ジャパンディスプレイは今夏、中小液晶パネルの後工程の一部を中国・蘇州市の工場から、茂原工場(千葉県茂原市)に移管することを決めた。茂原工場に自動化設備を導入して作業を効率化し、スループット(処理能力)を高めるとともにコスト削減を狙う。
 移管するのはガラス基板に成膜する前工程と、パネルの組み立て・検査を行う後工程とを橋渡しする作業。中国では同作業において人手が関わる部分も多かった。