日本電気硝子(NEG)は韓国法人を通じて、京畿道坡州の産業団地でLCD/OLED用ガラスの製造工場を竣工させ、本格生産を開始した。
同社は昨年5月、京畿道、坡州市と5億ドルの投資協約を締結後、第一段階として産業団地4万㎡に地上7階、延べ床面積4万7,000 ㎡規模のLCD / OLED用ガラスディスク生産ラインを着工した。今後10億ドルを追加投資し、 第2段階、 第3段階の工場を増設する方針だ。 15億ドルの投資は、外国の単一の企業が韓国に投資した最大規模となる。


 滋賀県に本社を置く世界3位LCDガラスメーカー日本電気硝子(NEG)は、マレーシア、米国、韓国、台湾、中国、ドイツなどに生産拠点を置いているが、坡州での工場竣工では250人の雇用創出が生み出され地域経済の活性化に役立つと現地では期待している。
また、NEGの投資でLCDガラス源泉技術を保有する企業が入居し、世界5大ディスプレイメーカーもすべて入居したことで、今後の技術開発や世界市場の先行獲得には有利という点で韓国内の注目が高い。