日本ゼオンは10月31日、福井県敦賀市で建設していた斜め延伸位相差フィルム新工場が完成したと発表した。今回の新工場建設は、今後も需要が拡大する中小型用FPDなどの市場要求に応えるもので、富山県内の既存の2拠点(高岡市、氷見市)に続く3番目の拠点となる。
現在、斜め延伸位相差フィルムの生産設備は、富山県の既存の2工場合計で年産1500万m2の生産能力を有しているが、新工場の稼働により同2500万m2となる。
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