タッチパネル最大手の台湾TPK(宸鴻)が、受注の伸び悩みを受け、中国福建省の平潭工場に設置する後工程貼付け業務の生産ラインを、当初計画していた15本から5本にまで大幅に減らすことを決めた模様だ。
台湾紙『経済日報』(7月12日付)が台湾市場の話として報じたもので、米マイクロソフト(Microsoft)の「Windows 8」登場で期待していたタッチパネル搭載ノートPC(NB)の出荷が伸び悩んでいることや、TPKの得意とするカバーガラス一体型(OGS)で、中国政府の支援を背景に中国系業者が台頭していることを受け、TPKが計画を見直したとしている。