いままでの異常な円高から少し戻っただけで、ドイツや韓国が非難声明を出す、まさにグローバル経済ではビジネスに政治を絡めて自分たちに少しでも不利な動きがあれば機先を制して動きます。
ユーロ安やウォン安で受けてきた恩恵をすっかり棚にあげて相手を攻撃するのです。
3・11のトモダチ作戦という感情に訴える印象深い命名のもと、同盟国アメリカより友好的な援助を受けた一方、原発停止により需要が増えた液化天然ガスを相場の何倍も高い値段でアメリカから買わされているのです。
これらの事実を忘れてはなりません。



何も国と国の外交だけではありません。グローバル化するビジネスでの現場感覚としても、これらを真似るべきとは言いませんが、相手がいつこのような態度で出てくるかわかりません。
色々な可能性を十分想定し、不利益を被らないように心し術を磨いておく必要があります。
経験と実践、スポーツの基礎トレーニングのようにこれらの感覚を磨いておく必要があります。