2012年に約180万個であったFHD以上の解像度モデルの出荷量は、パネルの高精細化に伴い2013年に約1.6億個まで増加した。
端末メーカーが、開発にしのぎを削るフラグシップモデルでは、優れたIC製品を短期間で開発することがICメーカーに求められる。
そのため、リソースが豊富なICメーカーや、カスタム製品に注力するICメーカーが中心になって供給を行っている。
中でもカスタム製品の対応力に優れるルネサスエスピードライバやSamsung Electronicsは、FHD以上の高解像度向け市場でも高いシェアを保持している。一方、台湾ICメーカーの参入は、カスタム製品の対応を強化しているNovatek MicroelectronicsとOrise Technologyの2社に限られている。
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