鴻海(ホンハイ)グループのChimei Innoluxが、中国本土の中国のChina Electronics Panda Crystal Technology Corporation (CEC Xtal) とHisenseグループ (海信集団:ハイセンス) との間で、投資か同盟協力を議論していると伝えられている。もし今回の協力関係が実現されれば、韓国の競合他社を牽制する台湾と中国本土FPDメーカーとの最初の協力事例となりそうだ。
Chimei Innolux副社長兼スポークスマンのLin Chen-huiはCEC XtalとHisenseの幹部らが最近、台湾北部Chunanの本社と台湾南部サイエンスパークの工場を訪問したが、今回の訪問目的は企業買収ではないと言及した。しかし、この様な中国本土の主要企業によるChimei Innoluxに対する関心は、台湾FPD企業への中国企業からの投資規制を緩和するという政府の計画と今年の9月に黒字転換したChimei Innoluxの経営業績好転に触発されたものと台湾業界筋が伝えている。。
CEC Xtalは、中国の情報技術分野をリードするChina Electronics Panda情報産業グループの子会社で、China Electronics Panda情報産業グループは、CEC Xtalだけでなく、世界最大のモニターメーカーであるGreat WallコンピュータとTPVテクノロジーも所有している。
一方、Hisenseグループは、中国のカラーTV製造分野のリーダーとして、中国製TVの先導的メーカーに位置し、Chimei InnoluxのLCM工場を買収し、LCM生産能力を拡充させ、カラーTV製造コストの削減に興味があると伝えられている。
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