米ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を基に16日付経済日報などが報じたところによると、スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は、中国の大手通信キャリアとの提携が奏功し、第3四半期に中国スマートフォン市場で280万台を販売、前期比倍増を達成した。成長著しい中国は、来年にも欧米に代わり同社にとって最も売上高の大きい市場になる可能性があり、業績回復の鍵を握りそうだ。
HTCは、2010年に中国市場に進出。提携先である多普達通訊(ドゥーポッド)を通じて販売を行っていたが、伸び悩んでいたため、11年に大手通信キャリアの中国移動通信(チャイナ・モバイル)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国聯合通信(チャイナ・ユニコム)と提携。今年第3四半期は市場シェアを5.8%と、前期から一挙に2倍以上に拡大させた。
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