前回、液晶の発見を振り返ってみましたが、それから120年あまり、劣等生の液
晶が表示デバイスの世界を独占してしまっています。
液晶がいかに表示デバイス市場を牛耳っているか、次ページのチャート(販売:表示面積
ベース)を見てください。公開されている調査会社のデーターを寄せ集めてまと
めたものです。
一時期プラズマパネル(PDP)が特に大型テレビの分野で幅をきかけていました。 しかし急速な追い上げをみせた液晶テレビの押し寄せにあい広がりは限定的でした。そして今後数年間を見ていくと明らかに先細りで す。2017年まで一定数は残りますが、とっても心細い存在に陥るようです。
一時期プラズマパネル(PDP)が特に大型テレビの分野で幅をきかけていました。 しかし急速な追い上げをみせた液晶テレビの押し寄せにあい広がりは限定的でした。そして今後数年間を見ていくと明らかに先細りで す。2017年まで一定数は残りますが、とっても心細い存在に陥るようです。
一方、液晶の対抗技術と言われている有機EL(OLED)ですが、今後確かに販売トレンドは 増加傾向です。 しかし、2017年を見てみましょう。どうでしょうか、まだまだわずかなシェアし か取れていませんね。ビジネス的にはとても本格的なものになっているとは言え ないのでは? 勿論もっと早期な立ち上がりを見せる場合もありえますし、場合によっては逆にもっ と鈍い伸びにとどまる可能性もあります。
管理人の見方としては、調査会社はどちらかと言うと新技術については楽観的な 見方をしますので、立ち上がりが加速される可能性は低いと思っています。
以上から液晶が少なくともこれから数年後も、引き続き今のように主流であり続 けると思います。この強さはなぜ? 順に解明を試みるとして、次回は発見された液晶が実用化に向かっていく段階を 振り返ってみたいと思います。
管理人の見方としては、調査会社はどちらかと言うと新技術については楽観的な 見方をしますので、立ち上がりが加速される可能性は低いと思っています。
以上から液晶が少なくともこれから数年後も、引き続き今のように主流であり続 けると思います。この強さはなぜ? 順に解明を試みるとして、次回は発見された液晶が実用化に向かっていく段階を 振り返ってみたいと思います。
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