三菱ケミカルホールディングス傘下の三菱樹脂は12月11日、中国江蘇省無錫市(Wuxi)に光学用ポリエステルフィルム加工製品の製造・販売子会社「Mitsubishi Plastics Converting Film Wixu Co., Ltd.」「三菱樹脂光学フィルム(無錫)」を設立したと発表した。中国でLCD-TVの偏光板向けリリースフィルム(離型フィルム)を生産/供給することが目的。今後、約20億円を投じて、従業員数は約40人。資本金は約13億円。2015年4月の稼働を予定しており、初年度に約20億円の売り上げを目指す。ポリエステルフィルムのコーティングラインを導入する。
離型フィルムは、偏光板が他の部材にくっつかないように貼り付ける保護用のポリエステルフィルム。三菱樹脂は同製品を含む液晶用の保護フィルムで約5割の世界トップシェアを確保している。
2015年4月に稼働を開始する予定。
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