米国の市場調査会社であるEnvisioneering Groupでリサーチディレクタを務めるRichard Doherty氏は、「パナソニックは、世界中に数多くの研究施設を構える他、再生エネルギーやヘルスケアの分野でもさまざまな製品や強力なIP(Intellectual Property)を有している」と述べる。

太陽電池パネル市場では現在、過剰な生産によって価格が激しく下落し、経営破綻に陥ったメーカーもある。Suntech PowerやRobert Boschなどは、かつて多額の資金を投じて太陽電池市場に参入したが、経営危機に陥り、同市場を撤退する結果となった。ところがパナソニックは、このような状況の中でも、同社の太陽電池事業について、「利益を見込める」との展望を明らかにしている。

Move to full article