ガラスを使うタッチパネル用カバーガラス市場は、静電容量式タッチパネル市場の成長と共に今後も継続的成長が予想される。
静電容量式タッチパネル用カバーガラスの市場規模は、2012年の8億9,970万枚から2013年には33.2%増の11億9,840万枚になると見られる。2014年にはスマートフォンやタブレットPC市場が2桁成長を継続するが、同時にノートPCの静電容量式タッチパネルの採用増に伴い14億9,960万枚になり、25.1%増と予測される。2017年には、総市場需要が19億6,930万枚に達すると見られる。
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静電容量式タッチパネル用カバーガラスの市場規模は、2012年の8億9,970万枚から2013年には33.2%増の11億9,840万枚になると見られる。2014年にはスマートフォンやタブレットPC市場が2桁成長を継続するが、同時にノートPCの静電容量式タッチパネルの採用増に伴い14億9,960万枚になり、25.1%増と予測される。2017年には、総市場需要が19億6,930万枚に達すると見られる。
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最近、デジタルカメラ、PND、PMPなどがスマートフォンやタブレットPCに市場を侵食され市場全体の規模が減少してきてはいるが、カバーガラスのタッチパネルモジュールに占めるコスト割合が相変わらず30%台であることから、4インチ以下の製品ではPC/PMMA系カバーレンズ採用製品が増えている。これがカバーガラス市場成長の歯止めになってきている。
10インチ以上の大型カバーガラス(タブレットPCを除く)ではノート PC、AIO PC、LCD モニタ産業用の静電容量式タッチパネル採用度が高くなり、2013年に273.5%の高成長を記録した。
2014年も55.7%の高成長で、2桁成長は2017年まで維持されるものと予想される。ただし、ノート PCやAIO PCなどの大型カバーガラス採用製品の市場規模そのものがスマートフォンやタブレットPCと比べて大きく差をつけられているため、今後も中小型カバーガラスの市場割合が95%以上を占める。
2013年のアプリケーション別面積ベース市場割合では、モバイルフォンが43.3%、タブレットPCが36.0%で、計79.3%を占めて牽引役になっており、2017年には両製品の割合がそれぞれ45.3%と25.8%、計71.1%を占めて過半数を超えると考えられる。ノート PC用の大型タッチパネルは2013年に7.2%を占めたが2017年には11.1%になり、AIO PCやLCD モニタ用タッチパネルも2013年にそれぞれ2.9%と3.0%を占めているが2017年には4.4%と6.6%の面積割合を占め、急成長すると見られる。
10インチ以上の大型カバーガラス(タブレットPCを除く)ではノート PC、AIO PC、LCD モニタ産業用の静電容量式タッチパネル採用度が高くなり、2013年に273.5%の高成長を記録した。
2014年も55.7%の高成長で、2桁成長は2017年まで維持されるものと予想される。ただし、ノート PCやAIO PCなどの大型カバーガラス採用製品の市場規模そのものがスマートフォンやタブレットPCと比べて大きく差をつけられているため、今後も中小型カバーガラスの市場割合が95%以上を占める。
2013年のアプリケーション別面積ベース市場割合では、モバイルフォンが43.3%、タブレットPCが36.0%で、計79.3%を占めて牽引役になっており、2017年には両製品の割合がそれぞれ45.3%と25.8%、計71.1%を占めて過半数を超えると考えられる。ノート PC用の大型タッチパネルは2013年に7.2%を占めたが2017年には11.1%になり、AIO PCやLCD モニタ用タッチパネルも2013年にそれぞれ2.9%と3.0%を占めているが2017年には4.4%と6.6%の面積割合を占め、急成長すると見られる。
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