新した。受光面と電極をつなぐ部分の幅を、電極幅と同一にして受光面積を広げた。化合物太陽電池は人工衛星などに使われているが、開発成果をベースに地上用途への展開を目指す。
 化合物系の太陽電池セルはインジウムやガリウムなど、複数元素からなる化合物が材料の光吸収層を持ち、高い変換効率が特徴。開発品は三つの光吸収層を積み上げる独自構造を採用している。



18 Apr

パナソニック、徳島県の大規模発電所に多結晶Si太陽電池を納入

パナソニックは4月16日、徳島県の大規模発電所に自社製の太陽電池モジュールを納入したと発表した。納入先は、同県企業局が整備した出力2MWのマリンピア沖洲太陽光発電所(徳島市)。納入したのは、モジュール変換効率14.7%、最大出力240Wの多結晶Si太陽電池8784枚。
政府の固定価格買い取り制度に基づき、売電電力は年間約238万9000kWhで、一般家庭660世帯分の年間電力量に相当する。売電収入は年約8500万円を見込む。

19 Mar

シャープ、裏面電極で太陽電池セルの変換効率22.3%達成

シャープは電極を裏側に形成したバックコンタクト式(裏面電極)の新構造太陽電池セルの変換効率を0・6ポイント増の22・3%に高めた。試作セルの寸法17ミリメートル角を実用レベルまで大型化して量産を目指す。光エネルギーを電気に変える変換効率を高める手段としてバックコンタクトが注目されている。カナディアン・ソーラーも価格を抑えたバックコンタクト式を製品化するなど各社が開発で火花を散らしている。
 通常、太陽電池はセル表面に銀色の配線がある。配線はセルから電子を集めて、電流として取り出す電極の働きをしているが、配線部分は光を遮るため発電量が落ちる。バックコンタクトはセル表面全体を発電に使え、発電効率を高められる。
 シャープはバックコンタクト式を採用すると同時にセルの構造を変えた。同社は単結晶シリコンをバックコンタクト化したセルを量産済み。



5 Mar

韓国LGエレ、出力300ワットの太陽電池モジュール開発

韓国のLGエレクトロニクスは出力300ワットの大容量太陽電池モジュールを開発した。太陽電池セル60枚で構成する製品としては、世界でも高い水準で、1枚のモジュールでより多く発電できる。日本メーカーは同260ワットが最大級。LGエレは日本市場への投入も検討しているため、日本メーカーの驚異になりそうだ。
 LGエレの同300ワットモジュールは6インチサイズの単結晶セルを使用。セル単体の太陽光を電気に変える変換効率は20・5%以上。中国メーカーなどが同300ワットのモジュールを販売しているが、セルを72枚使った製品が多い。
 セル枚数が少ないとモジュール1枚の面積が小さくなり、スペースを有効利用して発電所を建設できる。
 同社は1日に同280ワットの先行量産を始めた。モジュール変換効率は18・3%。日本市場では発電事業に使う産業用に売り込む。
1 Mar

有機薄膜太陽電池の発電中の劣化、セル蓄積電荷が関与-筑波大が解明

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筑波大学数理物質系の丸本一弘准教授は、安価な次世代太陽電池として期待されている有機薄膜太陽電池の発電中の劣化が、セル内に蓄積された電荷に関与していることを明らかにした。電子スピン共鳴法(ESR)という手法を使って、蓄積された電荷の数を測定し、劣化との関係を調べた。実用化の課題になっている耐久性の向上につながる可能性があるという。



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18 Feb

太陽電池用Poly-Si、スポット価格はまもなく底打ち

米IHSは2月14日、スポット市場における太陽電池用Poly-Siの価格がまもなく底を打つだろうと発表した。全てのPoly-Siのうち、2012年12月のスポット向けの比率は、ピークだった5月の47%から20%まで落ち込んだ。kg当たり平均単価は、2012年2月の31ドルから同年末には20ドルまで下落した。しかし、需要の減少に対応してサプラ
イヤーが減産しており、価格が底に近づきつつあるとしている。
11 Feb

パナソニック、太陽電池の発電性能で世界最高

 パナソニックは太陽電池の発電性能で世界最高を更新した。太陽光を電気に変える効率を現状より0.8ポイント高い24.7%に引き上げ、これまで最高の米サンパワー(24.2%)を上回った。研究成果を住宅分野での製品開発につなげ、価格競争の厳しい同分野での生き残りを目指す。

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 太陽電池はパネルを通じて入ってくる太陽光を電力として取り出す(発電)までに様々なロスが出て、一般にエネルギーの約7~8割を失う。このロスをできるだけ小さくして変換効率を高められれば、より多くの電力を生み出せる。

 パナソニックは太陽電池の中核部材「セル(発電素子)」の表面の膜を改良し、太陽電池内部への太陽光の吸収量を増やせるようにした。発電した電気を効率よく取り出せるよう、電極の材質や形も見直した。




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26 Jan

龍谷大など、地域貢献型メガソーラー発電所を設置

龍谷大学は全国初となる地域貢献型スキームのメガソーラー発電所「龍谷ソーラーパーク」を設置すると発表した。設置場所は同大学深草キャンパス(京都府)および和歌山県印南町の町有地などで、京セラ製の高出力多結晶Si太陽電池を約7500枚設置する。発電能力は約1850kW、年間発電電力量は約190万kWh。総事業費は7億円。



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16 Jan

独試験で「出力低下なし」-パナソニック、太陽電池「PID」耐性を実証

パナソニックは、ドイツのフラウンホーファー研究機構の試験で同社製太陽電池モジュールが、出力低下現象「PID」への耐性が実証されたと15日発表した。
 10台の太陽電池モジュールを50度C、相対湿度50%、正と負の電圧1000ボルトの環境下で48時間試験したところ、出力は低下しなかった。同社によるとPIDは太陽電池セル表面の絶縁層の帯電が原因と考えられているが、同社の「HIT太陽電池」は絶縁層を用いないためPIDは起きないという。



12 Jan

2013年は太陽電池メーカーが統廃合へ

米IHS iSuppliは1月10日、2013年に太陽電池メーカーの間で統廃合が起こると発表した。Poly-Siの製造からモジュール組立までを手掛ける垂直統合型メーカーは、2012年の約500社から2013年に150社程度に減るという。その多くは中国系メーカーで、政府の補助金が存続の手助けになるものの、多くのメーカーが解決には至らないとしている。



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1 Jan

太陽光発電用パワーコンディショナ

2012年7月から再生可能エネルギーの固定価格買取制度もスタートし、太陽光発電は今後の我が国の再生可能エネルギーの柱の1つとして大きな期待が寄せられています。
こうした中、特に太陽光発電システムにおいて、太陽電池にて発電された直流電圧を交流に変換するパワーコンディショナが重要なキー製品となっています。パワーコンディショナは、日射の変化などによる不安定な電力を安定化し、系統の急な変動に対しても順応しながら、電気を系統へ供給していかなければならない他、太陽電池が発電した電力を余すことなく電気系統に送り込むような高効率性が求められています。
パワーコンディショナは方式(PWM制御型・階調制御型)の展開のみならず高効率化と低コスト化を狙い、系統連系の見直しも含め開発が進められています。



16 Dec

結晶Si系モジュール、2012年10月の平均価格が下落

米IHS iSuppliは12月3日、ドイツでの需要低迷を背景に、2012年10月の結晶Si太陽電池モジュールの平均価格が下落したと発表した。モジュールのW当たり平均価格は、欧米・中国・日本などあらゆる地域において、9月から10月にかけて1.9~3.5%のレンジで軒並み下落。カナダのみ5.5%上昇した。11月~2013年1月も下落傾向は続く見通しで、2~5%の下落を見込んでいる。



29 Oct

日の丸太陽電池の“優等生”パナソニックが投資凍結へ

小さな屋根でも高い発電能力を誇る「Hit」シリーズを抱える。旧三洋電機(2010年買収)が育て上げ、“太陽電池のポルシェ”の異名を持つ同製品は、「国内競合メーカーより1~2割高くても売れていた」(住宅施工業者)という優れものだ。
 昨年12月には、国内2工場に加えて、新しくマレーシアに材料から一貫生産できる新工場建設を発表。約450億円を投じて第1期分(年産300メガワット)を建設中だが、敷地内に拡張用の空きスペースを抱えたまま、大型投資は宙に浮くことになりそうだ。13年の商品化を目指していた次世代Hitも、当面は開発のみに絞る。
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19 Oct

ソーラーフロンティア、メキシコにCIS太陽電池を供給

ソーラーフロンティアは10月15日、メキシコの大規模太陽光発電所に1.5MWのCIS太陽電池を供給したと発表した。供給先は、スペインIberdrola傘下のIberdrolaIngenieria & Construccion Mexicoで、メキシコ国営電力会社の5GWの太陽光発電所に設置される予定。中南米では初案件となる。同発電所はメキシコ最大の発電所で、2012年末に稼働する予定。

当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

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