Appleの新製品、サプライチェーンの歩留まり問題で2012年の販売計画に大きな影響

Appleへのサプライチェーンによる、iPad miniと21．5インチ、27インチiMacパネル量産に伴う問題が原因で、2013年第1四半期にならなければ、これらの新製品の売上計画が達成されないと見られる。サプライチェーン筋によると、iPad miniに使われるパネルの生産歩留り率はまだ低く、BLUモジュールも供給不足に陥っていると判明、2012年内のiPad mini供給量に影響を及ぼすと予想されている。

現在AUOとLGDがiPad miniのパネルを供給しているが、AUOの生産に支障があり、同社のiPad miniパネルのシェアが当初40％であったのが、22％まで低下したことが分かった。Appleは2012年第4四半期に約1000万台のiPad miniを供給の予定だったが、AUOでの生産支障が原因で約600万台程度の供給に留まるものと予想される。
また、new iMacのパネルはLGDが製造すると伝わっているが、LGDは供給能力が限らた中でiMacパネルを量産するため、こちらも供給への支障が懸念される。