米NPD DisplaySearch バイスプレジデント 中小型FPD担当の早瀬宏氏は1月29日、第26回ディスプレイサーチフォーラムにおいて、2013年の中小型FPD市場は前年比28%増の432億9000万ドルになるとの予測を示した。アプリケーションとしてはスマートフォンとタブレット端末が突出して伸びており、「2013年はスマホとタブレットの依存度が高まった年」(早瀬氏)であった。
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国内スマートフォン市場のトピックスとしては、フルHD化が標準仕様に拡大したことが挙げられる。一方、中国市場では、スマートフォンの上級機種で大きな価格破壊が進行。昨年7月と今年1月との比較で見ると、「WVGA系がほぼ価格の変化がないのに対して、HD系は8000円~1万8000円の価格引き下げが進んでいる」(同氏)。2014年については、画面サイズの大型化と中国市場での高精細FPDの低価格化などを注目ポイントとして挙げた。
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