パネル大手の台湾AUO(友達光電)が、PCブランド大手の台湾エイサー(Acer=宏碁)から7.9型タブレットPC用で、タッチ機能を備えた液晶パネルの受注を獲得した模様だ。
台湾紙『聯合報』(5月6日付)が報じたもので、出荷規模は単月50万枚だとしている。さらに同紙は、2013年第2四半期から出荷を始める米HP(ヒューレット・パッカード)の10.1型タブレット用や、米グーグル(Google)の「Nexus 7」次世代モデル用、さらにタッチパネルを搭載したノートPC(NB)用が、AUOにとってタッチ機能搭載パネルの主力になるとしている。
台湾紙『聯合報』(5月6日付)が報じたもので、出荷規模は単月50万枚だとしている。さらに同紙は、2013年第2四半期から出荷を始める米HP(ヒューレット・パッカード)の10.1型タブレット用や、米グーグル(Google)の「Nexus 7」次世代モデル用、さらにタッチパネルを搭載したノートPC(NB)用が、AUOにとってタッチ機能搭載パネルの主力になるとしている。
聯合報が伝えた台湾のPC供給チェーンによると、AUOがタッチ機能付きパネルを受注したのは、エイサーが5月3日(米国時間)に米国で発表した7.9型のAndroid(アンドロイド)タブレット「Iconia A1」。パネルはAUOの独占供給で、2013年5月にはWi-Fiバージョン、同7月には第3世代移動通信(3G)バージョン、同8月には第4世代高速通信(4G)のLTEバージョンを出荷するとしている。
聯合報の伝えた市場調査会社DisplaySearch台北事務所の謝勤益・大中華区副総裁は5月5日、AUOがIconia A1に供給するのは、AUOの広視野角IPSパネルだとの見方を示した。
同紙はまた、AUOがHPから受注した10.1型タブレット用に受注したタッチパネル付きパネルについて、出荷規模は単月100万台で、13年第2四半期中に出荷を始めると報じた。
同紙によると、AUOのタッチ機能搭載液晶パネルの取り組みについて、向富棋・副総経理は、同社がタブレット用とノートPC(NB)用の開発で競合を6カ月先行していると強調。さらに、13年第2四半期の受注が同第1四半期から数倍の規模で増えたことを受け、同社では第3.5世代、4世代、5世代工場において、これまで以上の生産能力をタッチパネル用に振り向けるとしている。
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