パナソニック子会社の三洋電機は、「SANYO」ブランドで展開している液晶テレビ事業の工場を中国家電大手のTCL集団に1522万ドル(約15億円)で売却することで合意したことを明らかにした。
3月31日付で合意。TCL子会社のテレビ事業会社TCLマルチメディアが4月30日に、SANYOブランドでテレビを製造しているメキシコ工場を買い取る予定。
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メキシコ工場は「SANYO」ブランドで、米ウォルマート・ストアーズ専用の液晶テレビを製造。2012年度で170万台の販売規模。TCLへの売却後も、2018年3月までの4年間の生産委託契約でSANYOテレビの製造を続ける。
パナソニックは4月1日付で、白物家電の社内カンパニー「アプライアンス社」にテレビ事業を組み込むとともに、三洋の液晶テレビ事業も吸収した。