31
Oct
ジャパンディスプレイ(JDI)は10月25日、紙のような自然な見栄えで動画表示できる7.03型の超低消費電力反射型カラーディスプレイを開発したと発表した。反射型LCDの散乱層を新たに開発し、光学設計を最適化。低温Poly-Si(LTPS)の特徴を生かした画素内メモリ技術により、超低消費電力を実現している。高反射率仕様品の解像度は1024×768画素で、反射率は40%、NTSC比は5%、コントラストは30:1。この他、高色純度仕様の製品も開発している。
31
Oct
DigiTimesによると、10月23日に発表された「iPad mini」や第4世代「iPad」、13型 「MacBook Pro」、21.5/27型「iMac」など米Apple製の新製品に採用されているパネ ルに関して、韓国LG Display(LGD)が最大のサプライヤーになったという。iPad miniのパネルは、LGDのIPS技術や台湾AU Optronics(AUO)の「AHVA」技術が採用さ れているが、AUO製パネルの採用は少なかった模様。
31
Oct
友達光電(AUO)は29日、自社開発したIGZO(酸化物半導体、イグゾー)を使った10.1インチタブレット型パソコン用の液晶パネルを既にサンプル出荷しており、来年下半期にも量産すると表明した。65インチ液晶テレビ用のIGZOパネルも早ければ来年下半期に量産する。IGZOパネルはコストを抑制でき、中大型パネルの主流になる見通しだ。これまで世界で唯一生産可能だったシャープの量産が遅れ気味とみられる中、AUOが技術で追い付く意欲を見せた形だ。30日付蘋果日報などが報じた。
29
Oct
1.6%。7-9月期の前年同期比の成長率だ。危機というしかない。 第2次オイルショック(1980年)、通貨危機(1998年)、世界金融危機(2008)に続き、また四半期の成長率が2%以下に落ちたからだ。 設備投資の減少が沈滞の大きな要因だ。 成長基盤が揺れているということだ。 まさにこうした沈滞の中に中国の影が見える。
韓国の対中国輸出のうち1、2位を占める品目はLCD(液晶ディスプレー)と半導体。 ほとんど20%を占める。 関連部品まで含めるともっと大きい。 しかし来年からは変化があると予想される。 該当企業が中国に現地生産体制を整えているからだ。 LGとサムスンはそれぞれ中国でLCD工場の建設に入り、半導体の場合、SKハイニックスに続いてサムスン電子も西安に大規模工場を建設中だ。 西安工場には計70億ドルが投資される。 工場が建設されれば雇用も中国に移る。 業界関係者は今後2年間で数万件の高級雇用(短大卒以上)を中国に奪われると見込んでいる。
韓国の対中国輸出のうち1、2位を占める品目はLCD(液晶ディスプレー)と半導体。 ほとんど20%を占める。 関連部品まで含めるともっと大きい。 しかし来年からは変化があると予想される。 該当企業が中国に現地生産体制を整えているからだ。 LGとサムスンはそれぞれ中国でLCD工場の建設に入り、半導体の場合、SKハイニックスに続いてサムスン電子も西安に大規模工場を建設中だ。 西安工場には計70億ドルが投資される。 工場が建設されれば雇用も中国に移る。 業界関係者は今後2年間で数万件の高級雇用(短大卒以上)を中国に奪われると見込んでいる。
29
Oct
小さな屋根でも高い発電能力を誇る「Hit」シリーズを抱える。旧三洋電機(2010年買収)が育て上げ、“太陽電池のポルシェ”の異名を持つ同製品は、「国内競合メーカーより1~2割高くても売れていた」(住宅施工業者)という優れものだ。Move to full article
昨年12月には、国内2工場に加えて、新しくマレーシアに材料から一貫生産できる新工場建設を発表。約450億円を投じて第1期分(年産300メガワット)を建設中だが、敷地内に拡張用の空きスペースを抱えたまま、大型投資は宙に浮くことになりそうだ。13年の商品化を目指していた次世代Hitも、当面は開発のみに絞る。
29
Oct
Foxconnが中国の重慶に300万枚キャパのLCD TV工場を新設するため、重慶市当局と投資協約を締結したことが分かった。新設工場の生産製品の内、半分を欧州市場への輸出を目指している。Foxconnの郭台铭会長は、円滑な労働力の供給と優れた学生のための寮が建設される環境が、重慶市を新しい生産基地として選択した理由として挙げた。Foxconnは2009年にHPと共同で重慶市にノートパソコンの生産工場を建てて運営している。一方、LCD TVでの事業領域を拡大しているFoxconnは、シャープからLCDパネル部品の供給を受け60インチ大型LCD TVをUS$1,199で発売する計画だ。
28
Oct
「近未来のテレビにワクワクする」のもCEATECの楽しみの1つ。“フルHDの次のテレビ”として期待されている4Kテレビやスーパーハイビジョン(8K)、そして話題のIGZOなど、先端技術を駆使したCEATEC出展のテレビを集めてみた。
「4Kは単にパネルを大きくすればいいというものではなく、4Kの情報量を出力する必要がある。レグザエンジンCEVO 4Kによって微細なテクスチャーやきらめく輝き感を復元することができ、従来のハイビジョンでも4Kならではの高精細な映像を楽しめる」
IGZOはIndium(インジウム)、Gallium(ガリウム)、Zinc(亜鉛)、Oxygen(酸素)から生成される酸化物半導体で、シャープが世界で初めて量産化に成功している。今回のCEATECでは、優れた技術・製品に贈られる「CEATEC AWARD 2012」で、IGZOが経済産業大臣賞を受賞した。

28
Oct
米国の市場調査会社であるIHS iSuppliは、「Appleの『iPad mini』の発売によって、7インチ型タブレット端末の市場規模は倍増する」という予測を発表した。IHS iSuppliがこの予測を発表したのは、Appleが7インチタブレットのiPad miniを発表する前のことだ。
IHS iSuppliは、「7インチタブレットの販売台数は、iPad miniの好調が期待されることも手伝って、2011年の1700万台から、2012年は3400万台に、さらに2013年には6700万台に急増する」と予測している。
28
Oct
27
Oct

台湾AU Optronics社(AUO)は2012年10月26日、テレビ向けに酸化物半導体(IGZO)を採用した3840×2160画素で65型のTFT液晶パネルを開発したと発表した。電子移動度や光透過率が高い、ベゼル(縁)が狭い、軽量・薄型で消費電力が小さいといった特徴を備えるという。
同社は同時に50型でフルHD表示が可能なテレビ向け液晶モジュール「Super Narrow Bezel FIM(fully integrated module)」を発表した。ベゼル幅が3.5mmで一般的な競合他社製品に比べて1mm狭いことが特徴という。また、55型で3840×2160画素のテレビ向け液晶パネルも発表。こちらは色再現性がNTSC比96%と高いことが特徴という。
27
Oct
液晶用ガラス最大手の米Corning社は2012年第3四半期の業績を発表した。売上高は20億4000万米ドル(前期比7%増、前年同期比2%減)、純利益は5億2100万米ドル(同13%増、同36%減)である。なお、特別損益を除いた一株当たり利益は0.34米ドル(同10%増、同29%減)。特別損益を含む一株当たり利益は0.35米ドルである。
「予想を大きく上回る成長を見せた」(同社)のが、タッチ・パネル用カバー・ガラス「Gorilla Glass」などを扱うスペシャリティマテリアル部門である。同部門の売上高は、前期比23%増、前年同期比21%増の3億6300万米ドルとなった。
27
Oct
Display部門は、売上高が前年同期比19%増の8兆4600億ウォン、営業利益は1兆900億ウォンだった。前期は900億ウォンの営業損失を計上していたが、当期は黒字に転じた。ハイエンドのスマートフォン向けの有機ELパネルも出荷が大幅に増えているという。また、テレビ向け液晶パネルの出荷枚数も、前年同期に比べて10%台半ばの成長率となった。
Move to full report
27
Oct

華碩電脳(ASUS)は24日、マイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)、Windows8(ウィンドウズ8)搭載のタブレット型パソコン、ノートPCなど6シリーズの新製品発表会を台北とニューヨークで同時開催した。タブレットPCは最低499米ドルと低価格、高スペックを打ち出しており、マイクロソフトの自社ブランドタブレット「サーフェス」への対抗や、アップル「iPad」シリーズへの改めての挑戦に期待が持たれる。25日付電子時報などが報じた。
一方ノートPC「ViboBook」は、入門機種の「S200」が、ディスプレイサイズ11.6インチ、インテルの低電圧プロセッサー「ペンティアム」を採用し、北米価格499米ドル、台湾では1万7,900台湾元(約5万円)と、現在発表されているタッチパネルノートPCの中で最も低価格だ。証券会社は、ViboBookシリーズ2機種の競争力の高さ、他社に先駆けての発売もあり、第4四半期の出荷台数が60万台以上に達して、ASUSはノートPC市場でさらにシェアを伸ばす可能性もあるとの見方を示した。
27
Oct
オルタステクノロジーは、9.6型で3840×2160画素の液晶パネルを開発した。精細度は458ppiと高い。4K×2K映像の表示に対応する「世界最小の液晶パネル」(同社)とする。
放送用モニターなどの業務用機器や映像機器、医療関連機器などに向ける。視野角は上下と左右共に160度、色再現範囲はNTSC規格比で72%。2012年11月に、サンプル出荷を開始する。
独自技術であるHAST(hyper amorphous silicon TFT)をベースに、微細加工技術と液晶配向技術、パネル駆動技術を駆使することで、458ppiという精細度を実現したとする。これにより、2D表示でありながら自然で立体感のある映像表示が可能になったという。
26
Oct
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は23日、タブレット型PC事業部の8?10%に当たる100人以上の解雇を発表した。コンパルの人員削減は初めて。グーグルのアンドロイドOS(基本ソフト)搭載機種が振るわないためと説明した。アップルが米国時間23日に発表した小型タブレットPC「iPad mini」で、非アップル陣営はさらなる苦境に立たされそうだ。24日付工商時報が報じた。
コンパルの呂清雄副総経理は、タブレット市場開拓のため昨年増員したが、出荷が一定規模に達しなかったと語った。今年は出荷倍増の目算が外れ、昨年の200万台と横ばいと見込んでいる。
26
Oct
昭和電工は10月23日、GaN系LEDエピタキシャルウェーハおよびチップの製造事業を会社分割により、100%子会社のTSオプトへ承継させると発表した。12月1日付でTSオプトに会社分割による事業継承を行い、同日付で同社の普通株式70%を豊田合成へ譲渡し、合弁会社にするという。
26
Oct
独Merckとセイコーエプソンは10月24日、エプソンがMerckに対して、有機EL(OLED)ディスプレイ向けインクジェット(IJ)用インク化技術を供与することで合意したと発表した。MerckはIJ方式に対応した長寿命で高品質なOLED材料を、エプソンはOLED材料を溶解してインク化する技術とIJ方式によるインク吐出技術をそれぞれ有する。
今回の提携により、両社の強みを組み合わせてOLEDインクの実現を目指す。
25
Oct
Move to full article通常の薄型テレビに挿し込むと、そのテレビにストリーミングやスマートテレビのような機能を付加できるものだ。筆者は、このような製品が開発されたことに驚きを覚えた。こうした製品は新しく登場したばかりだが、中国のファブレス半導体企業の間で最近、注目を集めている。マルチメディアプロセッサの設計を手掛ける中国の半導体企業の多くは既に、スティック型のストリーミングデバイス市場への参入に向けて、同デバイスの製造メーカーを確保しているという。筆者は、中国深センのApexoneが設計した「MuPad」と呼ばれるUSBベースのスティック型デバイスを目にしたことがある。また、北京に拠点を置くアプリケーションプロセッサメーカーであるNufrontは、HDMIベースのスティックを開発しているという。