カナダのスマートフォン(多機能携帯電話)メーカー、ブラックベリー(リサーチ・イン・モーションから社名変更)の新機種「Z10」が22日、米国で発売された。初日の反応は鈍く、同社株価は米・加市場で約8%下落した。
Z10が競争の激しい米市場でどの程度健闘できるかが、ブラックベリー再建の試金石になるとみられていた。
複数のアナリストやメディアによると、先行予約数は精彩を欠き、店頭に並ぶ列も見られず、米国での発売がさえない滑り出しになったとの見方が大勢。
Z10はすでに約25カ国で販売されており、米国では約2カ月遅れでの発売となった。
レイモンド・ジェームズのアナリスト、スティーブン・リー氏は顧客向けノートで、「ブラックベリーにとり戦略上重要とされる米国での販売は、厳しい競争に直面することになるだろう」と述べた。
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