中国の経済紙『北京商報』(4月2日付)は、PC大手の中国レノボ(Lenovo=聯想)が、中国江蘇省南京にある南京シャープ電子のTV工場買収と、液晶テレビ(LCD TV)の開発を手がけるシャープ電子研発(南京)の51%の株式を取得することでシャープと進めている交渉が停滞していると報じた。
スマートTVに進出したレノボが成果を挙げられないでいることや、液晶パネルで提携するEMS(電子機器受託生産)世界最大手、台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)が進める大型TVの製造・販売に影響が出ることを懸念したシャープが、レノボとの提携を決められずにいることで、交渉が長期化すると予想している。
Comment
コメントする