DigiTimesによると、韓国Samsung Electronicsや韓国LG Displayは2013年第1四半期もしくは第2四半期に4K2K(3840×2160画素)対応LCDの量産を開始するという。サイズは55/60/65/75型。当初は有機EL(OLED)-TVの生産を先行させる計画だったが、量産に手間取っている他、価格が1万ドル前後と高価なため、市場は限定されることから、4K2K LCD-TVの生産を開始する模様。
4K
2
Dec
ソニーが台湾で、12月7日から2013年1月20日まで小売価格799,900 台湾ドル(27,394 US$)でブラビアKD-84X9000 TVの受注販売を受付ける予定だ。同製品は、84インチウルトラHD(4Kx2K)LCD TVで、ダイナミックLEDエッジタイプバックライトが採用される。ソニーは関心の高い顧客を直接訪問して、製品の評価と販売相談を進める予定だが、同製品は、日本で製造して台湾に出荷されるだろうとソニー台湾はコメント。また、台湾の一部小売店では、同製品の展示も予定していると伝えた。この製品の正式発売は2013年1月21日に各小売店を通じて行われる予定だ。
2
Nov
半導体エネルギー研究所は、13.5型と3.4型の有機ELパネルを、パシフィコ横浜で開催中の「FPD International 2012」に出展した。2012年6月に米国ボストンで開催された「SID 2012」で、シャープと共同で技術発表したもの。国内で一般公開されるのは、今回が初となる。
13.5型品が3840×2160画素(4K×2K)、3.4型品が960×540画素である。精細度は共に326ppiと高い。駆動素子には、IGZO層をc軸方向に結晶成長させた「CAAC(C-Axis Aligned Crystal)」構造と呼ぶ酸化物半導体TFTを用いた。白色有機EL素子にRGB3色のカラー・フィルタを用いてカラー表示を実現する。デバイス構造は、TFT基板とは逆側から光を取り出すトップ・エミッション。3.4型品は樹脂基板を用いることで、フレキシブル対応となった。
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13.5型品が3840×2160画素(4K×2K)、3.4型品が960×540画素である。精細度は共に326ppiと高い。駆動素子には、IGZO層をc軸方向に結晶成長させた「CAAC(C-Axis Aligned Crystal)」構造と呼ぶ酸化物半導体TFTを用いた。白色有機EL素子にRGB3色のカラー・フィルタを用いてカラー表示を実現する。デバイス構造は、TFT基板とは逆側から光を取り出すトップ・エミッション。3.4型品は樹脂基板を用いることで、フレキシブル対応となった。
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28
Oct
「近未来のテレビにワクワクする」のもCEATECの楽しみの1つ。“フルHDの次のテレビ”として期待されている4Kテレビやスーパーハイビジョン(8K)、そして話題のIGZOなど、先端技術を駆使したCEATEC出展のテレビを集めてみた。
「4Kは単にパネルを大きくすればいいというものではなく、4Kの情報量を出力する必要がある。レグザエンジンCEVO 4Kによって微細なテクスチャーやきらめく輝き感を復元することができ、従来のハイビジョンでも4Kならではの高精細な映像を楽しめる」
IGZOはIndium(インジウム)、Gallium(ガリウム)、Zinc(亜鉛)、Oxygen(酸素)から生成される酸化物半導体で、シャープが世界で初めて量産化に成功している。今回のCEATECでは、優れた技術・製品に贈られる「CEATEC AWARD 2012」で、IGZOが経済産業大臣賞を受賞した。
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