米自動車大手フォード・モーターは2日、車体の屋根に取り付けた太陽光パネルを使った充電も可能なプラグインハイブリッド車(PHV)を開発したと発表した。従来のPHVと異なり家庭用電源がなくても充電ができる上、温室効果ガスの排出削減効果も高いのが特色。実用化は未定だが、環境対応車の新たな切り口となりそうだ。
米ラスベガスで7日に始まる家電見本市「インターナショナルCES」で公開する。フォードは実用性を調べる走行試験を重ねるとともに、量産に適するかどうかを検証する。
乗用車「C-MAX」をベースにした試作車は、ガソリンエンジンを併用し長距離走ることが可能。フル充電時には1回のガソリン給油で最大千キロ弱の走行が可能。晴天時に充電すれば、ガソリン1ガロン当たりの走行距離は100マイル(1リットル当たり約42・5キロ)に上ると試算されている。
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