QCサークル活動→Six Sigma, かんばん方式→Supply Chain Management, といった日本ローカルで培われてきた優れた経営改善手法、残念ながらその理論的体系化~ITビジネス化~グローバル展開という点を欧米企業に譲っていまっていました。
その第三の矢(今はやりの言い方ですが)がこのMust Read記事(となるか?)。是非ご賞味ください。




最近、欧米の大学の研究者と議論して「なるほど」と思ったのは、日本人はもと
もとデザインシンキング的アプローチを得意としているという認識を彼らは持っ
ています。具体的には、物事をありのままに捉えるとか、あいまいなまま解釈す
るとか、皆で協力するといったことですが、日本人は既にできていたというのが
彼らの認識です。欧米人はそういうことができていなかったので、今後はデザイ
ンシンキングという手法に体系化した上で、皆で協力して新しいものを生み出そ
うと。そういう認識なので、我々とデザインシンキングの議論をするときには
「日本人はもうできているから、日本人にこんな当たり前のことを説明するのは
恥ずかしいけれど…」という姿勢です。これは、意外でした。