京セラは、樹脂フィルムに独自に開発したピエゾ素子を組み合わせたスピーカー「スマートソニックサウンド」の製品化を発表しました。
この製品は、大・中・小の3サイズがラインナップされ、中型サイズで、重さ7g、厚さわずか1mmと、現在主流の電磁式スピーカーに比べて、超薄型・軽量を実現しています。 "真ん中にピエゾ素子という白いセラミクスが見えますが、これは電気をかけるとたわんで振動が出ます。
音楽信号を入れると波打って、その波をフィルム全体に伝えることで、フィルムに共振を与えて、音をたくさん出します。フィルムは柔らかすぎてもダメですし、硬すぎてもダメで、その辺のバランスがひとつのノウハウになっています。
このスピーカーは、ピエゾ素子をベースとした音響デバイスとして世界で初めて、LGエレクトロニクスの曲面型有機ELテレビで実用化されています。
にほんブログ村 ニュースブログ ITニュースへ
にほんブログ村