週末に、このUstream番組を見ました。面白かったですね。ジョン・V・ルース大使と北城恪太郎さんによる「日本にスティーブ・ジョブズを出すには?」という企業経営者との朝食会議??
ジョン・V・ルース大使はカリフォルニア州のシリコンバレー出身ということもあり起業家(アントレプレナー)精神が当たり前の環境に育っており、自身の経験に基づいて日本の若者がもっと起業するような社会になって欲しいと訴えていました。
そこで一番必要なのは、成功した人は褒めたたえる意識、それと失敗した人を落胆(discourage)させない社会風土が必要だと。それと起業をサポートする社会の仕組み作りが必要で、アメリカの場合には個人が自分の資金・資産を拠出しなくてもいろいろと会社設立の資金を集める手段があるとのこと。また出資する側が例えば経理や経営といった専門的なサポートもしてあげているようです。もちろんそのような出資をしてもらうためには優秀な提案ができなければならないのが大前提ですが。
北城さんからも日本にエンジェル税制という、創業間もない会社を支援する制度の紹介がありました。あまり知れ渡っていないようですが、このような制度の活用も活性化しないとダメですね。
日本でも最近ぼちぼちと起業から大きく成長する会社が出てきていますね。特に女性の起業も伸びそうな雰囲気。
ただ大使が言うには、世界中いたるところでシリコンバレー化が沸騰しているとのこと。
日本はまだまだ遅れている、経験豊富な中高年がサポーターやメンターとなってもいいでしょう。日本には優秀な若者が多いのですからもっと能力発揮ができて
アントレプレナーが多数出現するようになってほしいものです。その中からスティーブ・ジョブズが出てくるでしょう。


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