台湾紙『経済日報』(5月14日付)によると、市場調査会社DisplaySearchのRichard Shimアナリストはこのほど、韓国LGディスプレイ(LGD)が2013年6月か7月に、アップルの7.9型タブレット「iPad mini」次世代モデル用の高精細Retinaディスプレイの生産を始めるとの見方を明らかにした。
同紙によると、台湾市場では先ごろ、次世代iPad miniに搭載するRetinaディスプレイについて、歩留まりが改善しないことから量産に入れず、販売も延期されるとの観測が流れていた。



経済日報によると、DisplaySearchのShim氏は、iPad mini用パネルのLGDの受注比率について、次世代モデルでは現行モデルよりも拡大したとの見方を示した。また同氏は、韓国サムスン(Samsung)は、次世代iPad miniのサプライヤーから漏れたとしている。
このほか経済日報は台湾市場で流れた情報として、台湾AUO(友達光電)も、初代に続きiPad mini用Retinaディスプレイの受注に成功したと伝えている。