中国タッチパネル産業の再編・統合がすでに始まった。タッチパネル産業の川上企業である原材料生産企業の長信科技は先般、川中企業のあるモジュール工場を買収したことが業界の注目を集めた。アナリストは「今後、タッチパネル産業チェーンの再編・統合は加速するだろう」との見方を示している。18日付中国証券報が伝えた。
中国タッチパネルメーカーの信利光電の最高生産管理責任者(CPO)である陳学彬氏は中国証券報に対し、「タッチパネル産業で起ころうとしている再編・統合ブームには、業界企業はすでに準備ができている。産業チェーンの川上・川下企業の統合は必然的な流れである。その主な要因は、タッチパネルの仕上げ段階である表面処理が複雑であり、その上、形や色、構造など顧客のニーズに合わせて決める必要があるということだ。現在、同業種の多くの企業が業務の構成において不完全であるため、今後、前期工程だけで後期の仕上げ処理を取り扱わない企業が統合される可能性が高い」との見方を示した。
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