米コンサルタント会社イーストウィックのバイス・プレジデントでアナリストのマイケル・カネロス氏は、家電業界取材歴30年。現在の家電業界は「非常に興味深い変化が起きている」と指摘する。同氏は「1980年代から90年代にかけて長いこと、ソニーやパナソニックは、世界の家電メーカーで先頭組だった。2000年ごろから、それに自動車メーカーが進出し始めた。トヨタ自動車やホンダのハイブリッドカーがその例だ。07年に日産が電気自動車(EV)を発表し、今まで不可能と思っていたことが現実になった」と、大きな流れをとらえる。
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