シャープは、2013年12月に業界最高のNTSC比を実現したバックライト用LEDを発表した。
同デバイスは、青色チップと赤色・緑色蛍光体の混色によって白色を得る3波長白色LEDを採用している。3波長白色LEDは、疑似白色LEDと比べて効率面で課題があるが、演色性(NTSC比)を90%程度まで向上することが可能である。
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今回発表したバックライト用LEDは、モバイル液晶から大型液晶までを対象としている。モバイル機器は、機器の使用時間を確保するためにLEDの高効率化が求められるため、効率が良い青色チップと黄色蛍光体の補色による疑似白色が中心に採用されていた。
スマートデバイス向けディスプレイは、高品位な映像の視聴やビジネスユースに対応するために、高画素化が進行している。さらに高演色化の要求が高まっており、高効率化と高演色性の両立が求められるようになって来ている。