シャープは11日、液晶の表示技術を巡る特許侵害があったとしてパナソニック傘下の三洋電機(大阪府守口市)から東京地裁に訴訟を提起されていた問題で、同社と和解が成立したと発表した。両社は11日、特許ライセンス契約を結ぶことで合意した。
三洋電機が保有する液晶パネルとモジュールに関する特許技術を利用する対価として、シャープが三洋電機に38億円を20日までに支払う。併せて三洋電機は訴訟を取り下げる。三洋電機が使用を認める技術には、訴訟対象だったものも含んでいる。
三洋電機への支払いなど発生する費用は、14年3月期の連結業績予想にすでに織り込んでいる。

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