評論家の話はあまり真に受けない管理人ですが、わが意を得たりと思った記事がありました。(↓)
"競争力とは何か?~変化に対応し世界を制したサムスンより~...ところで読者の皆様は、「競争力とは何か」と聞かれたら、どう答えるだろうか。日本企業の経営者や技術者の多くは、「コスト競争力」と認識しているようにみえるが、筆者は、競争力とは「消費者に選ばれる力」だと考えている。商品に限らずサービス、あるいは、入学試験や入社試験、競技としてのスポーツなど、すべての競争は、「誰かが誰かに選ばれる」過程だ。そしてそこには何らかの「選ぶ基準」がある。"
お客様は買う価値があると思うから買うのです。Valueを認めてはじめて財布を開くのです。
液晶パネルは従来ノートパソコンやテレビといった用途が主でした。そこにスマートフォンやタブレットという用途が新たに増えました。
ここで思わぬ使われ方をするようになったのです。画面を頻繁に触ったり(タッチ)画面をひっくり返したりということです。
ここで思わぬ使われ方をするようになったのです。画面を頻繁に触ったり(タッチ)画面をひっくり返したりということです。
これは、ユーザーにとってはささいなことのようですが、液晶にとっては大きな試練でした。
画面を触られるとセルギャップが変化しムラムラになったり、また上下反対から見られると画質が違って見えたりということが平気で起こってしまうのが液晶パネルという表示デバイスなのです。
以前、液晶=劣等生と書きましたが、このような弱みを抱えているためです。
とはいっても液晶の中にも、触られたりひっくり返したりといったことに結構強い方式もあります。
これらの用途を見据えながら開発していたとしたらあっぱれですが、偶然「選ばれる基準」に当てはまってしまった(=時代が追いついた)可能性もあります。(もし前者だとしましたら、なかなかの先見性ですが)
長いこと実を結ぶのを待っていたのかそれとも偶然降ってわいたのかはさておき、「競争力」を身に着けたのです。
「選ばれる競争力」がつけば力強い。これからは「選ばれる」ということを常に意識しながらONLY JAPANの仕事をしていくべきと思います。
「選ばれる競争力」がつけば力強い。これからは「選ばれる」ということを常に意識しながらONLY JAPANの仕事をしていくべきと思います。
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