電子書籍
7
Mar
米アップルは6日、日本で電子書籍の販売を始めると正式発表した。講談社や角川グループホールディングス、幻冬舎などの作品を自社のタブレット(多機能携帯端末)「iPad」などに配信する。音楽配信サイト「iTunesストア」で楽曲を購入するのに近い簡便な手順を導入し、使い勝手のよさで米アマゾン・ドット・コムなど先行する電子書店に対抗する。
「iブックストア」の名称で同日、電子書店を開いた。アップルが有料の電子書籍販売を始めるのは日本が51カ国目。同社の電子書籍閲覧アプリ(応用ソフト)の利用者は延べ1億3千万人いるという。
日本でも新刊本も含めて文芸書やコミック数万点をそろえた。同社のiPadは国内タブレット市場で約6割のシェアを持っており、その強みを生かして利用者獲得につなげる。
9
Jan
電子書籍を読むための専用端末、電子書籍リーダーはここ5~6年の間、話題の的だった。しかし、タブレット型端末の小型化が進み、廉価版が発売されるようになった今、ネット通販大手アマゾンの「キンドル」や米書店大手バーンズ・アンド・ノーブルの「ヌック」などの読むことにしか使えない端末の運命が問われている。
市場調査会社IDCによると、2012年の電子書籍リーダーの世界出荷台数は推計1990万台となり、前年の2770万台から28%減少した。これに対して、2012年のタブレット端末の出荷台数は推計1億2230万台に上った。
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市場調査会社IDCによると、2012年の電子書籍リーダーの世界出荷台数は推計1990万台となり、前年の2770万台から28%減少した。これに対して、2012年のタブレット端末の出荷台数は推計1億2230万台に上った。
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17
Nov
激しく同意します、価格破壊が起こらないかぎり日本で電子書籍専用端末は売れないでしょう!
Move to full article10月24日、とうとう、アマゾンが「Kindle(キンドル)」の日本発売を発表した。ほぼ同時に日本版「キンドルストア」もオープンし、日本での電子書籍事業に本格的に乗り出すことになった。そこで、日本にもとうとう本格的な電子書籍時代が到来すると、メディアや一部ファンは騒いでいる。
しかし、それでもなお私は、「電子書籍専用端末の墓場」説は生き続けると思っている。キンドルストアの評判は、なかなかいい。キンドルの予約状況もいいと聞いている。しかし、キンドル上陸によって、これまで続いてきた日本の「電子書籍ガラパゴス」が、そう簡単に変わるだろうか?
9
Nov
凸版印刷のグループの「ブックライブ」は7日、電子書籍専用端末「リディオ」を、12月10日に三省堂書店の店頭やホームページで発売すると発表した。価格は8480円。日本で今月19日から売り出される米アマゾン・コムの端末「キンドル」や、楽天の「コボ」に対抗する。
6インチの白黒画面で電子ペーパーを採用。重さは約170グラムで、NECが製造する。電子書籍を取り込む通信回線の一つとして、高速無線通信「WiMAX(ワイマックス)」に対応。ワイマックスの通信料を無料とし、使い勝手をよくしたのが特長だ。 電子書籍は、小説や漫画など約9万5千作品を購入できる。