シャープは10日、静電容量タイプのタッチパネルシステムの外販を始めると発表した。センサーシートとコントローラーICで構成する。普及している逐次駆動方式に比べて、S/N比(信号とノイズの比)が約8倍と高感度を実現した。
2013年度に合計700万台の出荷を目指す。13年3月15日から5型、7型、20型、60型の計4種類で月60万台の量産に乗り出す。価格は仕様により異なる。
ペン先約2ミリメートルで入力できるほか、複数のポイントを同時認識できるマルチタッチ操作などに対応。手袋を着用しても操作可能という。4型から100型までのディスプレーに組み合わせられる。自社の7型タブレット端末(携帯型
情報端末)などに採用済み。
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