2012年までのタブレット向けタッチパネルは、AppleがiPadでガラスセンサを採用していたことから、ガラスセンサのシェアが5割強を占めていた。
しかし、同社が12年末発売のiPad miniでDITO方式のフィルムセンサの採用を開始、13年モデルではiPad Airもフィルムセンサを採用したことから、フィルムセンサの需要が大幅に拡大している。さらに、GFFを中心に使うSamsung Electronicsや中国のタブレットメーカーが伸長したこともあり、2013年はフィルムセンサが市場シェアの過半数を占めるに至った。
急増するWhite Box製品を含めた中国ローエンド市場では、コストダウン要求が強いことから、タッチセンサ一層タイプのGFが広く採用されている。
一方、タブレット向けOGSタッチパネルは、台湾系のセットメーカーや台湾に製造委託しているメーカーが中心となり採用している。OGSの供給は主に台湾メーカーが行っているが、今後は韓国系、中国系のメーカーの参入が増加していく見込みである。
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