米投資週刊紙バロンズは、韓国サムスン電子の株価は過小評価されており、今年大きく上昇する可能性があるとの見方を示した。
サムスンの経営陣は、第1・四半期の増益は見込めない公算が大きいと警告している。
バロンズは、業界再編がサムスンにとって好材料となり、同社のスマートフォン(多機能携帯電話)の世界シェアが現在の3分の1から半分以上に伸びる可能性があると指摘。1年以内に株価が30%以上上昇する可能性があると指摘した。

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ジェフリーズのアナリスト、SundeepBajikar氏は記事のなかで「サムスンが数カ月後に熾烈なスマホ生き残り競争から浮上したとき、より優位な立場にあるだろう」と指摘している。
同紙は、現在サムスンの株価は2014年の予想株価収益率(PER)の約6.5倍の水準で推移しており、S&P500企業の平均である14.8%を大きく下回っていると指摘。また同社は巨額の現金を保有していると付け加えた。
そのうえで「現在の株価は安すぎる。特にこの現金保有額を考慮するなら、株価が30%上昇するとPERの8倍超となり、より適正な水準となる」と述べた。
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